「ゆりかごからゆりかごへ」のデザイン
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0:01 - 0:051962年にレイチェル・カーソンの
『沈黙の春』が出版されましたが -
0:05 - 0:10私のような物を作る世界にいる人たちには
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0:10 - 0:14鉱山のカナリアは鳴いてはいませんでした
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0:14 - 0:17鳥がいないのかもしれないという問題は
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0:17 - 0:20消えてしまったマキバドリを探す人たちにとっては
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0:20 - 0:23とても重要なことです
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0:23 - 0:26鳥は鳴いていたのでしょうか?
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0:26 - 0:30私は科学者とは程遠い人間です
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0:30 - 0:34先ほど鳥についての話をしましたが
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0:34 - 0:35鳥とは何でしょうか?
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0:35 - 0:39デザインの世界では こんなゴム製のアヒルも鳥です
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0:39 - 0:41カリフォルニアでは
こんな警告付きで売っています -
0:41 - 0:44「この製品には カリフォルニア州政府が
癌や先天性欠損症 -
0:44 - 0:51または他の生殖障害の原因になるとしている
化学物質が含まれています」 -
0:51 - 0:54これが鳥です
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0:54 - 0:57どんな文化がこのような製品を生み出し
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0:57 - 1:02こうしたラベルを付けて子供に売るのでしょうか?
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1:02 - 1:05デザインに問題があるようです
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1:05 - 1:10NPRで放送された6時間に及ぶ私の講義
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1:10 - 1:16「モンティセロの対話」を聴いた人が
こんなお礼のメッセージを送ってきました— -
1:16 - 1:18「デザインは意図を表すものですが
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1:18 - 1:21デザインは この世界のために行なうものなので
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1:21 - 1:25その世界を理解して
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1:25 - 1:28デザインに固有の知性を注ぎ込む
ことが必要ですが -
1:28 - 1:33デザインの原点を見返すためには
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1:33 - 1:38大昔に戻り
惑星の制御システムと -
1:38 - 1:43構成条件を理解する必要があり
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1:43 - 1:48そうすることで気付く喜びは
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1:48 - 1:51私たちに与えられた豊かさであり
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1:51 - 1:53限界ではないということで
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1:53 - 1:58現在の文化は
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1:58 - 2:03限界 恐怖への懸念で溢れていますが
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2:03 - 2:08太陽がもたらす豊かさという
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2:08 - 2:10別の次元を加えることで
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2:10 - 2:17何を共有できるのかを考えることが
できるのです」 -
2:17 - 2:19うれしいメッセージでした
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2:19 - 2:23すいぶ長い文章です
作家のヘンリー・ジェイムズも -
2:23 - 2:25誇らしく思うことでしょう
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2:25 - 2:27画面の下のものは
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2:27 - 2:30私がちょっと付け足してみただけです
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2:30 - 2:33私にとって根本的に大切なのは
デザインが 人間の意図を表す― -
2:33 - 2:35最初のしるしだということです
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2:35 - 2:39私たちの意図とは どのようなものでしょう ―
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2:39 - 2:42朝起きると 私たちは様々なデザインに
直面します― -
2:42 - 2:44地球を支配する生き物としての
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2:44 - 2:46人間の意図とは何でしょう?
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2:46 - 2:49管理か支配かと 言っているのではありません
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2:49 - 2:55支配とは 管理の中にそれとなく
含まれるものですしー -
2:55 - 2:57殺してしまっては支配できないでしょう?
