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労働者自らが会社を所有し、もっとレジリエントな経済に

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    上司にはウンザリですか?
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    (笑)
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    他人のために
    働き お金を稼ぐなんて
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    嫌になりませんか?
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    そもそも 誰なんでしょうか?
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    あなたが働くことで
    もうけている人たちって
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    それは資本家です
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    資本を持っている人たちで
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    あなたに働かせて
    資本を増やしているんです
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    もし 他人のために
    働いてお金を稼ぐのに
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    嫌気がさしているというなら
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    たぶん 私と同じで
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    「資本」主義に
    辟易しているんです
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    皮肉なことに
    私も資本家なんですけどね
  • 0:33 - 0:34
    (笑)
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    私は 小さな事業をやっています
  • 0:36 - 0:39
    コンプトンにある
    Rco Tiresという会社です
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    数年前に ヴァン・ジョーンズが
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    「低所得者層に
    グリーンカラーの仕事を作ろう」と
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    書いているのを読んで
    重く受け止めたんです
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    それでタイヤのリサイクル会社を共同設立し
    今も所有、経営しています
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    これまでの成果は
    とても誇らしいもので
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    4万5千トンものゴムを
    リサイクルしました
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    埋立地に行く運命だった
    8万立方メートル相当の石油資源を新しい製品に
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    生まれ変わらせたのです
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    (歓声)
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    今 雇用しているのは15人ほどで
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    その多くが有色人種で
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    重い罪を犯したことがあります
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    給料は 最低賃金よりも上です
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    そして今や
    全米鉄鋼労働組合にも入っています
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    (拍手)
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    現在 Rcoは
    協同組合の形はとっておらず
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    地域貢献を目指す所有者の
    私有企業です
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    でも いつか協同組合にと
    思っています
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    従業員には
    上司を追放してもらいたいんです
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    上司って私のことですけど
  • 1:30 - 1:31
    (笑)
  • 1:31 - 1:33
    その理由をお話しする前に
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    ことの始まりをご紹介します
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    「どうやってRcoを立ち上げたの?」
    とよく聞かれます
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    「どうやってRcoを立ち上げたの?」
    とよく聞かれます
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    真正直にお答えしますと
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    私は 白人の特権を
    使ったんです
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    白人の特権は 私とRcoを
    こんな風に後押ししてくれました
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    私の祖母は白人で
    1918年に アーカンソー州の
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    プランテーション一家に生まれました
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    祖母は 白人の父親とともに
    石油ブームに乗じて
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    西へと移動しました
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    曽祖父は ユニオン・オイルで
    さまざまな職に就いていました
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    黒人方の曽祖父であったとしたら
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    就けなかった仕事です
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    祖母は美容師になり
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    祖父とともに融資を受けて
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    ウエストロサンゼルスに
    家を建てました
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    その融資も 当時 黒人の家庭では
    決して受けられなかったものです
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    祖父が亡くなってからも
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    祖母は その家を維持できました
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    州政府の仕事をしていた祖父の
    年金や医療保険を
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    受け取ることができたからです
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    これもまた
    1960年代の差別撤廃法施行前には
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    黒人は決して受けられなかった恩恵です
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    さて それから30年が経ち
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    私は学校を卒業し
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    自分の事業を始めようと考えます
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    あるのは借金の山と
    クレジットカード1枚で
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    タイヤ業界での経験もありません
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    でも ほかの人にないものを
    持っていました
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    清潔で安全で 自由の保障された
    住まいです
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    私は 祖母の家に
    転がり込みました
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    お陰で 初めて倉庫を借り
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    初めてのトラックを買い
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    初めての社員に給料も支払えました
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    自分の収入は考えなくて良かったからです
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    食べ物の心配もありませんでした
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    白人の特権があった世代の恩恵を
    直接受けているからです
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    なぜ わざわざ白人の特権について
    お話ししたかと言いますと
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    よく こんな声を聞くからです
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    「そんな会社をもっと作るべきだ
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    Rcoのような会社
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    黒人が所有する事業や
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    女性主導や トリプルボトムライン
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    Ban the Box(犯罪歴を問わない雇用)
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    環境に優しい物作りの会社を増やすべきだ」
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    でも どこに そんな富やお金が
    あるのでしょうか?
