〔今回のエピソードは声が変だ〕
〔死の前触れだろうか〕
マーク・ブラウンのGame Maker's Toolkit
スペシャルエピソードへようこそ
僕はゲームデザイナーではない 別に秘密ではないが
最初からそう言っておけばよかったかもしれない
自分の経験から語っているわけではないし
別に何かの権威でもない
ゲームの批評が僕の職業だ
動画でもそういう立場から語っている
ゲームを分析し、批評し、細かく分解して
調査することで、その面白さの秘訣を探る
そしてそこから何かを学ぼうとする
動画はゲームをただプレイする人たちが
楽しめることをまず念頭に置いている
みんなの好きなゲームがなぜいいのか
よりよく知るためだが、題名からわかる通り
開発者、特にインディー系の開発者と学生も
何かに役立ててくれることを期待している
ここ数週間、実際に役立っているという
具体的なフィードバックをもらった
僕のやり方に意味があるということ、すでにある
材料を見ることで、得るものがあることがわかった
今画面に表示されている、みんなの
スーパーマリオメーカーの面がそのフィードバックだ
これらの面はツイッターやYoutubeでみんなが
シェアしてくれたものだ
その多くは、僕が強調したデザインのアイデアを
取り入れて作ったと言っている
Iglianの面は、プレイヤーが仕組みを理解するまでの間
セーフティネットを設けている
彼は面全体を1つのコンセプトに基づいて作っており
先に進むにつれ難しく、面白くなっていく
なぜブロックの周囲を歩く敵を置いたのか
最初は不思議に思った
これはこの敵が中盤の難しい区間で再登場するので
動きのパターンを事前に見せているのだ
Nick Burnhamの「The Spring's The Thing」はよかった
特にこの部分がいい
プレイヤーを下に誘い込み、ハテナブロックに何か
いいものがあると思わせている
だが残念!コイン1枚だけだ これは笑った
Mithoswrathの「Raccoon Plains」は
プレイヤーを引っ掛けて楽しんでいる
見えないブロックに逃げるキノコなどで
プレイヤーを落ち着かせないのだ
マリオメーカーの制約の中でも独特な
ギミックを発見した人々もいる
Travisは敵が砲台から出てくるというアイデアで
面全体を作っている 難易度の上げ方も見事だ
Drew Fitzpatrickの面はバネを重ねることに
凝っている 安全な空間でアイデアを導入し
まずタイミングや仕組みを試せるようにしている
Violetのgliding ground grottoは
マリオ作品からそのまま取ってきたような名前だが
この跳ねる足場をうまく使っている
Carlosは、落ちる足場もバネに乗れば落ちない
ことを発見し、それで面を作った
彼はこのアイデアを少しずつ、余裕をもたせつつ
うまく導入している
全体として、君たちの面は素晴らしい
それは君たちがマリオ作品から基本を学んだからだ
難易度を進化させること、使う道具を制限すること
安全地帯を考慮することなど
完成したものは新しく、独自性があると同時に
過去の作品から得たものによって改良されている
こうしたこと全部を僕が誇りに思っていることも
付け加えておきたい
何人かの開発者は、僕の動画が役に立ったと言っている
僕の動画を学校で使いたいと言ってくれる教師もいる
来年あるイベントで、このことについて
話してほしいと頼まれている
だが君たちの作品を見て、僕の分析が
役に立っていることを知るのに勝る喜びはない
番組を作るのが、これまでよりもさらに楽しくなった
ゲームについての考えを声に出すことが
どこかで誰かの役に立っているのだ
そうだ、忘れるところだった
前の動画で僕が作った面のコードをシェアしたい
面の名前はSaw Subjectだ
動画で紹介した面と厳密に同じではない
改良されているぞ みんなのフィードバックのおかげだ
1UPを追いかける場面には赤キラーを使ったし
最後のトゲ部分も直した
音符ブロックのジャンプには準備段階を加えた
火炎放射器の難易度上昇曲線もゆるやかにした
コインを吐き出す土管をなくして
トゲゾーもいくつか削除した
時間節約のため、この面の新バージョン作成に
協力してくれたみんなへの感謝は
動画下の説明文にまとめた
実はもう1つ面を作ってある
名前はPipeflip Airshipだ
土管に入るたびに面全体が反転する、頭を使う面だ
前の動画で見たマリオ3の面から着想を得た
ドアをくぐるたび世界が変わるというやつだ
プレイヤーをコケにするジョークも入れた
自分でプレイして見てほしい
でも僕のことはいい 主役は君たちだ
面をシェアしてくれたことに感謝したい
本当に、素晴らしい経験だった
この気持ちを動画ではなく言葉で表現したら
すごく恥ずかしいことになってしまいそうだ
だから「どうも」とだけ言っておく
それから番組を見てくれているみんなにも感謝だ
僕はGame Maker's Toolkitをもう1年近くやっているが
みんなの支援はとても大きい
コメントや「いいね!」、リツイートに記事
掲示板のスレッド、Eメールなど全てありがたい
それからもちろん
Patreonの素晴らしい支援者たちに追加で感謝したい