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2:57 - 2:59また 管理はそれとなく
支配の中に含まれます -
2:59 - 3:01支配できないものは管理もできないからです
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3:01 - 3:07デザイナーが
最初に考えるべき問題とは何でしょう? -
3:07 - 3:10たとえば 国家など 殺害したり騙したりする
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3:10 - 3:15権利を持つ守護者に
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3:15 - 3:18現在 我われが尋ねたいのは
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3:18 - 3:20どのようにすれば地域社会の平和を保ち
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3:20 - 3:22世界平和を作り出し 環境を守れるのだろう
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3:22 - 3:24ということです
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3:24 - 3:27でも これが一般的に
話し合われているかは知りません -
3:27 - 3:31一方 商業はとても展開が速く
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3:31 - 3:33非常に創造的で かつ効果的・効率的で
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3:33 - 3:36そして非常に正直です
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3:36 - 3:40価値の交換は 相互の信頼がなければ
長続きしないからです -
3:40 - 3:42そこで 商業的なツールを
主に仕事で使いますが -
3:42 - 3:44商業に対して問いたいのは
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3:44 - 3:48「どうすれば全ての世代の全ての種の子孫を
愛することができるか?」ということです -
3:48 - 3:51この疑問を出発点として
デザインを考える必要があります -
3:51 - 3:53なぜなら 現代の文明は
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3:53 - 3:56悲劇に終わるシナリオを選んでいるからです
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3:56 - 3:58「発展の代償に温暖化を引き起こす
つもりなんてなかったんだ」 -
3:58 - 3:59「発展の代償に温暖化を引き起こす
つもりなんてなかったんだ」 -
3:59 - 4:01と言ったとしても
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4:01 - 4:04実際そうしているのです
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4:04 - 4:07他の選択肢を用意しなかったから
こうなったのです -
4:07 - 4:09私はホワイトハウスでブッシュ大統領に会い
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4:09 - 4:11全ての連邦省・連邦機関と面談し
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4:11 - 4:15無計画さを指摘しました
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4:15 - 4:17もし温暖化が目的なら
彼らは上手くやっています -
4:17 - 4:20大気浄化法をやめて
石炭火力発電所の風下に住む子供たちを -
4:20 - 4:23水銀中毒にしたいのであれば
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4:23 - 4:27教育政策のスローガンは
こう書き換えられるべきです -
4:27 - 4:29「みんなを脳死にしよう~」(拍手)
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4:29 - 4:33「みんなを脳死にしよう~」(拍手)
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4:33 - 4:37連邦政府の役人のうち
オハイオやペンシルバニアに -
4:37 - 4:40家族連れで すすんで引っ越す人が
どれほどいるでしょうか? -
4:40 - 4:44問題に良い解決法もない状態は
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4:44 - 4:46キングを取ることを知らずに ただチェスの駒を
動かしているようなものです -
4:46 - 4:47キングを取ることを知らずに ただチェスの駒を
動かしているようなものです -
4:47 - 4:50私たちは 現状を変化させる戦略を練るべきです
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4:50 - 4:53それには謙虚さが必要です
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4:53 - 4:57私は建築家ですが 残念ながら
「謙虚さ」と「建築家」という言葉がー -
4:57 - 5:00同じ文章に出てくるのは
小説『水源』だけです -
5:00 - 5:05謙虚なデザインというコンセプトに
共感できない人は このことを思い出してください -
5:05 - 5:08車輪付きのスーツケースが生まれるのに
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5:08 - 5:125,000年もかかったのです
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5:12 - 5:17ケビン・ケリーが言うように 最終的にどうするかと
言うものは存在せず -
5:17 - 5:21私たちが行っているのは無限に続く
ゲームなのです -
5:21 - 5:23そこで「ゆりかごからゆりかごへ」
というものを考えました -
5:23 - 5:24目的はとても単純です
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5:24 - 5:26これをホワイトハウスに提示しました
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5:26 - 5:29私たちの目的は
空気、水、土、権力がクリーンな― -
5:29 - 5:32多様で安全で健康で公正な世界を
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5:32 - 5:36経済的にも公平の観点からも環境面からも
美的にも楽しめるようにすることです -
5:36 - 5:39(拍手)
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5:39 - 5:42良いでしょう?
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5:42 - 5:44悪い所なんてないでしょう?
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5:44 - 5:46多様性は大切だと考えたのです
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5:46 - 5:49かつて ドゴールは
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5:49 - 5:51フランス大統領の仕事について
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5:51 - 5:55「400種のチーズを持つフランスの統治は至難である」と
述べていましたが... -
5:55 - 5:58それに 現在の製品は 危険で
健康に悪いと気付きました -
5:58 - 6:00そこで 私たちは製品をデザインし
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6:00 - 6:02化学物質の含有量をppmのレベルでテストしました
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6:02 - 6:05このペンデルトンのベビー毛布は
将来のアルツハイマー病の原因となるのではなく -
6:05 - 6:07子供の体によい素材でできています
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6:07 - 6:09自分自身に問うてみましょう 正義とは何か
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6:09 - 6:13正義は盲目なのか あるいは無知なのか?
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6:13 - 6:18そして正義はいつ白から黒になったのか?
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6:18 - 6:21水は人権だと国連は宣言しました
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6:21 - 6:23呼吸をすれば空気の質もわかります
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6:23 - 6:26この中で呼吸をしない人はいませんね?
