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Amazon、Apple、Facebook、Googleが、いかに私たちの感情を操っているか

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    [このトークには刺激的な表現が含まれます
    ご自身の判断でご視聴ください]
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    さて これが過去15年間に
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    私の学生6,400人全員が見た
    唯一のスライドです
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    数十億ドル規模の組織を築くには
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    人間のどの本能や器官をターゲットにするか
    明確にする必要があると思います
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    ヒトは人知を超えた存在を
    求める生き物です
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    ヒトの種としての競争優位性は
    脳にあります
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    私たちの脳には
    難解な問いを立てる強健さがありますが
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    残念ながら
    それらに答える処理能力はありません
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    そこで人知を超える存在が
    必要になるのです
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    答えを求めて祈ったり
    頼ったりできる存在です
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    祈りとは何でしょうか?
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    世界に疑問を投げかけ
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    神による介入のようなものを
    期待することです
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    仕組みを理解する必要もありません
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    全知全能の人知を超えた存在が
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    私たちに これこそが正しい答えだという
    権威を与えてくれるのです
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    「うちの子は大丈夫だろうか?」
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    あなたには色々な関心事や
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    仕事や
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    友人関係などがあります
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    子供がいれば
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    我が子に何か悪いことが起こると
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    全てが崩壊してしまいます
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    あなたの世界において
    我が子は太陽だからです
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    「うちの子は大丈夫だろうか?」
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    そうして「扁桃炎の症状と治療」と
    グーグルの検索ボックスに入力します
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    グーグルに寄せられる検索の
    6件に1件は 人類史上
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    誰も問うたことがないものです
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    神父、教師、ラビ、学者、師匠、上司が
    どれほど信頼されていても受ける質問の
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    6件に1件が誰も問うたことがない
    なんてことはないでしょう
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    グーグルは現代人の神なのです
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    検索に あなたの個人情報が
    紐付けられていることを考えると
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    人生でグーグルを誰よりも
    信頼していることに
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    気付くでしょう
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    (笑)
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    さあ 胴体に移りましょう
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    (笑)
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    それ以外にヒトが持つ
    素晴らしい特性のひとつは
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    愛されたい欲求だけでなく
    人を愛する欲求もあることです
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    栄養不足でも
    愛情を十分得られる子供たちは
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    栄養満点でも愛情不足の子供たちより
    健全に成長します
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    しかし 世界中で最も速いペースで
    人口が増えている
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    100歳以上生きる人たち
    「センテナリアン」に
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    仲間入りできる兆候は
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    3つあります
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    重要度の低い順に述べますが
    「遺伝」は思ったより重要ではありません
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    あなたが自堕落な生活を続け
    こう考えたくてもー
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    「ジョー叔父さんは
    95歳まで生きた
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    賽は投げられたんだ」
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    思ったより重要でないのです
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    2番目は「生活習慣」です
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    タバコを吸わず 太り過ぎず
    検診を受けていると
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    早期がんと心血管疾患の約3分の2を
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    予防できます
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    100歳まで生きるための
    1番の兆候または指標は
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    「何人の人を愛しているか」です
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    人の世話をすることで
    監視カメラのような
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    脳内の解像度の低い
    監視カメラのようなものが
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    あなたが付加価値を
    生んでいるかどうか判断します
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    フェイスブックは
    愛されるだけでなく愛したいという
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    私たちの本能的欲求を利用し
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    主に共感を生み出す写真を通じて
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    人間関係を促進し強化します
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    胴体を下る旅を続けましょう
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    アマゾンは私たちの消費器官です
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    私たちには より多くを求める
    本能が備わっています
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    不足は飢餓と栄養失調に繋がります
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    食器棚やクローゼットを
    開けてみると
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    必要量の10倍から
    100倍の物があるはずです
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    どうしてでしょう?
