フランシス・コリンズ: より良い薬が必要です — 今すぐに
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0:01 - 0:03挙手をお願いしたいと思います
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0:03 - 0:0748歳以上の方は?
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0:07 - 0:10数人のようですね
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0:10 - 0:12おめでとうございます
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0:12 - 0:16その方は アメリカの平均余命についての
このスライドにあるように -
0:16 - 0:191900年生まれの人の平均寿命よりも
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0:19 - 0:22長生きしていることになります
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0:22 - 0:25しかし 20世紀に起こったことを
見てみてください -
0:25 - 0:27この曲線を辿っていくと
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0:27 - 0:30大きな下降があることが分かります
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0:30 - 0:32そのくぼみは1918年の
インフルエンザによるものです -
0:32 - 0:35現在2010年では
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0:35 - 0:38新生児の平均余命は79歳であるので
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0:38 - 0:40我々は まだまだ生きられます
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0:40 - 0:41これがグッドニュースです
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0:41 - 0:43しかし すべきことはたくさんあります
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0:43 - 0:44例えば 病気のうち
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0:44 - 0:47分子的なメカニズムが
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0:47 - 0:49完全にわかっているものがいくつあるか?
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0:49 - 0:53約4000ですが これはすごいことです
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0:53 - 0:55なぜならほとんどの分子学的発見は
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0:55 - 0:58つい最近なされたものだからです
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0:58 - 1:01これは素晴らしいことなのですが
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1:01 - 1:03しかし それら4000の病気のうち
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1:03 - 1:05治療法があるものはいくつでしょう?
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1:05 - 1:07たった250程度です
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1:07 - 1:10この大きなギャップは 重大な課題です
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1:10 - 1:13皆さんはこう思われるかもしれません
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1:13 - 1:14「そんなに難しいことじゃない」
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1:14 - 1:17病気の原因に関して 生物学が解明した
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1:17 - 1:20基礎的な情報を
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1:20 - 1:22実用化に結びつけるための
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1:22 - 1:25大きなギャップを埋められる
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1:25 - 1:28橋を架ける能力が
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1:28 - 1:29私たちには備わっていると
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1:29 - 1:32おそらくこんな橋を
思い浮かべられていることでしょう -
1:32 - 1:36一方の端から他方へと渡る
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1:36 - 1:39光り輝く 素敵な道です
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1:39 - 1:42こんなに簡単にできたら良いでしょう?
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1:42 - 1:44残念ながら現実は違います
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1:44 - 1:46基礎知識を実用化しようとする試みの
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1:46 - 1:49現実は こんな感じ
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1:49 - 1:51光り輝く橋などは
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1:51 - 1:52夢のまた夢です
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1:52 - 1:54泳ぐ 船をこぐ
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1:54 - 1:56ヨットやタグボートを使う人も
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1:56 - 1:58さらに異変も起こります
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1:58 - 2:00雨が降り始め 雷鳴が轟き
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2:00 - 2:02ひどいことには 水中にはサメもいて
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2:02 - 2:04トラブルに巻き込まれます
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2:04 - 2:05スイマーは溺れ
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2:05 - 2:09ヨットは転覆し
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2:09 - 2:10タグボートは岩にぶつかりました
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2:10 - 2:13きっと運が良い人なら川を渡り切ります
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2:13 - 2:15さて どういうことでしょうか?
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2:15 - 2:17治療法を開発するとは
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2:17 - 2:20薬とは 何なのでしょうか?
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2:20 - 2:22薬は 水素 炭素 酸素 窒素や
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2:22 - 2:25その他数種類の原子で構成される
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2:25 - 2:271つの形になった 小さな分子です
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2:27 - 2:29その形により その薬がターゲットに
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2:29 - 2:33実際に作用するかが決定されるのです
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2:33 - 2:35実際にそこまで辿り着けるのでしょうか?
