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誰かが決めた「普通」を追い求めず自分らしく生きるという選択 | 新居 日南恵 | TEDxSapporo

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    私は大学一年生のときに
    manmaという団体を立ち上げました
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    それから3年 家族留学という
    取り組みを中心に展開をしています
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    家族留学というと
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    「家族で外国語を学びに留学に行くんですか」
    と思われる方もいると思うんですけど
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    これは海外に留学に行くんじゃなくて
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    国内の子育て家庭に若者が留学に行く
    そんな事業です
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    これ 右側が受け入れて下さった家庭
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    左側がカップルで家族留学に
    参加した学生さんです
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    こんな風に 子育て家庭に
    一日密着して 留学に行く
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    それを通して 自分自身の生き方を考え直す
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    そんなキャリアプログラムです
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    実はですね 左側のお二人 カップルなんです
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    自分たちの将来を一緒に考えたい
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    そんな思いで家族留学に
    一緒に参加してくれました
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    最初「カップル留学したいです!」
    って言われたとき
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    これは止めた方がいいのかなって
    ちょっと思いました
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    お互いの人生観を すごく率直に話すので
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    もし合ってなかったら
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    「家族留学が原因で別れました」
    とか言われたら
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    どうしようかなって思ったんですけど
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    でもこの二人も参加して お互いの人生
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    中々自分たちの将来のことって
    改めて話すことってないですよね
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    お互いの将来の話をして
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    今まで参加したカップルたちは
    すごく仲良くなってくれました
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    「別れないで続いてほしいなあ」と
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    いつも願いながら 家族留学をやっています
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    家族留学 何をするかというと
    すごくシンプルです
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    特別なことをする訳じゃありません
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    こうやって子供たちと一緒に遊んだり
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    一緒にお昼ご飯を作ったりします
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    そして その場でわからないことは
    どんどん聞いていきます
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    子供が泣いたときどうするんですかとか
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    これご夫婦で お二人で
    手前の学生さんが話を聞いてるんですけど
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    例えば「お昼ご飯いつもどっち
    作っているんですか?」とか
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    「どうしてこの人と結婚したんですか?」とか
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    「子供が生まれて変わったことって
    何ですか?」とか
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    なかなか聞けないですよね
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    10個上 20個上の人たちに
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    そんなプライベートなことって
    なかなか聞けない
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    でも その人のお家の中に入ったからこそ
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    その人たちの本当の姿を知って
    本当の話を聞くことが出来ます
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    その中で得られた 沢山のヒントを元に
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    自分の人生を改めて考え直して
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    未来に前向きになってもらいたい
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    それが家族留学の企画です
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    なかなか就職活動のタイミングに
    働くってことを考えるんですけど
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    ちょっとその時に将来の結婚・子育てっていう
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    働くの先も意識し始める人が
    大学生世代に沢山出てきています
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    そんなときに 実際に
    子育て家庭に行って話を聞く
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    その経験を通して
    自分自身のキャリアを考えて
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    未来に前向きになってもらいたい
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    それが 家族留学のプログラムです
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    今では こんな風に
    自分のプロジェクト「家族留学」について
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    皆さんの前でお話をするくらい
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    ちょっと勇気を持てています
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    でも 実は 大学一年生の夏
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    私は普通じゃないという風な診断をされました
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    パーソナリティー障害
    そしてADHDという風に
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    病院で言われたことがあります
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    パーソナリティー障害っていうと
    なかなか聞きなれない言葉かなと思います
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    パーソナリティー障害っていうのは
    その人の持っている性格が
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    今の時代の社会的ルールとか 規範に合わない
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    そんな状態を指しています
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    例えば ずっと昔だと お殿様がいて
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    沢山のお嫁さんをとっていた
    時代があったかもしれません
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    でも 今の時代にそれをやると
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    ちょっとおかしい人かなって
    なっちゃいますよね
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    そんな風に 時代によって
    社会のルールは違います
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    そして そのルールに合う部分
    合わない部分があって
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    合う人 合わない人がいます
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    そのように 社会のルールに合わない
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    それをまとめて
    パーソナリティー障害と呼んだりします
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    私自身は
    自分がすごく悲しいなあと思ったときに
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    その気持ちをうまく整理できなくて
    怒っちゃたりとか
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    気持ちを整理するっていうことに
    あんまり得意じゃなかった
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    そんな性格を持っていました
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    それが自分自身も周りも
    苦しめてしまうことがあった
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    だから パーソナリティー障害と診断された
    そんなことがありました