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    不足から生じる不利益は
    過剰から生じる不利益より
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    はるかに大きいからです
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    ですから「より安く より多く」は
    決して廃れないビジネス戦略なのです
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    それは中国の戦略で
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    ウォルマートの戦略でもあり
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    今世界で最も成功している会社の
    戦略でもあります
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    アマゾンです
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    あなたは「より安く より多く」を食べ
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    消化し 筋肉組織や骨格系に
    送り込み 消費します
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    先に進みましょう
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    私たちは基本的な生存本能が
    満たされたと察すると
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    2番目に強力な本能に進みます
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    それは最も強く 最も頭がよく
    最も足が速い種子を
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    世界中にばら撒き 選抜したり
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    最良の種子を選んだりすることです
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    これは時計とは呼べません
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    5年間ゼンマイを巻いたことがないんです
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    これは私のダメ元のアピールです
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    「僕と子作りすれば
    君の子供はきっと強い子になるよ
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    スウォッチの時計をした奴と
    子作りするよりはね」
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    (笑)
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    ビジネスの秘訣は
    非理性的な器官につけ入ることです
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    「非理性的」とはハーバードや
    ニューヨーク経営大学院で言うところの
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    高い利益率と株主利益のことです
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    「子供向け高カロリークリーム」
    のようなもの
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    これではダメ?
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    違いの分かるママが愛されます
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    子供を愛するからこそ
    「我が社のバターを選ぶ」のです
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    第2次世界大戦からグーグル降臨まで
    株主獲得のための
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    最も効果的なアルゴリズムは
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    普通の製品を用いて
    人々の心にアピールすることでした
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    より良い母親、より良い人物
    より良い愛国者になれます
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    普通の「あの」石鹸ではなく
    普通の「この」石鹸を買いさえすれば
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    さて 株主利益に資する1番のアルゴリズムは
    テクノロジーではありません
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    フォーブス400社を見ると
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    相続や金融取引による富豪を除けば
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    富を築くための一番の源は
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    生殖器官にアピールすることです
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    ローダー家や
    ヨーロッパで最も裕福なLVMH
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    2位と3位はH&Mとインディテックス
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    株主利益のために最も非理性的な器官を
    標的にするのです
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    結果としてアップル、アマゾン
    フェイスブック、グーグルの4社は
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    私たちの人となりを崩壊させました
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    神、愛、消費、セックス
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    これらの物事にどんな配分で
    関わるかがあなたを形作ります
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    4社は営利企業として
    私たちの人となりを新たに組み直しました
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    大不況の終わりの時点で
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    これらの企業の時価総額はニジェールの
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    GDPに相当しました
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    今ではインドのGDPに相当します
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    2013年と2014年に
    ロシアとカナダを追い抜いたのです
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    これら4社の
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    時価総額の合計よりも
    多いGDPを持つ国は
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    5か国しかありません
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    でも何かが起こりつつあります
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    ほんの1年前の会話といえば
    「どのCEOが一番キリストに近いか?」や
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    「誰が大統領に立候補するのか?」でしたが
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    逆風が吹き始め
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    彼らのすること全てが気に障ります
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    私たちは彼らの脱税を疑います
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    ウォルマートは大不況以来
    640億ドルの法人税を
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    支払ってきましたが
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    アマゾンが払ったのは14億ドルでした
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    世界で最も成功している企業が
    正当な分担額を支払わないなら
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    消防士や兵士やソーシャルワーカーに
    どう賃金を払うというのでしょう
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    簡単です
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    彼らほど成功していない企業が
    正当な分担額以上を
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    負担するのです
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    「アレクサ これで良いの?」
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    この事態は
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    (笑)
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    アマゾンが過去19か月間に
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    自社の時価総額に
    ウォルマートの時価総額相当分を
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    加えたにもかかわらず
    起こっているのです
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    誰のせい? 私たちのせいです
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    実際に これらの企業を
    追求できる気概を持った監督官を
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    私たちが選ばないからです
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    フェイスブックはEU当局に嘘をつき
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    こう主張します
    「私たちの中核プラットフォームと
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    買収申請中のWhatsAppとの間で
    データの共有は不可能です
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    合併を承認してください」
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    EUは合併を認可した後でーネタバレ注意!
    全てを知りました
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    「まるで だまされた気分だ
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    1億2千万ドルの罰金を課する」
    と言いましたが
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    それでも買収額190億ドルの
    約0.6%です
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    もしマーク・ザッカーバーグが
    0.6%払えば
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    買収が成立する保険に
    入っていたとしたら
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    きっとそうするでしょう?
