五彩のヴェール
中国 1925年
サマセット・モームの小説に基づく
ロンドン 2年前
こんにちは
あの ちょっと...
何?
済みません 踊って
くれませんか?
いいわ
キティ 夕べ一緒に
踊っていた若い人は誰?
どの人?
おとなしく真面目そうな人
ああ あの人
お母様が招いたんでしょ
誰のことか知りませんよ
わしが招いた
名はフェインで博士だ
上海の政府検定所の所長だ
公務員?
とにかく
彼はこの日曜に家に来て
長く話をしたんだ
いつでも来るようにと
彼に言ったんだ
お父様が私の若い男性の誰かを
気に入るのは珍しいわね
彼が好きか?
あまり
彼のどこがいけないの?
- 彼はお前を愛してる?
さあ
若い男性がお前を愛してるかー
今頃は分かってるかと
思ってたわ
要は私が彼に恋してるかどうかよ
恋してないわ
気をつけてね
婚期は切れるものよ
止めて もう ほんとに
女が 自分の気持ちに関係なく
どの男かと結婚するという
考え自体古いわ
お父様があとどの位
お前を養い続けると思うの?
あ
-あら
こんにちは
やあ 僕は...
今来たのは...
君のお父さんが招待してくれた
私は出かけるの
ご一緒しても?
時間通りだ
正確にはどんなお仕事を?
僕は細菌学者だ
きっと面白いのね
君には見当がつかないんだね?
ええ そうみたい
当然だろうね
病気を運ぶ微生物を研究してるんだ
素敵ね
いや 実はその反対だよ
中に入ろうか?
花は好き?
特には好きじゃないわ
つまり 好きなんだけど
家の周りにはないの
「只で育てられるのに
何故買うの」と母は言うの
でもそのくせ育てもしないのよ
確かにばかげてるわ
枯れていくものに
そんな努力をするなんてね
君に言いたいことがある
僕と結婚してくれるか
頼みに来たんだ
びっくりだわ
僕が君を愛してると
分からなかった?
そんな素振りはなかったわ
ああ 僕は...
そうしたかったけど
難しくて 僕は...
だけど今はそうだ
そうね
あまりうまい言い方とは
思えないけど
そうだね
僕が不器用だと分かる? 僕は...
こういうことは苦手でね
だが実はすぐ中国に
戻るしかなくて
慎み深くしてる時間がないんだ
あなたをそんな風に
思ったことはないわ
知り合うとそれがよくなるようだ
ああ きっとそう...
君を幸せにする為に
できる限りのことをするよ
何でも
君は上海を気に入ると思う
実に面白いところだよ
ダンスもたくさん
まさか今返事を期待してないでしょ?
あなたのことを何も知らないのよ
ええ! とても望みを
かけてはいたけど...
こんなに早く求婚するとは
予想してなかったの
ええ 素敵な晩秋の結婚式ね
娘もよくやったわ
うちのドリスは
少なくとも娘の一人は成功したのよ
いえ キティの方は
ずっと前に諦めたわ
ええ
ええ
お分かりでしょ ええ
どう?
君が思ったより狭い?
どう思ってたか分からないわ
ピアノはないの?
無い 僕は弾かないから
誰?
僕だ
どうぞ
もう落ち着いたかと
じゃくつろいでいる?
何か必要なものは?
ないわ
大丈夫
ありがとう
よかった
君がいて嬉しい
ランプを消そうか?
なぜ?
ランプを消すよ
土砂降りだわ
土砂降りだと言ったの
うん 聞こえた
返事してもいいのに
ごめん
言うことが無い限り
話さないことに慣れちゃってる
言うことがなければ
誰も話さないなら...
人類は口がきけなくなるわ
ウォルター
ごめん
君のいう通りだ 何...
何をしようか? どう...
ゲームをしようか?
私のするゲームは嫌いでしょ
あなたは退屈するわ
そんなことはない
トランプをしよう
夜に出かけるのは楽しいと思う?
土曜夜に招待されてる
誰から?
タウンゼント家
ドロシー タウンゼントね
彼女が嫌い?
一度しか会ったことがないけど
彼女があんなに気取る理由はないわ
そう?
ええ 私にはなぜか分からないわ
彼女は何?
副領事と結婚してる?
ほんと ばかげてる
この上海界って
母は彼等の半数も晩餐に
誘おうとしないでしょうね
その黒の5をもらうわ
いいんだよ じゃ
君が楽しむかと思ったんだ
でも行かなくていいんだよ
どっちでもいいわ
どこへ行くの?
- キティ・フェイン?
