(h) TROM - 2.23 UFOs and extraterrestrial life

UFOと地球外生命体

この考えは社会の教育不足を示す

人は教育を受けたが

うまく機能していないため

貨幣制度が生み出す

映画やドラマなどにより

幻覚状態にされている

映画「エイリアン」で

人はエイリアンに寄生される

そして生まれてくる

生物学のコーエン教授はこう考える

エイリアンは生物学を無視しています

心臓より大きい生物は胸に住めません

免疫機能も働くはずです

人体では生物学的にはありえません

映画では胸から飛び出てきます

映画としてはその方が怖いからです

他にも巨大昆虫という概念がある

これはスターシップトゥルーパーズ

しかし物理学的には不可能な存在だ

ネズミをゾウくらい大きくしたら

足が体を支えられずに壊れます

形が変わるはずです

これもその方が怖いからですね

この映画の非科学的な巨大昆虫は

少なくとも人には見えない

一方多くの映画では 予算があるものでも

エイリアンは地球で進化した風に見える

顔が人に似ているのだ

人間も含め地球にいる生物には顔がある

２つの目 ２つの鼻の穴 その下の口

この特徴は昔の共通の祖先から来ている

エイリアンには目や鼻や口がありますが

地球で進化したとしか思えません

同じ先祖でなければああはなりません

生物は犬も猫も魚も顔がある

だから映画でも顔をつけるのでしょう

これもその方が人に受けやすいからです

本当のエイリアンは違います

UFOや地球外生命体は存在するのか？

私の専門外です

まずは

UFOから

UFOは未知な存在です

人間の心の弱さがここにあります

心理学で言えば 無知に基づいた論証です

それはこういうものです

空に光が見えて

それが何かわからなければ

UFOだ と言う

Uは未確認という意味です

何かわからないけど

エイリアンが地球に来たのかもしれない

何かわからないなら

そこで話をやめるべきです

何でもありえてしまう

それが無知に基づいた論証です

心理学で理解されている現象です

何か知る必要があるものがあった時

無知なままでは不安になる時

人は科学的に考えられなくなる

既知と無知の狭間で生きているから

ジャーナリストは間違っている

ジャーナリストがいる？

ジャーナリストか

科学の記事にはこうある

理論は振り出しに戻った

宇宙の達人がオフィスに座って

急に何かを思いつく

そういう科学者像だ

でも科学者はいつも振り出しにいます

人は知らないことに答えを求めます

だから無知に基づいた論証をしてしまう

そういう心理がある

２つ目

心理学からだけではなく

科学の歴史からも言えるのですが

最も悪い証拠とは

目で見たというものです

法廷ではそれは最高の証拠とされます

しかしさっきあったように

さっき話した２年生の君

マイクを持って

伝言の実験をしたんだよね？

一列に並んで 話をしていく

聞いた話を次の人に話す

やったよね？

はい

それで最後の人の話はどうなった？

全然違ってた

全然違ってた！

これは情報の伝達方法が目撃だからです

この場合は耳ですが

２年生でも知っていることです

いや彼は飛び級すべきですが

あなたが空飛ぶ円盤を見て

空飛ぶ円盤としか見えないものを見て

私に"見たんです"と言ってきても

私は帰れと言うでしょう

見た以外の証拠を集めてこいと

人間の知覚機能は雑だからです

すぐに間違う

そこを勘違いしやすい

人間は自分を信用しやすい

例えるなら

錯視の本がありますよね

みんな好きだ

でもその本はこう呼ぶべきです

脳の誤り

それが本当です

人間の知覚の誤りなんですから

脳が理解できないものを見せている

だから科学が必要なのです

私たちは弱い機械です

朝起きたときの姿勢を忘れ

妻が言っていたことを忘れ

朝コーヒーを飲んだかも忘れる

別の銀河からの訪問者を見たのなら

その証拠が必要なんです

今じゃ写真でもだめです

photoshopでUFOを合成できる

なのでこうなります

ここまでの証拠で言うならば

科学の基準を満たすような

証拠は存在していない

さっきiPhoneで撮影したとか

空飛ぶ円盤から備品を盗んできたとか

それならただの目撃とは違います

エイリアンが作ったものとか

円盤から何か奪ってきたとか

それなら興味深い

