ビッキー・アロヨ「今こそ新時代の気候に対処するとき」
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0:01 - 0:06これは私の故郷
ニューオーリンズの写真です -
0:06 - 0:08子供を育つには良い環境でした
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0:08 - 0:12しかし世界で最も脆弱な都市でもあります
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0:12 - 0:15土地の半分は海抜0メートル以下で
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0:15 - 0:18ご存じの通り2005年には
メキシコ湾岸地域は -
0:18 - 0:22ハリケーンカトリーナの
甚大な被害を受けました -
0:22 - 0:281836人が亡くなり
約30万もの家が失われました -
0:28 - 0:30上の写真は母の家ですが
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0:30 - 0:32この車は母のものではなく
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0:32 - 0:34屋根の高さまで氾濫した
水が運んできたものです -
0:34 - 0:36下の写真は妹の家で
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0:36 - 0:40妹の家族は幸運にも
逃げ出すことはできましたが -
0:40 - 0:42家は破壊され ご覧の通り
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0:42 - 0:45何もかも失ったのです
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0:45 - 0:47世界中ではさらに
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0:47 - 0:50ひどい被害を受けた場所もあります
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0:50 - 0:522008年ミャンマーでは
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0:52 - 0:56サイクロン ナルギスにより
13万8千人が亡くなりました -
0:56 - 0:59気候変動は私たちの家や
コミュニティ 生活に打撃を与えます -
0:59 - 1:02私たちはあらゆる規模の災害と
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1:02 - 1:05また全ての災害に備えなければなりません
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1:05 - 1:09今回お話しするのは
私たちの共通の家である地球に -
1:09 - 1:12影響を与えるこの気候変動に
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1:12 - 1:15どう準備をし
どう対策していくかについてです -
1:15 - 1:19この変動は全ての人に等しく
影響があるわけではありません -
1:19 - 1:21皆さんが考えるのとは異なる
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1:21 - 1:23重大な地域差があるのです
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1:23 - 1:27ニューオーリンズでは
老人家庭や女性世帯主の -
1:27 - 1:29家庭が最も脆弱です
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1:29 - 1:31脆弱な低地に住む人にとって
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1:31 - 1:34先祖が眠る土地の喪失は
お金で解決できることでしょうか? -
1:34 - 1:38どこへ向かえばよいのでしょうか?
そして見知らぬ土地で -
1:38 - 1:40どう生きていけばよいのでしょうか?
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1:40 - 1:43移民問題を巡る緊張状態や
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1:43 - 1:46限られた資源をめぐる衝突が
待っているかもしれません -
1:46 - 1:51チャドやダルフールでは
既に衝突がありました -
1:51 - 1:56望まずとも 準備できていなくとも
これが私たちの未来なのです -
1:56 - 1:59もちろん 新しい世界にチャンスを
見いだす人々もいます -
1:59 - 2:02これは失われつつある北極の氷の
下に眠るミネラルの権利を -
2:02 - 2:06主張して海の底に立てられた
ロシアの国旗です -
2:06 - 2:09短期的には少数の勝者が
でるかもしれませんが -
2:09 - 2:13人類全体にとっては
大きな重荷となることでしょう -
2:13 - 2:15異常気象現象に伴う途方もない
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2:15 - 2:17損失に直面している保険会社は
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2:17 - 2:19誰よりもわかっています
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2:19 - 2:22気候変動が 安定と安全を損ね
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2:22 - 2:25脅威を増大させることを
軍は理解していますが -
2:25 - 2:28世界中の政府は どう対応すべきか
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2:28 - 2:30検討中にすぎません
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2:30 - 2:35では私たちにはどのような
対策 対応ができるでしょうか? -
2:35 - 2:38本日は三つの例を紹介したいと思います
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2:38 - 2:411つ目は激しい嵐と
洪水への対応策です -
2:41 - 2:43こちらのニューオーリンズにある
カトリーナに破壊された -
2:43 - 2:46ツイン・スパン橋は
さらに大きなハリケーンに備え -
2:46 - 2:50前より 6m 高い位置に
再建されました -
2:50 - 2:53そしてこの高床で
エネルギー効率の良い家は -
2:53 - 2:56ブラッド・ピットや
メイク・イット・ライト財団の支援を受け -
2:56 - 2:58かつて大打撃を受けた
第九地区に建設されました -
2:58 - 3:01母がかつてよく通っていた
この荒廃した教会は -
3:01 - 3:04高い位置に再建されただけでなく
国内で最初の -
3:04 - 3:07エネルギースター基準を
満たした初の教会です -
3:07 - 3:09太陽光パネルにより作り出した電気を
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3:09 - 3:13送電線を利用し売ることもできます
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3:13 - 3:15この3月の電気代はたったの48ドルでした
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3:15 - 3:19これはニューオーリンズの
再建方法の例ですが -
3:19 - 3:24皆が気候変動を踏まえて事前の
対策を講じるようになればと願います -
3:24 - 3:28例えばこのガルベストンの家は
他の全ての家がハリケーンで -
3:28 - 3:31破壊されたにもかかわらず
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3:31 - 3:33生き残った頑丈な家です
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3:33 - 3:36そして世界中で気象衛星や
警告システムが -
3:36 - 3:41バングラデシュのような洪水の多い
地域の人々の命を救っています -
3:41 - 3:44しかし科学技術やインフラが
重要であるのと同様に -
3:44 - 3:48おそらく人間自体の要素も
非常に重要なはずです -
3:48 - 3:51つまり優れた計画能力や
避難システムが必要なのです -
3:51 - 3:54人々が緊急時にどのような判断を
下すのか そしてその理由は何かを -
3:54 - 3:56詳しく知る必要があります
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3:56 - 4:00カトリーナで亡くなった人の多くは