- どうも ドロシー
いらして嬉しいわ
夫のウォルターです
お会いして嬉しいです
夫を紹介するわ
チャーリー 話をやめて
お客様に挨拶して
- フェインさんは知ってるわね
- やあ チャーリー
フェイン博士だよ 君
あら 失礼しました フェイン博士
とんでもない
こちらは奥様のキティよ
よろしく 奥さん
よろしく タウンゼントさん
申し訳ありません フェイン博士
領事館でチャーリーと一緒に
働いてると勘違いして
いいえ そんな華やかな
仕事ではないんです
シヴィル・ラボで働いています
政府の研究所? 素晴らしいわ
楽しんでますか?
こういうのを見たことがないわ
どの動作にも意味があります
布で顔を覆うでしょう?
不運を嘆いているのですよ
彼女に何があったの?
奴隷に売られたのです
故郷から遠い見知らぬ地で...
苦役と絶望の生活に追いやられた
鎖が見えるでしょう?
あれは彼女の惨めな逃れられずに
閉じ込められた魂の...
重い緊縛を表しています
それで泣いているのです
昔の明るく快活な自分を
偲んで泣いている...
今は孤独な女になったと
とりわけ...
決して味わわない恋について...
恋することがないことを
嘆いている
本当にそう言ってるの?
実は何についてか分からない
僕は中国語を話さないんだ
あれは何だった?
多分あれは女中...
いなくなった
彼に聞かれたわ
誰?
ウォルターよ
ウォルター なら何だ?
彼が知っても 君は昼寝してた
ドア全部に鍵をかけて?
キティ 一杯飲んで落ち着け
たとえ知られても
彼は何もしないと思うよ
それなら嬉しいけど
彼だって 醜聞を起こしても
何も得られないって分かってるさ
夫が私を愛してると
思ったことある?
あなたは酷い事を
言いそうな気がするわ
ただ 男が実際以上に
自分を愛してると
女は思ってることが
多いってことだ
私なら あなたが私を愛してると
一瞬でも思い違いしないわ
そこは間違いだよ
贈り物は気に入った?
十分よ
チャーリー?
私と同じ位あなたも喜ばせてる?
勿論だよ ダーリン
(会えなくて寂しい 父より)
- ハッサン?
- はい?
誰がこの小包を?
- 旦那さまです
いつ?
あなたが寝てた間に
ほぼ真昼だ
ここで木の下で休んでいいが...
君が大丈夫なら進みたい
どうぞ 私の快適さは
あなたに関係ないわ
そうか では続けよう
チャーリー タウンゼントを
チャールズ タウンゼントだ
会いたいの
キティ 無理だよ
クラブで一時間後に
会合があるんだ
どうした?
もう行かないと
どうして家に?
済まないが話がある
風呂に入るところなの
悪いが大事なことだ
待てない
座って
メイタンフーという所を
知ってるか?
いいえ
先日の新聞に載ってた
長江の支流沿いの小村だ
内陸部だ
そこでコレラが蔓延している
近年にない最悪の流行だ
中国の医官が死亡した
フランスの尼僧院があり
彼等は病院を運営して...
できる限り頑張っているが
人はバタバタ死んでいってる
僕は行って引き受けるのを志願した
なぜ?
医者が必要だからだ
でもあなたは医者じゃなく
細菌学者でしょ.
僕は医学博士だ
何よりも科学者だということはー
この場合実際好都合だ
とても危険じゃない?
だろうね そうだ
メイタンフーまでは
10日の旅になる
最初は鉄道だが
そのあとは馬車で
次に僕達は椅子かごに乗るしかない
「僕達」って?
え 勿論君と僕だ
まさか私にも来てと?
君も同行したがることを
望んでいた
女が行く所じゃないわ
私が行くなんて狂気のさたよ
何故行くべきなの?
僕を励まし慰める為?
嫌よ
行かないわ
私に頼むだけでもとんでもない人ね
結構 じゃ明日離婚請願書を
出すことにする
君は僕を実際以上に
馬鹿だと思ってたようだね
何の話か分からないわ
そうか?
姦通を理由に離婚するのだ
チャールズ・タウンゼントを
君の愛人として挙げる
ごめんなさい ウォルター
これはとても不快なことだと
分かるけど
必要以上にみっともなく
しないでほしいの
よろしい 僕達は
どうしたらいいと思う?
私にあなたを穏やかに
離婚させて
君から僕を離婚する?
どんな理由で? 訊きたいものだ
- 紳士ならそうするわ
君の為に僕が最小の不便を
被るべき理由を一つあげてくれ
お願い そう憎々しくしないで
私達は誰も傷つける
気はなかった でも...
チャーリーと私は恋に落ちたの
彼は私と結婚したがってる
そうかい?
君が世界一賢いとは
思ってなかったが...
実際は馬鹿だとは
知らなかったよ
ええ 私を傷つけて
気が済むなら どうぞ
でも それに慣れた方がよろしいわ
私達は愛し合ってるの
やたらに忍んだり...
はばかったりなど もううんざり
そうして今は僕に出会った日を
呪ってるわけだ
馬鹿にするのはやめて
そんな哀れっぽい態度に
他に反応しようがない!
