1 00:00:03,310 --> 00:00:07,740 西洋文明の夜明け前、文字が使われる前の時代 2 00:00:07,740 --> 00:00:13,940 科学と霊性は分かれてはいなかった。 3 00:00:13,940 --> 00:00:16,840 古代の偉大な教えでは 4 00:00:16,840 --> 00:00:19,779 客観的な知識を外に求めることは 5 00:00:19,779 --> 00:00:21,869 諸行無常という内なる感覚や 万物流転という直観とバランスしていた。 6 00:00:21,869 --> 00:00:27,119 諸行無常という内なる感覚や 万物流転という直観とバランスしていた。 7 00:00:27,119 --> 00:00:31,490 科学的な考え方が支配的になり 情報が増えるにつれ 8 00:00:31,490 --> 00:00:36,000 徐々に知識体系の細分化が起こった。 9 00:00:36,000 --> 00:00:38,230 専門化が進んだ結果 10 00:00:38,230 --> 00:00:40,950 全体像を見ることができ、 11 00:00:40,950 --> 00:00:45,430 体系全体の美学を感じ 直観できる人は、まれになった。 12 00:00:45,430 --> 00:00:52,430 「こういう考え方でいいのか」と尋ねる人はいない。 13 00:00:57,220 --> 00:01:01,420 古代の知識は我々のそばにある。 目に付くところに隠れている。 14 00:01:01,420 --> 00:01:06,850 しかし、我々は考え事に没頭していて それに気づかない。 15 00:01:06,850 --> 00:01:10,090 この忘れられた知恵こそが、内と外、 陰と陽をバランスする方法である。 16 00:01:10,090 --> 00:01:14,539 この忘れられた知恵こそが、内と外、 陰と陽をバランスする方法である。 17 00:01:14,539 --> 00:01:14,789 流転する世界と、我々の中心にある静寂を バランスする方法である。 18 00:01:14,789 --> 00:01:21,789 流転する世界と、我々の中心にある静寂を バランスする方法である。 19 00:01:41,000 --> 00:01:49,000 第3部 蛇と蓮 20 00:01:52,159 --> 00:01:59,159 ギリシャ神話のアスクレピオスは アポロンの息子で、医術の神である。 21 00:01:59,509 --> 00:02:02,909 医療について並外れてた知恵と技能を持っていた。 22 00:02:02,909 --> 00:02:09,909 生と死の秘密を明らかにしたと言われている。 23 00:02:10,000 --> 00:02:13,290 古代ギリシャのアスクレピオスの医術の神殿は 24 00:02:13,290 --> 00:02:16,290 根源的な螺旋構造のパワーに気づいていた。 25 00:02:16,290 --> 00:02:21,360 それはアスクレピオスの杖で象徴されている。 26 00:02:21,360 --> 00:02:25,100 医学の父であるヒポクラテスは 27 00:02:25,100 --> 00:02:27,860 アスクレピオスの神殿で学んだとされる。 28 00:02:27,860 --> 00:02:30,510 ヒポクラテスの誓いは 29 00:02:30,510 --> 00:02:33,950 現代の医療関係者にも受け継がれている。 30 00:02:33,950 --> 00:02:37,390 今日でも、この進化を促すエネルギーの象徴は 31 00:02:37,390 --> 00:02:40,310 米国医師会や世界中の医療機関のロゴになっている。 32 00:02:40,310 --> 00:02:47,310 米国医師会や世界中の医療機関のロゴになっている。 33 00:02:48,540 --> 00:02:50,800 エジプトの図像で 34 00:02:50,800 --> 00:02:58,840 蛇と鳥は、人間性の二極性を象徴する。 35 00:03:02,079 --> 00:03:07,030 蛇は下への方向を表し、具現化された螺旋であり 36 00:03:07,030 --> 00:03:13,680 進化を促すエネルギーである。 37 00:03:13,680 --> 00:03:16,000 鳥は上への方向を表し 38 00:03:16,000 --> 00:03:19,000 太陽へ向かう流れであり 39 00:03:19,000 --> 00:03:28,519 一点に集中した目覚めた意識であり アカシャの空(くう)である。 40 00:03:31,000 --> 00:03:36,579 ファラオと神々が、目覚めたエネルギーと 共に描かれている。 41 00:03:36,579 --> 00:03:40,280 クンダリーニの蛇が脊柱を登り 42 00:03:40,280 --> 00:03:47,280 眉間のアジナ・チャクラを貫く。 