WEBVTT 00:00:00.879 --> 00:00:02.881 今日 みなさんに 00:00:02.905 --> 00:00:07.334 このタブレットと 私が装着している このバーチャルリアリティ・ヘッドセットが 00:00:07.358 --> 00:00:11.399 科学の授業にどのような革命を もたらすかをお見せしましょう 00:00:12.100 --> 00:00:13.895 それと 科学の教師が 00:00:13.919 --> 00:00:18.703 生徒の学習効率を数段 高められる方法を お見せしましょう 00:00:19.124 --> 00:00:22.588 どうすればそのすべてが 可能になるのかをお見せする前に 00:00:22.612 --> 00:00:28.151 科学の授業の質を高めることが なぜ重要なのかについて 00:00:28.175 --> 00:00:30.615 手短にお話しましょう NOTE Paragraph 00:00:31.513 --> 00:00:32.674 皆さんもお気づきのはずですが 00:00:32.698 --> 00:00:34.973 世界は急ピッチで成長しています 00:00:35.322 --> 00:00:39.207 その成長の裏側には越えるべき 課題もたくさんあります 00:00:39.231 --> 00:00:42.244 例えば地球温暖化の問題であるとか 00:00:42.245 --> 00:00:46.107 飢餓問題 水不足 病気の根治など 00:00:46.131 --> 00:00:47.656 数多くあります NOTE Paragraph 00:00:48.402 --> 00:00:53.882 そういった大きな難問解決に いったい誰が手を貸すのでしょうか 00:00:54.733 --> 00:00:58.170 最終的にはそれは 彼ら若き学生たちなのです 00:00:58.194 --> 00:01:02.036 彼らこそ 若き聡明な 次世代の科学者たちなのです 00:01:02.060 --> 00:01:05.080 様々な面で私たちが 彼らに期待しているのは 00:01:05.104 --> 00:01:07.906 斬新で偉大な発想で NOTE Paragraph 00:01:07.930 --> 00:01:11.958 迫り来るあらゆる難問を 解決してくれることです 00:01:12.758 --> 00:01:14.659 数年ほど前 私は ビジネス・パートナーとともに 00:01:14.683 --> 00:01:19.042 大学でこういった感じの 学生を前に教鞭をとっていました 00:01:19.066 --> 00:01:24.180 私たちが教えていた学生は こんな感じだったんです NOTE Paragraph 00:01:24.204 --> 00:01:25.268 (笑) 00:01:25.292 --> 00:01:28.130 そうです これが現実なのです 00:01:28.154 --> 00:01:31.679 学生が退屈してしまって 興味をなくし 00:01:31.703 --> 00:01:34.356 なぜ それを学ぶのか 理由さえわからなくなる 00:01:34.380 --> 00:01:37.985 そんなことが 世界中のあまりにも NOTE Paragraph 00:01:38.009 --> 00:01:39.908 多くの大学で起きているのです NOTE Paragraph 00:01:39.908 --> 00:01:44.147 そこで私たちは 斬新な教え方が ないものかと探したのですが 00:01:44.147 --> 00:01:46.944 極めて残念な結果に終わりました 00:01:46.968 --> 00:01:50.833 私たちが目にしたのは 本がデジタル書籍になり 00:01:51.495 --> 00:01:54.511 黒板がYouTubeの動画に替わり 00:01:54.535 --> 00:01:57.679 大ホールでの授業が MOOC すなわち 00:01:57.703 --> 00:02:00.464 大規模オープンオンライン講座に なっていく様子でした 00:02:00.694 --> 00:02:01.941 よく考えてみれば NOTE Paragraph 00:02:01.965 --> 00:02:05.548 ここでしていることは 同じ内容を 00:02:05.572 --> 00:02:07.120 同じ形式で 00:02:07.144 --> 00:02:10.070 より多くの学生に差し出しているだけなのです 00:02:10.565 --> 00:02:13.403 素晴らしいことではあるんですよ 誤解しないでくださいね 00:02:13.427 --> 00:02:17.054 でもどちらかといえば 依然として教え方は同じで 00:02:17.078 --> 00:02:19.374 特に革新的なものではないんです NOTE Paragraph 00:02:19.863 --> 00:02:21.882 ですから私たちは他で 探すことにしたのです 00:02:21.906 --> 00:02:26.357 それで わかったのですが フライトシミュレータを 00:02:26.357 --> 00:02:28.024 実際の飛行訓練と組み合わせた場合 00:02:28.048 --> 00:02:33.313 非常に効果があがることが 繰り返し証明されていたのです 00:02:33.313 --> 00:02:37.869 それを科学の授業に応用することを 思いついたのです 00:02:37.893 --> 00:02:42.444 仮想ラボシミュレータを 造るのはどうかと思ったのです NOTE Paragraph 00:02:43.563 --> 00:02:44.811 それで やってみました 00:02:44.835 --> 00:02:46.653 私たちが目指したのは 基本的に 00:02:46.677 --> 00:02:52.292 完全再現した 個人対応型の仮想現実ラボを作り 00:02:52.316 --> 00:02:54.513 そこで学生たちが NOTE Paragraph 00:02:54.537 --> 00:02:56.447 本物のラボで実験するかのように 00:02:56.471 --> 00:02:59.730 数式に基づく実験を 疑似体験できるようにすることです NOTE Paragraph 00:02:59.730 --> 00:03:01.393 しかし単純な模擬版というわけではなく 00:03:01.417 --> 00:03:03.483 MITのような最高峰の大学と協力し 00:03:03.507 --> 00:03:05.431 最先端のがんに関する研究を 学生に教えられるようなレベルの 00:03:05.455 --> 00:03:09.824 先進のシミュレータを 制作することにしたのです 00:03:10.520 --> 00:03:13.403 学生が本物の実験室に入る前に 00:03:13.427 --> 00:03:16.357 実験を疑似体験できるようになると 00:03:16.381 --> 00:03:19.493 大学は いきなり何百万ドルもの経費を 節約できるようになりました 00:03:20.303 --> 00:03:22.835 それだけではなく 学生は 00:03:22.859 --> 00:03:25.292 疑似装置の中で何が起きているのか 分子レベルで 00:03:25.316 --> 00:03:27.979 理解できるようになったのです 00:03:27.979 --> 00:03:32.567 その上 実験室では危険すぎる実験まで できるようになったのです 00:03:32.591 --> 00:03:34.077 例えば 00:03:34.101 --> 00:03:37.713 重要なテーマでありながら 安全性を理由に多くの学校で 00:03:37.737 --> 00:03:41.708 教えることができなかった サルモネラ菌について学ぶことができるのです NOTE Paragraph 00:03:42.315 --> 00:03:44.052 それに もちろん テストをした後 00:03:44.076 --> 00:03:46.481 教師はダッシュボードを使って 00:03:46.505 --> 00:03:49.431 学生全員の進度を把握できます NOTE Paragraph 00:03:50.134 --> 00:03:51.342 しかし それだけではありません 00:03:51.366 --> 00:03:53.691 授業中に学生たちの興味を維持するためには 00:03:53.715 --> 00:03:56.001 意味を理解することが とても重要だからです 00:03:56.025 --> 00:03:57.747 そこでゲームデザイナーを連れて来て 00:03:57.771 --> 00:04:00.652 楽しくて引き込まれるような ストーリーを考えだしたのです 00:04:00.676 --> 00:04:02.510 例えば この授業で学生は 00:04:02.534 --> 00:04:06.657 ドラマ『CSI:科学捜査班』のような 殺人ミステリーを 00:04:06.681 --> 00:04:09.865 学習課題の科学的知識を駆使して 解決しなくてはなりません NOTE Paragraph 00:04:12.041 --> 00:04:14.169 これらすべてを始めたときに 00:04:14.169 --> 00:04:16.281 返ってきた反応は 非常に肯定的でした 00:04:16.305 --> 00:04:18.108 ここには300名の学生がいますが 00:04:18.132 --> 00:04:20.847 CSIの殺人ミステリーに 真剣に取り組みながら 00:04:20.871 --> 00:04:23.176 課題である科学的知識を学びました 00:04:23.176 --> 00:04:25.005 