生命と非生命の境界線
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0:01 - 0:02歴史的に見ると
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0:02 - 0:05生命ではないと考えられるものと
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0:05 - 0:08生命と考えられるものとは
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0:08 - 0:10双方が大きく隔たっていました
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0:10 - 0:12この美しくて複雑な
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0:12 - 0:15結晶は非生命の側にあり
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0:15 - 0:18美しくて複雑な猫が反対側になります
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0:18 - 0:21これまで150年ほどの科学によって
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0:21 - 0:23非生命と生命との区別は
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0:23 - 0:25はっきりしなくなり
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0:25 - 0:28いまや両者の間は境目なく
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0:28 - 0:30続いているかのようです
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0:30 - 0:32一例をあげましょう
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0:32 - 0:34ウィルスは自然に存在しますね
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0:34 - 0:36ただし単純きわまりないものです
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0:36 - 0:38生命としての
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0:38 - 0:40必要条件すら満たしません
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0:40 - 0:43生命の特徴を全ては満たさず
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0:43 - 0:45他の生命に寄生することで
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0:45 - 0:47繁殖したり進化を遂げます
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0:47 - 0:49今夜のお話では
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0:49 - 0:51この並びの中では非生命寄りに
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0:51 - 0:53位置づけられる実験を紹介します
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0:53 - 0:56実験室で行う化学の実験です
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0:56 - 0:58非生命体の材料を混合して
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0:58 - 1:00新しい構造を作り出し
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1:00 - 1:01その構造が
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1:01 - 1:04生体系の特徴の一部を有するのです
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1:04 - 1:06これはつまり
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1:06 - 1:08ある種の人工生命を作る試みです
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1:08 - 1:10どんな特徴に注目しているかというと
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1:10 - 1:12こんな特徴です
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1:12 - 1:14まず 生命には肉体があります
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1:14 - 1:16肉体は自己を
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1:16 - 1:18環境と区別するために必要です
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1:18 - 1:20また生命は代謝します
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1:20 - 1:23これは環境から取り込んだ資源を
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1:23 - 1:25体の構成要素に変換して
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1:25 - 1:28自己を維持し 拡張していく過程のことです
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1:28 - 1:30生命は子孫に情報を伝えます
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1:30 - 1:32ヒトは自分の情報を
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1:32 - 1:34ゲノムの中のDNAとして持ち
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1:34 - 1:37これを子孫に伝えます
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1:37 - 1:39肉体と代謝という最初の二つの特徴を
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1:39 - 1:41合わせると 移動して複製もできる
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1:41 - 1:43システムができます
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1:43 - 1:46さらに継承可能な情報も組み込めば
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1:46 - 1:48もっと生命に近いシステムとなります
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1:48 - 1:50進化もしていくかもしれません
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1:50 - 1:52実験室で我々が試みたのは
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1:52 - 1:55生命の特徴の1つ以上を
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1:55 - 1:57実験で示すことです
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1:57 - 1:59どうやったかというと
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1:59 - 2:02プロトセルと呼ぶモデルを使いました
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2:02 - 2:03ごく原始的な細胞を
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2:03 - 2:05想像してください
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2:05 - 2:08生きた細胞の簡単な化学モデルです
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2:08 - 2:10例えば皆さんの体の細胞では
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2:10 - 2:12数百万種もの分子が
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2:12 - 2:14複雑なネットワークの中で相互作用し
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2:14 - 2:17「生きている」と呼べる
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2:17 - 2:19状態となります
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2:19 - 2:21実験室では同じようなことを
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2:21 - 2:23数10種類ほどの分子だけで
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2:23 - 2:24目指しています
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2:24 - 2:26複雑さは大幅に失われますが
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2:26 - 2:29生命のように見える状態を
作ろうとしています -
2:30 - 2:32私たちは簡単な実験から
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2:32 - 2:35高度化して 生きたシステムを目指します
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2:35 - 2:37100年前にルデュクが
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2:37 - 2:39合成生物学について
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2:39 - 2:41残した言葉を見ていきましょう
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2:41 - 2:43「生命が合成されることがあっても
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2:43 - 2:45普通に考えられているような
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2:45 - 2:47驚くべき発見とはなるまい」
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2:47 - 2:48初めの一文です
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2:48 - 2:50実験室で生命を合成できたとしても
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2:50 - 2:52日常生活には何も影響しないでしょう
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2:52 - 2:55「進化論を受け入れれば
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2:55 - 2:56生命の合成の