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2:35 - 2:38この画像をご覧下さい
様々な形のものが踊っています -
2:38 - 2:40自閉症やアルツハイマー病 ガンなどに対する
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2:40 - 2:42新たな治療法を開発しようとするなら
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2:42 - 2:44このごちゃごちゃの中から
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2:44 - 2:46最終的に恩恵をもたらし
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2:46 - 2:49かつ 安全であるような
適切な形を見つける必要があります -
2:49 - 2:52この工程で起こることに注目してみましょう
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2:52 - 2:53おそらく 数千 数万もの
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2:53 - 2:55化合物から始めることになります
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2:55 - 2:57様々なステップを経て
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2:57 - 2:59効用のなさそうなものを除外していきます
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2:59 - 3:02最終的に臨床試験を行う段階では
4つか5つ程度に絞り込まれ -
3:02 - 3:05治験がうまくいけば
開発を始めて14年も経った後に -
3:05 - 3:071つの薬の承認がようやく得られます
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3:07 - 3:091つの薬の開発が成功するには
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3:09 - 3:1110億ドル以上が必要です
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3:11 - 3:14この工程を エンジニア的に見て
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3:14 - 3:16改善策を考える
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3:16 - 3:18それが今日この場で
皆さんにお伝えするメインテーマです -
3:18 - 3:20開発期間を短縮するには?
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3:20 - 3:23どうすれば成功率が上がるのか?
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3:23 - 3:25まず うまくいった実例を
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3:25 - 3:27お示ししましょう
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3:27 - 3:301つは つい数ヶ月前のことですが
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3:30 - 3:33嚢胞(のうほう)性線維症の薬が承認されました
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3:33 - 3:35しかし 長い時間がかかりました
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3:35 - 3:40嚢胞性線維症の分子的な原因は
1989年に 私の研究グループが -
3:40 - 3:42トロントの別のチームと
共同で発見しました -
3:42 - 3:44第7染色体の特定の遺伝子に存在する
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3:44 - 3:46変異を特定したのです
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3:46 - 3:48この写真をご覧ください
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3:48 - 3:50こちらも 同じ少年です
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3:50 - 3:53ダニー・ベゼットの23年後の姿です
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3:53 - 3:55この年は
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3:55 - 3:57ダニーが結婚した年であるとともに
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3:57 - 4:00分子的な理解に基づいて
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4:00 - 4:04嚢胞性線維症の欠損に働く薬が 初めて
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4:04 - 4:06FDAの承認を受けた年でもあります
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4:06 - 4:07これが良いニュースです
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4:07 - 4:11悪いニュースは この薬は全ての嚢胞性線維症を
治せるわけではないことです -
4:11 - 4:13ダニーに対しても効果がありません
そのため私たちは今なお -
4:13 - 4:15次世代の薬が彼を救うのを待っています
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4:15 - 4:19しかしこれまでに23年もかかりました
実に長い時間です -
4:19 - 4:20どうすれば速くできるでしょう?
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4:20 - 4:23期間短縮の1つの方法は 技術の活用です
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4:23 - 4:26頼りとなる重要な技術は
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4:26 - 4:28ヒトゲノムに関するものです
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4:28 - 4:30染色体をひも解き
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4:30 - 4:33DNA全体を抽出し
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4:33 - 4:36私たちや あらゆる生物の設計書である
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4:36 - 4:38DNA塩基配列の文字 つまりATGCを
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4:38 - 4:41解読することができる技術です
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4:41 - 4:43また 解読にかかる費用は
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4:43 - 4:46以前は数億ドルでしたが
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4:46 - 4:48ここ10年の間に
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4:48 - 4:50ムーアの法則を越える速さで下がり続け
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4:50 - 4:54今日では あなたや私のゲノムの解読に
かかる費用は1万ドル以下となり -
4:54 - 4:581000ドルにも まもなく到達しそうです
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4:58 - 4:59ワクワクします
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4:59 - 5:03それが 病気への応用に どのように役に立つか?
