0:00:01.560,0:00:04.740 単純な AI エクササイズ タイマーを作るには、 0:00:04.740,0:00:08.360 機械学習 (ML) モデルをトレーニングします。 0:00:08.360,0:00:15.080 このモデルは、運動しているときと[br]運動していないときを認識します。 0:00:15.080,0:00:20.290 次に、そのモデルとエクササイズ タイマー用につくったプログラムを 0:00:23.420,0:00:27.920 micro:bit にダウンロードして実際に使ってみます 0:00:28.720,0:00:33.850 「micro:bit CreateAI で開く」をクリックして[br]プロジェクトを起動します。 0:00:35.960,0:00:39.760 このプロジェクトには、運動した場合の動作データのサンプルが 3 つと、 0:00:39.760,0:00:44.760 運動していない場合の動作データのサンプルが 3 つあります。 0:00:45.440,0:00:51.000 自分の動きのデータを記録したサンプルを[br]さらに追加していきましょう。 0:00:51.000,0:00:55.330 micro:bit CreateAI は、 micro:bit 上の 0:00:55.330,0:01:00.130 加速度センサーを使って動きデータのサンプルを収集します 。 0:01:00.210,0:01:04.508 micro:bit とバッテリーパックを手首または足首に装着し、 0:01:04.508,0:01:08.840 自由に動いて動きのデータサンプルを記録します。 0:01:08.840,0:01:13.480 始めるには、データ収集 micro:bit を設定する[br]必要があります。 0:01:13.480,0:01:17.570 手首に装着する micro:bit を CreateAI に[br]接続します。 0:01:18.770,0:01:22.240 コンピュータで Bluetooth が[br]有効になっている場合、 0:01:22.240,0:01:26.360 必要なのはmicro:bit 1つとUSB データケーブル[br]だけです。 0:01:26.360,0:01:28.680 Bluetooth 接続がない場合は、 0:01:28.680,0:01:31.690 micro:bit を2つ使用するように求められます。 0:01:31.690,0:01:33.800 2 番目の micro:bit はUSB ケーブルに接続したままにして 0:01:33.800,0:01:38.979 データ収集 micro:bit への無線接続用とします。 0:01:39.640,0:01:42.936 画面の指示に従って接続します。 0:01:44.495,0:01:47.320 データ収集用 micro:bit が接続されると、 0:01:47.320,0:01:52.220 micro:bit を動かすとライブ グラフ上の線が[br]変化するのがわかります。 0:01:53.280,0:01:58.360 これで、自分の動きデータサンプルを追加する準備ができました。 0:01:58.360,0:02:02.730 このプロジェクトにはすでにいくつかのデータ サンプルが含まれているため、 0:02:02.730,0:02:07.699 今はアクションごとにサンプルを [br]1 つ追加するだけにして、 0:02:07.699,0:02:12.840 後でデータの収集と分析に時間を費やすことをお勧めします。 0:02:12.840,0:02:16.600 どんな動きを行するかを決めます。 0:02:16.600,0:02:23.040 走る、早歩き、ジャンプ、ボクシング、[br]ダンスなどもいいでしょう。 0:02:23.040,0:02:28.350 micro:bit が動かす手首または足首に[br]取り付けられていることを確認してください。 0:02:29.920,0:02:34.440 特定のアクションにデータを追加するには、[br]そのアクションをクリックして選択します。 0:02:34.440,0:02:39.640 1 秒の録音が開始される前に、[br]3 秒のカウントダウンが表示されます。 0:02:39.640,0:02:45.200 「記録」をクリックしてすぐに動き始め、[br]クリーンなデータサンプルを確実に取得します。 0:02:45.200,0:02:49.080 クリーンなサンプルとは、[br]サンプル全体にわたって動きが記録されていて、 0:02:49.080,0:02:52.780 開始が遅れたり、早く終了したりしないサンプルのことです。 0:02:52.780,0:02:57.710 次に、「運動していない」データセットに[br]サンプルを追加してみます。 0:02:58.320,0:03:00.920 アクションをクリックして選択し、 0:03:00.920,0:03:05.850 サンプルを記録する間は静止するか、[br]ちょっと動くだけにします。 0:03:06.440,0:03:09.240 x、y、z の線の位置が、 0:03:09.240,0:03:13.568 micro:bit を握る角度に応じて変わることに[br]気づくでしょう。 0:03:14.768,0:03:18.320 現時点ではプロジェクトのデータが[br]あまりありませんが、 0:03:18.320,0:03:24.400 CreateAI でMLモデルをトレーニング[br]するのには十分なデータになります。 0:03:24.400,0:03:30.360 [トレーニング] をクリックして、現在のデータを使用して ML モデルを構築します。 0:03:30.360,0:03:36.888 このツールは 、micro:bit をの動きを[br]認識する数学的モデルを構築します。 0:03:36.888,0:03:39.360 モデルのトレーニングが完了すると、すぐに 0:03:39.360,0:03:42.108 [モデルのテスト] ページが表示されます。 0:03:42.108,0:03:44.870 これで、データ収集 micro:bit を使って 0:03:44.870,0:03:47.790 モデルがどの程度機能しているかをテストできるようになりました。 0:03:47.790,0:03:50.160 まだツールに接続されているはずなので 0:03:50.160,0:03:56.430 ツールを移動すると、CreateAI があなたの動きを推定していることがわかります。 0:03:59.800,0:04:03.760 さまざまなレベルの運動を試したり、運動をしなかったりして、 0:04:03.760,0:04:09.104 推定されるアクションと確実性の両方の棒グラフの変化を確認してください。 