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2:56 - 2:59最初のきざしは無機と有機の
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2:59 - 3:01中間的な姿となるであろう
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3:01 - 3:03すなわち非生命と生命の境目で
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3:03 - 3:05生命の原始的な特徴の
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3:05 - 3:07幾つかだけを有する姿となろう」
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3:07 - 3:09先ほど述べた特徴ですね
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3:09 - 3:11「環境からの進化的なはたらきが
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3:11 - 3:13作用する中で少しずつ
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3:13 - 3:15他の属性が加わるのだ」
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3:15 - 3:17まず単純な実験で
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3:17 - 3:19生命の特徴の一部を有するー
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3:19 - 3:21構造を作り そこから発展させて
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3:21 - 3:23しだいに生命に近づけていきます
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3:23 - 3:25プロトセルの試作は
このように始まります -
3:25 - 3:27自己組織化というアイデアを用います
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3:27 - 3:29すなわち 試験管の中で
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3:29 - 3:31化学物質を混ぜると
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3:31 - 3:33自己会合を始めて どんどん
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3:33 - 3:36大きな構造ができていくのです
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3:36 - 3:37数万とか
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3:37 - 3:39数十万もの分子が集まって
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3:39 - 3:41それまでなかった
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3:41 - 3:43大きな構造を作ります
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3:43 - 3:45この例では
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3:45 - 3:47いくつかの膜分子を利用しました
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3:47 - 3:49適切な条件で材料を混ぜると
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3:49 - 3:50ものの数秒で
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3:50 - 3:53こんなに複雑で美しい構造ができます
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3:53 - 3:55これらの膜は
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3:55 - 3:56形態も機能も
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3:56 - 3:58生体膜と大変似たものです
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3:58 - 4:00そこでこの膜を使って
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4:00 - 4:03我々のプロトセルを作れるわけです
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4:03 - 4:04同様に
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4:04 - 4:06水と油のシステムも利用できます
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4:06 - 4:08油と水は互いに混ざりませんが
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4:08 - 4:10自己組織化によって
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4:10 - 4:12きれいな油滴ができるので
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4:12 - 4:14プロトセルとして人工生物の
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4:14 - 4:16本体にできます
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4:16 - 4:18また後で お見せします
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4:18 - 4:20ここまでは体の作り方でしたね
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4:20 - 4:22構造だけです
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4:22 - 4:24生体システムの他の側面はどうでしょうか
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4:24 - 4:26今お見せしているのも
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4:26 - 4:28プロトセルですが
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4:28 - 4:30天然に産出される
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4:30 - 4:32モンモリロナイトという
粘土から始めます -
4:32 - 4:33こんな粘土の塊が天然に得られます
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4:33 - 4:36化学的に活性のある表面を形成し
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4:36 - 4:38そこで代謝を起こすことができます
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4:38 - 4:40この粘土にある種の分子がー
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4:40 - 4:43例えば 赤で示すRNAが集まります
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4:43 - 4:45RNAはDNAと似た
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4:45 - 4:46情報分子です
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4:46 - 4:48これがこの粘土の表面に
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4:48 - 4:50集まってきます
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4:50 - 4:52この構造は
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4:52 - 4:54膜の境界を形成して
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4:54 - 4:56周りが液体分子で囲まれた
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4:56 - 4:58状態になります
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4:58 - 5:00顕微鏡写真の緑の部分です
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5:00 - 5:02自己組織化を用いると
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5:02 - 5:04実験室で物質を混ぜるだけで
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5:04 - 5:06この膜構造の内側に
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5:06 - 5:08情報分子が結合した
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5:08 - 5:11代謝を営む表面が作れます
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5:11 - 5:15生体系へ向けた一歩です
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5:15 - 5:17しかし このプロトセルを見て実際に
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5:17 - 5:19生きていると考えることはありません
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5:19 - 5:21生命のかけらも見当たらず
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5:21 - 5:23出来上がっても 何も起きません
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5:23 - 5:25何かが足りません
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5:25 - 5:27いくつかの点で足りていません
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5:27 - 5:29足りない点は 例えば
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5:29 - 5:31この系を通るエネルギーの流れから
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5:31 - 5:33エネルギーを少し取り込んで
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5:33 - 5:35プロトセルが自らを
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5:35 - 5:37維持することができないことです
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5:37 - 5:39生体ならできることです
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5:39 - 5:41さて別のプロトセルモデルを作りました
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5:41 - 5:43今のものよりも単純です