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    でも どこに そんな富やお金が
    あるのでしょうか?
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    希望する事業を
    立ち上げるための資本が
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    この地域社会のどこにあるのでしょう?
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    白人方の私の家族を見ると
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    多くの場面で
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    黒人が経済から疎外される一方で
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    白人であったが故に 私の家族は
    様々な機会を手にし
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    富を築くことができていました
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    人種差別と資本主義が
    良き相棒だったからでしょうかー
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    (笑)
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    でも 結局は
    こう自問することになります
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    「なぜ私たちの地域社会は
    破たんしたのか?」
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    破たんする運命に
    あったとかではなく
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    ちゃんと理由があるはずで
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    歴史的な文脈が
    すごく重要になってきます
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    歴史には
    また別の側面もあります
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    『Collective Courage(勇気の共有)』
    という素晴らしい本があります
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    その本では
    何千ものアフリカ系アメリカ人が
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    いかにして
    資金もあまりない中
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    事業や学校、病院を建て
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    農業協同組合、銀行や金融機関を作り
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    ひいては 地域社会そのものや
    自立した経済を
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    作れたのかが
    描かれています
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    彼らのやり方は 共に働き
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    地域社会の財産を活用し
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    互いを信頼して
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    団結を最優先とするものでした
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    何が何でも利益を
    というのではありません
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    ですから 有名人や運動選手が
    貧しい地元にお金を持ち帰るのを
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    ただ待っているような
    必要もなかったのです
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    でも 有名人や運動選手の皆さん
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    お聞きになっていましたら
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    遠慮せずにご寄付ください
  • 4:43 - 4:45
    (笑)
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    彼らが採用したのは
    協同組合型の経済でした
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    資本主義のもとでは
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    黒人の解放のために
    融資されることはないと知っていたからです
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    この本には
    珠玉の例が詰め込まれていますので
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    ぜひ読んでいただければと思います
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    さきほどの問いの答えも
    そこにあります
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    どこから富を得て
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    必要な事業を立ち上げるのか―
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    その答えが
    協同組合型の経済なのです
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    協同組合といっても
    さまざまな形がありますが
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    ここでは「労働者所有」のことです
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    初めて聞かれる言葉かもしれませんが
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    1世紀もの間
    黒人の経済解放を
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    押し進めるのに
    重要な役割を果たしたもので
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    現在も 世界中で広く使われています
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    黒人ウォール街やサパティスタのことは
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    ご存知かもしれませんが
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    もう少し身近な事例を
    ご紹介しましょう
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    今 サウス・ブロンクスに
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    米国最大の労働者所有企業があります
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    Cooperative Home Care Associates
    (在宅ケア組合)という
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    黒人とラテン系アメリカ人の
    在宅ケアワーカーが設立したもので
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    そこで働く人たちは
    今では 生活に十分な賃金を得て
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    フルタイムで働き
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    SEIU(国際サービス従業員労働組合)の
    組合員として福祉や年金も受けられます
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    SEIU(国際サービス従業員労働組合)の
    組合員として福祉や年金も受けられます
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    ここの所有者である女性たちは