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    反競争的な行為です
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    25億ドルの罰金
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    30億ドルのキャッシュフロー
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    グーグルの貸借対照表上の
    現金の3%です
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    これはあたかも私たちがこれらの企業に
    こう言っているようなものです
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    「嘘をつき だますのが
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    利口で株主の得になるやり方だ」と
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    私たちは1時間100ドルの
    パーキングメーターに
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    たった25セントの
    罰金を課しているのです
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    嘘は利口なやり方です
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    雇用破壊!
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    メイシーズが店員2人を必要とする時
    アマゾンなら1人で済みます
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    アマゾンが今年見込まれている
    200億ドルの増収を達成すると
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    5万3千人のレジ係や
    店員が職を失うでしょう
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    異常な事態ではありません
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    これは経済界では
    よく起こることですが
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    ここまで雇用破壊が上手い会社は
    ありませんでした
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    これはヤンキースタジアム1杯分の労働者です
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    メディア業界は更に深刻です
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    フェイスブックとグーグルが
    今年見込まれている
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    220億ドルの増益を達成するなら
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    約15万人のクリエイティブディレクター
    プランナー、コピーライターが
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    仕事を失います
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    ヤンキースタジアム2.5杯分の人たちに
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    「あなたはアマゾンのお陰で失業です」と
    言うようなものです
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    現在私たちはニュースの多くを
    ソーシャルメディアで得ています
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    ソーシャルメディアが
    発信するニュースの多くは
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    「フェイクニュース」です
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    (笑)
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    私はここで政治的な話をしたり
    汚い言葉を使ったり宗教について話すことが
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    許されていないので
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    もちろん こんなことは言えません
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    「ザッカーバーグが
    プーチンのビッチになった」
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    こんなこと絶対に言えません
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    (笑)
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    彼らの反論はこうです
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    「フェイスブックはメディア企業でなく
    テクノロジー企業です」
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    独自のコンテンツを作り
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    スポーツリーグから
    独自のコンテンツを買い
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    それに対して広告活動を行えば
    これぞまさしくメディア企業です
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    ここ2、3日
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    シェリル・サンドバーグが「我が社は
    メディア企業でない」と嘘を重ねました
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    フェイスブックは人気から生まれた利潤や
    メディア企業の影響力を
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    堂々と利用しておきながら
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    メディア企業としての責任には
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    アレルギーがあるようです
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    マクドナルドに置き換えれば
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    牛肉の80%が偽物で
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    脳炎を引き起こして
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    正しい判断ができなくなったとします
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    「マクドナルドは悪い企業だ!」と言うと
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    彼らはこう言うのです
    「ちょっと待って 私たちは
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    ファストフード・レストランでなく
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    ファストフード・プラットフォームですよ」
  • 9:36 - 9:38
    (笑)
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    これらの企業とCEOたちは
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    蛍光ブルーとピンクの虹と
    青い毛布に身を包み
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    まやかしで自らの行為を
    日々ごまかしています
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    それはダース・ベイダーや
    アイン・ランドの出現に近いものです
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    なぜなのか? 私たち革新派が
    温和だけれど弱いと思われているからです
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    シェリル・サンドバーグが
    銃所持の権利や中絶反対運動の
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    本を書いたとしたら
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    カンヌに行かせてもらえたでしょうか
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    いいえ
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    彼らの革新的価値観を
    疑ってはいませんが
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    それは株主価値に根ざしたものです
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    革新派は弱いと思われているからです
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    彼らは温和でー
    マイクロソフトの件を覚えてますか
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    彼らは温和そうでなかったので
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    温和な人々を決して調べようとしない
    今の監査よりも
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    ずっと早い段階で監査当局が
    踏み込みました
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    今夜私は飛行機に乗る予定ですが
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    運輸保安官のロイという男から
    身体中を検査されるでしょう
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    帰宅途中に飲酒運転を疑われれば
  • 10:33 - 10:36
    私の体から血液が採取されます
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    でも待って!