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    普通になれない 普通にならなきゃ
    ずっと私は葛藤していました
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    最初は病名なんてついてなかったんですけど
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    4年前のちょうど今頃
    ここ札幌に旅行に来ていた時に
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    「あなたのその性格さすがにやばいから
    病院行った方がいいんじゃない」
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    そう 当時一番仲の良かった
    友達に言われました
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    すごくショックだったけど
    その一言で踏ん切りがついて
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    一回病院に行ってみよう
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    そういう風に言って病院に行ってみたところで
    この診断をされました
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    最初はすごくショックで
    病名がついたこともすごくショックだったし
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    親しい人に責められたことも
    すごくショックだったし
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    とにかくまずショックでした
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    でも何よりもすごくほっとしました
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    これまでは 私が普通じゃないから
    普通にならなきゃいけない
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    私が普通じゃないからだれかを傷つけている
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    ずっとそう思っていました
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    ずっと頑張って
    でも変われない自分を責めていました
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    でも 診断をされたことで
    普通になれなかったんだ
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    がんばってどうにかなる問題じゃなかったんだ
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    そう思ったら
    すごく肩の荷が下りた気がしました
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    そもそも
    私が追い求めてた普通って何だったんだろう
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    そう考えるようになりました
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    嫌なことをされても笑顔でいなきゃいけない
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    悲しいって思ってもこらえなきゃいけない
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    世の中には 私以外にも
    色んな普通を持っている人がいると思うんです
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    可愛くなきゃ 賢くなきゃ
    コミュニケーション能力あって
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    友達がいっぱいいなきゃいけない
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    でもそんな普通って 実は誰かが決めたもので
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    実態がないんじゃないか そう思うようになりました
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    それから少しずつ 私は普通にならなきゃ
    ていう気持ちから 解き放たれていく
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    そんな感じがしました
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    私はこの診断を受けたこと そして高校時代に
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    NPOカタリバという
    NPOに出会ったことをきっかけに
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    少しづつ 普通じゃなくていい
    そう思えるようになってきた気がします
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    NPOカタリバというのは
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    高校生向けに キャリア教育プログラムを
    やっているNPOです
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    私はここで 沢山の大学生
    そして社会人の先輩達に出会いました
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    私は大学を4年間で卒業して大きな会社に入る
    それが普通だと思っていました
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    でも カタリバで出会った先輩たちは
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    体調を崩して大学を6年くらい
    通っている人もいたし
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    最初に入った大学が合わなくて
    辞めちゃった人もいました
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    私がこれまで知っていた普通とは
    ちょっと違う人たちでした
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    でも だからといって
    その人たちが何か劣っていることはなくて
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    普通じゃない人たちこそ すごく綺麗で
    すごく楽しそうで すごく魅力的に見えました
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    今まで必死に追いかけていた普通を
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    別に追いかけなくてもいいんじゃないか
    そう思うようになったし
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    自分自身の人生を自分自身で決めていく
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    そんなヒントを沢山もらった気がします
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    でも カタリバで出会った人たちは
    キャリアのこと 仕事のこと
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    勉強のことばかりを教えてくれました
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    でも 私には昔から
    もう一つ気になることがありました
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    将来 あったかい家族を作りたいなあ
    ずっとそう思ってたんです
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    でも さっきみたいな診断をされて
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    近しい人との関係すら
    私は上手く作れませんでした
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    そんな私には あったかい家族を作るなんて
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    一生かけても叶わないかもしれない
    そう思っていました
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    でも カタリバで沢山の人に会って
    自分の生き方のヒントをもらって
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    普通じゃなくていい
    色んな考え方を知ることが出来ました
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    だったら それと同じで 沢山の家族に会って
    沢山の家族からヒントをもらったら
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    自分自身のその夢を叶える
    何かきっかけになるんじゃないか
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    色んな家族に会ってみたい
    そういう風に思うようになりました
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    でも 当時の私は
    人前で話すのも全然好きじゃなくって
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    委員長とか部長とか そういうような
    リーダーシップを取るような経験とか
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    新しいことをするような
    経験をしたことがありませんでした
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    そんな私にとっては 色んな家族に
    アポイントを取って 会いに行って話を聞く
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    それはすごくハードルの高いものに
    思われました
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    でも このまま 自分の夢が一生叶わない
    かもしれない そんな気持ちを抱えて
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    頑張っても 頑張っても 近い人との関係を
    上手く築けない
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    どう頑張っても変われない
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    その絶望の中にいるよりは
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    新しいことに挑戦して 死ぬほど失敗して
    死ぬほど悔しい思いをする
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    そっちの方が
    まだよっぽどましなんじゃないか
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    そういう風に思うようになっていきました
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    この辛い 辛すぎる
    今を変えられるかもしれない
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    そんな思いで manmaという団体を
    立ち上げることにしました
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    何もやったことのなかった私は
    とにかく色んな家族を見たい
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    色んなママたちから話を聞きたい