    会社が利益を上げた年には
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    その所有権にもとづき
    配当を受けられます
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    つまり ほぼ毎年です
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    ですから 自らの労働で生み出した成果を
    存分に享受できるというわけです
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    それも上司を解雇したお陰です
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    物言う投資家もいなければ
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    金持ちのCEOや
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    形だけの所有者が会社から
    利益をさらっていくことも ありません
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    各人が 合計1千ドルを
    払い込んでいくことで
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    所有権を得て
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    自らの仕事の主になったのです
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    さて このような企業は何百とあり
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    全国で どんどん生まれています
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    そうした動きに
    私はすごく刺激を受けています
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    私たちを搾取している―
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    現在の経済に
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    取って代わるものなのですから
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    また こうした企業があれば
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    大投資家が チェーン店や大規模小売店を
    この地域にまで広げるのを
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    待たなくても良いということです
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    正直に言って
    こういう開発は
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    地域から資源を
    盗んでいくだけです
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    大投資家のせいで
    小さな家族経営の店は廃業し
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    起業家は
    賃金労働者になり下がり
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    私たちのポケットから
    奪われたお金は
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    株主にまわされていくのです
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    こうして抵抗し立ち上がった話に
    感銘を受けた私は
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    ここロサンゼルスで
    数名の仲間と
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    LUCIを立ち上げました
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    LUCIは Los Angeles Union
    Cooperative Initiativeのことで
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    ここロサンゼルスで
    労働者所有型の事業を
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    増やすことを目的としています
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    これまでの成果として
    昨年2事業を生み出しました
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    Pacific Electricという電気会社と
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    Vermont Gage Carwashです
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    この洗車会社は
    ここサウスセントラルにあり
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    ご存知の方もいるかもしれません
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    昔からある会社ですが
    今は20名の労働者で所有、運営されていて
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    全員が労働組合員でもあります
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    (拍手)
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    なぜ 労働組合員所有なのか
    と思われているかもしれませんが
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    実は 多くの合理的な理由から
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    労働運動は自然と
    労働者所有に向けた活動と結びつくのです
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    地域社会にあることが望まれる
    こうした会社を作るには
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    必要なものがあります
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    お金、人、そして教育訓練です
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    組合には これら
    すべてがあります
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    アメリカの労働者階級は
    もう何十年も組合費を払っており
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    組合は それをもとに
    威厳があり
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    まともで民主的な職場を
    作り上げてきました
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    でも 組合の仕事は
    どんどん減る一方です
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    ですから 今こそ
    組合に呼びかけて
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    今ある財務的、政治的な資源を
    最大限活用し
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    この地域社会に 新たに
    組合型で生活賃金を満たす仕事を
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    作り出すべきなのです
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    そして 組合には
    団結の重要性や
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    共同行動の持つ力を理解する
    組合員が
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    たくさんいます
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    組合型事業を増やしたいと
    考えている人たちでもあります
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    ですから 彼らと作っていきましょう