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5:03 - 5:05ここで 別の疾患についてお話しします
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5:05 - 5:07これは希少な疾患で
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5:07 - 5:10ハッチンソン・ギルフォード・
プロジェリア症候群と呼ばれています -
5:10 - 5:14早老の最も劇的な形です
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5:14 - 5:17約400万人に1人の子供がこの病気にかかりますが
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5:17 - 5:21要は この病気にかかると
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5:21 - 5:23特定の遺伝子の変異のために
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5:23 - 5:26細胞に有害なタンパク質がつくられます
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5:26 - 5:28そのせいで 通常の7倍の速さで
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5:28 - 5:31老化が進行します
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5:31 - 5:34この疾患が細胞に対して行うことの
ビデオをお見せします -
5:34 - 5:37通常の細胞は 顕微鏡で見ると
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5:37 - 5:40中心に核を持っていますが
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5:40 - 5:44境界ははっきりとしており
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5:44 - 5:46丸く滑らかです
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5:46 - 5:48一方 プロジェリア細胞は
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5:48 - 5:51プロジェリンという有害なタンパク質のせいで
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5:51 - 5:53塊やこぶがあります
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5:53 - 5:562003年にこれを発見した後
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5:56 - 5:58私たちは治す方法を
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5:58 - 6:01見つけようと試み始めました
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6:01 - 6:04繰り返しになりますが
分子的な経路が分かれば -
6:04 - 6:06非常に多くの化合物の中から
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6:06 - 6:09有用と考えられるものを選び出し
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6:09 - 6:10試してみることができます
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6:10 - 6:13培養細胞で行われた実験では
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6:13 - 6:15この動画に示されるように
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6:15 - 6:18プロジェリアを持つ細胞に対して
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6:18 - 6:21特定の化合物を加え
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6:21 - 6:23何が起こるか観察してみると
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6:23 - 6:26ちょうど72時間後に その細胞は
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6:26 - 6:28私たちが知る限りにおいて
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6:28 - 6:30通常の細胞のようになります
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6:30 - 6:34面白い結果ですが
ヒトに対しても効くのでしょうか? -
6:34 - 6:38原因遺伝子が発見されてから
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6:38 - 6:41たった4年で この化合物の治験にまで
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6:41 - 6:44こぎ着けました
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6:44 - 6:45ご覧頂いている子どもたちは
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6:45 - 6:48この治験に進んで参加してくれた
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6:48 - 6:4928人です
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6:49 - 6:53この写真をご覧になれば
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6:53 - 6:56全員がこの病気に苦しむ人々であり
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6:56 - 6:57極めて似通った見た目を
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6:57 - 7:00していることがわかるでしょう
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7:00 - 7:01もっと詳しく説明する代わりに
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7:01 - 7:05治験参加者の1人 ボストン出身の
サム・バーンズをお招きします -
7:05 - 7:08彼は この舞台で
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7:08 - 7:10プロジェリア症候群の子どもとしての
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7:10 - 7:12経験を話すために来てくれました
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7:12 - 7:16サムは15歳です 彼の両親の
スコット・バーンズとレスリー・ゴードンも -
7:16 - 7:182人とも医者ですが ここへ来てくれています
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7:18 - 7:21サム どうぞ座って
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7:21 - 7:28(拍手)
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7:28 - 7:30サム こちらの皆さんに プロジェリア症候群という
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7:30 - 7:33病気にかかるとどうなるのか 話してくれないか?
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7:33 - 7:37サム・バーンズ: プロジェリアのせいで
僕はいくつかの制限を課せられました -
7:37 - 7:41スポーツや身体的運動はできませんが
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7:41 - 7:44幸運なことに 僕はそうした制限と
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7:44 - 7:47関係ないものに興味をもつことができました
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7:47 - 7:50しかし マーチングバンドや審判のように
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7:50 - 7:53プロジェリアが障壁になるものを
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7:53 - 7:56本当にしたいと思ったら
その方法を常に見つけています -
7:56 - 8:00つまりプロジェリアは僕の人生を
左右しているわけではないのです -
8:00 - 8:02(拍手)
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8:02 - 8:04フランシス・コリンズ: ではこの会場にいる研究者や
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8:04 - 8:07これを聞いている他の研究者に何を伝えたい?
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8:07 - 8:09プロジェリアに関する研究と
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8:09 - 8:11他の状況について 言いたいことは?