お笑いだ
僕が君を喜ばそうとどんなに
努力したか思うとね
身を低めてだ!
君と同じ位俗悪で無知な世間のー
最新の噂話を君と同じくー
面白がってるフリをしてだ
- うるさい!
二度とさえぎろうものなら
首を絞めてやる
座れ
結婚した時 君はわがままで
甘やかされてると知っていた
だが僕は君を愛した
君が僕と結婚した理由はただ
母親から遠くへ離れる為だと
知っていた
だがいつか...
それ以上になると期待していた
僕は間違っていた
君には元々無いのだ
女に愛されるのに必要なものが
男に無いなら
悪いのは男だわ
女のせいじゃない
どっちにしろ
明朝僕達はメイタンフーに
出発する
又は 僕が離婚請願を出すかだ
まさか私をコレラ流行の真っ只中に
連れて行かないでしょ
嘘だと思うのか?
まあ
それが望みなのね?
チャーリーがそうさせると
思ってるの?
チャーリーはそれについて
大して言わないだろうよ
あなたの言ったこと全部本当よ
全部ね
愛してもいないのに
結婚したわ
でもあなたはそれを知ってた
こうなったのは私と同じく
あなたも悪くない?
分かった
こうしよう
皆さん 私達は皆
ここに守る財産がある
残念ながら ナガタ氏の行為で
緊急の事態となった
あれは残念だが
不可避の事件だった
君の現場監督が労働者を撃った
彼は扇動者だった
中国人だったのだ
あなたはごく小さなストを
抑えただろうが
それで大々的なデモを
引き起こしたのだ
ペンを貸して
はいどうぞ
蒋介石からの支援は?
これに関して彼はどの立場に?
彼は国民党員だ
中国人の側に立つだろう
だからこそ国民党と称してる
すみません
タウンゼントさんに
あなたは事態を甘くみているようだ
私は職場放棄の為に
製粉場3つを閉鎖された
ボイコットの噂がある
で あなたの意見は?
一握りの官兵では威嚇にならない
ちょっと失礼
奥さん これは驚きだ
お陰で退屈な連中から
逃げ出せたよ
必要なかったら来なかったわ
大丈夫?
会いたかったの ごめんなさい
キティ 今は都合が悪いんだ...
チャーリー 彼は知ってるの
分かった
お先にどうぞ 奥さん
やあ チャーリー
やあ ジョージ
やあ タウンゼント
アダム
彼は離婚したがってる
君ははっきり返事しなかったろ?
何か認めた?
いいえ
ほんとに?
ほんとよ
ええと
全く厄介なことになったな
彼には証拠があるって
僕達はそれを否認する
彼は何も証明できない
それに醜聞を流しても
ウォルターの得にならない
でも醜聞にならないわ
ウォルターは私が穏やかに彼と
離婚するのに同意したの
じゃあまりひどくないね?
抱いて
勿論
ああ
チャーリー?
彼は条件を出してるの
僕は金持ちじゃないよ
彼はあなたのお金を望んでないわ
離婚に同意する条件は..
ドロシーがあなたとの
離婚に同意し
更に...
何?
あなたが私との結婚を
約束することなの
ダーリン 何があろうと
僕達はドロシーを巻き込めない
どういう意味?
自分達のことだけ考えてはだめだ
ドロシーを知ってる
彼女は絶対僕と離婚しない
あなたは離婚したくないのね
僕の結婚の問題だけじゃない
じゃ何?
ここでの僕の立場の
重要性が分かるか?
もし僕が...
なぜ笑ってる?
ウォルターに離婚する
気なんてないんだわ
あなたが私をがっかりさせると
彼は分かってたのよ
分かってくれ
分かってるわ
キティ! キティ 頼む
どうにかなるよ ほんとだ ド...
私も一緒に行くわ
よかった そう思ってたよ
夏物を持っていくだけね?
それから経帷子?
君の必要な物を
ハッサンに言ってある
もう荷造りしてる
僕が君ならそれに触らない
彼等はそのベッドで
死んだかもしれない
ここが君の部屋でいい
先生の奥さんだね
今ご主人に会って...
勝手に夕食に伺った
ワトソン家のコックを
留めてあげたよ
彼女はなかなか良い
彼女は女中の仕事もするしかない
ここは少し手不足でね
あ 私の名はワディントンだ
あ そうね キティ・フェインです
副弁務官だ
お掛けになって
隣人の一人ですわね
一人しかいない隣人ですよ
最後に残った人
ワトソンってここに
住んでた宣教師?
ええ いい人だった
アメリカ人で好い家族だった
よければ明日彼等の墓に
案内しますよ
ご親切に
旅は耐え難くなかったですか?
二週間の旅でした
二週間? 何をした 泳いだ?
いや 川を上って来なかった
陸路で来た
一体なぜ?
田園を少し見たかった
少し陽を浴びてね そうだね 君?