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    組合から学ぶこと
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    自らの過去から学ぶこと
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    仲間から学ぶこと
  • 8:39 - 8:42
    これらは すべて
    成功する上で非常に重要です
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    そこで 最近の事例を
    もう1つ紹介します
  • 8:45 - 8:47
    未来に向けた展望ともなるものです
  • 8:47 - 8:50
    それは スペインのモンドラゴンです
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    モンドラゴンでは 労働者協同組合型の
    企業を中心に社会が成り立っています
  • 8:56 - 8:59
    ここには260以上の事業があり
  • 8:59 - 9:03
    自転車から洗濯機、変圧器まで
    ありとあらゆる製品を作っています
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    現在 この事業全体で
    8万人の雇用があり
  • 9:08 - 9:11
    毎年 1.6兆円以上の
    収入があります
  • 9:11 - 9:15
    どの会社も
    そこで働く人が所有者となっていて
  • 9:16 - 9:21
    大学や病院 金融機関まで
    設立されています
  • 9:21 - 9:25
    サウス・セントラルで
    同じことができたら どうでしょう
  • 9:26 - 9:29
    ジャクソン市のかつての市長も
    同じような考えを持っていて
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    市全体をモンドラゴンのような
    協同組合型経済へ変革しようとし
  • 9:35 - 9:38
    「ジャクソン・ライジング」という
    野心的計画を立てていました
  • 9:39 - 9:40
    モンドラゴンの事例を見れば
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    労働者階級の人たちが共に働き
    そして自らのため
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    互いのため 社会のために
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    物事を決めて行ったとき
    どんなことを成し遂げられるのか
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    よく分かります
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    モンドラゴンが素晴らしいのは
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    私たちが彼らのようになりたいと
    思っている一方で
  • 9:57 - 9:59
    彼らは私たちを
    注視していることです
  • 9:59 - 10:04
    スペインのこの地域は
    国際的な取組みに着手し
  • 10:04 - 10:07
    世界中に 同じような社会を
    もっと作り出そうとしています
  • 10:07 - 10:09
    そのため 組合同士を結び付け
  • 10:09 - 10:11
    LUCIのような組織を支援し
  • 10:11 - 10:14
    労働者所有モデルを
    知らしめようとしています
  • 10:15 - 10:18
    皆さんも この活動に
    加わることができます
  • 10:18 - 10:20
    組合員の方は
    組合の会合に出席してください
  • 10:20 - 10:24
    ご自分の組合が
    労働者所有型の取組みをするようにし
  • 10:24 - 10:25
    自らも参加してください
  • 10:25 - 10:27
    起業家や
  • 10:27 - 10:28
    小さな事業主の方
  • 10:28 - 10:30
    事業を始めようとしている方は
  • 10:30 - 10:33
    LUCI あるいは同じような組織と協働し
  • 10:33 - 10:35
    協同組合型モデルを始めてください
  • 10:35 - 10:36
    政治家の方
  • 10:36 - 10:38
    政治の世界にいる方
  • 10:38 - 10:40
    政治家と話すのが好きな方は
  • 10:40 - 10:44
    労働者所有の事業に融資や支援をする上で
    必要となる―
  • 10:44 - 10:47
    市、州、連邦 あるいは 郡レベルの
    法律を通すよう働きかけてください
  • 10:48 - 10:49
    それ以外の皆さんは
  • 10:49 - 10:51
    私たちの歴史やモデルについて
    詳しく学んで
  • 10:52 - 10:53
    ぜひ支援してください
  • 10:53 - 10:56
    物を買っていただいても
    投資や融資、参加いただくのでも構いません
  • 10:56 - 10:58
    全員の力を合わせなければ
  • 10:58 - 11:02
    もっと公正で持続可能で
    レジリエントな経済は作ることができません
  • 11:02 - 11:05
    それは 私たち自身だけでなく
    子どもの世代にも必要なものです
  • 11:06 - 11:07
    それを踏まえて
  • 11:07 - 11:10
    アルンダティ・ロイの言葉を引用して
    終わりたいと思います
  • 11:10 - 11:11
    それでは―
  • 11:13 - 11:17
    「我々が取るべき戦略は
    帝国に正面から立ち向かうだけではない
  • 11:17 - 11:18
    外堀を埋める手もある
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    息ができないようにし
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    あざ笑い
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    辱しめるのだ
  • 11:25 - 11:26
    我々には 芸術がある
  • 11:26 - 11:27
    文学がある
  • 11:27 - 11:29
    音楽
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    そして聡明さ
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    喜び
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    物怖じしない力もあり
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    我々は語ることができる
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    信じ込まされている虚構ではなく
    自らの物語を
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    企業改革を破たんさせるなら
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    我々がその商品を買わなければ良い
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    彼らのアイデアや
  • 11:49 - 11:50
    彼らの語る歴史
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    戦争
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    武器や不可避の感覚を
  • 11:53 - 11:55
    拒否すれば良い
  • 11:56 - 11:57
    我々は分かっているのだ
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    数では我々が勝り
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    我々が必要とするよりも
    彼らが我々を必要としているのだ
  • 12:03 - 12:05
    別の未来は可能なだけではなく
  • 12:06 - 12:07
    もう そこまで来ている
  • 12:08 - 12:09
    静けさに包まれると
  • 12:09 - 12:11
    その息遣いが聞こえる」
  • 12:11 - 12:12
    ありがとうございました
  • 12:13 - 12:14
    (拍手)
Title:
労働者自らが会社を所有し、もっとレジリエントな経済に
Speaker:
ニキ・オクーク
Description:

今の経済のあり方は変えることもできますーーどんな手段を使ってでも利益を追い求めるのではなく、地域社会や持続可能性、レジリエンス(強靭さ)に価値を置く経済にするのです。ニキ・オクークは、協同組合型の経済に向けて自ら実践した事例を紹介するとともに、どうやって労働者階級の人たちが自らが働く事業を組織化して所有し、そして自らのために判断し労働の成果を享受できるようにすべきか、その展望を語ります。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
12:27

Japanese subtitles

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