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「現実」に挑戦するデザイン

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    私はケリ・アンダーソン
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    アーティストでデザイナーです
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    私は日常のありふれたものが
    秘めている力を見つけるのが大好きです
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    始める前に
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    ほんの少し私のやっていることを紹介します
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    でも このトークは
    私の作品についてというよりは
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    制作する意図についてです
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    私は日常の体験を
    もてあそびます
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    日常生活の中で
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    視覚と体験は いつでも脳に
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    目に見えない影響力を
    行使しています
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    そのやり方は微妙で
    なかなか気がつきません
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    例えば視覚が雄弁に物語るのは
    ごく小さな細部による意味付けを介してです
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    活字体であるとか
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    質感のような
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    これらの小さくこだわりのあるものが
    語彙を作り
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    語彙が文を形成し
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    感触のあるものを作れるように
    してくれます 例えば―
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    「太陽光発電のアイス屋」とか
  • 1:07 - 1:08
    (笑)
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    これは再生可能エネルギーへの
    理解を広めます
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    基本的には 走る
    インフォグラフィックです
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    甘いものと 派手な色と
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    人類が自ら招いた終焉の危機という
    予想外な組み合わせが
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    太陽光発電のための
    説得力ある主張になっています
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    人々はこのような体験に
    なんらかの期待を持って臨みます
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    そこで私達は制作する時
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    人々の期待に対しどう対応するか
    積極的に選択します
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    私は人々の固定概念を壊すような
    驚きを生み出したいのです
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    人々の期待を困惑させたいのです
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    なぜなら毎日
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    基本的なものや
    日常の経験が
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    現実を当然のものとして
    枠にはめるからです
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    私達が作る小さなものは
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    私達の世の中についての仮定を
    強化するかもしれないし
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    逆に それは突然現れて
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    私達の現実への自己満足的な期待を
    見直させるかもしれません
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    そういうことは稀ですが
    起きた時は素晴らしいものです
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    なぜなら これらの小さなことが
    無限の驚きに満ちた現実の理解に至る
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    思いがけない
    抜け道になるからです
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    例をお見せします
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    私についての最も基礎的で
    基本的なところに立ち戻りましょう
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    私の名前 kellianderson.com を
    ブロック体で並べてあります
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    人々が私を見つける方法です
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    名前は私を意味します
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    ここでは1つの選択として
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    私の名前として
    並べてありますが
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    客観的には これは単なる
    無作為な文字の寄せ集めです
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    そこで思いました
    「他にどう並び替えられるかな?」
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    結果はいろんな面白い言葉になりました
    例えば―
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    「ケン人形はすぐそばに・ドットコム」
  • 2:53 - 2:54
    (笑)
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    ちょっと気味が悪いですが
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    そして「もっと冷たいメロンの皮」
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    ピリオド
  • 3:03 - 3:04
    (笑)
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    kellianderson.com よりも
    ずっと良いです
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    皆さんもそう思いますよね
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    これはおバカな遊びですが
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    「世界は必ずしも尊重に値しない
    秩序でいっぱいだ」という
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    私の信条を裏付けています
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    物事のあり方の中に
    意味や正義や理屈があることもありますが
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    そうでないこともあります
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    クリエイティブな人間になる時というのは
    このことに気づく瞬間だと思います
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    なぜならこれが
    常識的な型を壊し
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    基本的な体験の断片で