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6:26 - 6:29きれいな土も大切な問題です
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6:29 - 6:31メキシコ湾の硝化とデットゾーンです
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6:31 - 6:33まだ取り組まれていない根本的な問題です
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6:33 - 6:35太陽エネルギーとして
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6:35 - 6:38化石燃料に負けないものも出てきました
風力です -
6:38 - 6:41大草原地帯で成功し
化石燃料の覇権を奪いつつあります -
6:41 - 6:44ザキ・ヤマニが石油輸出国機構(OPEC)を
結成したとき -
6:44 - 6:47「石油の時代はいつ終わるのだろう?」と
聞かれましたが -
6:47 - 6:50彼がこう言ったのを覚えていますか
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6:50 - 6:54「石器時代が終わったのは
石がなくなったからではないのだ」 -
6:54 - 6:58倫理を重視する会社は そうでない会社よりも
よい業績を上げています -
6:58 - 6:59倫理を重視する会社は そうでない会社よりも
よい業績を上げています -
6:59 - 7:04物流については見通しはかなり暗いものです
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7:04 - 7:07これはロスアンジェルスから中国に送られた
病院のモニターです -
7:07 - 7:10この女性は自身を有毒なリンにさらし
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7:10 - 7:13自らの子供の周りに 銅から分離した
2キロ近い有毒の鉛を -
7:13 - 7:15まき散らしています
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7:15 - 7:17一方で 大きな希望も見えています
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7:17 - 7:20インドのヴェンカタスワミー医師は
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7:20 - 7:22健康を広く普及させる方法を考え出しました
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7:22 - 7:26200万人の視力を無償で回復させたのです
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7:26 - 7:29一度車に使われた鋼鉄が 再び車の鋼鉄に
なることはありません -
7:29 - 7:31コーティングにビスマス アンチモン 銅などの
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7:31 - 7:33汚染物質を含んでいるからです
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7:33 - 7:34建物の鉄骨になります
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7:34 - 7:36でも 私たちはウォーレン・バフェットの
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7:36 - 7:39バークシャー・ハサウェイと 世界最大の
じゅうたん会社ショー・カーペットと共同で -
7:39 - 7:40バークシャー・ハサウェイと 世界最大の
じゅうたん会社ショー・カーペットと共同で -
7:40 - 7:43小さなかけらまで
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7:43 - 7:46何度も再利用できるカーペットを開発しました
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7:46 - 7:49上段がカプロラクタムに戻すことができる
ナイロン6 -
7:49 - 7:52下段はポリオレフィン 何度でも再利用できる
熱可塑性物質です -
7:52 - 7:56さて 私が鳥だとすると 左側の建物は
障害物です -
7:56 - 7:59右側の建物は Gapの企業キャンパス
なのですが -
7:59 - 8:04古くからの草地もあり 好ましい場所です
営巣地にもなります -
8:04 - 8:06ここが私の出身地です 香港で育ちました
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8:06 - 8:08100平方キロに600万人が暮らす街です
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8:08 - 8:12乾期には給水が4日おきに4時間しか
ありませんでした -
8:12 - 8:15この地の風景は
同じ場所を4,000年も耕してきた -
8:15 - 8:19農民たちが作り上げたものです
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8:19 - 8:21土地の栄養の流れがわからなければ
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8:21 - 8:244,000年もの間 同じ場所で農業を
営むことはできません -
8:24 - 8:27子供時代の夏はワシントンのピュジェット湾で
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8:27 - 8:29さまざまな体験をしました
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8:29 - 8:31祖父はオリンピック山脈で木を伐採していたので
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8:31 - 8:36私は木に善い行いをしなくてはいけないんです
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8:36 - 8:38大学院はイェールに行き このような―
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8:38 - 8:40建築界ではブルータリズムと呼ばれる
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8:40 - 8:44ル・コルビュジエ流の建物で学んでいました