最も感動したのは 00:04:25.029 --> 00:04:28.673 授業の後 学生が すっかり驚いて 戸惑い気味に 00:04:28.697 --> 00:04:30.812 私のところに来て NOTE Paragraph 00:04:30.836 --> 00:04:35.542 「仮想ラボに2時間もいたけれど 00:04:35.542 --> 00:04:38.611 途中でFacebookを一度も見なかった」 と言った時でした NOTE Paragraph 00:04:38.635 --> 00:04:39.964 (笑) NOTE Paragraph 00:04:39.988 --> 00:04:44.639 学生にとって それほど身を入れ 没頭できるということなのです NOTE Paragraph 00:04:44.663 --> 00:04:47.483 実際にどのような 効果があったのかを理解するために 00:04:47.507 --> 00:04:51.910 学習心理学者が160名の学生を 調査しました 00:04:51.934 --> 00:04:56.180 被験者はスタンフォード大学と デンマーク工科大学の学生です 00:04:56.204 --> 00:04:59.736 学生を二つのグループに分けました 00:04:59.760 --> 00:05:04.011 ひとつのグループは 仮想ラボシミュレータを使い 00:05:04.035 --> 00:05:07.735 もうひとつのグループは従来の 教え方で学びました 00:05:07.759 --> 00:05:10.174 両グループとも 授業時間の長さは同じです 00:05:10.174 --> 00:05:11.953 興味深いことに 00:05:11.977 --> 00:05:15.644 学生の学習結果を明確に測定するために 00:05:15.668 --> 00:05:20.021 実験の前後に テストが実施されました 00:05:20.045 --> 00:05:21.213 その結果 00:05:21.237 --> 00:05:27.038 仮想ラボを使うと 従来の学習方法より 00:05:27.062 --> 00:05:31.906 学習効率がなんと76%も 高まったことがわかりました NOTE Paragraph 00:05:32.349 --> 00:05:33.834 さらにおもしろいことに 00:05:33.858 --> 00:05:37.072 この調査の第二部として 00:05:37.096 --> 00:05:40.000 学習に対する教師の影響力についても 調査したのです 00:05:40.024 --> 00:05:41.175 その結果 00:05:41.199 --> 00:05:43.861 仮想ラボと 教師による 手ほどきや指導を組み合わせると 00:05:43.885 --> 00:05:46.489 学習効率は101%も 00:05:46.513 --> 00:05:52.329 向上するということが 判明したのです 00:05:52.353 --> 00:05:56.785 つまり かけた時間が同じでも 教師の影響力は 00:05:56.809 --> 00:05:59.487 二倍になるということになります 00:06:01.784 --> 00:06:04.494 数ヶ月前に 00:06:04.518 --> 00:06:06.031 私たちは自問自答を始めました 00:06:06.055 --> 00:06:08.406 学習心理学者、教師、科学者 ゲームデベロッパなど 00:06:08.406 --> 00:06:10.982 素晴らしい専門家のチームが あるわけですが 00:06:11.006 --> 00:06:12.547 どうすれば 新たな教育の概念を 00:06:12.571 --> 00:06:15.166 生み出し続けられるだろうかと 00:06:15.190 --> 00:06:18.154 私たちは自分たちに 問い続けることにしたのです NOTE Paragraph 00:06:18.178 --> 00:06:23.279 そして今日ここで 皆さんに 私たちが考案したことと 00:06:23.303 --> 00:06:27.127 そして非常に苦労して制作してきたものを 発表できることを嬉しく思います 00:06:28.228 --> 00:06:30.861 簡単にどういうものかを説明します 00:06:30.885 --> 00:06:33.621 基本的には携帯電話を使います ー 00:06:33.645 --> 00:06:36.351 すでに殆どの学生がスマホを 持っていますから ー 00:06:36.375 --> 00:06:40.899 スマホをこの安価な VRゴーグルにつなぎます 00:06:40.923 --> 00:06:42.892 これで仮想世界の中に 00:06:42.916 --> 00:06:46.066 文字通り入っていけます 00:06:46.090 --> 00:06:49.174 