43 00:03:48,980 --> 00:03:52,950 これはホルスの目と呼ばれる。 44 00:03:52,950 --> 00:03:58,200 ヒンズー教では ビンディは第3の目の象徴であり 45 00:03:58,200 --> 00:04:05,200 霊と神のつながりを表す。 46 00:04:07,000 --> 00:04:10,560 ツタンカーメン王のマスクは、この典型例であり 47 00:04:10,560 --> 00:04:17,560 蛇と鳥の両方のモチーフを示す。 48 00:04:19,010 --> 00:04:24,539 マヤとアズテックの教えでは、蛇と鳥は 組み合わされて一つの神になった。 49 00:04:24,539 --> 00:04:27,050 ケツァルコアトル(ククルカン)は 50 00:04:27,050 --> 00:04:30,740 翼のある蛇神であり、 51 00:04:30,740 --> 00:04:34,650 目覚めた意識を表す。 覚醒したクンダリーニである。 52 00:04:34,650 --> 00:04:37,919 自らの中でケツァルコアトルを目覚めさせる人は 53 00:04:37,919 --> 00:04:41,800 神の生きる顕現である。 54 00:04:41,800 --> 00:04:46,389 ケツァルコアトル、つまり蛇のエネルギーは 55 00:04:46,389 --> 00:04:53,389 時間の終わりに戻ると言われている。 56 00:05:01,400 --> 00:05:06,330 蛇と鳥のシンボルはキリスト教にも見られる。 57 00:05:06,330 --> 00:05:09,600 その真の意味はより深く暗号化されているが 58 00:05:09,600 --> 00:05:14,310 その意味は、他の古代の教えと同じである。 59 00:05:14,310 --> 00:05:19,270 キリスト教では鳥または鳩が キリストの頭上によく描かれる。 60 00:05:19,270 --> 00:05:23,580 これは聖霊を表すが、 クンダリーニ・シャクティ女神が 61 00:05:23,580 --> 00:05:29,110 第6チャクラを超えて上昇することを表す。 62 00:05:29,110 --> 00:05:36,110 キリスト教神秘主義では クンダリーニを聖霊と呼んだ。 63 00:05:38,610 --> 00:05:45,330 ヨハネの第3書12節に曰く 「モーゼが荒野で蛇を上げたように 64 00:05:45,330 --> 00:05:51,120 人の子も上げられねばならない」 65 00:05:51,120 --> 00:05:56,060 イエスとモーゼは自らの クンダリーニ・エネルギーを目覚めさせ 66 00:05:56,060 --> 00:06:03,060 人を渇望へと駆り立てる無意識の爬虫類の力へ、 目覚めた意識をもたらした。 67 00:06:03,370 --> 00:06:06,900 イエスは40日と40夜、砂漠で過ごした際に 68 00:06:06,900 --> 00:06:12,550 サタンにそそのかされたと言われる。 69 00:06:12,550 --> 00:06:18,470 同様に仏陀も悟りを得るために 菩提樹の下で禅定に入ったとき 70 00:06:18,470 --> 00:06:25,470 「マーラ(魔羅)」にそそのかされた。 71 00:06:26,889 --> 00:06:30,750 キリストも仏陀も、 72 00:06:30,750 --> 00:06:37,750 感覚的快楽と世俗的欲求の誘惑に 背を向けなければならなかった。 73 00:06:38,069 --> 00:06:45,069 それぞれの話で、悪霊は 自身の執着の化身だった。 74 00:07:01,139 --> 00:07:06,409 アダムとイブの話を ヴェーダとエジプトの伝統の観点から読むと 75 00:07:06,409 --> 00:07:11,180 生命の樹を守る蛇はクンダリーニだとわかる 76 00:07:11,180 --> 00:07:16,340 リンゴは外の感覚的世界の誘惑を表し 77 00:07:16,340 --> 00:07:19,199 内面の知恵の樹から 我々の注意をそらす。 78 00:07:19,199 --> 00:07:26,199 内面の知恵の樹から 我々の注意をそらす。 79 00:07:33,620 --> 00:07:38,530 樹とはナーディのネットワーク、 つまりエネルギーの経路である。 80 00:07:38,530 --> 00:07:45,330 それは文字どおり、体内に樹のような構造を作る。 81 00:07:45,330 --> 00:07:49,400 外的喜びを得ようと利己的に求めた結果 82 00:07:49,400 --> 00:07:52,720 内的世界の知恵から自らを切り離した。 