    もっと良いことをするよう促すからです
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    私の仕事で追及しているものは
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    「ありふれたものが秘めている力」です
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    例えば 物理学の奇跡
    文化的連想の複雑さ
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    その他の途方もない数の
    完全には表せない物事などによって授けられた
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    見過ごされている力です
  • 3:57 - 3:59
    ありふれた体験の
    様々な性質を再考し
  • 3:59 - 4:03
    馬鹿げたことをすることによって
    もっと良いことをしようと試みた
  • 4:03 - 4:07
    3つのプロジェクトを
    紹介したいと思います
  • 4:09 - 4:12
    最初のプロジェクトは友達に送った
    クリスマスカードです
  • 4:12 - 4:15
    私の目的は
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    形だけになったクリスマスの慣習について
    気づいてもらうことでした
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    もちろん クリスマスカードを
    使ってやりました
  • 4:24 - 4:26
    外見は普通です
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    しかし 紙は記憶を持っています
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    紙は一度折ると
    折り目が付きます
  • 4:32 - 4:34
    私はこの特質を利用して
  • 4:34 - 4:37
    受け取った人がする
    カードの体験を導きました
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    はじめ手に取った時
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    柔軟ですが
    ある方向に折れることが明らかです
  • 4:42 - 4:44
    そして折っていくにつれ
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    この単純な展開を
    発見するのです
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    この展開はカードそのものの
    ストーリーです
  • 4:52 - 4:55
    (笑)
  • 4:55 - 4:59
    このカードは文字通り
    カードを受け取ることについての
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    4コマのドキュメンタリーです
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    (笑)
  • 5:04 - 5:07
    そのカード自身について語るカードです
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    (拍手)
  • 5:08 - 5:10
    ありがとうございます
  • 5:12 - 5:15
    これにワクワクしたのは
    それが見た人に
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    クリスマスカードの
    繰り返される慣習を感じさせる
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    再帰的構造を持っていたからです
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    これはインクジェットで印刷した
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    普通の紙でできた作品です
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    私にはとても面白いと思えます
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    空虚な身振りと化している儀礼というのが
    このプロジェクトのテーマで
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    同じ経験を繰り返すほどに
    意味は失われることを
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    訴えています
  • 5:40 - 5:41
    (笑)
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    なぜなら 当然のものとして
    捉え始めるからです
  • 5:44 - 5:46
    それが 陳腐なものが
    面白くない理由であり
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    人が自宅の近くで
    よく交通事故に遭う理由です
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    同じ体験を繰り返していると
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    体験は重みを失います
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    紙というものには
  • 5:55 - 5:58
    見過ごされた驚くべき能力が
    ありますが
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    紙を新たな目で見させるには
    多大な介入が必要です
  • 6:03 - 6:07
    次にお見せするプロジェクトは
    結婚式の招待状です
  • 6:07 - 6:10
    変えてもらえるのを
    切に訴えている形式です
  • 6:10 - 6:12
    (笑)
  • 6:12 - 6:14
    これはマイクとカレンのために作った
    招待状です
  • 6:14 - 6:17
    ちなみに彼らは私の
    素晴らしい友達です
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    招待状の形式よりもずっと
    素晴らしい人々です
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    だから 形式の限界を破るには
    好都合でした
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    型を破るにあたって
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    共通の興味が音楽だったので
  • 6:29 - 6:31
    それを使おうと思いました
  • 6:31 - 6:33
    私達は全員音楽オタクです
  • 6:33 - 6:36
    カレンとマイクは一緒に歌を
    収録したこともあります
  • 6:36 - 6:41
    しかしご存知のように ひらめきとは
    奇妙なところから得られるものです
  • 6:41 - 6:44
    私達はミスター・ウィザードに
    ひらめきを見つけました
  • 6:44 - 6:46
    (笑)
  • 6:46 - 6:47
    彼は人気のあるテレビ番組で
  • 6:47 - 6:50
    子供達に日常生活に潜む科学を
    教えていました
  • 6:50 - 6:54
    ある回で 彼が簡単な実験で
    音は物理現象だと証明したのを
  • 6:54 - 6:56
    私はよく覚えていました
  • 6:56 - 6:59
    彼が紙を円すい型に丸めて
    テープで留め
  • 6:59 - 7:05
    針を先端に貼り付けると ジャーン!
    レコードプレーヤーの出来上がりです
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    子供の頃これを見て
    ビックリ仰天しました
  • 7:09 - 7:12
    レコードプレーヤーを
    紙と縫い針で作れるなら
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    この世の中に
  • 7:13 - 7:16
    不可能なことなどあるでしょうか
  • 7:16 - 7:18
    私はこのアイデアを
    ふたりに説明しました
  • 7:18 - 7:21
    そして私達はありきたりで
    退屈な招待状よりも
  • 7:21 - 7:23
    紙のレコードプレーヤーを送る方が
  • 7:23 - 7:25
    ずっと良いと思いました
  • 7:25 - 7:27
    私達は本当にワクワクしました
  • 7:27 - 7:29
    それから私はとても
    緊張し始めました
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    実現できるかどうかは
    私の責任だからです
  • 7:32 - 7:36
    そして法外な時間をかけて
    どんな針を使うか考えました
  • 7:36 - 7:39
    「音を忠実に再現できる針は
    見つかるだろうか?」とか
  • 7:39 - 7:41
    紙の販売業者に電話して
  • 7:41 - 7:43
    音響の最も良い紙はないかと
    質問もしました
  • 7:43 - 7:44
    (笑)
  • 7:44 - 7:47
    変人だと思われたみたいですが
  • 7:49 - 7:51
    その間マイクとカレンは歌を録音し
  • 7:51 - 7:54
    ソノシートの原盤を作りました
  • 7:54 - 7:56
    私はソノシートを回した時に
  • 7:56 - 7:58
    いろいろな衣装になるように
  • 7:58 - 8:01
    白黒のイラストをプリントしました
  • 8:01 - 8:03
    (笑)
  • 8:04 - 8:06
    そしてこれが完成しました!