私たちの文化にあるもの

ここにiPhoneがありますが

これは10年前に中世を終わらせました

今の人類は

10年前にこれを作ったばっかりです

もし銀河を渡る技術が出てきたら

真剣な議論の対象としていいでしょう

それまではすみません

そのまま探し続けてください

でもその話をするには証拠が必要です

一つ言うなら

いつも空を見ている人たちがいます

アマチュア天文学会とか

私もそうでした　外に出て空を眺めてた

アマチュア天文家のUFOの目撃回数は

一般人のより少ないです　なぜなのか

彼らがUFOに詳しくないから？

だからUFOに気づかない？

UFOをよく目撃するのは警官です

高い地位にいると一般人より

ものがよく見えると考えるようです

でも同じただの人間です

UFOを追跡した警官がいました

UFOが空で揺れてた

車で追いかけていると

UFOが空で揺れていたそうです

実際は 警官が追いかけていたのは金星で

車は曲がった道を走っていた

金星を追いかけるのに気を取られて

自分が揺れているのを忘れたのです

UFO素人と話したことがありました

私は詳しいですからね

私はそれはUFOではないと言った

するとその人は言った

UFOじゃないと証明できるんですか？

私は 証明はできませんが

ありそうにない と言った

相手は それは科学的ではない と言った

ありそうにないというのは証明じゃない

でもそれが科学です

科学で言えるのは

ありそうかそうでないかだけなのです

私は最後にこう言いました

私のこの世界に関する知識から言えば

よりありそうなのです

空飛ぶ円盤の報告は

既知の知性の欠陥であるという方が

未知の知性の努力であるというよりも

人間とチンパンジーは似ています

DNAの98％が同じですが

人の方が賢い

知性というのを測るとして

例えば知性を

詩を書いたり 科学をしたりすること

それが知性だと今は定義しましょう

猿にはできません

猿と人間はDNAの98％以上が同じです

最も賢いチンパンジーは

手話ができました

人間なら幼児でもできます

ここで深く気になります

猿と人とを分けるすべてのものは

DNAの１％から生まれているのか

そうなるはずです

ハッブル宇宙望遠鏡も１％から生まれた

もしかしたら

人は猿と比べて

思ってるほど賢くないのかもしれない

ハッブル宇宙望遠鏡を作る能力と

指を動かし手話をする能力

その違いは大きくないのかもしれない

私たちの自己認識は

錯視であり

本当は知性は無に近いのかも

別の知的生命を考えてください

私たちと１％だけ違うような

猿と人くらい離れた存在です

考えてください

１％でハッブル宇宙望遠鏡が作れるなら

もう１％でどうなるのか

その地点から見たら人間はどうなるのか

人間はよだれを垂らしたバカなのでは？

彼らはスティーブン・ホーキングや

他の優れた研究者を見てこう言う

こいつは賢いようだね

宇宙物理学ができるようだ

かわいい　うちの子にもできるわ

冷蔵庫に貼ってあるの ほらこれ

小学校でやったのよ

どれほど賢いのか

幼児が量子力学を理解してたら

子供が宇宙物理学の論文を

冷蔵庫に貼っていたら

私たちがパスタの作り方でするように

別の知的生命がいるとしたら

会話できるのか？

虫と会話するのをやめたのはいつです？

あるいは鳥と

話しかけても返事は期待しないでしょ？

DNAが似ている生物とさえも

人は会話しないのです

他に知的生命がいるとして

私たちと会話しようと思うのか？

ハッブル宇宙望遠鏡を見て

変なことやってるね と言うでしょう

夜中に目が覚めると思います

種として私たちは

宇宙を全く理解できないのではないかと

もう１％分賢くなければ

ひも理論は理解できない

すべての宇宙の謎

ダークマターから生命の起源まで

すべての現代科学を一瞬で理解できたら

その可能性に嫉妬します

私はその知識を求めているから

UFOと地球外生命体は

貨幣制度の異常性を示している

教育の健全化と制度改編が解決策であり

優先順位は自然の必要によって決まる

貨幣制度の懸案は利益であるため

この目標は達成できない

かような創作や議論にかまけ

好奇心を消費する人間は哀れである

そして貨幣制度という構造が

この状況を許している

注意を科学に向けさせず

消費と利益に向けさせるのだ