会場にいらっしゃる何人かにも 試してもらいましょうね 00:06:49.198 --> 00:06:52.354 とにかく実際に体験してもらうと いかに没入感を得られるかが 00:06:52.378 --> 00:06:54.673 わかると思います 00:06:54.697 --> 00:06:58.474 この仮想ラボ空間に まるで 本当に足を踏み入れたように感じます 00:06:58.498 --> 00:06:59.855 スクリーン上に私が見えますか? NOTE Paragraph 00:06:59.855 --> 00:07:00.790 会場:見えます 00:07:00.790 --> 00:07:02.417 マイケル・ボデカー:よかった! NOTE Paragraph 00:07:02.417 --> 00:07:05.725 たった今 私の携帯電話は 百万ドルクラスの 00:07:05.749 --> 00:07:09.583 操作可能な すごい装置一式が揃う アイビーリーグ大学の研究室を NOTE Paragraph 00:07:09.583 --> 00:07:12.262 完全にシミュレートしています 00:07:12.286 --> 00:07:15.659 例えば このピペットを使って 実験をすることができます 00:07:15.683 --> 00:07:18.303 ここにはE-GelもあればPCR装置も ああ みてください 00:07:18.303 --> 00:07:20.648 次世代シークエンサー (NGSM)も 00:07:20.672 --> 00:07:24.170 それに電子顕微鏡もあります 00:07:24.194 --> 00:07:27.624 そうです 電子顕微鏡を 携帯できるなんてすごいでしょう 00:07:27.648 --> 00:07:29.520 ここには私のパソコンがあって 00:07:29.544 --> 00:07:31.714 このマシンを使って さまざまな実験が可能です 00:07:31.738 --> 00:07:33.192 こちらにはドアがあり 00:07:33.198 --> 00:07:37.541 他の実験室で 別の実験ができます 00:07:37.565 --> 00:07:39.771 こちらには私の学習用タブレットがあります 00:07:39.795 --> 00:07:41.249 インテリジェントタブレットなので 00:07:41.273 --> 00:07:44.121 関連する理論を検索し 読むことができます 00:07:44.145 --> 00:07:46.447 ご覧のように インタラクティブに反応します 00:07:46.449 --> 00:07:52.884 今ここで行っている実験に関連する ビデオや情報を閲覧できるのです 00:07:54.074 --> 00:07:55.477 ここに来るとマリーがいます 00:07:55.501 --> 00:07:59.020 マリーは私の先生というか ラボアシスタントで 00:07:59.044 --> 00:08:02.221 このラボ全体を案内してくれます 00:08:02.245 --> 00:08:03.404 そしてもうすぐ 00:08:03.428 --> 00:08:06.396 実際の教師たちが 00:08:06.420 --> 00:08:08.979 今私がいる この擬似空間に テレポートして 00:08:09.003 --> 00:08:12.233 この実験全体を通して手助けしたり 指導したりできるようになります NOTE Paragraph 00:08:12.257 --> 00:08:14.567 私のスピーチを終了する前に 00:08:14.591 --> 00:08:17.559 もっとかっこいいものを お見せしましょう 00:08:17.583 --> 00:08:20.619 実際のラボでは実現不可能なものです 00:08:20.643 --> 00:08:21.881 ここにPCR装置があります 00:08:21.905 --> 00:08:24.385 実験を始めてみましょう 00:08:24.409 --> 00:08:28.642 私の身体を100万分の1に縮小し 00:08:28.666 --> 00:08:30.225 分子サイズにしてみました 00:08:30.249 --> 00:08:32.598 試してください 本当に小さくなった気がしますから NOTE Paragraph 00:08:32.622 --> 00:08:35.225 今私はこの装置の中に立ち 00:08:35.249 --> 00:08:37.842 DNAや分子を見ています 00:08:37.866 --> 00:08:41.469 ポリメラーゼなども見えます 00:08:41.493 --> 00:08:43.096 試験管内で 私たちの体内で起こるのと同じように 00:08:43.120 --> 00:08:46.197 DNAが何百万回も繰り返し 00:08:46.221 --> 00:08:49.054 