カクテルはどう?
乾杯!
地元の軍人に手伝って
貰えると聞いた
確かユー大佐?
頑張って 彼は我々
イギリス人が好きじゃない
注意するが
ここですらかなり危険だ
我々がコレラにやられないとしても
国民党にやられそうだ
尼僧達を去らせようとしたが
断られた
殉教者になりたがってる
ちくしょうめ
それで何故君は残ってる?
ここに配属された 単純なことだ
君が志願したと聞いて
ショックを受けたよ
研究の好機だ 見逃せなかった
なるほど で あなたは?
まさか研究で来てない筈だ
夫がその科学者だわ
ええ
予防接種の免疫反応はあった?
予防接種はしてある?
ええ 勿論
保証にならない
ワトソン家族は接種したのに
何にもならなかった
ところでレコードは持ってきてる?
いいえ 残念ながら
残念 自分のは聞き飽きた
聞いて
あれは何だ?
川向こうだ
死霊を追い払おうとしてるんだ
僕は明朝町へ行って
見て回る
君は休みたいだろうね
晩に君に接種できるよ
あなたは自分に接種するの?
いや そうは思わない
じゃ私のことは構わなくていいわ
好きにしろ
教えて ウォルター
コレラで死ぬのって長期戦?
いや 最初の36時間で
体液全部が体から抜ける
実際は脱水で死ぬんだ
だから汚くとても苦痛だ
だが比較的に早い
それじゃ
ずいぶん残念だ
多分あなたと奥さんは...
ここから出る場合に備えて
予防策を講じたいだろうと
これが本当に必要だと思うか?
状況がお分かりでしょう
この状況から奥さんを...
安心させたいだろうと
こちらはユー大佐だ
国民党の人だ
部下の一人をこの家に
配置するそうだ
私は虜なの?
いや実はワディントンさんの
考えだった
予防策を講じた方がいいと
何に対する予防策?
数日前英軍が 上海でデモを
していたー
中国人労働者に発砲した
11人が死んだ
今聞いたばかりだ
これらが昨夜町中に貼られた
(外国の殺人者達に死を!)
僕はあまり心配しない
国民党員ですらコレラは怖い
彼等はその井戸から水を?
大佐 彼等がどこから
飲料水を得てるか分かるか?
(帝国主義野郎!)
手始めに 検査できるまで...
この井戸の使用を止めないと
分かるか?
ええ 分かってます フェイン博士
モスクワで軍事訓練を受けた
英語が嫌なら
ロシア語で話してもいい
英語でいい 有難う
どうぞ
前にコレラを見たことが
ありますよね 先生?
実験室で 勿論
いや 患者のことです
いや 実際には
その機会がなかった
僕は臨床医じゃないんだ
聞いていないのか?
僕は感染症専門家だよ
行こうか?
お先にどうぞ 先生
(チャーリー)
(あなた無しでは耐えられない)
あなたに用はないわ
戻って!
ワディントンさん?
ワディントンさんは?
ここで待ってて いい?
こんにちは?
ワディントンさん?
奥さん?
お早う
どんな用事で 奥さん?
レコードが見つかったわ
ストラビンスキー
とても現代的だ 有難う
他に何か?
いつ郵便が通るか教えて欲しいの
上海方面よ
生憎 コレラ以降
臆病者は川港を越して来ない
だが私に任せて
金曜に知り合いの
地元商人が旅路につく
タウンゼント
チャーリー タウンゼント?
ええ 夫の知人なの
彼を知ってるの?
何年も前 私達は共に
上海の領事館に配属された
魅力的な奥さん?
ええ 二人はとても人気があるわね?
彼は人気から科学を作った
じゃ彼の家族をご存知?
十分にね ドロシーが好きだよ
ええ 仲の良いご夫婦ね
彼は浮気してたよ
軽いものでしょ
一度彼が言うのを聞いたが
彼女が一番嫌に思ったのは
夫にひっかかる女達が...
いつも二流だとね
じゃレコードを楽しんで
奥さん?
手紙を
そうね
急に金曜では
遅過ぎる気がしたわ
とにかく有難う
塩をとってくれる?
え 何か言った?
塩をとってくれない?
有難う
じゃずっとこんな風になるの?
夜を静寂に過ごすことよ
ウォルター
ウォルター!
あなたの気が狂ってないのかしら
火を通してない
- 置いて
置いてって
有難う
自殺する気か?
町の井戸は汚染されてる
これは汚い 汚れてるんだ
何?
ワディントンさん?
奥さん?
奥さん!
離れて 帰って
テ-ミンはどうしたの?
あなたに死者がついてる
彼等はとても迷信深いわね?
彼女は3人の子と夫を
コレラで失ったんだ
だから無理もない
あの
ここは女性の来る所じゃない
電報であなたが来ると知って
驚いたよ
すね毛が濃く髭面で厳しい顔のー
老看護師だろうと想像していた
平屋に入ったら
そこにあなたがいた...