    iPhoneには手を出さないで
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    神聖なんですから
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    私たちの新しい十字架です
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    「iPhone X」ではなく
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    「iPhoneクロス」と呼ぶべきです
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    アップルこそが私たちの宗教で
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    スティーブ・ジョブズが
    キリストです
  • 10:50 - 10:53
    生身の人間よりも
    家よりもコンピューターよりも
  • 10:54 - 10:55
    神聖だと判断しました
  • 10:55 - 10:57
    イノベーションと若さへの
  • 10:57 - 11:01
    甚だしい偶像崇拝で
    私たちは完全に制御不能になりました
  • 11:01 - 11:05
    私たちが崇拝するのは
    もはや人間性や優しさではなく
  • 11:05 - 11:08
    イノベーションや
    株主利益を生み出す人々なのです
  • 11:08 - 11:11
    アマゾンは株式市場での勢力を増し
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    ジェダイの超能力すら操れます
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    一瞥するだけで他の業界に
    打撃を与えられるのです
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    ナイキがアマゾンでの販売開始を発表すると
    株価は上昇し
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    他の靴メーカーの株価は下落しました
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    アマゾン株が上昇すると
    残りの小売業株が下落します
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    アマゾンにとっての「明」は
    それ以外にとっての「暗」とされるからです
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    アマゾンがホールフーズを買収した時には
    サーモンを33%も値下げしました
  • 11:32 - 11:35
    ホールフーズ買収を発表してから
    合意までの間に
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    食品小売業を専業とする
    アメリカ最大手のクローガーは
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    時価総額の3分の1を失いました
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    アマゾンがクローガーの11分の1規模の
    食品小売業者を買収したからです
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    私はとても幸運でした
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    買収の1週間前に
    アマゾンのホールフーズ買収を
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    予測していたのです
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    ドヤ顔でメディアでも
    大っぴらに言いました
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    それはアマゾン史上最大の買収でした
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    10億以上の買収は かつてなく
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    「なぜ分かったの?」と聞かれました
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    この誉れ高い観客の皆さんに
    秘密を教えましょう
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    なぜ分かったか?
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    それをこれからお話しします
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    私は1日中アレクサに大声で話しかけ
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    仕組みを理解しようとしていました
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    「アレクサ 高脂肪乳を買って」
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    「高脂肪乳について
    何も見つけられませんでしたので
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    高脂肪乳を買い物リストに追加しました」
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    それから こう言いました
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    「アレクサ オーガニック食品を買って」
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    「オーガニック食品の検索結果は
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    プラム・オーガニック・ベビーフード
    バナナとパンプキン味
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    各110グラムの12個入り
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    合計15ドルです
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    購入しますか?」
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    そして
    この年になるとありがちですが
  • 12:40 - 12:41
    混乱してしまいました
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    「アレクサ ホールフーズを買って」
  • 12:44 - 12:48
    「ホールフーズ社の
    発行済み株式を購入しました
  • 12:48 - 12:49
    1株42ドルです
  • 12:49 - 12:53
    アメリカンエクスプレス・カードに
    137億ドルの請求を上げました」
  • 12:53 - 12:55
    (笑)
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    もっとウケるかと思ったのに
  • 12:58 - 12:59
    (笑)
  • 12:59 - 13:01
    私たちはこれらの企業を擬人化し
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    人生や人間関係で
    誰かのあらゆる些細な行動に対し
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    とても腹が立った時のように
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    自問せずにいられません
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    「なぜテクノロジーに
    こんなに失望しているんだろう?」と
  • 13:10 - 13:13
    私が思うに
    かつてテクノロジーが担っていた
  • 13:13 - 13:18
    1%の株主利益追求と
    99%の人間生活向上という比率が
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    覆ってしまい