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8:44 - 8:47ミース・ファン・デル・ローエによる
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8:47 - 8:501928年のベルリンの塔という
プロジェクトがありますが -
8:50 - 8:52「太陽はどこ?」と聞かれるかもしれません
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8:52 - 8:55ベルリンには向いていたのかもしれませんが
建てられたのはヒューストンで -
8:55 - 8:58窓はすべて閉め切りでした
また ほとんどの製品が― -
8:58 - 9:00屋内で使うためのデザインでは
なかったので -
9:00 - 9:03実際のところ 背の高いガス処刑室のような
建物でした -
9:03 - 9:06イェールに在学中 最初の石油危機が
起こりました -
9:06 - 9:08当時 私はアイルランド初の
太陽熱暖房の住宅を -
9:08 - 9:10設計していて その後実際に建てました
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9:10 - 9:12そういうことがしたかったのです
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9:12 - 9:14指導教官の一人だったリチャード・マイヤーが
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9:14 - 9:16私の机に何度もやって来て 批判しました
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9:16 - 9:18「ビル 君は分かっていない
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9:18 - 9:26太陽エネルギーは建築とは
何の関係もないのだ」と -
9:26 - 9:28ウィトルウィウスを読んだことがないのでしょう
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9:28 - 9:321984年 私たちは環境保護基金に頼まれ
アメリカで初めての「グリーン・オフィス」を作りました -
9:32 - 9:331984年 私たちは環境保護基金に頼まれ
アメリカで初めての「グリーン・オフィス」を作りました -
9:33 - 9:36建築素材の生産者に原料を尋ねると
「企業秘密だが 合法的なものだ」と追い払われました -
9:36 - 9:38建築素材の生産者に原料を尋ねると
「企業秘密だが 合法的なものだ」と追い払われました -
9:38 - 9:40当時唯一のオフィス環境調査は
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9:40 - 9:43R.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーが
資金援助したもので -
9:43 - 9:44職場での間接喫煙には
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9:44 - 9:47危険がないと証明するためのものでした
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9:47 - 9:51私が 1969年に高校を卒業したときに
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9:51 - 9:54この写真が公開され
「どこか」がなくなってしまいました -
9:54 - 9:58以前は いろいろな物を「どこか」に
捨てていたものです -
9:58 - 10:00でも未だに --
これはアメリカ海洋大気庁の写真ですが -- -
10:00 - 10:02ハワイの上に小さく青い印が見えますね
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10:02 - 10:03太平洋環流です
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10:03 - 10:05プランクトン研究のため
ここでサンプルを集めると -
10:05 - 10:09プランクトンの6倍もの
プラスチックが見つかりました -
10:09 - 10:14発見した研究者は
「流れない巨大トイレのようだ」と言いました -
10:14 - 10:15これが「どこか」だったのです
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10:15 - 10:17これはどのように
デザインされているのでしょう -
10:17 - 10:19イリアンジャヤには
世界一 多様な木が生えています -
10:19 - 10:23259種の木があります
書籍「ゆりかごからゆりかごへ」の中に -
10:23 - 10:24紹介してあります
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10:24 - 10:28実はこの本そのものはポリマーです
木ではありません -
10:28 - 10:31それが最初の章のタイトルです—
「この本は木ではない」 -
10:31 - 10:34詩人のマーガレット·アトウッドが
指摘したように -
10:34 - 10:36本を書く為に森林を破壊することは
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10:36 - 10:39「 熊の血で魚の皮の上に歴史を書く」
ようなものなのです -
10:39 - 10:40ポリマーは沢山あるので
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10:40 - 10:43技術的な栄養が必要なだけです
それなのに 木のような -- -
10:43 - 10:46素晴らしいものを使っている
これをデザインするとしたら? -
10:46 - 10:48酸素を作り 炭素を隔離し
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10:48 - 10:52窒素を固定し 水を蒸留し 太陽エネルギーを
燃料として貯蔵し -
10:52 - 10:56複合糖類や食物を作り 小規模な気候を作り
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10:56 - 11:02四季ごとに色を変え自己複製をするものなど
デザインできるでしょうか -
11:02 - 11:04それを切り倒して
ものを書くのに使うわけです -
11:04 - 11:10(笑)
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11:10 - 11:12私たちも一般の人と
同じ基準に注目します -
11:12 - 11:14買える値段だろうか?
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11:14 - 11:16ちゃんと動くだろうか?気に入るだろうか?