83 00:07:52,720 --> 00:07:59,720 アカシャと知恵の源とのつながりを切り離した。 84 00:08:07,060 --> 00:08:09,759 世界中にある龍についての神話の多くは 85 00:08:09,759 --> 00:08:12,120 それぞれの文化の内的エネルギーを 象徴したものと読める。 86 00:08:12,120 --> 00:08:15,560 それぞれの文化の内的エネルギーを 象徴したものと読める。 87 00:08:15,560 --> 00:08:22,560 中国では龍は今でも幸せを象徴する 神聖なシンボルである。 88 00:08:24,189 --> 00:08:27,620 進化を促すエネルギーを覚醒させた エジプトのファラオや古代中国の皇帝は 89 00:08:27,620 --> 00:08:30,819 漸進的エネルギーを覚醒させた エジプトのファラオや古代中国の皇帝は 90 00:08:30,819 --> 00:08:36,169 翼のある蛇や龍によって象徴された。 91 00:08:36,169 --> 00:08:40,578 玉帝のトーテム(象徴)は 92 00:08:40,578 --> 00:08:46,110 イダとピンガラ(ともにナディ)と 同様のバランスを示す。 93 00:08:46,110 --> 00:08:50,200 道教の陰陽は、松果体のチャクラ (道教で上部ダンティエン)を覚醒させる。 94 00:08:50,200 --> 00:08:57,200 道教の陰陽は、松果体のチャクラ (道教で上部ダンティエン)を覚醒させる。 95 00:09:06,829 --> 00:09:08,640 自然界には、多くの光の検出吸収メカニズムがある。 96 00:09:08,640 --> 00:09:11,220 自然界には、多くの光の検出吸収メカニズムがある。 97 00:09:11,220 --> 00:09:15,880 たとえば、ウニは針状の体で 実際に見ることができる。 98 00:09:15,880 --> 00:09:19,930 身体が一つの目として働く。 99 00:09:19,930 --> 00:09:22,730 ウニは針に当たる光を検出し 100 00:09:22,730 --> 00:09:29,730 それぞれの針の光の強度を比較して まわりの様子を知る。 101 00:09:34,900 --> 00:09:44,200 イグアナや他の爬虫類は 頭頂の目、松果体を使って 102 00:09:44,200 --> 00:09:46,100 上空の捕食者を感知する。 103 00:09:46,100 --> 00:09:51,180 上空の捕食者を感知する。 104 00:09:56,890 --> 00:10:00,300 人間の松果腺は小さな内分泌腺で 105 00:10:00,300 --> 00:10:04,410 目覚めと睡眠のリズムを管理する。 106 00:10:04,410 --> 00:10:06,950 頭の奥深くにあるが、松果腺は光に敏感である。 107 00:10:06,950 --> 00:10:12,040 頭の奥深くにあるが、松果腺は光に敏感である。 108 00:10:12,040 --> 00:10:15,120 デカルトは松果体の領域、つまり第3の目が 109 00:10:15,120 --> 00:10:20,630 意識と物質の接点であると認識していた。 110 00:10:20,630 --> 00:10:23,339 人間の体では、ほとんどすべてが左右対称である。 111 00:10:23,339 --> 00:10:30,339 二つの目、耳、鼻孔、脳も両脳を持つ。 112 00:10:30,589 --> 00:10:33,970 脳内で一つしかないものがある。 113 00:10:33,970 --> 00:10:40,029 それは松果腺の領域と そのまわりのエネルギー・センターである。 114 00:10:40,029 --> 00:10:44,100 物質レベルでは、松果腺によりDMTのような 115 00:10:44,100 --> 00:10:46,760 ユニークな分子が自然に作られる。 116 00:10:46,760 --> 00:10:52,810 DMTは誕生と死の瞬間にも自然に形成される。 117 00:10:52,810 --> 00:10:56,600 文字どおり、生者と死者の世界の 118 00:10:56,600 --> 00:11:00,200 懸け橋としての役割をになう。 119 00:11:01,200 --> 00:11:09,990 DMTは深い瞑想やサマディ、あるいは幻覚作用によっても自然に生成される。 120 00:11:09,990 --> 00:11:15,500 たとえば、南米のシャーマンの教えでは アヤワスカが使われ 121 00:11:15,500 --> 00:11:21,519 内的世界と外的世界の間のベールが除かれる。 122 00:11:23,170 --> 00:11:27,050 松果体と呼ばれるのは 123 00:11:27,050 --> 00:11:32,680 松かさと似た形状を持つからである。 