移動手段を持たない方々でしたが -
4:00 - 4:03利用できたはずの交通機関やシェルターが
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4:03 - 4:07ペットを受け入れないという理由で
嵐が近づいても -
4:07 - 4:10避難を拒んだ方々も実際にいます
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4:10 - 4:15避難や救出の際にペットを置き去りに
することを想像してみてください -
4:15 - 4:18幸運にも2006年 連邦議会は
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4:18 - 4:21ペット避難輸送基準法案を可決しました
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4:21 - 4:26頭文字をとってPETS法とも
呼ばれています -
4:26 - 4:292つ目に熱波と干ばつへの対処です
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4:29 - 4:31農家の人々はアジア
アフリカ オーストラリアから -
4:31 - 4:34オクラホマまで 世界中で
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4:34 - 4:36干ばつに苦しんでいます
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4:36 - 4:39一方で気候変動による熱波で
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4:39 - 4:452003年西欧で 2010年はロシアで
何千人もの人々が犠牲になりました -
4:45 - 4:50エチオピアではなんと
70%もの人々の生活が -
4:50 - 4:53雨水に依存しています
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4:53 - 4:56オックスファムやスイス・リーは
ロックフェラー財団とともに -
4:56 - 5:00こんな農家が段々畑を作るなどの方法で
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5:00 - 5:03水を貯蔵することの支援をしています
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5:03 - 5:07しかし干ばつに見舞われたときのための
保険も同時に提供しています -
5:07 - 5:09この「安定」が農家にとって
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5:09 - 5:11投資への「自信」につながる訳です
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5:11 - 5:13すると低利子の
融資を受けることができます -
5:13 - 5:15こうして生産性が向上すると
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5:15 - 5:19援助をうけずに 自分で保険料を
まかなうことができるようになるのです -
5:19 - 5:21非常に良い循環であり
途上国全体で -
5:21 - 5:24応用ができるはずです
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5:24 - 5:271995年の異常な熱波の際に
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5:27 - 5:29テイスト・オブ・シカゴ祭りの保冷車を
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5:29 - 5:33仮設の死体置き場に使う
経験を経て シカゴは -
5:33 - 5:35クーリング・センターの開設などで
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5:35 - 5:38ヒートアイランド現象を
抑制するリーダーとして -
5:38 - 5:40認知されるようになりました
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5:40 - 5:43問題のある地域に植樹したり
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5:43 - 5:46白い屋根や屋根緑化を
取り入れたりしています -
5:46 - 5:49これは市役所の緑の屋根です
隣のクック郡にある建物の屋根より -
5:49 - 5:5325℃も表面温度が低くなっています
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5:53 - 5:57ワシントンD.C.は昨年
緑の屋根の敷設に関し -
5:57 - 6:00先進的な取り組みを実施しました
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6:00 - 6:04資金はレジ袋に課税した
5セントから捻出しました -
6:04 - 6:06家やビルの所有者と
緑の屋根の敷設の資金を -
6:06 - 6:08共同で出資しました
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6:08 - 6:11この屋根はヒートアイランド現象を緩和し
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6:11 - 6:13省エネにもつながり金銭的にもお得で
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6:13 - 6:15気候変動につながる排出ガスや
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6:15 - 6:18雨水流出抑制にも有効です
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6:18 - 6:23熱への対処は他の分野でも
大きな利点となるのです -
6:23 - 6:263つ目に海面上昇への対応です
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6:26 - 6:30海面上昇は海岸地域の生態系 農業
そして大都市にも影響を与えます -
6:30 - 6:33これは1、2メートルの
海面上昇により影響を受ける -
6:33 - 6:36メコン川の三角州を表しています
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6:36 - 6:39ここではベトナムの米の
半分もが生産されています -
6:39 - 6:42インフラも影響を受けます
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6:42 - 6:45世界中の多くの空港は
海岸沿いに位置します -
6:45 - 6:46当然ですよね
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6:46 - 6:49騒音問題や高層ビルを心配せずとも
飛行機が離着陸できる -
6:49 - 6:52広大な土地があるからです
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6:52 - 6:55一つの例を挙げてみましょう
これはサンフランシスコ空港が -
6:55 - 6:5740cm 以上の洪水に
見舞われた際 水没する箇所です -
6:57 - 7:00必要不可欠なインフラを守るための
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7:00 - 7:04堤防建設にかかる膨大な
コストを想像してみてください -
7:04 - 7:05しかし皆さんが
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7:05 - 7:08想像もしなかった変化もあります
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7:08 - 7:10例えば空気が熱せられて
密度が下がれば飛行機が -
7:10 - 7:14飛ぶのに必要な揚力が増すので
より長い滑走路が必要になるのです -
7:14 - 7:18サンフランシスコでは
雨水の排出パイプが雨水で -
7:18 - 7:21水没してしまうと 工場からの
排水ができなくなる上に -
7:21 - 7:24廃棄物を処理するバクテリアに
影響がでてしまうので -
7:24 - 7:274000万ドルを捻出して
上下水道システムの -
7:27 - 7:29見直しを進めています
-
7:29 - 7:31そしてこれらの排出口は
-
7:31 - 7:34パイプ内に雨水が侵入しないように
改良されました -
7:34 - 7:37技術的な解決案だけでなく
地元住民と共に -
7:37 - 7:39ジョージタウン気候センターで
-
7:39 - 7:43どんな現行の法律や
政策が利用可能なのか -
7:43 - 7:46また どのように気候変動に
対応できるのか検討しています -
7:46 - 7:49例えば土地の使用で言えば
防波堤の建設で守れる -
7:49 - 7:52場所はどこか?