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11:16 - 11:18ジェファーソンが取り組むべきと
考えたものを追加します -
11:18 - 11:22私はシャーロッツビル出身です 光栄なことに
トーマス・ジェファーソンが設計した家に住んでいました -
11:22 - 11:28生命 自由 幸福の追求という基準も
考えることにしましょう -
11:28 - 11:29「競争」という言葉は
-
11:29 - 11:31ほとんどの人が使ったことがあると思いますが
-
11:31 - 11:32その大多数は これが
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11:32 - 11:35「一緒に努力する」という ラテン語competereから
来たことは知りません -
11:35 - 11:38オリンピック選手が一緒に練習するような
意味合いです -
11:38 - 11:41共にに鍛え そして競い合うのです
テニスのウィリアムズ姉妹は― -
11:41 - 11:43競い合い 片方がウィンブルドンで優勝しました
-
11:43 - 11:46競争とは
-
11:46 - 11:50共に鍛え 協力し合うための手段なのです
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11:50 - 11:51そして中国政府は今—
-
11:51 - 11:53私は今中国政府と仕事をしていますー
-
11:53 - 11:55このことに注目しています
-
11:55 - 11:57適者生存を求める中
-
11:57 - 11:59相手を打ち破り 倒すという
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11:59 - 12:02現代的な意味での競争だけでなく
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12:02 - 12:04共に鍛え ニッチを作り
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12:04 - 12:06よい形で成長するということです
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12:06 - 12:08でも 環境保護主義者の多くは
成長に批判的です -
12:08 - 12:13「アスファルト」は「問題を与える (assigning. fault)」
と考える人もいます -
12:13 - 12:16でもアスファルトを成長だと考えると
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12:16 - 12:18我われのやることは 地球の大元となる―
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12:18 - 12:22制御システムの破壊だとわかります
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12:22 - 12:27「E=mc²」という方程式など
詩人の目で見ると -
12:27 - 12:29エネルギー (E) は物理 化学は質量 (m)ですが
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12:29 - 12:31生物はどこかということになります
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12:31 - 12:34私たちはエネルギーをたくさん持っているので
その問題は解決できるでしょう -
12:34 - 12:37ですが 生物学の問題はやっかいです
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12:37 - 12:40なぜなら 私たちが吐き出した有毒物質は
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12:40 - 12:42二度と元に戻すことができないからです
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12:42 - 12:44ワトソン氏と共にDNAを発見した9年後に
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12:44 - 12:47フランシス・クリックが指摘したように
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12:47 - 12:51生命は成長することが前提条件であり
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12:51 - 12:53無償のエネルギー つまり日光を必要とし
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12:53 - 12:56オープンな化学システムを持っています
-
12:56 - 12:59人間が目指しているのは
人造の生き物です -
12:59 - 13:01成長し
日光から無償エネルギーを得 -
13:01 - 13:04オープンな代謝で化学反応を行なうものです
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13:04 - 13:06問題とすべきは 成長するかどうかではなく
-
13:06 - 13:09何を成長させたいのかということです
-
13:09 - 13:11破壊を成長させるのではなく
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13:11 - 13:13楽しめそうなものを成長させれば良いのです
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13:13 - 13:16FDAの許可が下りれば
フランスチーズだって作れるでしょう -
13:16 - 13:20つまり 代謝には2種類あるのです
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13:20 - 13:22ドイツの化学者マイケル・ブラウンガートと共に
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13:22 - 13:242種類の根本的な代謝を特定しました
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13:24 - 13:26生物的な代謝はよく知られていますが
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13:26 - 13:28代謝には 技術的なものもあります
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13:28 - 13:30物質の循環サイクルです
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13:30 - 13:33私たちはこれを生物的栄養と技術的栄養と
呼んでいます -
13:33 - 13:37将来 技術的栄養は生物的栄養と
同等の規模となります -
13:37 - 13:40生物的栄養が養える人数は 5億人程度です
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13:40 - 13:42皆がビルケンシュトックを履き
とコットンを身に着けたら -
13:42 - 13:45コルク不足になり 底をついてしまうので
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13:45 - 13:47循環サイクルに利用できる物質が必要ですが
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13:47 - 13:49癌や先天異常 染色体異常
-
13:49 - 13:52免疫系の異常 を引き起こすかや
-
13:52 - 13:55どの様に分解されるか
重金属を含んでいるか -
13:55 - 13:58どのように生産されるかを
-
13:58 - 14:00細かく分析しなくてはいけません
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14:00 - 14:04私たちの最初の製品は 繊維業界で使われる
8,000種類の化学物質を分析して -
14:04 - 14:05作り出した織物でした
-
14:05 - 14:10分析結果を生かして7,962種類を排除し