124 00:11:32,680 --> 00:11:36,370 このパターンは 生命の花のパターンとしても知られるが 125 00:11:36,370 --> 00:11:41,209 悟った、あるいは覚醒した存在を表す 古代の図柄に共通している。 126 00:11:41,209 --> 00:11:44,100 神聖な図柄に松かさがあったら 127 00:11:44,100 --> 00:11:47,700 覚醒した第3の目、つまり 128 00:11:47,700 --> 00:11:54,670 進化を促すエネルギーの流れを導く、 一点に集中した意識を表している。 129 00:11:54,670 --> 00:11:58,589 松かさは高次チャクラが花開くことを象徴する。 130 00:11:58,589 --> 00:12:06,000 これらのチャクラは、シュシュムナがアジナチャクラを超えて上昇するにつれて、活性化する。 131 00:12:06,570 --> 00:12:10,279 ギリシャ神話ではヂオニュソスの崇拝者は 132 00:12:10,279 --> 00:12:16,410 てっぺんに松かさの付いた、つるの巻きついた 巨大な杖を持っていた。 133 00:12:16,410 --> 00:12:20,880 ここでも、デオニュソスのエネルギー つまりクンダリーニ・シャクティが 134 00:12:20,880 --> 00:12:27,880 脊椎を登って第6チャクラにある 松果体に至ることを表している。 135 00:12:31,130 --> 00:12:34,700 バチカンの中心には イエスかマリアの巨大な像があると 136 00:12:34,700 --> 00:12:39,620 想像するかもしれないが、 実は巨大な松かさの像がある。 137 00:12:39,620 --> 00:12:44,600 これは過去に、チャクラやクンダリーニの知識が キリスト教にあった可能性を示す。 138 00:12:44,600 --> 00:12:46,010 しかし、いかなる理由かわからないが、 大衆には伏せられている。 139 00:12:46,010 --> 00:12:48,600 しかし、いかなる理由かわからないが、 大衆には伏せられている。 140 00:12:48,600 --> 00:12:54,300 教会の公式な説明では 松かさは復活の象徴で 141 00:12:54,300 --> 00:13:00,000 キリストの新しい生を表している。 142 00:13:09,000 --> 00:13:15,000 13世紀の哲学者で神秘主義者の マイスター・エックハルトは言う。 143 00:13:15,000 --> 00:13:25,560 神を見る私の目と、神が私を見る目は 全く同じものである。 144 00:13:25,560 --> 00:13:28,100 欽定訳聖書でイエスは言う。 145 00:13:28,100 --> 00:13:42,100 体の光は目である。汝の目が一つであるなら、 汝の全身は光で満ちているはずである。 146 00:13:47,240 --> 00:13:52,089 仏陀は言う。「体は目である」 147 00:13:52,089 --> 00:13:57,560 サマディの状態では、 人は見る側でも見られる側でもある。 148 00:13:57,560 --> 00:14:04,560 我々は、自らを知覚している宇宙である。 149 00:14:13,980 --> 00:14:18,170 クンダリーニが活性化されているとき、 クンダリーニは第6チャクラと松果体を刺激する。 150 00:14:18,170 --> 00:14:21,480 そして、この領域は進化的機能を取り戻し始める。 151 00:14:21,480 --> 00:14:26,910 そして、この領域は進化的機能を取り戻し始める。 152 00:14:26,910 --> 00:14:31,400 暗闇での瞑想は、松果体の領域にある 第6チャクラを活性化する方法として 153 00:14:31,400 --> 00:14:35,870 何千年もの間、使われてきた。 154 00:14:35,870 --> 00:14:41,000 このセンターを活性化すると 人は内なる光を見られるようになる。 155 00:14:41,000 --> 00:14:46,000 有名なヨギであれ、 洞窟に深くこもるシャーマンであれ 156 00:14:46,000 --> 00:14:51,529 道教の道士であれ、 マヤのイニシエイトであれ、 チベット僧であれ、 157 00:14:51,529 --> 00:14:57,320 全ての教えにおいて、暗闇で過ごす期間がある。 158 00:14:57,320 --> 00:15:04,320 松果体は自身の繊細なエネルギーを 直接体験することへの入口である。 159 00:15:04,820 --> 00:15:10,029 ニーチェは言った。