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    私たちは完全に人間ではなく
    株主利益に重点を置いています
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    マンハッタン計画では
    10万人もの人が集まり
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    文字通り世界を救いました
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    技術が世界を救ったのです
  • 13:29 - 13:32
    私の母はユダヤ人で 開戦当時は
    4歳でロンドンに住んでいました
  • 13:32 - 13:36
    もし私たちが
    核開発の競争に勝てなかったら
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    母は生き残れたでしょうか
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    無理だったでしょう
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    25年後
  • 13:40 - 13:45
    人類にとっておそらく
    最も感動的な偉業が成し遂げられました
  • 13:45 - 13:46
    月面着陸です
  • 13:46 - 13:49
    43万人のカナダ人、英国人
    米国人が集結し
  • 13:49 - 13:51
    ごく基本的な技術をもって
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    月面着陸に成功しました
  • 13:53 - 13:56
    今 世界中から集まった
    70万人もの
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    最も優秀で聡明な人々が
  • 14:00 - 14:04
    ゴム銃や水鉄砲の代わりに
    文字通り
  • 14:04 - 14:05
    レーザーで遊んでいます
  • 14:05 - 14:07
    彼らにはインドのGDP相当の
    資金があります
  • 14:07 - 14:10
    これらの企業を10年間研究し
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    私は彼らの目的を知りました
  • 14:12 - 14:14
    世界の情報を
    体系化することでしょうか
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    人と人とを繋ぐためでしょうか
  • 14:16 - 14:19
    人の親交を深めるためでしょうか
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    違います
  • 14:20 - 14:22
    彼らが集結した理由―
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    高IQと創造力を持つ精鋭集団の
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    唯一の目的とは
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    つまらない日産車を
    また1台売ることです
  • 14:30 - 14:34
    私はスコット・ギャロウェイ
    NY大学で教えています ご清聴感謝します
  • 14:34 - 14:39
    (拍手)
  • 14:43 - 14:44
    (クリス・アンダーソン)
    予定外ですが
  • 14:44 - 14:47
    スコットのおかげで
    疑問が生まれてしまいました
  • 14:47 - 14:48
    (笑)
  • 14:48 - 14:51
    見応えのある熱弁でした
  • 14:51 - 14:52
    (スコット・ギャロウェイ)
    上手くやったら
  • 14:52 - 14:55
    ソファに呼んでもらえる
    トーク番組みたいなことですか?
  • 14:55 - 14:59
    (アンダーソン)いえいえ
    すぐに話の核心に入りましょう
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    何年もシリコンバレーを崇拝した後
    突然大々的に
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    人々の不満が大爆発したことに
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    皆が気付いています
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    ここにいらっしゃる人の中には
    あなたが追い打ちをかけ
  • 15:12 - 15:15
    傷口に塩をぬっているように
    感じる人もいるでしょう
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    彼らへの同情は全く感じませんか?
  • 15:17 - 15:19
    (ギャロウェイ)全然
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    問題はこういうことです
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    彼らではなく私たちのせいなんです
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    彼らは営利企業ですから
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    私たちの心の健康など気にしませんし
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    老後の面倒を
    みてくれるわけでもありません
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    私たちが株主利益を
    何よりも重んじる社会を築いたので
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    彼らはするべきことをしているだけです
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    でも私たちは役人を選出し
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    彼らが他の企業と同様の
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    精査の対象になるよう
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    強制せねばなりません
    それだけです
  • 15:44 - 15:46
    (アンダーソン)別のナラティブもあります
  • 15:46 - 15:50
    こちらもおそらく
    同様に事実に沿っているでしょう
  • 15:50 - 15:57
    実際には企業リーダーの多くは
    善意を持ち―
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    必ずしも全員とは言いませんが
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    多くの従業員はそうです
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    私たちには
    これらの企業で働く知り合いもいて
  • 16:03 - 16:07
    彼らの言う善意の目的には
    納得させられます
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    つまり別のナラティブとは
  • 16:10 - 16:12
    意図せぬ結果が生まれたことです
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    私たちが解き放ってきたテクノロジーが
  • 16:14 - 16:19
    例えばインターネットを
    パーソナライズするアルゴリズムによって
  • 16:19 - 16:25
    予想もしなかったような
    フィルター・バブルみたいな
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    奇妙な影響が出たり
  • 16:27 - 16:30
    変なことに対して脆弱化したりしました
  • 16:30 - 16:33
    ロシア人のハッカーが
    アカウントを作って
  • 16:33 - 16:35
    想定外のことをするといったことです
  • 16:35 - 16:40
    意図せぬ結果を招く可能性もありますね?