-
14:10 - 14:1238種の化学物質が残りました
-
14:12 - 14:15その後 繊維の生産によく使われる
-
14:15 - 14:204,000種の化学物質をデータベース化しました
6週間後に公開する予定です -
14:20 - 14:22これを使って世界中のデザイナーが
-
14:22 - 14:27自分の製品の健康や環境への影響を
細かく分析できるようになります -
14:27 - 14:32(拍手)
-
14:32 - 14:35これと同じメッセージを 企業が
サプライチェーンを通じて広めていける -
14:35 - 14:38仕組みを開発しました
これまで仕事をした企業の価値は -
14:38 - 14:41合計100兆円ほどになりますが
材料がどこから来たのかを聞くと -
14:41 - 14:43「供給業者から」という答えが返ってきます
-
14:43 - 14:45製品の行き先を尋ねると
「消費者へ」 -
14:45 - 14:46製品の行き先を尋ねると
「消費者へ」 -
14:46 - 14:47少し手助けが必要です
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14:47 - 14:49生物的栄養の例は
まず織物ですが -
14:49 - 14:51工場の排水は飲めるほどきれいです
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14:51 - 14:55技術的栄養の例は ショーカーペットの
何度でも再利用できるじゅうたんです -
14:55 - 14:58ナイロンから カプロラクタムに戻り
またカーペットになります -
14:58 - 15:01バイオテクノロジーの栄養の例は
フォードのモデルUがあります -
15:01 - 15:03「ゆりかごからゆりかごへ」を体現する車です
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15:03 - 15:07このナイキの靴は 上部は
無限に再利用可能なポリエステル -
15:07 - 15:10下部は生分解されるな靴底で出来ています
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15:10 - 15:12古い靴が 新しい靴に生み変わるのです
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15:12 - 15:14終点はありません
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15:14 - 15:16この車の理念は繰り返し使う材料と
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15:16 - 15:19土に戻す材料の組み合わせです
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15:19 - 15:21全て太陽エネルギーで動きます
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15:21 - 15:23私たちがオーバリン大学でデザインした建物です
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15:23 - 15:27太陽光で発電し 水の浄化を行い
自ら使用する以上のエネルギーを作り出します -
15:27 - 15:29カリフォルニア州サンブルーノにある
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15:29 - 15:33Gapの建物では 屋上を古くから地元にある
草で緑化しています -
15:33 - 15:35フォード・モーター向けのプロジェクトでは
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15:35 - 15:37ディアボーンのリバールージュ工場を
再生させました -
15:37 - 15:41これはカラー写真です
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15:41 - 15:45こうしたツールを売りにして
フォード社との契約を結びました -
15:45 - 15:48この方法で フォード社は初日から
35億円も節約することができました -
15:48 - 15:50フォード・トーラスの利益率は4%なので
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15:50 - 15:54900億円分の売り上げに相当する額です
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15:54 - 15:57これは世界最大のグリーン・ルーフ
10.5エーカーほどの面積です -
15:57 - 16:00この屋根がお金を節約するのです
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16:00 - 16:04最初にやってきたのはフタオビチドリでした
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16:04 - 16:075日目で現れました
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16:07 - 16:09今では 160キロある工場の作業員たちが
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16:09 - 16:13インターネットで鳥の歌を学んでいます
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16:13 - 16:15私たちは 新しい都市の形を
考えています -
16:15 - 16:17都市は 技術的栄養の拠点ですが
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16:17 - 16:20これを 地方 -- 生物的なものの拠点と
組み合わせるのです -
16:20 - 16:22この例として最後に
新しい都市を紹介しましょう -
16:22 - 16:24中国政府のために
デザインしている都市です -
16:24 - 16:27現在 中国の12都市で
「ゆりかごからゆりかごへ」に基づいた -
16:27 - 16:29街のデザインを行っています
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16:29 - 16:3212年間で4億人のための
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16:32 - 16:34住宅計画を作り上げるのです
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16:34 - 16:36大量のエネルギー収支を計算しました
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16:36 - 16:39レンガを使うと 土壌は失われ
石炭も枯渇してしまうので -
16:39 - 16:41エネルギーも食べ物もない
都市ができあがります -
16:41 - 16:43中国で「ゆりかごからゆりかごへ」を
実現するため -
16:43 - 16:45― ここに鄧小平の娘と鄧楠夫人がいます ―
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16:45 - 16:47覚書に署名しました
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16:47 - 16:51中国が 土地や空気を汚染しながら
低コストで製品を作り -
16:51 - 16:53安売りチェーンのウォルマートで販売され
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16:53 - 16:56人々がそれを買うのであれば
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16:56 - 16:59結果として起こるのは 冷戦時代の
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16:59 - 17:02「相互確証破壊」と同じです
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17:02 - 17:05現在 分子レベルでやっているだけです
これが私たちの計画案 -