「底知れぬ暗闇を見つめ続けると 160 00:15:10,029 --> 00:15:17,029 暗闇が自分を見つめ返すことに、いずれ気づく」 161 00:15:17,660 --> 00:15:24,660 ドルメン(古代の墓)は、地上で現存する 最も古い構造物の一つである。 162 00:15:26,209 --> 00:15:31,200 その多くは新石器時代の 紀元前3千から4千年まで遡る。 163 00:15:31,200 --> 00:15:35,980 西洋のいくつかドルメンは紀元前5千年まで遡る。 164 00:15:35,980 --> 00:15:40,319 ドルメンは内と外の世界をつなぐ手段としての 165 00:15:40,319 --> 00:15:47,319 終わることのない瞑想へ 入るために使われた。 166 00:15:47,329 --> 00:15:50,980 全くの暗闇の中で瞑想すると 167 00:15:50,980 --> 00:15:57,980 第3の目が活性化するにつれ、内なるエネルギー つまり光を見るようになる。 168 00:15:58,000 --> 00:16:07,100 太陽と月の動きが支配する概日リズムは 体の機能をコントロールしなくなる。 169 00:16:07,100 --> 00:16:11,199 その結果、新しいリズムが生まれてくる。 170 00:16:16,509 --> 00:16:19,110 第7チャクラは、何千年にもわたり 171 00:16:19,110 --> 00:16:21,920 オーム(OM)シンボルで象徴されてきた。 172 00:16:21,920 --> 00:16:27,400 元素を表すサンスクリットのいくつかの象徴によって 作られたシンボルである。 173 00:16:27,400 --> 00:16:31,500 クンダリーニが第6チャクラを超えて上昇すると 174 00:16:31,500 --> 00:16:34,850 エネルギーの球(光輪)を作り出す。 175 00:16:34,850 --> 00:16:37,410 光輪は世界中の宗教画に描かれている。 176 00:16:37,410 --> 00:16:44,410 光輪は世界中の宗教画に描かれている。 177 00:17:30,000 --> 00:17:36,100 光輪、つまり、目覚めた存在のまわりに 描かれるエネルギー的特徴は 178 00:17:36,100 --> 00:17:40,400 事実上、世界中のすべての宗教に共通している。 179 00:17:40,400 --> 00:17:45,700 チャクラを目覚めさせる進化的過程は 180 00:17:45,700 --> 00:17:46,390 一つの集団や宗教だけのものではない。 181 00:17:46,390 --> 00:17:50,900 一つの集団や宗教だけのものではない。 182 00:17:50,900 --> 00:17:56,980 地上のすべての人間の生まれながらの権利である。 183 00:18:07,770 --> 00:18:12,180 クラウン・チャクラは神とのつながりである。 184 00:18:12,180 --> 00:18:15,460 神とは、二元性を超えるものであり、 名前や形を超えるものである。 185 00:18:15,460 --> 00:18:21,850 神とは、二元性を超えるものであり、 名前や形を超えるものである。 186 00:18:21,850 --> 00:18:28,400 イクナートンはファラオであり、 妻はネフェルティティである。 187 00:18:28,400 --> 00:18:32,000 彼は太陽の息子と呼ばれる。 188 00:18:32,000 --> 00:18:34,300 彼はアテン神を再発見した。 189 00:18:34,300 --> 00:18:44,320 アテンは彼自身の中にある神の名前であり、 クンダリーニと意識を統合する。 190 00:18:47,160 --> 00:18:50,820 エジプトの図像では、目覚めた意識は 191 00:18:50,820 --> 00:18:53,500 太陽円盤で表され、 192 00:18:53,500 --> 00:19:02,080 神々や目覚めた存在の頭上に描かれる。 193 00:19:03,940 --> 00:19:06,000 ヒンズー教とヨガの教えでは 194 00:19:06,000 --> 00:19:13,620 光輪は、サハスラーラ (千枚の花弁の蓮)と呼ばれる。 195 00:19:17,640 --> 00:19:23,450 仏陀は蓮のシンボルと関連づけられる。 196 00:19:23,450 --> 00:19:26,400 葉序(茎上の葉の配列)パターンは 197 00:19:26,400 --> 00:19:29,240 蓮の花のパターンと同じである。 198 00:19:29,240 --> 00:19:31,430 それは生命の花(生命の種)のパターンである。 199 00:19:31,430 --> 00:19:32,200 それは生命の花(生命の種)のパターンである。 