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仕事を探しているなら、経歴ではなく力を示そう

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    私がうらやましいと思うのが
    誰かわかりますか?
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    大学の専攻と関係のある
    仕事をしている人です
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    (笑)
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    ジャーナリズムを学んだ
    ジャーナリストとか
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    エンジニアリングを学んだ
    エンジニアとか
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    そういうのは
    もう普通ではなく
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    例外的になっています
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    2010年の調査では
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    大学の専攻に関連する分野の
    仕事をしている人は 4人に1人に過ぎません
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    私は生物学で
    学位を2つ取りました
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    親はがっかりでしょうが
    私は医者にも科学者にもなりませんでした
  • 0:33 - 0:35
    (笑)
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    DNA複製や光合成について
    何年も学んできたことは
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    テクノロジー分野での仕事の役には
    あまり立ちませんでした
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    すべて自分で学ばねば
    なりませんでした
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    セールス マーケティング ビジネス戦略
    プログラミングさえも
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    Etsyに履歴書を送ったとき
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    プロダクトマネージャーの
    職務経験はありませんでした
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    Google他数社から
    すでに蹴られていて
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    苛立っていました
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    Etsyは株式公開した
    ばかりだったので
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    応募するときに
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    IPO申請書類を
    隅から隅まで読んで
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    私自身の事業分析と
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    4つの新機能のアイデアを入れた
    ウェブサイトを作りました
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    彼らはアイデアのうちの
    2つには既に取り組んでいて
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    3つ目も真剣に検討していたと
    後で分かりました
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    私は採用されました
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    はじめ無視されたり
    見落とされたりしていたけど
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    否定する人たちは間違っていたと
    証明する人がいます
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    私が特に好きなのは—
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    エンジニアリング・マネージャーの
    ブライアン・アクトンの話で
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    TwitterやFacebookには
    採用してもらえませんでしたが
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    その後メッセンジャーの
    WhatsApp作り
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    190億ドルで売却しました
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    20世紀の採用方式は
    うまく行かなくなっています
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    すごい潜在力を持つ人が
    見落とされてしまうのです
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    ロボット工学や
    機械学習の進歩は
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    私たちの働き方を変え
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    様々な仕事において
    型どおりの作業を自動化する一方
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    人間の能力を拡張し
    増強してもいます
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    この調子でいけば
    職業人生の残りでは
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    未経験の仕事をすることになると
    覚悟したほうがいいでしょう
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    では今後大きな成果を出す人を
    見出すには
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    どんなツールや戦略が
    必要なのでしょう?
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    その答えを求めて
    様々な領域の第一人者に相談をし
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    レポートや論文を何十本も読み
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    自分でも実験をしてみました
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    この探求は完了からは
    ほど遠いですが
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    進めるべきアイデアが
    3つ得られました
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    第1に 探索範囲を広げること
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    英才教育プログラムや
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    一流大学 一流企業など
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    いつも同じところに
    人材を求めていたら
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    同じ結果しか
    得られません
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    資金難の球団
    オークランド・アスレチックスが
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    野球を変えることになったのは
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    打点のような従来の指標では
    高く評価されないけど
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    チームの得点や勝利に
    貢献できる人を
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    探すようになったからです
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    この考え方はスポーツ以外にも
    広がり始めています
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    Pinterest で研究開発部長をしている人が
    言っていましたが
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    シリコンバレーでも
    最も多様性があり
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    能力の高いチームを
    作ることができたのも
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    才能ある人間は
    1種類ではないと
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    信じていたからなのだと
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    テクノロジーの中心地の
    外に目を向け
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    名門の出かではなく
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    そのデザイナーのこれまでの作品に
    目を向けたのです
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    第2に 仕事ぶりで採用をする
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    私自身の仕事での経験をヒントに
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    Headlight という採用のための
    プラットフォームを作り
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    候補者が輝けるチャンスを
    与えようとしています
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    スポーツチームの入団テストや
    俳優のオーディションのように
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    採用候補者にも
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    自分のスキルを見せるよう
    求めるべきです
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    仕事で成功するか予想するには
    実際に仕事させてみるのが一番という
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    85年にわたる雇用の研究で
    裏付けされた知見を
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    私たちのクライアントは
    役立てています
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    データアナリストを
    採用するなら
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    過去のデータの入ったスプレッドシートを渡し
    何が分かるか聞けばいいのです
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    マーケティングマネージャーを
    採用するなら
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    新製品売り出しキャンペーンの
    企画をさせたらいいんです
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    そして採用される側なら
    言われるまで待たないことです
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    従来の履歴書や
    添え状以外で
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    自分独自のスキルや能力を
    示せる方法を探しましょう
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    第3に 全体像を見ること
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    リクルーターというのは
    履歴書にある小さな汚点1つで
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    仕事が続かない人だと
    すぐレッテルを貼ると聞きました
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    内容は同じでも 白人ではなく
    黒人やアジア系からのメールだと
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    大学教授は無視しがちだ
    という話も読みました
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    私は子供のとき特別支援学級に
    入れられかけました
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    幼稚園に入って1ヶ月して
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    先生が書いたメモには
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    私は衝動的で
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    注意力散漫
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    好奇心が強いが
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    一緒にいて疲れるとありました
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    (笑)
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    園長先生は両親を呼び
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    出産時に問題がなかったか
    母に尋ね
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    専属のカウンセラーに
    相談するよう勧めました
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    状況を把握した父は
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    すぐに家族の状況を
    説明しました
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    アメリカに移住してきたばかりで
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    精神障害者の看護施設の
    屋根裏で暮らし
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    両親は 生活のため
    遅くまで働いていて
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    同年代の子供と遊ぶ機会も
    ほとんどなかったため
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    夏を孤独に過ごしたあと
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    幼稚園に入った
    刺激不足の5歳児が
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    多少興奮気味だったとしても
    驚くことはないのではと
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    人間としての全体像が
    得られなければ
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    その人についての判断は
    偏ったものになります
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    経験と能力
    資格と適性を
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    取り違えないようにしましょう
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    安全ないつも通りの選択に
    留まるのをやめて
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    すごいかもしれない人に
    門戸を開きましょう
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    古くなった採用の
    慣習を捨てて
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    人材を見付け育てる
    新しい方法を取り入れ
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    候補者が自分の物語を
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    力強く説得力のある方法で
    語れるようにする必要があります
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    人々が本当の能力によって見てもらえ
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    その潜在力を開花させる機会が
    得られる世界は実現可能なんです
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    一緒に築こうじゃありませんか
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    ありがとうございました
  • 6:10 - 6:17
    (拍手)
Title:
仕事を探しているなら、経歴ではなく力を示そう
Speaker:
ジェイソン・シェン
Description:

過去の経歴や大学での専攻に直接関連した仕事をする人は減っています。TEDレジデントのジェイソン・シェンの場合、生物学を学びましたが、今やテクノロジー企業でプロダクトマネージャーをしています。人の能力についてのこの短く冴えた講演で、彼は資格や肩書きではなく力を見ることで優れた人材を採用できるとする新しい考え方を示しています。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
06:30

Japanese subtitles

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