建物を高床にして守れるのか? -
7:52 - 7:56湿地帯や海岸のような
重要な自然体系を移動させることで -
7:56 - 7:59保護できるのはどこなのか?
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7:59 - 8:01こんなことを話し合っています
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8:01 - 8:04他にイギリスの例を挙げると
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8:04 - 8:07テムズ川防潮堤は高潮から
ロンドンを守っています -
8:07 - 8:10アジア大都市気候変動ネットワークは
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8:10 - 8:13マングローブ等の重要な
生態系の保全に努めています -
8:13 - 8:16マングローブの生態系
そのものが重要なばかりではなく -
8:16 - 8:20内陸の環境を守る緩衝地帯
としての役割もあるのです -
8:20 - 8:24ニューヨークは嵐に非常に脆弱です
-
8:24 - 8:28この標識からもわかるように
海面の上昇や高潮に非常に脆弱で -
8:28 - 8:31ご覧のように地下鉄が
水没する可能性もあります -
8:31 - 8:34しかし地上に目を向けてみると
この一段高い通気用格子は -
8:34 - 8:37機能的で魅力的な解決策に見えます
-
8:37 - 8:39実際ニューヨークや
サンフランシスコ ロンドンでは -
8:39 - 8:43デザイナーが気候変動を
心に留めながら -
8:43 - 8:46自然と建物の環境の融合を計るべく
-
8:46 - 8:48対応策を考えています
-
8:48 - 8:51これらは前例のない
世界への対応能力をつけた -
8:51 - 8:54私たちの可能性を
示すよい例だと思います -
8:54 - 8:57しかし注意しなければ
ならないことがあります -
8:57 - 9:00この「適応」は専門家に
任せてはダメです -
9:00 - 9:03なぜかというと
専門家なんていないからです -
9:03 - 9:07私たちは未知の領域に
達しようとしています -
9:07 - 9:10私たちの知識やシステムは
過去の成果をベースとしています -
9:10 - 9:13「定常性」とは過去を基に未来を
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9:13 - 9:16予期し計画するという考えです
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9:16 - 9:18この原則が工学の大部分や
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9:18 - 9:21重大なインフラのデザイン
都市の水道システム -
9:21 - 9:26建築基準法や水利権 その他の
法的前例を支配しているのです -
9:26 - 9:29しかし単純に既存の規範に
頼ることはできません -
9:29 - 9:33地球が何千年にもわたって
経験してきたCO2濃度の範囲外で -
9:33 - 9:38活動しているからです
-
9:38 - 9:41さらに重要なことは
ただ生き残るためでなく -
9:41 - 9:45より繁栄するために
家庭やコミュニティが -
9:45 - 9:48脆弱性やリスクに晒されている状態を
-
9:48 - 9:51認識するかどうかも私たちに
かかっているということです -
9:51 - 9:54そして私たち自身が十分に対策をし
-
9:54 - 9:56政府のリーダーたちが気候変動の
基本的原因に対処する一方で -
9:56 - 9:59彼らにも私たちと同様の対策を
-
9:59 - 10:02要求していくことが私たちの
双肩にかかっています -
10:02 - 10:03簡単にできる対策なんてありません
-
10:03 - 10:07万能の解決策もありません
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10:07 - 10:09実際に行動するしかないのです
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10:09 - 10:13「行動」こそ重要なのです
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10:13 - 10:15ご清聴ありがとうございました
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10:15 -(拍手)
- Title:
- ビッキー・アロヨ「今こそ新時代の気候に対処するとき」
- Speaker:
- Vicki Arroyo
- Description:
-
政治はさておき、近年の深刻な気候変動はデータにも表れています。ビッキー・アロヨが言うように、洪水や干ばつや不安定な気候等の気候変動への対策が必要なときが来たのです。地域的な話から世界中の都市の話まで、ビッキーが大胆な計画を語ります。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 14:36
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