  • 8:06 - 8:08
    紙のレコードプレーヤーです
  • 8:08 - 8:11
    招待状を受け取った200人の人々が
    これを聴きました
  • 8:11 - 8:14
    始めが紙のプレーヤーの音で
  • 8:14 - 8:18
    比較のため実際の歌の録音を
    つなげてあります
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    (音楽と歌)
  • 8:44 - 8:45
    (音楽停止)
  • 8:47 - 8:49
    私達は完成した時
    すごく興奮しました
  • 8:49 - 8:51
    (笑)
  • 8:51 - 8:54
    私はこの過程で紙が秘めている力を
    発見したことに
  • 8:54 - 8:56
    興奮しました
  • 8:57 - 9:00
    このプロジェクトは
    私のお気に入りです
  • 9:00 - 9:04
    私達がメディアに
    不必要な期待を抱いていることに
  • 9:04 - 9:07
    注意を向けさせるからです
  • 9:07 - 9:10
    私達は物質的な経験に対して
    思い込みがあります
  • 9:10 - 9:14
    例えば「紙は無声のもの」とか
    「ウェブサイトは平面」とか
  • 9:14 - 9:16
    私たちはこんな思い込みも
    持っていて ―
  • 9:16 - 9:17
    [新聞は真実を伝える](笑)
  • 9:17 - 9:20
    これは 民主主義の世の中で
    もっと恐れてしかるべきことです
  • 9:20 - 9:23
    なぜなら これは
    思考の抜け穴になるからです
  • 9:23 - 9:26
    私達はメディアの権威への
    思い込みや
  • 9:26 - 9:31
    新聞のようなメディアの作り出す
    政治的現実の中を夢遊しているのです
  • 9:31 - 9:36
    しかし私個人としては
    こういう小さな改造の経験から
  • 9:36 - 9:38
    私達に与えられた
    限られた現実を
  • 9:38 - 9:41
    疑うべきだという
    気持ちを持っていて
  • 9:41 - 9:44
    次のプロジェクトでは
    ちょうど それを実践しています
  • 9:46 - 9:50
    毎日通勤中に新聞を読む習慣を
    想像してください
  • 9:50 - 9:55
    しかし事実と異なるニュースが満載の
    新聞を手渡されたらどう反応しますか?
  • 9:55 - 9:57
    (笑)
  • 9:57 - 10:02
    もっと具体的に言うと
    もしクレイジーな人が細心の注意を払って
  • 10:02 - 10:05
    典型的な新聞の
    まがい物を作ったとしたら?