か弱く疲れて...
とても惨めそうに
長旅だったから
だが今も惨めだ
それであなたとご主人は熱愛で
あなたは後に残るのを
嫌がったのかもと思った
妥当な解釈だわ
ええ だが正しくない
私が何を不思議に思ったか
分かるか?
ご主人は決してあなたを見ない
彼は壁や床 自分の靴を見る
主人は考えることが沢山あるのよ
ええ それは確かだ
フェイン博士!
フェイン博士!
あっ
大丈夫
何をしているんだ?
マーティニ?
はい?
僕は修道院長からの伝言運搬人だ
誰?
孤児院と病院を監督する尼僧だ
院長が私の存在に気づいてると
知らなかったわ
どうもワディントンさんが
君のことを話したようだ
情け深いフェイン博士の愛情深くー
誠実な妻に是非会いたいそうだ
そう じゃその芝居の
準備をしなきゃ
君が伝染病の中心へ
行きたがらなくても
彼女は理解してる
あなたが恐れなければ
なぜ私が恐れる?
忘れた
ウォルター!
大変!
まあ 酔ってるのね
(外人!)
(帰れ!)
大きなことを期待しないで
彼等はひどく貧しいから
こんにちは
私達の良く勇敢な先生の-
奥様と知り合えてとても光栄です
私もお会いして嬉しいです
どうも ワディントンさん
マドレーヌを召し上がれ
シスターSt.ジョゼフが今朝
あなたの為に作ったんですよ
教えて
どの信仰に属しているんですか?
失礼
私達は礼拝に出席したわ
宗教的に 規則的ではないの
イギリス国教会の
メンバーだと言えるわ
それは当たり障りのない言い方で
あまり何も信じていないのね
あなたはとてもきれいだわ.
そしてとても若い
きっと違いますよ
老けたと思う
奥さんが修道院と孤児院を
見たければ....
喜んで案内します
奥さんだけ
年長の子は縫い物で
忙しくさせています
彼らは専念するし
修道院のお金にもなります
あの子は洗礼させてくれません
音楽室
シスター・マリス
ピアノはシスター・ドミニクが
弾いていた
先週死にました コレラで
そこから先は診療所です
人が見たがる光景じゃありません
フェイン博士を呼び出しましょうか?
いいえ 彼の仕事を
妨げなくていいわ
疫病で...
世話することが更に増えています
この赤ん坊は今朝運び込まれた
またも孤児です
フェイン博士は赤ちゃんが
好きだそうです
彼はできる限り時間を過ごし
保育室で手助けしていますよ
奥さん?
奥さん?
大丈夫?
ええ
なんでもない...
ただ馬鹿馬鹿しいだけ
何の用?
ごめんなさい
夕食を持ってきたの
そう そこに置いてくれ
他に何か?
それは何?
地元トマトの硝酸度を検査してる
なぜ?
なぜって?
多分君の興味をひかないよ
じゃ 夕食をどうぞ
ウォルター
疫病を終えたら 私達はどうするの?
分からない
だが 忘れた方が ずっといいと
いう話を常にしても
何にもならないと思う
でもあなたは忘れないわ
頼む 本当に仕事をしないと
私の言うことを聴いてくれない?
分かった どうしてもと言うなら....
その 今日のことよ...
あの修道院へ行ってきたわ
それで? 改宗させられた?
いいえ
あなたのことを聞いたわ
それで思ったの...
何を?
何と思ったんだ?
- 私はあなたを怖れていたんだと
怖れるべきだったんだ
失礼
仕事ができないなら寝る
私を怒ってるのは分かるわ
でも努力して話せたら...
本当に 君が分からない
僕にどうしろと?
もう少し私達が惨めで
なくなりたい
僕が惨めだとは君の思い違いだ
僕はここでやることが多すぎて
君のことは全然考えない
それが私の言おうとしてることよ
私は無用だと感じてる
それを僕にどうしろと?
もう! ウォルター!
私を罰するのをやめて
私を全く軽蔑するの?
いや 自分を軽蔑してる
なぜ?
君をかつて愛したから
やあ
お邪魔でなければいいのですが
シスター・マリスが
昨夜死にました
今ご両親に手紙を書いたところです
お気の毒に
でも悲しがる私は罪深い...
彼女の善良な魂がまっすぐ
昇天したと知ってるのに
どんなご用事?
シスターが亡くなり...
あなたはなお一層手不足ですね
あの 私が修道院に来て...
何か手助けできるかと
ご主人と共にここに来ただけで
十分して下さったでしょ?
ここに来て一ヶ月です
朝から晩まで何も
することがないのです
多分診療所のシスターを
手伝うとか
それは無理です コレラは
見るにはとてもひどいものです
それにあなたが罹ったら
どうするんです?