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5:43 - 5:45このプロトセルは ただの油滴で
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5:45 - 5:47内部で化学的代謝反応を起こし
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5:47 - 5:50そのエネルギーを使って何かをするー
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5:50 - 5:52プロトセルで このように
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5:52 - 5:54動いたりします
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5:54 - 5:56この油を何滴か落とします
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5:56 - 5:58周りは水です
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5:58 - 6:00プロトセルは動き始めます
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6:00 - 6:02自己組織化によってできた油滴の
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6:02 - 6:04内部では化学的代謝が行われ
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6:04 - 6:06エネルギーを利用できます
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6:06 - 6:08そのエネルギーを利用して
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6:08 - 6:10環境の中を動きます
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6:10 - 6:12前に述べたように 動くことは
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6:12 - 6:14この種の生体系において重要です
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6:14 - 6:16動き回り 周囲の様子を探り
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6:16 - 6:18周囲を変化させます このように
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6:18 - 6:20化学的な波を起こしています
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6:20 - 6:23自己を保存しようとする生体のように
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6:23 - 6:25周囲に作用していると言えるのです
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6:25 - 6:28この動くプロトセルを使って
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6:28 - 6:30別の実験をします
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6:30 - 6:32動いていますね
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6:32 - 6:34ではここに食糧を加えてみます
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6:34 - 6:37青いものが見えます
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6:37 - 6:39システムに食糧を与えます
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6:39 - 6:41プロトセルが動き 食糧に遭遇して
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6:41 - 6:43自分で形を変えると
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6:43 - 6:46食糧の濃度の高いところに登っていき
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6:46 - 6:47そこに留まります
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6:47 - 6:49体があるだけではなくて
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6:49 - 6:52代謝して エネルギーを利用して
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6:52 - 6:54動き回れるシステムです
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6:54 - 6:56周囲の環境を感知して
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6:56 - 6:58自らを維持するための
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6:58 - 7:00材料を見つけます
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7:00 - 7:02脳も神経系も持たない
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7:02 - 7:04ただ袋詰めされた化学物質なのに
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7:04 - 7:06こんな面白くて 生きものみたいに
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7:06 - 7:08複雑な振る舞いができるのです
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7:08 - 7:10ここでは化学物質の種類は
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7:10 - 7:12皿を満たしている
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7:12 - 7:14水を含めても5種で
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7:14 - 7:16こんな系ができました
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7:16 - 7:18こんなプロトセルを
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7:18 - 7:20組み合わせる実験をすると
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7:20 - 7:22条件にもよりますが
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7:22 - 7:24左側では 動き回るプロトセルが
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7:24 - 7:26そこに置かれた別のプロトセルと
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7:26 - 7:28接触しようとしています
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7:28 - 7:30右側では二つのプロトセルは
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7:30 - 7:32ぐるぐる回るのが好きなようです
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7:32 - 7:34とても複雑なダンスのようです
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7:34 - 7:36この系で見たような
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7:36 - 7:38プロトセル単体の
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7:38 - 7:40振る舞いだけではなく
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7:40 - 7:43集団レベルでの挙動もあり
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7:43 - 7:46これも生体と似たものです
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7:47 - 7:49みなさんもプロトセルの
専門家になりましたので -
7:49 - 7:52プロトセルでゲームをしてみましょう
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7:52 - 7:54二種類の違ったものを作ります
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7:54 - 7:56プロトセルAはある種の化学物質を含み
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7:56 - 7:58活性化すると
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7:58 - 8:00振動して踊り始めます
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8:00 - 8:02こんなに原始的だというのに
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8:02 - 8:04踊るプロトセルとは
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8:04 - 8:05興味深いですね (笑)
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8:05 - 8:08第二のプロトセルは別の化学物質を含み
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8:08 - 8:10活性化すると
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8:10 - 8:12みんな集まってくっついて
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8:12 - 8:13一つの大きなプロトセルになります
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8:13 - 8:15こんな二種類を
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8:15 - 8:16一緒にしてやるとどうなるか
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8:16 - 8:20まずAを入れて
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8:20 - 8:22Bも入れて
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8:22 - 8:24そしてシステムを活性化すると
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8:24 - 8:26青い方のプロトセルBは
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8:26 - 8:28全部が集まって一つになり
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8:28 - 8:30大きな塊となります
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8:30 - 8:32もう一種類はただ動いています
