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カーク・シトロン:本物のニュースとは

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    私たちはニュースの海に溺れています
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    ロイターだけで1年に
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    350万ものニュース記事を配信しています
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    たった1社で、です
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    そのうちどれ程のニュースが
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    長期的に見て重要なものでしょう?
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    それが「ロング ニュース」の背景にある考え方です
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    これはケビン ケリーやスチュアート ブランドといった
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    TED仲間が設立した
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    ロング ナウ協会によるプロジェクトです
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    私たちが探しているのは
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    50年後、100年後、1万年後でも重要なニュース記事です
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    そのようなフィルターを通して見た時
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    残るニュースは多くありません
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    AP通信の昨年のトップ記事を見てみましょう
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    (ハドソン川の奇跡) これは10年後も重要な話でしょうか?
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    (フォートフッド基地乱射事件) これは?
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    (マイケル ジャクソン死去) あるいは これは?
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    (豚インフルエンザ流行) 本当に?
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    (アフガン紛争) 50年後、100年後でも重要でしょうか?
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    (オバマ大統領就任式) まあ、これは、イカしてましたけど
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    (笑)
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    でも昨年の一番のニュースは経済でしょう
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    私が思うに 遅かれ早かれ
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    今のこの不況は過去のニュースになるでしょう
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    ではどんなニュースが
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    未来に違いをもたらすのか?
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    例えば科学
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    いつか 小さなロボットが
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    血流に乗って体の治療を行うようになるでしょう
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    ネズミでは既に実現されています
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    最近のニュースですが
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    本物の蜂の毒で腫瘍を退治する「ナノ蜂」
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    脳の遺伝子治療
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    人の体内を動き回れる微小ロボット作成
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    資源についてはどうでしょう?どうやって90億人の食を支えるのでしょう?
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    今の60億人分でも大変なのに
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    昨日の話にあったように10億以上の人々が飢えています
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    遺伝子組み換え作物がなければイギリスは飢餓に陥るでしょう
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    ビル ゲイツが農業研究に10億ドルを投資したのは幸いでした
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    世界政治についてはどうでしょう?
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    中国が主導権を握るようになったら 世界は大きく変わるでしょう
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    実際そうなるかもしれません
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    中国はアメリカを抜いて世界最大の自動車市場となり
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    ドイツを抜いて最大の輸出国になりました
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    また 子どもの進路選択に
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    DNA検査を利用し始めています
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    知識の限界を押し広げる様々な方法が見出されています
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    最近はこんな発見がありました
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    アルゼンチンから南極を除く全ての大陸に
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    広がったアリの巨大コロニーの存在
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    自律的に発見を行う科学者ロボット
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    いずれ科学は人間を必要としなくなるかもしれません
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    生き物たちも人間を必要としなくなるかもしれません
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    12万年を経て覚醒した微生物
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    人類がいてもいなくても
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    生命は続いていくように思えます
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    でも昨年で一番のロングニュースを選ぶとしたら
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    月で水が発見されたことです
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    月に植民するのがずっと簡単になります
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    NASAがやらなければ中国がするかもしれないし
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    この場にいる誰かが巨額の小切手を切るかもしれません
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    私が言いたいのは
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    ニュースには長期的に重要なものと
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    そうでないものがあるということです
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    (拍手)
Title:
カーク・シトロン:本物のニュースとは
Speaker:
Kirk Citron
Description:

我々が今接しているニュースの中で、100年後も重要なものはどれ程あるでしょうか?1000個ぐらい?カーク・シトロンの「ロング・ニュース (Long News) 」プロジェクトは、現在重要なだけでなく、何十年も-もしくは何世紀も-響き渡るニュースを集めています。TED2010で、シトロンは我々の将来を形作るかもしれない最近のニュース記事に焦点を当てます。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
03:01
Wataru Narita added a translation

Japanese subtitles

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