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← 歴史対アンドリュー・ジャクソン ― ジェームズ・フェスター

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Showing Revision 14 created 04/17/2017 by Kazunori Akashi.

  1. 国のヒーローか
    それとも一番の敵か
  2. 歴史上の人物は
    よく議論の的になりますが
  3. 生前に神格化されたり
    中傷されることは
  4. ほとんどありませんでした
  5. でも第7代アメリカ大統領は例外です
  6. 今回は 歴史対アンドリュー・ジャクソンの
    裁判です
  7. 「静粛に静粛に この人物は誰だったか…
    ジャクソン大統領!
  8. あなたは大統領府の品位を下げ
  9. 財政政策で失敗し
  10. アメリカ先住民に対する
    残虐行為を働いた罪で告訴されておる
  11. どう弁明するかね?」
  12. 「裁判長
    私は大都市の弁護士ではありませんが
  13. いくらか
    知っていることはあります
  14. ジャクソン大統領が
  15. 腕一本で成功した開拓者であり
  16. 偉大な将軍で
  17. 国民の本当の味方だと
    知っています」
  18. 「裁判長
    この『国民の味方』は ばくち打ちで
  19. 酔っ払いで
    喧嘩好きでした
  20. その上 彼は
  21. とてもケンカっ早く
  22. 自分から手を出したと
    言われています
  23. 質問ですが
  24. そんな人間が国で最も威厳ある職務に
    ふさわしかったのでしょうか
  25. 彼の大統領就任式での失敗を
    忘れられますか
  26. ホワイトハウスに
    酔っ払った暴徒を招き入れたなんて
  27. 過去に聞いたことがあるでしょうか
  28. 室内をきれいにするのに
    長い時間がかかったのですよ」
  29. 「その酔っ払った暴徒は
    アメリカ国民であり
  30. 彼らは勝利を祝って
    当然です」
  31. 「静粛に静粛に! さて このお祝いに
    パイは供されたのだろうか」
  32. 「結構なことですね
    さて ジャクソン大統領
  33. 大統領就任後すぐに
  34. スポイルズ・システム(猟官制)を導入し
  35. 何百人もの優秀な政府職員を
  36. 無能な政党支持者に代えたのは
    事実ですか」
  37. 「裁判長
    大統領はそんなことはしていません
  38. 彼は職員が不当に利益を得たり
    おかしなことをしないよう
  39. 公務員を入れ替えようとしたのです
  40. 自分たちにへつらう者に
  41. 地位を与えるよう主張したのは
    政党の他の者たちでした
  42. 「しかし大統領は
    それを認めたのでしょう?」
  43. 「しかしですね」
  44. 「では次に
  45. ジャクソン大統領
    あなたは
  46. 合衆国銀行と
    執拗に争った結果
  47. 1837年恐慌や
  48. それに続く経済不況を
  49. 引き起こす原因を
    作ったのではありませんか
  50. あなたが1832年に発動した
  51. 拒否権の行使は
  52. 大衆への無責任な迎合であり
  53. 経済的に無意味な
    行為ではありませんでしたか?
  54. 「裁判長 
    この方の想像力はとても豊かですね
  55. その銀行は裕福なアメリカ人を
  56. さらに裕福にしただけです
  57. 金融恐慌はすべて
    イギリスの銀行が金利を上げ
  58. 貸付額を減らしたために
  59. 起こったのです
  60. それで大統領を非難するなんて
    とんでもないですよ」
  61. 「しかし大統領が国の銀行を
    潰さなければ
  62. 他の貸付金が枯渇したとき
  63. 国の銀行が農家や事業者に
    貸付できたでしょう
  64. そうではありませんか?」
  65. 「これは推測の域を出ないな
  66. 次に進もうか」
  67. 「裁判長 承知しました
  68. これからジャクソン大統領の
  69. 最悪の犯罪の話をします
  70. インディアン移住法により
  71. 全部族を彼らの土地から
    追い出した話です」
  72. 「その非難には
    憤りを感じます
  73. アメリカは先住民から
    公明正大に
  74. 土地を買ったのです」
  75. 「はるかに強大な軍を持つ―
  76. 国による弾圧や威嚇を
  77. 公明正大というのですか
  78. あるいは チェロキー族を
    実際の指導者がいない
  79. 小さな集団に分けて 移住させる条約に
  80. サインしたことは どうですか?
  81. チェロキー族は国軍が来る前に
  82. 十分準備する時間がなく
  83. 『涙の道』を歩まざるを得なかったのです」
  84. 「ちょっと待って下さい
  85. それは全て
    ジャクソン大統領の退任後に
  86. ヴァン・ビューレンが
    やったことです」
  87. 「しかしジャクソン大統領が
    その土台を作り
  88. 条約が批准されることを
    確実にしたのです
  89. ヴァン・ビューレンが
    後にやったのは
  90. その施行だけです」
  91. 「裁判長
  92. 政府は初めから
  93. インディアンの土地を
    買っていますし
  94. 私の依頼人は
    大統領になる前も
  95. このような交渉を
    行っていました
  96. ジャクソン大統領は
    先住民が
  97. 自分たちの土地の
    補償金を得て
  98. 西に移る方が
    彼らにとって最善の策だと
  99. 本当に信じていたのです
  100. 西には
    彼らが慣れたやり方で
  101. 生活を続けられる土地が
    十分にあり
  102. 生活を続けられる土地が
    十分にあり
  103. 自分たちの土地に
    固執して
  104. 白人移住者と対峙し続けるより
    良いと信じていました
  105. 白人移住者の中には
    インディアンの撲滅を
  106. 望む者もいたことを
    忘れないでください
  107. 今とは時代が違ったのです」
  108. 「しかし そんな違う時代であっても
  109. 議会にも
  110. 最高裁にさえも
  111. 移住法が
    どれほど悪いものかを理解し
  112. 声高にそれに反対した人も
  113. 大勢いましたよね?」
  114. 「私の依頼人は
    相当の圧力を受けていました
  115. これほどの大国を治め
  116. 連邦としてまとめ続けるのは
  117. 簡単だと思いますか?
  118. 各州が連邦法を
    無効にしようと
  119. していた時にですよ
  120. 大統領はかろうじて
    サウスカロライナ州に
  121. 輸入関税の導入を
    撤回させました
  122. ジョージア州は
    金の発見に出かけ
  123. チェロキー族の土地の
    奪取を始めました
  124. 先住民を移住させるか
  125. 州政府ともう一度戦うかの
    どちらかだったのです」
  126. 「ではあなたは
    ジャクソン大統領が
  127. 政治目標の達成のため
    道徳原理を
  128. 犠牲にしたと
    認めますね?」
  129. 「その通りですが これまで
    そうでない指導者がいましたか?」
  130. 社会が変化し
    道徳が進化すると
  131. 昨日のヒーローは
  132. 明日の悪者かもしれないし
    その逆かもしれません
  133. 歴史は過去のことかもしれませんが
  134. 我々の歴史の理解は
    常に審理にかけられているのです