複製されていく様子が ここで観察できます NOTE Paragraph 00:08:49.078 --> 00:08:53.205 あらゆることがどう作用するかを 理解することができます NOTE Paragraph 00:08:54.219 --> 00:08:57.513 これらの新しい教え方に 可能性が詰まっていることを NOTE Paragraph 00:08:57.537 --> 00:09:01.663 皆さんに少しでも感じ取って もらえればと思います 00:09:04.230 --> 00:09:05.572 特に強調しておきたいのは 00:09:05.596 --> 00:09:07.851 今 見ていただいたことは全部 VRゴーグルがなくても 00:09:07.851 --> 00:09:10.482 iPadやラップトップで使える点です NOTE Paragraph 00:09:10.506 --> 00:09:12.870 それには大切な理由があります 00:09:13.394 --> 00:09:18.819 次世代の科学者たちに 力を与え奮起してもらうために 00:09:18.819 --> 00:09:20.775 教室内で使う新しい技術を 00:09:20.793 --> 00:09:25.218 取り入れていく教師が必要なのです 00:09:26.542 --> 00:09:28.420 ですからいろいろな面で 00:09:28.444 --> 00:09:32.799 科学教育で 次の大きな 飛躍的進歩を果たすには 00:09:32.823 --> 00:09:35.132 もう技術的なことではなく 00:09:35.156 --> 00:09:37.257 教室の中で使用可能な これらの技術を 00:09:37.257 --> 00:09:40.266 取り入れ使っていくという 00:09:40.290 --> 00:09:42.207 教師側の決断次第であると 私たちは信じています 00:09:42.207 --> 00:09:45.898 ですからさらに多くの 大学や学校 そして教師が 00:09:45.922 --> 00:09:48.787 技術開発会社と協力し合い 00:09:48.811 --> 00:09:51.335 可能性を実現することを 願っています 00:09:52.989 --> 00:09:54.434 最後になりますが NOTE Paragraph 00:09:54.458 --> 00:09:57.291 私自身に夢を与えてくれた ちょっとした逸話を 00:09:57.315 --> 00:09:58.877 お話ししたいと思います 00:09:58.901 --> 00:10:01.322 ジャック・アンドレイカの話です 00:10:01.346 --> 00:10:03.108 すでにご存知の方もいると思います NOTE Paragraph 00:10:03.132 --> 00:10:07.254 ジャックは15歳の時にすい臓がんの 00:10:07.254 --> 00:10:12.569 安価で画期的な新診断法を発明しました 00:10:13.758 --> 00:10:17.497 ジャックがどのように その大発明をしたのかを説明した時に 00:10:17.521 --> 00:10:21.346 そこにいたるまでに 突き当たった壁についても 00:10:21.370 --> 00:10:23.163 話していました 00:10:23.543 --> 00:10:28.600 その壁とは 経験不足という理由で 00:10:28.600 --> 00:10:32.621 ラボへのアクセスが 許可されなかったことでした NOTE Paragraph 00:10:33.853 --> 00:10:36.055 もしアイビーリーグ大学の 00:10:36.079 --> 00:10:39.348 数百万ドルの設備の仮想ラボを 世界中にいるジャックのような 00:10:39.372 --> 00:10:41.227 生徒たちに差し出し 考えうる限りの 00:10:41.227 --> 00:10:43.204 最新で最先鋭の機械を 与えることができたらどうでしょう 00:10:43.218 --> 00:10:49.224 どんな科学者だって そのような環境を与えられたら 00:10:49.248 --> 00:10:51.721 飛び上がって喜ぶことでしょう 00:10:51.745 --> 00:10:54.189 想像してください そういう環境が NOTE Paragraph 00:10:54.189 --> 00:11:00.558 革新的な発想で世界を変えようとしている 次世代の才能ある若い科学者たちに 00:11:00.582 --> 00:11:03.785 大きな力と新たな発想を 与える様子を NOTE Paragraph 00:11:04.187 --> 00:11:05.338 ありがとうございました NOTE Paragraph 00:11:05.362 --> 00:11:13.425 (拍手)