1954年より前 ある共通認識がありました いつもそうだったからです つまり 人間の身体能力では 4分の壁は破れない 1マイルは4分以内では走れない 何かが起こるまで 人々は そういうものなのだと考え 別の可能性を考えなくなるのです "残り250 バニスター先頭" "大きな歩幅で前に出る…" そしてバニスターが現れ 彼は4分の壁を破りました それから今日まで 2万人以上が破りました 高校生もです 何が変わったのか 人々はその達成の事実を知りました 知ったことで 認識が変わったのです "その壁は越えられない" 人々はそれとは別のことを信じ 走りました 自分にもできると 誰かの夢が実現したことで 別の人の夢も実現したのです "誰かがするのを見ることで 自分もできるようになる" 目には2種類あります 物を見る方の目は ありのまま世界を映す でもそれを解釈するのは心の目です ある男は言う「俺はもう終わりだ」 「全然就職先が決まらない」 「何度面接しても断られる」 「働けるところなんてない」 だが別の男は言う 同じ境遇にいて 経済も最悪 新聞にもそうあるのにです 「道はある」 「どこかに仕事があるはず」 そして男は職を探し続けたのです いいですか これが必要なのです 人生で起こることは 決して予測できないからです 何度も挫折し 諦めたくなっても やめるという選択肢はない つらいことだ 人生は厳しい 例えばあなたが49歳なら 転職するのは難しい だがこう言われる「お前はクビだ」 そういうことが起こる 人生の悲劇と向き合うのは難しい 何かに自分のすべてをつぎ込んでも うまくいかず 金も友人も失う でもそれが夢のためなら 戦いが厳しいほど 勝利の味は甘い 失敗したっていい その過程が大事だからです 大事なのは自身の成長です 鍛えられた精神 強い度胸 確固たる信念 いつの日か鏡を見たとき そこにいるのは別の人間だ 決意を持ち 強く生きるか あなた次第だ あなたはあなた自身に責任がある 信念を持て 自分を信じろ 自分の力を信じろ 自分の努力 仲間 発想を信じろ 疑うな 信念が忍耐力をもたらす 望みはすぐには実現しない お前の夢だ お前が叶えるんだ 実現させたきゃ全力でやれ 休むな 起き上がれ 走り続けろ お前は勝てる! 何があっても逃げるな 他人のマネはするな 突き進め 自分の目標に集中しろ 自分の行きたい方角だけを見据えろ お前の人生はどっちだ "劣勢でも信じる必要がある 勝てると"