喜んでしますわ 床磨きでも何でも...
ただ何か役立てれば
それは必要ないのです
孤児達が床を磨きます
いやいや そんなことをするのは
私達の仕事であり誇りです
でも日毎にやることが増えています
ご主人にこのことを
話していますか?
ええ
何を言ってるか分からないわ
又川に痕跡を見つけた
埋葬地の下流だ
これらの結果を確認したね?
三回検査した
じゃそれで決まりだ
水浴場を封鎖して 川への...
経路全てを遮断することを薦める
水汲みにどの位人々を歩かせる?
分からない
上流の 埋葬地の少なくとも
半マイル上流
それじゃ遠すぎる
それでもだ
フェイン博士に賛成だ
それは必要なことだ
又 死体を即座に処理するよう...
人々に命じる指令を出すと
意見が一致した筈だ
もうやったよ
だが君が取り締まらないなら
関係ない
家族が死体を何日も
隠していて
その後川の近くへ埋めるのだから
問題は分かってる
二回繰り返さなくていい
大佐 どうか兵士に命じ...
これらの人々の家に入れ...
必要なら力づくでも
死体を除去させて下さい
いいんだ
こんにちは
うんうん 分かってる
霊は水に近づける必要がある
それは分かってる
水中に住まないよう
これらの二、三を動かしたいだけだ
それらは彼等の族長の
保護下にあるそうだ
死体を動かしたいと思えば
彼は自分の兵を出すそうだ
今は西洋の女性が中国の町を...
一人で探検に行く最良の時じゃない
黙っててよ
まるで私が国民軍か退屈で
死ぬかと心配してるみたいに
それに一人じゃなかったわ
礼儀正しい保護者サン・チンと
一緒だったわ
ところで...
喜んでね 私はあなたにも
尼僧達にも役立たずだわ
僕は今日町で唯一の水源を閉鎖した
これからどうするの?
分からない
じゃ私達二人とも役立たずね
とうとう共通のものができたわ
私達二人とも降られちゃいましたね
後にして
失礼 もう一度?
数えてた
数えてた?
今夜ここでキャンプだ
この族長が協力すると
なぜ思うんだ?
協力しないだろう
じゃ どう説得するつもりだ?
分からない
これらの男達は動物みたいなものだ
彼等には何も見通しがない
ただ空腹と力があるだけだ
私が若い頃からこんな男達が
実権を握っている
だがその時代も終わろうとしてる
新しい中国では彼等の場所はない
僕がここにいるのも
気に入らないんだろ?
中国は中国人のものだ...
だが残りの世界はそう思わないようだ
そうだが それは僕と関係ない
僕はここに銃ではなく
顕微鏡を持って来たんだ
そうでしょうね
だが人民にあなたの国の銃をー
突きつけずに一緒に
仕事できたらいいのだが
計画は 埋葬地の上流地から
町へ水を転換することだ
あなたの許可と中隊の助けを借り...
墓は水から離す
ユー大佐と部下は
死者の迅速な埋葬を取り締まる
水源の保全を維持し...
これからの数週間適切な
衛生設備を実施する
すると数人の死と
多分何千人の死の差になる
(水源をきれいに保ち)
(適切な衛生手段を実行すれば)
(数週間で)
(死者数は...)
(千人以上減らせる、と言ってる)
(彼の話は終わりか?)
(私はそのコレラのゴタゴタに
部下を犠牲にしない)
(やめとけ!)
(人が死ぬ時は...)
(運命だ! 私は関知しない!)
(お前...)
(彼をここから追い出せ!)
彼は断った
彼は英語を話さないね?
その服は見たうちで一番
馬鹿げてると彼に言ってくれ
(この医師はあなたをとても尊敬し)
(あなたは正しい)
(この伝染病はひどい惨状だ)
(だが私の上司は言った...)
(あなたの部下がそれを
抑制できないなら)
(我が軍が喜んで手伝うと)
(この場所を見た後...)
(とても壮大で...)
(私達の兵が一旦ここに来たら...)
(去りたがらないでしょう)
ごめんなさい
私のせいで止めないで
フェイン博士が楽しんでるなら・・・
いやいや とんでもない
とてもいい ただ通りがかって...
いえ いてください
行かないと
是非
それなら
続けて 奥さん
でも多分もう少し穏やかなものを
ええ いいわ
今日新しい赤ちゃんが
持ち込まれたわ
子供達はザン・ジェンと名づけたの
「真新しい」という意味よ
尼僧達はキャサリンと呼ぶつもりよ
でも 勿論 子供達の誰も
そう言えないわ
あの尼僧達にはありがたいわ
報いがほとんどない
沢山のことをしてるのよ
そんな風に見ることも
できるだろうな
「だろうな」って?
それよりもう少し
複雑かもと思うんだ
絶望的な子供達を引き取り
生きるチャンスを与えてるのよ
そのどこが複雑なの?