  • 16:40 - 16:41
    (ギャロウェイ)そうですね
  • 16:41 - 16:42
    統計的に見ても
  • 16:43 - 16:45
    従業員10万人以上の
    他のどの組織に比較しても
  • 16:45 - 16:47
    優劣がないのは確実だと思います
  • 16:47 - 16:49
    彼らが悪人だとは思いません
  • 16:49 - 16:50
    実際のところ
  • 16:50 - 16:53
    公共心のある立派な企業リーダーも
    多数いると言っておきます
  • 16:53 - 16:54
    問題なのは
  • 16:54 - 16:59
    市場や検索の
    90%までも独占し
  • 16:59 - 17:02
    今や一国の広告業界全体より大きいのに
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    市場占有率を伸ばすことで
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    自らと従業員家族の経済的安定を
  • 17:08 - 17:09
    高めるのを第一とし
  • 17:09 - 17:12
    思いのままに
    その権力を活用せずにいられないことです
  • 17:13 - 17:14
    それが規制のための基準であり
  • 17:14 - 17:17
    歴史を通して起こってきた
    権力の腐敗の
  • 17:17 - 17:18
    基本摂理でもあります
  • 17:18 - 17:20
    彼らは悪人ではなく
  • 17:20 - 17:22
    私たちが彼らを制御不能にさせたのです
  • 17:22 - 17:26
    (アンダーソン)つまり
    少し誇張があったかもしれませんね?
  • 17:26 - 17:29
    私もある程度ー
  • 17:29 - 17:31
    例えばラリー・ペイジや
    ジェフ・ベゾスが
  • 17:31 - 17:33
    朝起きて 実際に
    こう考えるとは思えないんです
  • 17:33 - 17:35
    「日産車を売らなくちゃ」とは
  • 17:35 - 17:37
    考えないと思うんです
  • 17:37 - 17:42
    彼らは何かカッコイイものを
    作ろうとしていて
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    反省するときには
  • 17:44 - 17:48
    多分起こってしまった幾つかの事について
    私たちと同じくらい戦慄するでしょう
  • 17:48 - 17:52
    果たして別の見方が
    あるのではないでしょうか
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    自社ビジネスが
    広告モデルに基づいている時
  • 17:58 - 18:02
    もっと積極的に責任を負うべき
    危険が存在するということです
  • 18:03 - 18:07
    (ギャロウェイ)
    何よりも株主利益を追求して
  • 18:07 - 18:09
    操業するのは難しいことだと思います
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    非営利ではないのです
  • 18:11 - 18:14
    人々がそれらの企業で働く理由は
    自分と家族のために
  • 18:14 - 18:16
    経済的安定を得たいからです
  • 18:16 - 18:17
    それが大前提です
  • 18:17 - 18:20
    そしてこれほど大きな経済力を
    コントロールできるところまで到達すると
  • 18:20 - 18:23
    思いのままにあらゆる武器を使います
  • 18:23 - 18:24
    彼らが悪人だとは思いません
  • 18:24 - 18:28
    しかし政府の役割と
    消費者としての私たちの役割
  • 18:28 - 18:29
    私たちが選出した役人の役割は
  • 18:29 - 18:31
    監督を確実に行うことだと思います
  • 18:32 - 18:34
    私たちは彼らに
    この上ない免罪符を与えすぎたのです
  • 18:34 - 18:36
    これらの企業が
    とても魅力的だからという理由で
  • 18:36 - 18:39
    (アンダーソン)スコット
    雄弁で見応えのあるトークでした
  • 18:39 - 18:45
    マーク・ザッカーバーグ、ジェフ・ベゾス
    ラリー・ペイジ、ティム・クック
  • 18:45 - 18:48
    もしご覧でしたら反論を歓迎します
  • 18:48 - 18:49
    スコット ありがとう
  • 18:49 - 18:50
    (ギャロウェイ)どうもありがとう
  • 18:50 - 18:53
    (拍手)
Title:
Amazon、Apple、Facebook、Googleが、いかに私たちの感情を操っているか
Speaker:
スコット・ギャロウェイ
Description:

Amazon、Apple、Facebook、Googleの時価総額の合計は、今やインドのGDPに相当します。これら4社はいかにして私たちの生活に、これほどまで浸透していったのでしょうか。スコット・ギャロウェイが、4社の独占性とそのモチベーションに関する洞察と驚くべき統計を示し、社会が何よりも株主利益を重んじると、どんなことになるのか、見応えのある熱弁をふるいます。トークの後に、TEDキュレーターのクリス・アンダーソンとの質疑応答が続きます。(注:このトークには刺激的な表現が含まれます)

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
19:05

Japanese subtitles

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