0:04:09.450,0:04:11.750 確実性を表す棒グラフの % は、 0:04:11.750,0:04:15.566 モデルが各アクションをどの程度確信しているかを示します。 0:04:16.840,0:04:21.120 モデルが一部のアクションを正確に推定していないことに気づくかもしれません。 0:04:21.150,0:04:25.430 もしくは、うまく推定している動きと[br]そうでない動きがあるかもしれません。 0:04:25.430,0:04:32.045 そのため、モデルの動きを調べたあとには、[br][データサンプルの編集] をクリックして、 0:04:32.045,0:04:34.520 モデルのパフォーマンスを改善することを[br]おすすめします。 0:04:34.520,0:04:38.690 機械学習モデルは通常、データをたくさん[br]使えば使うほど効果的に機能するため 0:04:38.690,0:04:45.370 アクションごとにサンプルを追加したり、[br]テストで問題があったアクションについて 0:04:45.370,0:04:48.800 より多くのデータを収集しましょう。 0:04:48.800,0:04:54.240 一度に 1 つのサンプルを録音することも、10 個のサンプルを連続して録音することもできます。 0:04:54.240,0:04:58.840 クリーンなデータ サンプルは、ML モデルの機能を向上させるのにも役立ちます。 0:04:58.840,0:05:05.560 そのため、データ セットを調べて、[br]モデルを混乱させる可能性のあるデータサンプルを特定します。 0:05:05.560,0:05:09.730 xを押すと削除できます。 0:05:09.730,0:05:13.680 さらにデータを追加してデータセットを[br]確認したら、 0:05:13.680,0:05:17.720 [モデルのトレーニング] を再度クリックして、[br]修正したデータ セットを使用します。 0:05:17.720,0:05:22.250 次に、「モデルのテスト」ページでモデルを再度テストします。 0:05:26.680,0:05:30.200 ML モデルが思い通りに動いたら、 0:05:30.200,0:05:34.120 既製のプロジェクトプログラムで[br]使ってみましょう。 0:05:34.120,0:05:40.920 [MakeCode で編集] をクリックすると、特別なバージョンの Microsoft MakeCode ブロックが表示されます。 0:05:40.920,0:05:46.090 画面左上の矢印で、いつでも CreateAI に[br]戻ることができます。 0:05:48.560,0:05:54.720 これらのコード ブロックは、エクササイズ タイマー内で作成したモデルを使用します。 0:05:54.720,0:05:59.760 このコードでは、2 つの変数を使用して、運動した時間と 0:05:59.760,0:06:04.160 運動していない時間を追跡します。[br]プログラムが最初に実行されるとき、 0:06:04.160,0:06:06.760 これらのタイマー変数は 0 に設定されます。 0:06:06.760,0:06:09.360 「MLの... が開始したとき」ブロックは、 0:06:09.360,0:06:15.400 ML モデルが運動を開始したか、または運動を開始していないと判断したときに実行します。 0:06:15.400,0:06:19.240 あなたがしていると推定されたアクションに応じて 0:06:19.240,0:06:22.580 micro:bit の LED ディスプレイにさまざまなアイコンが表示されます 。 0:06:22.580,0:06:25.030 「MLの... が停止したとき」ブロックは、 0:06:25.030,0:06:28.995 ML モデルがアクションを終了したと判断したときに実行します。 0:06:28.995,0:06:32.960 この場合は運動しているか運動していないかというアクションです。 0:06:32.960,0:06:35.960 各ブロック内のコードは画面をクリアし、 [br]各アクションの合計時間を格納する変数に 0:06:35.960,0:06:42.060 終了したばかりのアクションの継続時間を追加します 。 0:06:43.360,0:06:49.680 ML モデルはプログラムと連携して、[br]各アクションに費やされた合計時間を[br]表示できるようにします。 0:06:49.680,0:06:53.420 ボタン A を押すと運動した[br]合計時間を確認でき、 0:06:53.420,0:06:57.950 ボタン B を押すと非アクティブな合計時間を[br]確認できます。 0:06:57.950,0:07:02.915 タイマーはミリ秒 (1000 分の 1 秒) 単位で[br]カウントするため、 0:07:02.915,0:07:07.880 表示される数値を 1000 で割って時間を秒単位で示します。 0:07:07.880,0:07:12.640 シンプルな AI エクササイズ タイマーを micro:bit で実行するには、 0:07:12.640,0:07:16.000 このプログラムを micro:bit にダウンロードするだけでOKです。 0:07:17.010,0:07:19.360 利用可能な別の micro:bit がない場合は、 0:07:19.360,0:07:24.340 データ コレクション micro:bit に現在ある[br]プログラムをプロジェクトのプログラムに[br]置き換えるだけです。 0:07:26.440,0:07:28.820 次に、プロジェクトを実際にテストしてみます。 0:07:28.820,0:07:31.200 運動中または運動していないときに 0:07:31.200,0:07:33.920 正しいアイコンが表示されますか ? 0:07:33.920,0:07:37.310 タイマーのプログラムがうまく動作しているか 0:07:37.310,0:07:39.140 3 つの簡単なステップでテストしてみましょう。 0:07:39.140,0:07:41.640 リセット ボタンを押します。 0:07:41.640,0:07:46.040 30秒間運動してください。[br]次に、ボタン A を押します。 0:07:46.040,0:07:50.080 ディスプレイ上に 30 という数字がスクロールするのが表示されます。 0:07:50.080,0:07:55.240 これで、CreateAI に接続し、[br]自分のデータを収集し、それを使用して 0:07:55.240,0:07:57.850 機械学習モデルのトレーニング、テスト、改善を行う準備が整いました。 0:07:57.850,0:08:02.021 そして、このモデルをプログラムと組み合わせて 0:08:02.021,0:08:04.533 自分の micro:bit で試してみることができます。