彼等は若い母親の家にも行き
修道院に赤ん坊を
渡すように頼むんだ
そう説得する為 家族を...
養う金を渡す
尼僧達はただ孤児院運営の
為にここにいるんじゃない
その子供達をカトリックに
変えるんだ
私達の誰もが理由があって
中国にいる
それでも全体として...
彼等がしてることはとても
善い行為だと思うわ
そう思わない?
僕は細菌の研究に来てる
その他のことに意見を持つ
必要は感じない
私は違う 彼等を尊敬するわ
そんなに複雑で重苦しい
必要はないと思うわ
それに例えば あなたが
してることはとても気高いと思うわ
君は以前僕を軽蔑してた
今でもそうじゃないのか?
あなたはそんなに賢いのに...
そんなに平衡感覚がないなんて
信じられないわ
私達人間はあなたの他愛ない
細菌より複雑なのよ
私達は予測不可能で 間違いを
おかし失望させるわ
ああ 確かにそうだ
悪いわね
あなたが望む完璧な
女でなくて悪いわね
私はただ普通なの
そうじゃない振りは
一度もしなかったわ
ああ 確かにそうだ
私が好きなのは劇場やダンス
テニスをすること
ゲームが好きで
ゲームをする男が好き
悪いけど そう育てられたの
僕は手ごわいブリッジをやる
あ それはすごく面白い
なのにあなたは私をベニスのあの
終わりの無い画廊に引きずり回し...
運河の奇跡やラグーンシステムの...
浄化とかそんな馬鹿なことを...
くどくど話した
私はサンドイッチでゴルフを
した方がずっと楽しかったのに
そうだね
お互いに有りもしない質を相手に
求めた僕達は愚かだった
ええ
ええ その通りだわ
ウォルター?
私がチャーリーと一緒だと
知ってたのに
どうしてドアを破らなかったの?
少なくとも彼を
打ちのめそうとできたのに
彼はその価値がなかった
多分僕は戦うには
誇りが高過ぎるんだ
それはどうかしらね
(すぐ死体を埋めろ)
(彼を連れて行かないで!)
(彼の霊が休まらないわ!)
院長にシスター達を
出すなと言っておいた
門の外に護衛を置いた
西洋人は屋内にいるよう忠告する
分かった
妻は今日修道院に来た?
ええ でも数分前に出て行ったわ
(これは英国の悪魔のしわざだ!)
(私達の伝統を尊重しろ!)
サン・チン
行こう!
行って!
早く!
サン・チン 妻はどこだ?
妻はどこだ?!
何を言ってるか分からない!
彼女から離れろ
- 大丈夫か?
- ええ
さあ
ウィスキーを切らしてる
フェイン博士
酒を拝借したいんだが?
やあ ダーリン
革命中私は漢口に駐屯していた...
彼等が満州人を虐殺していた時...
私はある家族を助けることができた
書類を書き換えたりしてだ
彼女は末娘だった
初めは彼女にあまり注目しなかった
必要以上には
漢口を去った時
彼女は私についてきた
二、三回追い返したが彼女は...
戻って来るんだ
そんなに彼女に愛情を
抱いてると分からなかったわ
どうしてそう思う?
あなたの目で分かる
男って計り知れない
あなたは他の皆と同じだと思ってた...
今はあなたの何一つ
分からないと感じるわ
彼女はあなたをどう思ってるのかしら
ワン ザイ
私はいい人だとさ
まるで女は常に徳の故に
男を愛するかのようね
おはよう
おはよう
今日は町に近づかない方が
いいと思う
分かった
散歩に行くわ
じゃ来て
一体なぜはるばるここに?
酔い覚ましの散歩よ
あなたは何をしてるの?
竹を一本買おうとしていた
だが彼の値は法外だ
又は僕の頭が...
くたくた過ぎて交渉できない
じゃあ...
君は乗って帰るか?
- 何に乗って?
バッファローに?
ほら 一時的にここから方向転換して...
汲みやすい町の中心に送る
半マイル以上だ 場所によっては
とても時間がかかった
だがその甲斐はある
ああ 院長
私は死ぬの?
これこれ そんな馬鹿なことを
ねえ...
赤ちゃんができたのでは?
まさか
- そうですよ
- そんな
- そうですよ
つまり...
私...
そう思うわ
間違いありませんよ
シスター St. ジョゼフはすぐ
分かったの
大家族の生まれだから
こういうことの経験があるんです
信じられない
何故信じられないの?
子供を持つのは自然ですよ
ええ
ご主人がどんなに喜ぶか考えなさい
ここで何があった?
大丈夫よ
- 失神したそうだね
平気よ
僕に見させてくれ
- コレラじゃないの
ああ コレラだとは思わない
悪寒は? ただ気絶しただけ?
ウォルター 止めて
妊娠してるの
赤ん坊?
確かか?