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8:11 - 8:14サム: プロジェリアに関する研究は
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8:14 - 8:1715年もしない内に格段に進歩しました
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8:17 - 8:21これは研究者が ここまで来るための活力を
持っていたことを示します -
8:21 - 8:24それは僕自身にも 他のプロジェリア患者の
-
8:24 - 8:28子どもたちにも大きな意味があります
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8:28 - 8:30その活力があれば
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8:30 - 8:33誰でもどんな病気でも治すことができるんです
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8:33 - 8:37願わくばプロジェリアも
近い未来に完治できるようになり -
8:37 - 8:41フランシスが話していた 4000もの病気を
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8:41 - 8:44なくすことができればと思います
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8:44 - 8:47フランシス: 素晴らしい
サムは今日 学校を休んで -
8:47 - 8:52ここに来てくれました
そして彼は — (拍手) — -
8:52 - 8:57彼はボストンにある学校で9年生ですが
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8:57 - 8:58全教科A+の成績を修めています
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8:58 - 9:00どうぞ一緒にサムに感謝し歓迎してください
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9:00 - 9:04サム: ありがとうございます
フランシス: よくやった 素晴らしかったよ -
9:04 - 9:16(拍手)
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9:17 - 9:19あと2つほどお話したいことがあります
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9:19 - 9:22まず 特定の薬についてお話しし
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9:22 - 9:24そして 既に解明された4000の病気に対して
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9:24 - 9:28成功例を どう一般化するかについて
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9:28 - 9:30お話しようと思います
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9:30 - 9:32お気付きかもしれませんが
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9:32 - 9:35現在 治験を行っている抗プロジェリア薬は
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9:35 - 9:37もともとそのためにデザイン
されたものではありません -
9:37 - 9:40とても希少な疾患であるため
薬を創るために 企業に対して -
9:40 - 9:43何百万ドルもの負担を
求めるのは困難なのです -
9:43 - 9:45これはガンの薬として開発されましたが
-
9:45 - 9:48ガンには あまり効果がありませんでした
-
9:48 - 9:50しかし偶然にも プロジェリアに対しては
-
9:50 - 9:53適切な性質や形を持っていたのです
-
9:53 - 9:56そのようなことをもっと体系的に
行えたら良いと思いませんか? -
9:56 - 10:00実際に ヒトに対する安全性は保証されているものの
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10:00 - 10:02元々 対象としていた病気の治療には
-
10:02 - 10:04効果がなかったような薬を
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10:04 - 10:06冷蔵庫にしまったままにしている企業に対して
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10:06 - 10:09このようなことを奨励できないでしょうか?
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10:09 - 10:11現在 私たちは全く新しい
分子経路について研究しています -
10:11 - 10:14それらの中には 古い薬に対して
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10:14 - 10:17「再配置」や「再利用」のようなことを
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10:17 - 10:20可能にするものがあるかもしれません
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10:20 - 10:23これは 価値ある取り組みになりえます
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10:23 - 10:26現在 NIHや企業と この将来性のある取り組みについて
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10:26 - 10:28活発な議論を行っています
-
10:28 - 10:30多大なる恩恵が期待されます
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10:30 - 10:33これが大きな進歩につながることを示す
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10:33 - 10:36成功例は極めてたくさんあります
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10:36 - 10:38最初につくられた抗HIV/エイズ薬は
-
10:38 - 10:40HIV/エイズに対してではなく
-
10:40 - 10:42ガンに対してつくられたものでした
AZTと言います -
10:42 - 10:44AZTはガンに対してはあまり効きませんでしたが
-
10:44 - 10:46初めて 抗レトロウィルス薬として
有効性を示す薬となりました -
10:46 - 10:49この表から分かるように
その他の例もあります -
10:49 - 10:52では どのようにこの試みを
一般化すれば良いでしょうか? -
10:52 - 10:55実現のためには 学術界 政府 民間企業
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10:55 - 10:58そして患者協会とが
-
10:58 - 11:00協力する必要があります
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11:00 - 11:02NIHでは国立先進トランスレーショナル
科学センターを設立しました -
11:02 - 11:05NIHでは国立先進トランスレーショナル
科学センターを設立しました -
11:05 - 11:08昨年12月につくられたばかりですが
一つのゴールです -
11:08 - 11:10もう1つ 私たちができることについてお話します
-
11:10 - 11:13患者をリスクに晒すこと無く
-
11:13 - 11:15薬に効果があり 安全かどうかが
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11:15 - 11:17試せたら良いと思いませんか?
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11:17 - 11:20初めて試す時は 有効性と安全性が
保証されないからです -
11:20 - 11:22例えば 人に投与する前に
薬が安全かどうか -
11:22 - 11:25どのようにすれば分かるでしょう?
通常 動物実験を行いますが -
11:25 - 11:28全く信頼が置けるわけではありませんし
-
11:28 - 11:30費用や時間もかかります
-
11:30 - 11:32代わりにヒトの細胞で
実験できるとしたらどうでしょう? -
11:32 - 11:35科学論文の動向に注意を払っている方なら
-
11:35 - 11:36皮膚細胞を採取し それを
-
11:36 - 11:38肝細胞 心筋細胞
-
11:38 - 11:41腎細胞 脳細胞のいずれにも
-
11:41 - 11:44変化させることができるとご存知でしょう
-
11:44 - 11:47薬が有効であるか また安全であるかを
-
11:47 - 11:50テストするために それらを使ったらどうでしょう?