200 00:19:32,200 --> 00:19:37,500 それは基本パターンであり、 すべての形はそれに合う。 201 00:19:37,500 --> 00:19:41,500 それは空間自体の形そのものであり、 202 00:19:41,500 --> 00:19:45,560 アカシャに備わる特質の一つである。 203 00:19:54,140 --> 00:19:58,100 歴史のある時点では、生命の花のシンボルは 204 00:19:58,100 --> 00:20:02,830 地上すべてに広く行き渡っていた。 205 00:20:02,830 --> 00:20:07,500 中国やアジアの国々では 最も神聖な場所の入り口で 206 00:20:07,500 --> 00:20:12,560 生命の花が、獅子に守られている。 207 00:20:16,550 --> 00:20:22,020 易経の六十四卦は、しばしば陰陽のシンボルを囲む。 208 00:20:22,020 --> 00:20:27,430 これもまた生命の花の一つの表し方である。 209 00:20:27,430 --> 00:20:33,100 生命の花の中に、すべてのプラトン立体の 幾何学的基礎がある。 210 00:20:33,100 --> 00:20:33,600 それは、基本的に、存在できるすべての形である。 211 00:20:33,600 --> 00:20:37,440 それは、基本的に、存在できるすべての形である。 212 00:20:37,440 --> 00:20:39,930 古代の生命の花は、ダビデの星(六芒星) 213 00:20:39,930 --> 00:20:45,170 つまり上向きと下向きの三角形から始まる。 214 00:20:45,170 --> 00:20:49,480 三次元では, 三角形ではなく、四面体である。 215 00:20:49,480 --> 00:20:55,540 このシンボルはヤントラ(神秘図形)であり、 宇宙に内在する一種のプログラムであり、 216 00:20:55,540 --> 00:21:01,440 我々のフラクタルな世界を生み出す機械である。 217 00:21:01,440 --> 00:21:04,150 ヤントラは意識を目覚めさせる 道具として何千年も使われてきた。 218 00:21:04,150 --> 00:21:05,870 ヤントラは意識を目覚めさせる 道具として何千年も使われてきた。 219 00:21:05,870 --> 00:21:09,800 ヤントラの目に見える形は 220 00:21:09,800 --> 00:21:17,650 霊的成長の内なるプロセスの、外での表現である。 221 00:21:17,870 --> 00:21:21,780 それは宇宙の隠れた音楽が 形として現れ出たものである。 222 00:21:21,780 --> 00:21:28,780 それは、交差する幾何学図形と 干渉パターンからできている。 223 00:21:39,390 --> 00:21:45,900 各チャクラは蓮であり、ヤントラであり、 精神・生理的中心であり、 224 00:21:45,900 --> 00:21:51,980 それを通して世界が体験されうるのである。 225 00:22:16,300 --> 00:22:21,300 チベットの教えに見られるような 伝統的なヤントラには 226 00:22:21,300 --> 00:22:24,660 いくつもの意味が込められている。 227 00:22:24,660 --> 00:22:29,880 時には一つの宇宙論と世界観が 丸ごと収められていることもある。 228 00:22:29,880 --> 00:22:33,000 ヤントラは常に発展するパターンで 229 00:22:33,000 --> 00:22:37,100 繰り返しや循環の持つ力を利用する。 230 00:22:37,100 --> 00:22:37,830 ヤントラの力は今日ではほとんど失われてしまった。 231 00:22:37,830 --> 00:22:41,730 ヤントラの力は今日ではほとんど失われてしまった。 232 00:22:41,730 --> 00:22:44,720 理由は、現代人は外の形にしか 意味を求めないからであり 233 00:22:44,720 --> 00:22:51,720 外の形を内なるエネルギーに意図を持って 結び付けないからである。 234 00:22:59,250 --> 00:23:04,500 司祭や僧侶、ヨギたちが禁欲主義であるには、 もっとも理由がある。 235 00:23:04,500 --> 00:23:05,500 今日では、その理由を知る者はわずかしかいない。 236 00:23:05,500 --> 00:23:08,430 今日では、その理由を知る者はわずかしかいない。 237 00:23:08,430 --> 00:23:11,640 その真の目的は失われてしまった。 