ええ
それは素晴らしい
何ヶ月だと思う?
二ヶ月
もっと長いかも
キティ
父親は僕?
正直に言って分からない
ごめんなさい
ええと
もうそれは問題じゃない
そうだろ?
ええ
ええ そうだわ
フェイン博士!
一緒に来てくれ
これは何だ? どこから来るんだ?
コレラは川沿いの南に広がった
そこには医者も施設もない
彼等が入ると
全部汚染してしまう
町の外に留めないと
フェイン博士!
フェイン博士!
止まれ! 止まれ!
止まれ!
ここで止まってくれ!
ここで助けられる!
大佐 町に入るなと言ってくれ!
ここで助けると言ってくれ!
子供達を音楽室に集めて
ここで待って
行きましょう!
あの子をここに
怪我してる 手当てするわ
分からない
彼はなぜ私を起こさなかったの?
彼は早く出たし
あなたは休息が必要だった
難民キャンプまでどの位?
町のすぐ外 丘陵地帯に
博士はあなたに去ってほしいが
去らないだろうと言ってました
あなたから離れたくなかったわ
ええ それは有り難いけれど
彼とも別れたくなかったんでしょ
それは私の義務だわ
義務は手が汚い時
洗うことだけです
私は17歳の時恋に落ちた...
...神とね
宗教者の生活にロマンチックな
考えを持った愚かな娘だった
でも私の愛は熱烈だった
年が経って私の気持ちは変わった
彼は私を落胆させ無視した
私達は平安な無関心の
関係に落ち着いたの
ソファに並んで座るけれど
滅多に話さない老夫婦にね
神は私が去らないと知っている
これが私の務めよ
でも愛と務めが一つの時
恩寵はあなたの内部にあるの
兵士があなたを連れ戻す為に
待っているわ
私は留まりたい
だめよ
何? どうしたの?
何?
奥さん?
ワディントンさん?
ご主人のことだ
何? どうしたの?
病気になった
彼はどこなの?
奥さん?
ウォルター!
だめだ ここに来てはだめだ
安全じゃない ワディントン!
この件に私の発言権はない
観客は望まない
あなたは行って
あなたの赤ちゃんが
お願い 行って
ウォルター どうしたらいいか教えて
その点滴を遅くしてくれ
速過ぎる
よし よし
キティ? キティ
途切れるまで
ずっと悪くなっていく
その覚悟はできてるか?
ええ
どうした?
(生理食塩水が切れかかってる)
もっと取り寄せられるか?
(手配してある...)
(だが多くの人には間に
合わないだろう)
キティ
キティ
目覚めてるの?
気分はよくなった?
僕を許してくれ
あなたを許す?
許すことは何もないわ
ウォルター
ごめんなさい
とても残念です
奥さん?
博士はすぐ埋葬を
ええ いいわ
(清らな泉のほとりを散歩していたら)
(水がとてもきれいだったので
入って浴びた)
(ずっとあなたを愛してた
いつまでもあなたを忘れない)
(樫の木の下で 体を乾かした)
(梢の上でナイチンゲールが
さえずっていた)
(ずっとあなたを愛してた
いつまでもあなたを忘れない)
(歌って ナイチンゲール 歌って
あなたはとても心楽しく)
(あなたの心は笑いたい気分
私の心は泣きたい気分)
何をしてるの?
(ずっとあなたを愛してた
いつまでもあなたを忘れない)
(それがふさわしくないのに
愛する人を失った)
(彼のバラの花束を拒んだ故に)
(ずっとあなたを愛してた
いつまでもあなたを忘れない)
(バラは茂みにあるままで)
(愛する人にも愛されたままで
いたかった)
(ずっとあなたを愛してた
いつまでもあなたを忘れない)
(清らな泉のほとりを散歩していたら)
(水がとてもきれいだったので
入って浴びた)
(ずっとあなたを愛してた
いつまでもあなたを忘れない)
(樫の木の下で 私は体を乾かした)
(梢の上で ナイチンゲールが
さえずっていた)
(ずっとあなたを愛してた
いつまでもあなたを忘れない)
ばかげてるわね
一週間で枯れちゃうのに
お金をかける価値はないわ
どう思う?
とてもきれいだと思う
そう?
その通りね
おいで
急がなきゃ
お爺様が待ってるわ
キティ フェイン?
驚いたよ
こんにちは チャーリー
なぜロンドンに?
久し振りだね
手紙を書けばよかった
この立派な子は誰かな?
こんにちは ボク
名前は?
ウォルター
よろしく ウォルター
僕はチャーリー タウンゼントだ
何歳?
5歳
おいで
本当に急ぐの
ええ
また会えてよかった
こちらこそ
さよなら ウォルター
さよなら
キティ!
これから3週間ロンドンに
いる 多分僕達は...
さよなら タウンゼントさん
さよなら 奥さん
ママ 誰だったの?
詰まらない人よ