1 00:00:00,149 --> 00:00:01,510 色の配置は 2 00:00:01,510 --> 00:00:03,220 この模型で決定して 3 00:00:03,220 --> 00:00:05,260 その通りに現場で再現しよう 4 00:00:05,260 --> 00:00:05,760 OK 5 00:00:08,300 --> 00:00:12,940 必ずしもオブジェクト(形あるもの)がアートの一番面白い部分であるとは限りません。 6 00:00:14,040 --> 00:00:17,860 むしろオブジェクトを見たり関わった時に、オブジェクトが私にどう作用するのか、 7 00:00:17,860 --> 00:00:19,260 それが本当に興味深いところです。 8 00:00:29,780 --> 00:00:34,540 見る人はいつの間に会話に参加しているのです。 9 00:00:34,540 --> 00:00:36,720 「私が見ているものは何なんだろう?」という具合に。 10 00:00:39,560 --> 00:00:44,760 そうすると、おそらく次にこう問いかけるでしょう。「では一体、見るということはどういうことなんだろう?」と。 11 00:00:44,760 --> 00:00:47,900 「さらに、なぜ私にはこのように物事が見えてるのだろう?」 12 00:00:50,820 --> 00:00:56,760 オブジェクトへの問いが、実際は自分への問いかけになるわけです。 13 00:00:59,380 --> 00:01:02,680 それがアートの持つ素晴らしい可能性の一つだと思います。 14 00:01:03,260 --> 00:01:09,100 一種の自己評価をする機会をアートは与えることができるのです。