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    そんな思いで 沢山のプロジェクトに
    チャレンジをしました
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    働いているお母さんたちに声をかけて
    インタビューをしました
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    そして 託児所に
    インターンに行かせてもらって
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    家族っていうものを支える
    そんな場所を見に行きました
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    色んな事を1年間トライしてみて
    その結果たどり着いたのが「家族留学」でした
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    実際にその人たちの暮らしを体験して
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    その人たちのリアルな声を
    その場で聞くことが出来る
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    その面白さが後押しをして
    今は全国22の都道府県に広がっています
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    私もこの家族留学を通して
    本当に沢山のことを学びました
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    お父さんお母さんたちも
    すごく自分たちの生き方を模索していること
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    子育ては自分一人でするものじゃなくって
    家族や周りも巻き込んで チームでやること
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    沢山の子育てをしているご家庭から
    沢山のヒントをもらいました
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    そのことは 私の考え方や人との接し方を
    大きく変えていきました
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    そして何より 生き方と同じで
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    家族の在り方にも普通なんてなくて
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    自分らしく 自分達らしくあっていい
    そんなことを教えてもらいました
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    私は一度 普通じゃない
    そんな診断をもらいました
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    でもその後 色んな病院を回って
    色んな意見を求めに行きました
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    そしたら 最初はパーソナリティー障害って
    言われたけど その後ADHDって言われて
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    その後 「まあ広い意味で
    軽度の発達障害があるかもしれないですね
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    まあ 気にするほどのことじゃありませんよ」
    そう言う先生もいました
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    つまり 私が何者か 私が普通か否か
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    それはお医者さんにも誰にも
    決められないんじゃないか
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    どんどんそういう風に
    思うようになっていったんです
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    ずっと普通になりたい
    普通を追い求めていました
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    でも お医者さんだって普通は分からないし
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    人に会えば会うほど 普通なんてどこにもない
    そういう風に思うようになっていきました
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    普通じゃない自分を許せるように
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    普通じゃなくて当たり前なんじゃないか
    そう思うようになっていきました
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    そうしたら
    少しずつ気持ちが楽になっていって
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    自分の出来ないこと 自分の苦手なことを
    認められるようになりました
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    例えば 私ひとりじゃ
    きっとmanmaは大丈夫だとか
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    私の未来はきっと楽しい
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    そんな風に 希望を持って生き続けることは
    難しいときがあります
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    でも そんな時
    「日南恵ちゃんならきっと大丈夫」
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    そう思ってくれる人がいたら
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    その私の足りない部分は少しずつ補完されて
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    私は少し前向きになることが出来ます
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    manmaというチームは
    今10人くらいになります
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    でも 私はみんなの気持ちを
    完全に分かってあげることは出来ません
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    そんな時に みんなと話すことが得意で
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    みんなの気持ちを考えることが得意な
    仲間がサポートしてくれます
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    前は普通になりたくて
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    もっとみんなの気持ち分かるようにならなきゃ
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    感じ取れない私が悪いんだ
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    もっと前向きにならなきゃ
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    なんでこんなにチャレンジできないんだろう
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    普通になれない 自分のところを数えては
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    すごく自分自身を責めていました
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    でも出来ないんだって思うようになったら
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    自分自身を許せるようになったし
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    そのことを知って
    沢山の人が助けてくれるようになりました
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    こうしてmanmaは全国に広がり
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    色んな企業とコラボレーションしたり
    大学とコラボレーションしたり
  • 14:55 - 14:58
    自分じゃ思ってもみなかった所に
    展開をしていきました
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    そして 受け入れ家庭の人達に教えてもらった
    最も大事なことがあります
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    「家族はチームだ」
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    そう教えてもらいました
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    たった一回の数十年の人生
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    この人生を共に歩んでいくためのチームとして
    私たちは家族を持っている
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    私たちはみんな どこか出来るところ
    出来ないところがいっぱいあって
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    出来ないところがあるからこそ
    自然と結びついて チームを作っていく
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    普通じゃないからこそ
    人は結びつき合うんじゃないか
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    普通じゃないって すごく素敵なことだなあ
    そう思うようになりました
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    誰かが決めた普通とか
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    自分が勝手に思い込んでいる
    普通を追い求めるんじゃなくて
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    ただ自分一人として 出来ること
    出来ないこと それを受け止めること
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    そして 出来ないからこそ助けてもらって
    助けてあげて お互いに繋がり合っていく
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    そんな家族や団体や
    そんな支えあえるチームが
  • 16:08 - 16:10
    これからもっともっと増えていったら
  • 16:10 - 16:14
    私たちの未来はもっと明るく
    素敵なものになっていくんじゃないか
  • 16:14 - 16:16
    そう思っています
  • 16:16 - 16:18
    今日はお時間いただき
    ありがとうございました
  • 16:18 - 16:21
    (拍手)
Title:
誰かが決めた「普通」を追い求めず自分らしく生きるという選択 | 新居 日南恵 | TEDxSapporo
Description:

新居日南恵は、若者向けの一日体験プログラム「家族留学」を企画・運営し全国で展開しています。このプログラムは子育て家庭に一日同行し、多様なライフスタイルと直接触れ合うことで、自分らしい生き方を見つけるきっかけとなっています。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
Japanese
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
16:36

Japanese subtitles

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