17:05 - 17:08この街の隣に新しい都市を作っています
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17:08 - 17:10これがその敷地です
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17:10 - 17:14通常は緑地には建てないのですが
建設予定になっていたので -
17:14 - 17:16相談を引き受けたのです
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17:16 - 17:18これが彼らの案です
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17:18 - 17:21ゴム印のようなグリッドを土地の上に
配置しています -
17:21 - 17:24私たちを迎え入れ 「あなたたちならどうする?」
と尋ねました -
17:24 - 17:28最終的にはこのような姿になるでしょう
これもカラー写真です -
17:28 - 17:31これが現在の敷地の姿でー
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17:31 - 17:33こちらが私たちの提案です
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17:33 - 17:37(拍手)
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17:37 - 17:39このプロジェクトにあたって
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17:39 - 17:41地域の水の分布や使われ方に注意を払い
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17:41 - 17:43現在と過去の生物相を学び
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17:43 - 17:45農業の現状と慣習を研究しました
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17:45 - 17:47風と太陽の動きを研究し
都市の住民たちが -
17:47 - 17:53どの建物に住もうとも 新鮮な空気と
きれいな水 明るい太陽光を -
17:53 - 17:561日何時間かは満喫できるようにしました
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17:56 - 18:00また 公園を環境面でのインフラとして
位置づけました -
18:00 - 18:03商業用の建物と多目的の建物を
統合するように -
18:03 - 18:04配置すると
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18:04 - 18:07街に中心が生まれますし 人の居場所もできます
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18:07 - 18:09交通はとてもシンプルです
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18:09 - 18:12皆が5分以内の移動圏にいるからです
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18:12 - 18:1724時間オープンの通りがあり
常に活気のある場所が生まれます -
18:17 - 18:19廃棄施設は全て繋がっています
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18:19 - 18:24トイレを流すと 排泄物は汚水処理場に運ばれ
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18:24 - 18:26不要物でなく 資源として売られます
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18:26 - 18:30天然ガスを作る肥料工場など
誰が欲しがるでしょう? -
18:30 - 18:35トイレからの水は全て集められ 生息地を修復する
ための湿地帯作りに使われます -
18:35 - 18:39そして天然ガスを作り
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18:39 - 18:43料理の燃料として都市に戻ります
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18:43 - 18:45これが肥料ガス工場です
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18:45 - 18:48全ての堆肥は街の建物の屋根に戻され
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18:48 - 18:50そこで農業が行われます
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18:50 - 18:54私たちの計画は 街を持ち上げ
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18:54 - 19:01その地の風景を 屋根の上にー
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19:01 - 19:03復元することです
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19:03 - 19:06全ての工場と 工業地帯にある
太陽電池を設置した屋根が -
19:06 - 19:09都市に電力を供給します
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19:09 - 19:11街全体の屋根はこうなります
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19:11 - 19:15従来の土壌を屋根の上に持ち上げ
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19:15 - 19:19農業者は屋根から屋根へと
小さな橋を渡って移動します -
19:19 - 19:23一階部分は仕事と生活のための
スペースになります -
19:23 - 19:28これが現在の街で こちらが新しい街です
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19:28 - 19:42(拍手)
- Title:
- 「ゆりかごからゆりかごへ」のデザイン
- Speaker:
- ウィリアム・マクダナー
- Description:
-
建築家とデザイナーとして環境意識の高いウィリアム・マクダナーが、もしデザイナーが「全ての子供たち、全ての種、全ての世代」を考慮したら、私たちの建物と製品はどう変わるかを問います。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 19:42
Akiko Hicks approved Japanese subtitles for Cradle to cradle design | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for Cradle to cradle design | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for Cradle to cradle design | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for Cradle to cradle design | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for Cradle to cradle design | ||
Wataru Narita accepted Japanese subtitles for Cradle to cradle design | ||
Wataru Narita edited Japanese subtitles for Cradle to cradle design | ||
Wataru Narita edited Japanese subtitles for Cradle to cradle design |