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8:32 - 8:35系のエネルギーがなくなるまで動いて
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8:35 - 8:37それでおしまいです
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8:37 - 8:40この実験を何度も繰り返すと
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8:40 - 8:41あるとき
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8:41 - 8:43とても面白いことが起きました
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8:43 - 8:452つのプロトセルを実験系に加えると
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8:45 - 8:48プロトセルのAとBが融合して
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8:48 - 8:50ハイブリッドのABセルができました
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8:50 - 8:51それまでなかったことです
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8:51 - 8:54ここにはプロトセルABがあるのです
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8:54 - 8:57プロトセルABはしばらく踊り続け
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8:57 - 9:00プロトセルBが融合を続けます
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9:00 - 9:03そしてもっと面白いことがおきます
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9:03 - 9:05大きなハイブリッドのプロトセルが
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9:05 - 9:08融合するところを見てください
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9:08 - 9:10しばらく踊った後
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9:10 - 9:14自己複製も起きました (笑)
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9:14 - 9:16これまた化学物質の塊です
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9:16 - 9:18この作用の仕方は
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9:18 - 9:205種の化学物質だけの簡単なシステムの
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9:20 - 9:22混成が起きるとき
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9:22 - 9:24それまでとは違って
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9:24 - 9:26もっと複雑なものができます
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9:26 - 9:28また別の種類の生命と似た
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9:28 - 9:29特徴も現れました
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9:29 - 9:31複製をしたのです
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9:32 - 9:34こんなに面白いプロトセルは
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9:34 - 9:37色や挙動も魅力的で
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9:37 - 9:39作成するのも簡単で
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9:39 - 9:41生命のような特徴を持っています
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9:41 - 9:43こんなプロトセルから地球の生命の
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9:43 - 9:46起源について学べることでしょう
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9:46 - 9:47おそらく最初の段階では
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9:47 - 9:49こんな簡単な姿から
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9:49 - 9:52地球上の生命は始まったことでしょう
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9:52 - 9:54実際 地球には初期から 分子が
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9:54 - 9:57ありましたが この実験に使ったような
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9:57 - 9:59純粋な化学物質では
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9:59 - 10:00なかったでしょう
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10:00 - 10:02むしろ 本当に複雑で
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10:02 - 10:04あらゆる物が混ざり
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10:04 - 10:06制御されていない化学反応で生成した
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10:06 - 10:08多種多様な有機化合物の混合物
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10:08 - 10:11原始のドロドロと考えてください
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10:11 - 10:13このタール様の茶色い
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10:13 - 10:15生成物の溜りは 現代の方法でも
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10:15 - 10:18完全には分析できません
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10:18 - 10:20右側に置いてある純粋な化合物と
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10:20 - 10:21比べてみてください
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10:21 - 10:23こちらは台所にある純粋な砂糖の
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10:23 - 10:25結晶を鍋に入れて加熱したときに
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10:25 - 10:27起きることと 似ています
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10:27 - 10:29砂糖に熱を加え
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10:29 - 10:31化学結合を加えたり切ったりして
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10:31 - 10:33茶色のカラメルが生成されます
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10:33 - 10:35これを調整せずに続けると
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10:35 - 10:37化学結合の追加と切断が続き
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10:37 - 10:39さらに多様な分子の混合体となって
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10:39 - 10:41この種の黒いタール状のものが
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10:41 - 10:43鍋の中にできます
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10:43 - 10:45これは洗い流すのも大変です
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10:45 - 10:47生命の起源はこんなふうだったでしょう
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10:47 - 10:4945億年前の初期の地球では
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10:49 - 10:51こんなドロドロの中から
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10:51 - 10:53生命は発生しなければなりませんでした
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10:53 - 10:55次の課題は
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10:55 - 10:57純粋な化学物質を使わずに
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10:57 - 11:00生命のような性質を持ったプロトセルを
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11:00 - 11:02この種の原始的なドロドロから作ることです
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11:02 - 11:04先ほどもお見せした
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11:04 - 11:06自己組織化した油滴の
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11:06 - 11:07登場です
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11:07 - 11:09内部の黒いしみは
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11:09 - 11:12この種の黒くて多様で複雑な
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11:12 - 11:14有機物のタールです
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11:14 - 11:16先ほどお見せしたような実験に投入し
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11:16 - 11:18そこから活発な動きが
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11:18 - 11:20生じるかどうか観察します
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11:20 - 11:23いい感じです すてきな動きです