  • 10:06 - 10:10
    2008年の秋に
    私達はこれを実行しました
  • 10:10 - 10:12
    アーティストのスティーブ・
    ランバートが構想し
  • 10:12 - 10:14
    ザ・イエスメンが組織し
  • 10:14 - 10:19
    沢山の人々によって実行されました
    私もその一人です
  • 10:19 - 10:22
    私達は完璧な偽『ニューヨークタイムズ』を
    発行しました
  • 10:22 - 10:25
    誰の許可も得ず
    ただ実行しました
  • 10:25 - 10:26
    (笑)
  • 10:26 - 10:28
    私達はそれを大量に印刷し
  • 10:28 - 10:30
    ある木曜の朝に
    ニューヨークで
  • 10:30 - 10:33
    何十万という通勤中の人々に
    配布しました
  • 10:33 - 10:34
    (笑)
  • 10:34 - 10:36
    (拍手)(喝采)
  • 10:36 - 10:38
    ありがとうございます
  • 10:38 - 10:39
    (拍手)
  • 10:42 - 10:43
    「なぜ?」と思うかもしれません
  • 10:43 - 10:46
    「どうして偽新聞を作るのか?」
  • 10:48 - 10:51
    正直言って本物の新聞は
    とても憂鬱です
  • 10:51 - 10:54
    世の中で起きることに
    意見できるものとされる
  • 10:54 - 10:56
    民主主義社会に
    私達は住んでいますが
  • 10:56 - 11:00
    私達が聞きたい 明るいニュースは
    新聞では見かけません
  • 11:00 - 11:03
    そこでグッドニュースだけの
    新聞を作ったのです
  • 11:03 - 11:04
    (笑)
  • 11:04 - 11:07
    私達は世の中を良くするであろう
    政策案を載せました
  • 11:07 - 11:11
    イラクからの撤退が議論される
    何年も前に
  • 11:11 - 11:13
    イラク戦争を終結させました
  • 11:13 - 11:15
    「ウォール街を占拠せよ」が起こる
    何年も前に
  • 11:15 - 11:17
    最高賃金制度を定め―
  • 11:17 - 11:18
    (笑)
  • 11:20 - 11:22
    最低所得者と最高所得者の
  • 11:22 - 11:24
    巨大な賃金格差を
    解消しました
  • 11:26 - 11:29
    公民科を高校の授業に
    復帰させました
  • 11:29 - 11:30
    (笑)
  • 11:30 - 11:32
    どうですか?
    良い案でしょ!
  • 11:32 - 11:36
    高校生が政府がどのように
    機能するか再び学ぶのです
  • 11:37 - 11:40
    2つの新聞には
    重要な違いがあります
  • 11:40 - 11:42
    (笑)
  • 11:42 - 11:45
    本物のニューヨークタイムズの
    スローガンは
  • 11:45 - 11:47
    「印刷するにふさわしい全てのニュース」
    であるのに対し
  • 11:47 - 11:50
    私達はもっと前向きなメッセージを
    提案しました
  • 11:50 - 11:52
    「私たちが印刷を願う全てのニュース」です
  • 11:52 - 11:53
    (笑)
  • 11:53 - 11:57
    私たちの新聞は
    6ヶ月先の日付なので
  • 11:57 - 11:59
    通りでこれを
    手渡された人々は
  • 11:59 - 12:03
    理想の未来からの遺物を
    手にしていることになるのです
  • 12:03 - 12:05
    いわば世論の力という
    重要なアイデアに後押しされた
  • 12:05 - 12:09
    達成可能な理想的未来への
    青写真です
  • 12:10 - 12:12
    そして私達のいたずらは
    見事にはまりました
  • 12:12 - 12:15
    人々は奇妙な精神的空間に
    宙ぶらりになりました
  • 12:15 - 12:17
    記事の内容は
    本物であるわけがない一方
  • 12:17 - 12:20
    新聞は非の打ち所がなく
    本物らしかったからです
  • 12:20 - 12:23
    人々の反応を撮影しました
  • 12:23 - 12:24
    (笑)
  • 12:24 - 12:26
    そうです やりました!
  • 12:26 - 12:29
    始めの数秒は心の葛藤です
  • 12:29 - 12:31
    困惑してます
  • 12:31 - 12:33
    (笑)
  • 12:40 - 12:41
    やった!
  • 12:42 - 12:44
    (笑)
  • 12:50 - 12:51
    この人は傑作です
  • 12:53 - 12:55
    (笑)
  • 12:57 - 13:00
    このような反応を
    引き起こすには
  • 13:00 - 13:05
    新聞に徹底した信憑性が
    なくてはなりません
  • 13:05 - 13:10
    それで夫のダニエル・ダンナムと私は
    信憑性保証チームを作りました
  • 13:10 - 13:12
    彼は印刷の書体や
  • 13:12 - 13:14
    レイアウトやインクの匂いなど全て
  • 13:14 - 13:16
    本物のニューヨークタイムズ
    そっくりにしました
  • 13:16 - 13:21
    そして私は理想の未来の
    偽広告を担当しました
  • 13:21 - 13:22
    (笑)
  • 13:22 - 13:25
    理想の未来は
    過去に過ちを起こした企業が
  • 13:25 - 13:30
    償いをするための完璧な機会に
    なるだろうと思ったのです
  • 13:30 - 13:31
    (笑)
  • 13:31 - 13:35
    私達は彼ら自身の
    広告表現を使いました
  • 13:35 - 13:39
    例えば もしイケアで
    安価な家具の代わりに
  • 13:39 - 13:41
    風力発電施設を購入できたら?