238 00:23:11,640 --> 00:23:16,020 単刀直入に言うと、エネルギーが精子や 卵子を作るのに使われると 239 00:23:16,020 --> 00:23:19,430 クンダリーニを上昇させ、高次のチャクラを活性化 させるだけのエネルギーが残らない。 240 00:23:19,430 --> 00:23:24,270 クンダリーニを上昇させ、高次のチャクラを活性化 させるだけのエネルギーが残らない。 241 00:23:24,270 --> 00:23:31,270 クンダリーニは生命エネルギーであり 性的なエネルギーでもある。 242 00:23:34,500 --> 00:23:38,500 意識が動物的な衝動に焦点を合わせなくなり 243 00:23:38,500 --> 00:23:41,800 高次のチャクラを反映する物事に合ってくると 244 00:23:41,800 --> 00:23:48,800 エネルギーは脊柱を上昇し、 高次のチャクラへと入る。 245 00:23:49,800 --> 00:23:54,790 タントラの実践の多くで、性的エネルギーを いかに極めるかを教え 246 00:23:54,790 --> 00:24:01,790 それをより高い霊的な発展のために 使えるようにする。 247 00:24:07,260 --> 00:24:09,600 意識状態が的確な状態になると、 エネルギーが増大できる。 248 00:24:09,600 --> 00:24:12,520 意識状態が的確な状態になると、 エネルギーが増大できる。 249 00:24:12,520 --> 00:24:16,140 一つの意識状態に入るのに時間はかからない。 250 00:24:16,140 --> 00:24:18,500 エックハルト・トール曰く 251 00:24:18,500 --> 00:24:22,200 「気づきとプレゼンスは常に今起こる」。 252 00:24:22,200 --> 00:24:26,200 何かが起こるように強いることは 253 00:24:26,200 --> 00:24:30,000 今のあり方に対する抵抗を生み出すだけだ。 254 00:24:30,000 --> 00:24:38,010 すべての抵抗を取り除くことで 進化的なエネルギーが展開できる。 255 00:24:38,010 --> 00:24:41,750 古代のヨガの教えでは ヨガのポーズをとることで 256 00:24:41,750 --> 00:24:44,750 瞑想に入れるよう体を整えた。 257 00:24:44,750 --> 00:24:49,530 ハタヨガはエクササイズのためだけに 作られたものではなかった。 258 00:24:49,530 --> 00:24:54,450 人の内と外の世界を結ぶ方法として 作られたものであった。 259 00:24:54,450 --> 00:25:01,000 サンスクリット語の「ハタ」は 「ハ」太陽と「タ」月を意味する。 260 00:25:01,000 --> 00:25:05,230 パタンジャリの元々のヨガスートラでは 261 00:25:05,230 --> 00:25:07,700 ヨガの八階梯の目的は 262 00:25:07,700 --> 00:25:10,770 仏陀の八正道と同じである。 263 00:25:10,770 --> 00:25:14,760 人を苦しみから解放することである。 264 00:25:14,760 --> 00:25:17,780 二極性の世界の極性が釣り合っているとき 265 00:25:17,780 --> 00:25:21,110 第三のものが生まれる。 266 00:25:21,110 --> 00:25:23,850 不可思議な金の鍵が見つかり 自然の進化の力を解き放つ。 267 00:25:23,850 --> 00:25:28,270 不可思議な金の鍵が見つかり 自然の進化の力を解き放つ。 268 00:25:28,270 --> 00:25:35,270 この太陽と月のチャネルの統合したものは 我々の進化のエネルギーである。 269 00:25:43,840 --> 00:25:46,350 人は自分を自分の考えや 外の世界と同一視する。 270 00:25:46,350 --> 00:25:49,180 人は自分を自分の考えや 外の世界と同一視する。 271 00:25:49,180 --> 00:25:51,820 内と外の力をバランスさせる ことのできる稀有の人は 272 00:25:51,820 --> 00:25:55,640 内と外の力をバランスさせる ことのできる稀有の人は 273 00:25:55,640 --> 00:25:59,620 クンダリーニを自然に目覚めさせる。 274 00:25:59,620 --> 00:26:02,720 自分を幻影と同一視する人にとって 275 00:26:02,720 --> 00:26:06,700 クンダリーニは、比喩や知識でしかなく 276 00:26:06,700 --> 00:26:11,000 クンダリーニは、比喩や知識でしかなく 277 00:26:11,000 --> 00:26:20,300 自分のエネルギーと意識の直接体験ではない。