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11:23 - 11:25ある種の習性があるようで
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11:25 - 11:27互いに周りを回って
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11:27 - 11:29追っかけあっています
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11:29 - 11:31先ほどお見せしたのと似ています
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11:31 - 11:33でも原始的な条件の下で行い
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11:33 - 11:35純粋な物質はありません
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11:35 - 11:37これもタールで作ったプロトセルです
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11:37 - 11:39周囲から食糧を発見します
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11:39 - 11:40周囲から食糧を発見します
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11:40 - 11:42左側からエサを与えると
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11:42 - 11:44ゆっくり広がってきます
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11:44 - 11:46これは大好きなようで
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11:46 - 11:48とても活発になって
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11:48 - 11:50周囲から食糧を見つけ出しました
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11:50 - 11:52前にお見せしたのとそっくりです
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11:52 - 11:54これも原始の環境で実現しました
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11:54 - 11:56制御されていない条件です
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11:56 - 11:58小ぎれいな実験室条件ではありません
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11:58 - 12:00実際 とても汚い
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12:00 - 12:02小さなプロトセルです(笑)
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12:02 - 12:05しかし 生体のような
特徴のあることが重要です -
12:05 - 12:08こんな人工生命の実験をすることで
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12:08 - 12:11非生命と生命の間をつなぐ経路を
-
12:11 - 12:14定義できるようになるかもしれません
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12:14 - 12:15それだけでなく
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12:15 - 12:18生命とは何か そして生命の形態のー
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12:18 - 12:20可能性についての視野を拡げます
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12:20 - 12:22地上とは全く異なる
-
12:22 - 12:25生命もあり得るのです
-
12:25 - 12:27そこから次の言葉が現れます
-
12:27 - 12:29「奇妙な生命」
-
12:29 - 12:32スティーブ・ベナールが名付けました
-
12:32 - 12:34米国学術研究会議の
-
12:34 - 12:362007年の報告書に
-
12:36 - 12:37登場しました
-
12:37 - 12:40地球上とは大変違う形態の生命を
-
12:40 - 12:42宇宙でどうやって探すべきかを
-
12:42 - 12:45考察した内容です
-
12:45 - 12:47別の惑星を訪れて
-
12:47 - 12:49そこに生命がいるだろうと考えたときに
-
12:49 - 12:51どうすれば生命だと判定できるでしょうか
-
12:51 - 12:53三つの一般的な基準が示されています
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12:53 - 12:55リストの一番です
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12:55 - 12:57第一に 非平衡の系でなければならない
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12:57 - 12:59つまり 死滅したシステムではないこと
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12:59 - 13:00つまり 死滅したシステムではないこと
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13:00 - 13:02その基本的な意味は
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13:02 - 13:04システムにエネルギーが与えられ
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13:04 - 13:07それを利用して自己を
保持しているということです -
13:07 - 13:09太陽が地球を照らし
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13:09 - 13:11光合成が行われて
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13:11 - 13:13生態系の原動力となるのと似ています
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13:13 - 13:14太陽がなかったら
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13:14 - 13:17この星には生命は存在しないでしょう
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13:17 - 13:19第二に 生命は液状なければならない
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13:19 - 13:21つまり面白い構造だとしても
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13:21 - 13:23面白い分子であっても
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13:23 - 13:25動けない固体だと
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13:25 - 13:26生命には適しません
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13:26 - 13:29第三に 化学結合を作ったり 切ったり
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13:29 - 13:31しなければなりません
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13:31 - 13:33生命が環境から取り込んだ資源を
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13:33 - 13:35構成要素として取り込んで
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13:35 - 13:37自己を保持するために重要です
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13:37 - 13:40奇妙で不思議なプロトセルを紹介しました
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13:40 - 13:42粘土を含むもの
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13:42 - 13:44原始的なドロドロを含むもの
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13:44 - 13:46内部が水の代わりに
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13:46 - 13:48ほぼ油だけで構成されたもの
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13:48 - 13:50大半はDNAを含んでいませんが
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13:50 - 13:52生命のような性質を示します
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13:52 - 13:55これらのプロトセルは生命の
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13:55 - 13:58一般的な条件を満たします
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13:58 - 14:00こんな化学的な人工生命の実験を通して
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14:00 - 14:02生命の起源と
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14:02 - 14:05この惑星に生命が棲むことについて
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14:05 - 14:07基本的な理解が得られます
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14:07 - 14:10さらにまた宇宙には
どんな生命の可能性があるのかということも -
14:10 - 14:11明らかになります
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14:11 - 14:13ありがとうございました
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14:13 - 14:17(拍手)
- Title:
- 生命と非生命の境界線
- Speaker:
- マーチン・ハンジク
- Description:
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マーチン・ハンジクの研究室ではプロトセルという化学物質の塊を作り、生命のような挙動を観察しています。この研究は、生命が地球上で誕生したときの姿に関わり、また他の星で誕生するときの姿も示唆するものです。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 14:17
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for The line between life and not-life | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for The line between life and not-life | ||
Jenny Zurawell approved Japanese subtitles for The line between life and not-life | ||
Natsuhiko Mizutani added a translation |