  • 13:41 - 13:45
    平箱梱包されていて
    組み立てはいとも簡単
  • 13:45 - 13:48
    (笑)
  • 13:48 - 13:50
    ジグザグ型の工具と木釘も
    付いてきます
  • 13:50 - 13:52
    素晴らしいでしょう?
  • 13:53 - 13:55
    もっとひどい例はデビアスです
  • 13:55 - 13:58
    血塗られたダイアモンド販売の償いに
  • 13:58 - 14:01
    義肢を 戦争で疲弊した
    アフリカの国々に寄付します
  • 14:03 - 14:05
    そしてこれは中古車販売店の広告です
  • 14:05 - 14:08
    最近は「公害車下取り」を
    やっていますが
  • 14:08 - 14:10
    ここでは車を下取に出して
  • 14:10 - 14:13
    排ガス・ゼロの乗り物に
    買い替えられます
  • 14:13 - 14:15
    自転車です!
  • 14:15 - 14:16
    (笑)
  • 14:16 - 14:19
    そして私のお気に入りのDr. Zは
  • 14:19 - 14:22
    「美しく綺麗な肌」の代わりに
    「美しく綺麗な良心」を提供します
  • 14:22 - 14:25
    ニューヨークの地下鉄に
    乗ったことがないなら
  • 14:25 - 14:26
    Dr. Zをご存じない
    かもしれませんが
  • 14:26 - 14:28
    あるなら知っているはずです
  • 14:28 - 14:32
    この安っぽい虹の広告が
    どこにでもあるからです
  • 14:32 - 14:35
    いまや彼も この皮相的な
    サービスの提供をやめて
  • 14:35 - 14:37
    お肌を綺麗にする代わりに
  • 14:37 - 14:39
    イラクのゴタゴタの綺麗にします
  • 14:39 - 14:40
    (笑)
  • 14:42 - 14:46
    私達の偽新聞は
  • 14:46 - 14:48
    世界中の本当のニュースで
    取り上げられました
  • 14:48 - 14:51
    これらの予想外の希望へのメッセージが
    世に出たのは
  • 14:51 - 14:55
    『ニューヨークタイムズ』をパクった
    大胆な行動のためですが
  • 14:55 - 14:59
    それはまた私達が誰も予期しない道を
    利用したからでもあります
  • 14:59 - 15:03
    新聞を ニュース報道という
    期待された役割を超えた
  • 15:03 - 15:06
    より良い世界への
    青写真にしたのです
  • 15:08 - 15:12
    これら3つのプロジェクトで私は
    通常の秩序を拒否し
  • 15:12 - 15:15
    物事を解体し
    断片を再構築することによって
  • 15:15 - 15:19
    現実に求めることの概念は
    拡張できることを示しました
  • 15:19 - 15:22
    より良いものへと至る道は
  • 15:22 - 15:25
    何であれ目の前にある
    無数の小さなものを
  • 15:25 - 15:28
    壊わしていくことなのだと
    主張したいです
  • 15:28 - 15:31
    だから自己満足的な
    常識の殻を破りましょう
  • 15:31 - 15:34
    私の作品はこちらで
    もっと御覧いただけます
  • 15:34 - 15:38
    「私は裸でいびきをかく・ドットコム」
    (kellianderson.comの並び替え)
  • 15:38 - 15:39
    ありがとうございました
  • 15:39 - 15:40
    (拍手)
Title:
「現実」に挑戦するデザイン
Speaker:
ケリ・アンダーソン
Description:

ケリ ・アンダーソンは日常的な物にユーモアと驚きを取り込むことによって人々の「現実」への期待を打ち壊しています。このトークでアンダーソンは自身の作った巧妙で常識を打破するデザインの数々を紹介します。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
15:53
Yasushi Aoki approved Japanese subtitles for Design to challenge reality
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Design to challenge reality
Masaki Yanagishita accepted Japanese subtitles for Design to challenge reality
Yasushi Aoki rejected Japanese subtitles for Design to challenge reality
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Design to challenge reality
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