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インターネット:ワイヤー, ケーブル & Wifi

  • 0:03 - 0:08
    インターネット
    ワイヤー、ケーブル そして Wifi
  • 0:10 - 0:14
    こんにちは、私はテス・ウィンロック
    Google のエンジニアです
  • 0:14 - 0:18
    では問題:写真やメッセージを
    端末間でどうやり取りしますか?
  • 0:19 - 0:22
    答えは魔法! ・・ではなく
    インターネットです
  • 0:22 - 0:25
    インターネット:
    明確かつ物理的に存在する
    情報を行き来させるためのシステム
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    インターネットは
    郵便に似ています
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    でも送りあっている モノ はちがいます
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    郵便受けや封筒のかわりに
    バイナリー情報をつかいます
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    情報はビットで構成されています
  • 0:39 - 0:42
    ビットとはいうなれば
    「正反対のものどうしのペア」のことで
  • 0:42 - 0:45
    オン | オフ
    はい | いいえ
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    などのことをいい
    通常は「1をオン」「0をオフ」とします
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    ビットの2つの状態を指して
    バイナリー(2進法)コードと呼びます
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    8ビット で 1バイト になり
    1000バイト は 1キロバイト
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    1000キロバイト は 1メガバイト
    音楽1曲の大きさはだいたい3〜4メガバイトぐらいです
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    写真も動画も曲も関係なく
    インターネット上では等しくビットとして扱われます
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    ビットは「情報の原子」だと言えます
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    でも実際に 文字どおり「0」と「1」を
    送りあっているわけではありません
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    ではケーブルや電波をつかって
    なにを送っているかといえば
  • 1:24 - 1:31
    まずは身近な例をつかって
    「ビットの表現」を考えてみましょう
  • 1:31 - 1:35
    たとえば 部屋の明かりをつければ「1」
    消せば「0」だとか
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    他にも音やモールス符号的なもの
    を利用する方法があります
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    でもこの方法だと 遅い、 間違いやすい
    人頼み、と課題もたくさんです
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    そこで機械の出番です
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    [電信]
    過去ビットの送信にーー
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    [点字]
    数々の発明がーー
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    [手旗信号]
    されてきました
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    現在 ビットの送信につかわれるのは
    電気 光 ラジオ波 の3つです
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    [電気]
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    2つの電球を銅線でつなぎ
    双方に操作する人がいるとします
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    一方が電気を オン にすると
    点灯し
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    オフ にすると
    消灯します
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    信号を送り合う者で
    オンは 1 オフは 0 −−
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    と示し合わせば 電気で
    ビットを送り合えるようになります
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    しかしこの方法には課題があります
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    もし0を5個連続で送りたいときは?
    ずっと消えていても数えられませんよね
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    ひとつの方法は<時間>をつかうことです
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    まず「1秒毎にビット1つ」
    と互いに約束しーー
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    受信側は1秒毎の電球の
    状態を記録するわけです
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    0を5個 連続で送るなら
    電気を オフ にして5秒待ちます
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    受信側はその5秒間を記録します
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    電気をオンにして5秒が過ぎ
    受信側はそれも記録します
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    もちろん 1秒に1ビット ではのんびり過ぎます
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    そこで 帯域幅 を増す必要がでてきます
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    帯域幅:
    ある端末の最大送信可能量のこと
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    帯域幅はビットレートで測ります
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    ビットレートはある一定の時間内に
    送ることのできるビットの量のことで、
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    通常は 秒単位 で測ります
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    他に 1ビットの2点間の移動時間を表す
    レイテンシー(反応速度)もあります
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    先ほどの人をつかった例で
    1秒毎にビット1つは 速くもなかったけど
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    ついていくには大変でもありました
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    そこで今度は3メガバイトの
    音楽ファイルを3秒でダウンロードしてみます
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    3メガバイト=24百万ビットを3秒 ですから
    ビットレートは毎秒8百万ビットです
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    人力では1秒で8百万ものビットは
    扱えませんが 機械なら余裕です
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    しかし今度は ビットを通すケーブルが
    どれぐらい離れたところまでーー
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    情報を送れるかも問題となってきます
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    たとえば家庭や学校でみかける
    イーサネットケーブルは
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    100メートルにも満たない距離で
    すでに信号の減衰がみられます
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    インターネットを世界中で機能させるには
    海を越えて設置できなければなりません
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    では何がつかえるでしょう?
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    ワイヤー内を電気より速く動くものといえば?
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    それは 光 です
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    光ケーブルをつかえば
    ビットをビームにして送れます
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    光ケーブルは光を反射するように設計された
    細いガラスでできたケーブルのこと
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    光のビームはケーブルの中を
    目的地まで上下に反射しながら進みます
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    反射の角度を変えれば 一本のケーブルで
    同時に複数のビットを 光速で送れます
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    光ケーブルはスピードも魅力ですが
    より大切なのは遠距離でも減衰しにくいことです
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    おかげで信号は 数千キロもの長距離を
    情報を維持したまま移動できるのです
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    これが光ケーブルが広く
    普及している理由です
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    2008年にエジプト近くで
    ケーブルの断線が起きたとき
  • 4:56 - 5:00
    中東とインドの広い地域で
    ネットが不通となりました
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    普段は気が付きませんが ネットはとても脆い
    基盤で成り立ったシステムなのです
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    光ケーブルは長所もいっぱいですが
    扱いが難しく 高価だという難点もあります
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    ですから今も銅線は広く利用されています
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    では無線での情報のやり取りの方法は?
    線なしでどうやって情報を送るのでしょうか
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    「ラジオ」
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    無線のビット送信機はラジオ信号で
    ビットを送りだします
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    送信機は0と1でできた情報を
    特定の周波数のラジオ波に変換しなければなりません
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    受信側はその逆のプロセスを行うことで
    ラジオ波をバイナリーに変換するのです
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    無線技術のおかげでインターネットが
    モバイルに対応しました
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    でもラジオ信号は長距離は飛べません
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    だから東京のラジオ局は
    大阪で聴けないのです
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    無線は便利ですが 現状では
    まだ有線技術が頼りです
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    お店で Wifi が利用できるのは
    こうした無線ルーターを通じ
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    長距離を有線でつなげて
    情報をやり取りしているからです
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    将来 ビットをやり取りする方法が
    どう変化するかはわかりません
  • 6:02 - 6:04
    衛星とレーザー をつかう方法ーー
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    気球とラジオ波 や ドローン など
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    手段はさまざまでも
    情報のバイナリー化 や
  • 6:10 - 6:14
    それを送受信する際の約束などは
    変化せず残るでしょう
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    インターネット上に存在するすべてのものーー
  • 6:16 - 6:19
    ことば、メール、画像
    ネコのビデオ、犬のビデオ
  • 6:19 - 6:24
    すべてのものが 無数の0と1となり
    電気信号や光のビーム、ラジオ波
  • 6:24 - 6:28
    そしてたくさ〜んの「愛」を通じて
    みなさんのもとに送り届けられています
  • 6:31 - 6:37
    [Code.org]
Title:
インターネット:ワイヤー, ケーブル & Wifi
Description:

インターネットの情報送信を支える物理的基盤の仕組みを解説する教育用ビデオ。

詳しくは: Code.org/educate/csp

Presented by Tess Winlock / Software Engineer at Google

Special Thanks:
Tess Winlock,
Abby Huang
Bemnet Assefa
Saloni Parikh
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Video Language:
English
Duration:
06:41

Japanese subtitles

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