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11:50 - 11:54ここにチップ上につくられた
肺の写真があります -
11:54 - 11:57ボストンのヴィース研究所によりつくられました
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11:57 - 12:01簡単なビデオでご説明しましょう
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12:01 - 12:03個体から細胞を抽出し
-
12:03 - 12:06肺に存在する細胞へと変えます
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12:06 - 12:08その上で様々な新薬候補化合物を
-
12:08 - 12:11投与し それが有害なのか安全なのか
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12:11 - 12:13確かめることができます
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12:13 - 12:16チップ上で呼吸すらも見られます
-
12:16 - 12:18血液循環も見ることができます
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12:18 - 12:20その間に細胞が存在していて
-
12:20 - 12:22化合物を投与したとき何が起こるか
見ることができます -
12:22 - 12:24細胞は健康になるのか ならないのか?
-
12:24 - 12:27腎臓や心臓 筋肉 肝臓などに対しても
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12:27 - 12:29薬が問題を引き起こすかどうか
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12:29 - 12:32見たいというときも
-
12:32 - 12:34同じチップ技術を用いることができます
-
12:34 - 12:37最終的には 個人で同じことが
できるようになり -
12:37 - 12:39医療の開発と治験が
-
12:39 - 12:43チップ上で できる方向に向かうでしょう
-
12:43 - 12:46ここで言いたいのは
-
12:46 - 12:49薬の開発と 安全性評価のプロセスを
-
12:49 - 12:52個別化することです
-
12:52 - 12:53まとめです
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12:53 - 12:56私たちは現在 大きな変化の
瞬間に立ち会っています -
12:56 - 12:58ほぼ20年NIHにいますが 私にとって
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12:58 - 13:00これほどまでに 将来の可能性を感じ
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13:00 - 13:03興奮する時代はありませんでした
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13:03 - 13:05世界中の研究室で
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13:05 - 13:07これらの発見がなされてきました
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13:07 - 13:10これを利用するためには何が必要でしょうか?
まず 資源が必要です -
13:10 - 13:14これはハイリスクで
時にはハイコストな研究です -
13:14 - 13:16その代わり 健康の面でも 経済成長の面でも
-
13:16 - 13:19恩恵は測り知れません
サポートする必要があります -
13:19 - 13:212つ目に 学術界と政府と民間企業
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13:21 - 13:23そして患者協会との間で
-
13:23 - 13:27新たな協力関係が必要です
私がご説明してきたような -
13:27 - 13:30新たな化合物の再利用を促すような関係です
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13:30 - 13:33そして3つ目 恐らくこれが最も重要ですが
才能が必要です -
13:33 - 13:36様々な分野の 最善かつ最優秀な人たちに
-
13:36 - 13:38この取り組みに参加してもらう必要があります
-
13:38 - 13:41年齢 グループを問わずです
-
13:41 - 13:43なぜなら 今がそのときだからです
-
13:43 - 13:47これが待ち望んでいた21世紀の生物学です
-
13:47 - 13:49私たちには これを実際に病気を無くすものへと
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13:49 - 13:52変えるチャンスがあるのです
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13:52 - 13:54それが私の目標です
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13:54 - 13:56願わくば 皆さんの目標でもあって欲しいです
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13:56 - 13:58詩人やマペット サーファー 銀行員
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13:58 - 14:00そしてこの場にいる
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14:00 - 14:03全ての人の目標でもあると思います
-
14:03 - 14:05私たちが何をしようとしているのか
なぜ必要なのか考えてみてください -
14:05 - 14:06私たちが何をしようとしているのか
なぜ必要なのか考えてみてください -
14:06 - 14:08今 必要なんです
可能な限り早く解決する必要があります -
14:08 - 14:12信じられないなら サムに聞いてみてください
-
14:12 - 14:13ありがとうございました
-
14:13 - 14:18(拍手)
- Title:
- フランシス・コリンズ: より良い薬が必要です — 今すぐに
- Speaker:
- Francis Collins
- Description:
-
現在分子的な原因が分かっている病気は4000種類ありますが、治療法が確立されているのはそのうちたった250種類です。どうしてこんなにも時間がかかるのでしょうか?遺伝学者であり医師でもあるフランシス・コリンズが、希少で複雑な病気に対してもなぜ系統的な創薬プロセスが急を要するのか説明し、既存の薬を活用するというような解決策を提案します。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 14:40
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for We need better drugs -- now | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for We need better drugs -- now | ||
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Mamoru Ichikawa accepted Japanese subtitles for We need better drugs -- now | ||
Mamoru Ichikawa commented on Japanese subtitles for We need better drugs -- now | ||
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