ロザリンド・フランクリン:DNA構造を発見した隠れた偉人 — クラウディオ・L・ゲラ
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0:07 - 0:10DNA構造の発見は
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0:10 - 0:14前世紀における最も重要な
科学上の業績の1つでした -
0:14 - 0:16いや人類史上と言ってもいいでしょう
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0:16 - 0:20今や誰もが知るDNA二重らせんは
ワトソンとクリックの代名詞となり -
0:20 - 0:242人は DNA二重らせんを発見したことで
ノーベル賞を受賞しました -
0:24 - 0:27ご存知かもしれませんが
この発見には もう1人関わっています -
0:27 - 0:28ロザリンド・フランクリン
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0:28 - 0:33彼女のデータがワトソンとクリックの
素晴らしいアイデアを裏付けました -
0:33 - 0:37彼女は飾り気がなく勝ち気な科学者だと
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0:37 - 0:42ワトソンは 彼の本『二重らせん』に
彼女のことを書いていますが -
0:42 - 0:44フランクリンの伝記を書いた作家達が
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0:44 - 0:47彼女の人生を探り 近しい人々を
多くインタビューして分かったことは -
0:47 - 0:51彼女について言われている事は
事実とはかけ離れており -
0:51 - 0:55そして彼女の科学的貢献は
非常に軽視されて来たということです -
0:55 - 0:57真実を見てみましょう
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0:57 - 1:01ロザリンド・エルシー・フランクリンは
1920年にロンドンで生まれました -
1:01 - 1:0510代の頃からずっと
科学者になりたかったのですが -
1:05 - 1:09当時 女子にとって 科学者への道は
容易いものではありませんでした -
1:09 - 1:11それでも 彼女は
とにかく科学に秀でていました -
1:11 - 1:14奨学金を受け
ケンブリッジ大学で化学を学び -
1:14 - 1:16博士号を取得し
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1:16 - 1:19後に石炭の構造に関する研究を行い
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1:19 - 1:24これは第二次大戦中にイギリス軍の
ガスマスクの改善に繋がりました -
1:24 - 1:261951年 彼女は
キングス・カレッジに入り -
1:26 - 1:30X線技術を使い
DNA構造を研究しました -
1:30 - 1:32当時 それは科学で
最もホットな研究テーマでした -
1:32 - 1:35フランクリンはX線研究所に
当時最新の技術を入れ -
1:35 - 1:40真新しい高エネルギーX線を
DNAの結晶に照射し研究しました -
1:40 - 1:44しかし当時 学問の世界は
女性を快く受け入れておらず -
1:44 - 1:46フランクリンは研究仲間から
孤立していました -
1:46 - 1:49彼女がよく衝突した
モーリス・ウィルキンスは -
1:49 - 1:53彼女が自分のアシスタントとして
雇われたものだと思い込んでいたのです -
1:53 - 1:55それでもフランクリンは研究を続け
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1:55 - 2:011952年に彼女はPhoto 51として
最も有名なDNAのX線画像を撮りました -
2:01 - 2:04その画像を撮るだけで100時間かけ
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2:04 - 2:07その分析に必要な計算は
1年かかるものです -
2:07 - 2:10その一方アメリカ人の生物学者
ジェームズ・ワトソンと -
2:10 - 2:13イギリス人物理学者
フランシス・クリックも -
2:13 - 2:16DNA構造を研究していました
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2:16 - 2:17フランクリンの知らないところで
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2:17 - 2:22ウィルキンスはワトソンとクリックに
フランクリンのX線画像を見せたのです -
2:22 - 2:25原子全ての位置を
正確に計算する代わりに -
2:25 - 2:28彼らはフランクリンのデータを即座に分析し
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2:28 - 2:31その分析結果を使い
可能な数種の構造を検討し -
2:31 - 2:34最後には正確なDNA構造に辿り着きました
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2:34 - 2:37DNAは2本のらせん鎖の構造内に
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2:37 - 2:422本線に基盤の両端をつけ
はしご段のように並んでいます -
2:42 - 2:47ワトソンとクリックは自分達のモデルを
1953年の4月に発表しました -
2:47 - 2:50一方 フランクリンは自分の計算を終え
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2:50 - 2:52同じ結果に行き着き
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2:52 - 2:54自分の原稿を提出しました
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2:54 - 2:57学術誌は2つの論文を
一緒に発表しましたが -
2:57 - 2:59フランクリンのは最後に掲載された為
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2:59 - 3:02彼女の実験はワトソンとクリックの大発見を
導いたのではなく -
3:02 - 3:05裏付けるようにしか
見えなかったのでした -
3:05 - 3:08しかし フランクリンは既に
DNAに関する研究をやめていて -
3:08 - 3:111958年 癌で亡くなりました
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3:11 - 3:15ワトソンとクリックが
彼女のX線画像を見たことも -
3:15 - 3:19ワトソンとクリックとウィルキンスが
1962年にDNAの研究でノーベル賞を -
3:19 - 3:21受賞したことも
知ることはありませんでした -
3:21 - 3:25フランクリンはノーベル賞を
受賞していただろうとよく言われます -
3:25 - 3:28死後受賞があり得るならですが
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3:28 - 3:32実は彼女は2度
受賞してもいいくらいです -
3:32 - 3:37彼女のウイルス構造研究が元で1982年
同僚がノーベル賞を受賞したからです -
3:37 - 3:43科学の世界で性差別と闘った
勇敢な女性の話— -
3:43 - 3:48彼女の研究が医学 生物学 農業に
革新を起こしたことを語り -
3:48 - 3:51ロザリンド・エルシー・フランクリンを
高く評価する時が来ました -
3:51 - 3:54DNA二重らせん構造の陰の母を
- Title:
- ロザリンド・フランクリン:DNA構造を発見した隠れた偉人 — クラウディオ・L・ゲラ
- Description:
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DNA構造の発見は、人類史上最も重要な科学的業績の1つでした。今や有名なDNA二重らせんの名は、DNA構造を見つけ出したことでノーベル賞を受賞したワトソンとクリックの代名詞となっています。しかし、ご存知でないかも知れませんが、ロザリンド・フランクリンもそれに貢献したもう1人の科学者なのです。クラウディオ・L・ゲラがDNA二重らせん構造解明の裏で尽力した女性の本当の話をします。
講師:クラウディオ・L・ゲラ、アニメーション:クリス・ビショップ
このビデオの教材 : http://ed.ted.com/lessons/rosalind-franklin-dna-s-unsung-hero-claudio-l-guerra - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 04:10
Moe Shoji approved Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra | ||
Moe Shoji edited Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra | ||
Moe Shoji edited Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra | ||
Eriko Tsukamoto accepted Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra | ||
Eriko Tsukamoto edited Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra | ||
Reiko Bovee edited Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra | ||
Reiko Bovee edited Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra | ||
Reiko Bovee edited Japanese subtitles for Rosalind Franklin: DNA's unsung hero - Cláudio L. Guerra |