1 00:00:00,000 --> 00:00:02,424 日本語版字幕担当: ミシガン大学所属 − 瀬川恵、矢嶋彩香 ボランティア − 東梅ひろみ, M.D. 2 00:00:02,424 --> 00:00:05,756 トレンデレンブルクテストは 股関節の安定性を評価する検査です。 3 00:00:05,756 --> 00:00:12,317 検査者が患者の後ろに座って、左右それぞれ、 親指を上後腸骨棘にあて、手を腸骨稜に当てて、 4 00:00:12,317 --> 00:00:14,851 高さが水平かどうかを確認します。 5 00:00:14,851 --> 00:00:20,923 次に患者は片足で立ち、 持ち上げた方の脚の膝と股関節を曲げた状態にします。 6 00:00:20,923 --> 00:00:24,350 通常に機能している場合、 持ち上げた脚の側の骨盤が少し上に移動します。 7 00:00:24,350 --> 00:00:29,697 これは中臀筋が反対側の股関節を 適切に外転させていることを意味します。 8 00:00:29,697 --> 00:00:35,703 持ち上げた脚の側の骨盤が下がったり位置が変わらない場合は、トレンデレンブルク兆候が陽性であると考えられます。 9 00:00:35,703 --> 00:00:39,777 これは中臀筋が弱いか、 股関節に関節内病変があることを意味します。 10 00:00:39,777 --> 00:00:40,407 謝辞:本ビデオの翻訳は、静岡県の支援の下、 地域医療再生基金を用いた 「静岡-ミシガン大学家庭医療後期研修、教育及び研究」 (SMARTER FM)プロジェクトの一部として 行われました。