WEBVTT 00:00:00.200 --> 00:00:02.640 アフリカの農民は経済にとって重要です 00:00:02.640 --> 00:00:05.080 しかし気候変動にも非常にさらされています 00:00:05.880 --> 00:00:10.040 再生農業は破壊された土壌を取り戻す 農業活動です 00:00:10.040 --> 00:00:12.360 土壌を健康で生産的にする方法で 00:00:12.360 --> 00:00:15.360 また生物多様性を回復し栄養を改善する方法で 00:00:15.800 --> 00:00:16.680 それが未来の目指す姿です 00:00:21.360 --> 00:00:23.480 ケニアには2つの革新的な農場があります 00:00:23.480 --> 00:00:25.520 再生農業を実践している農場です 00:00:27.240 --> 00:00:29.270 アグロフォレストリー(植栽し樹間で 家畜飼育や農作物栽培) を使ったタマルと 00:00:29.270 --> 00:00:32.480 家畜を使って土壌を再生する ファーマーマックスです 00:00:37.320 --> 00:00:41.120 この農場の話は鶏そのもの だけではありません 00:00:41.120 --> 00:00:45.440 土壌を再生するための道具として 鶏を使うことです 00:00:47.160 --> 00:00:50.360 それはどんな小さな農場でも当たり前でした 00:00:50.360 --> 00:00:53.120 それは大量に草を食べ よく耕しました 00:00:55.720 --> 00:00:58.200 私たちは100羽のひよこを手に入れました そしてそれはそれから一種の進化を遂げました 00:01:01.480 --> 00:01:02.660 何年にもわたって 00:01:02.660 --> 00:01:05.600 農地は従来の農業方法で 使用されてきました 00:01:05.600 --> 00:01:07.270 つまり 時間の経過とともに 00:01:07.270 --> 00:01:10.360 あなたはそれを耕すことによって 微生物を損失しているものです 00:01:10.360 --> 00:01:13.520 あなたは微生物の食物である炭素を 放出しています 00:01:15.000 --> 00:01:18.440 私たちがやろうとしているのは 土壌の乱れを止めることです 00:01:18.440 --> 00:01:22.920 また家畜を使って それを生き返らせようとしています 00:01:22.920 --> 00:01:25.960 自然な方法で土壌を肥やすために 00:01:25.960 --> 00:01:29.920 従来の養鶏は通常 限られた建物内で行われます 00:01:29.920 --> 00:01:32.880 3,000から4,000羽の 鶏がいるところです 00:01:32.880 --> 00:01:37.320 私たちがしていることは 小屋を変えてその圧力を取り除くことです 00:01:40.040 --> 00:01:44.280 ブロイラーの牧草地に 小さな乳牛の群れがあります 00:01:44.280 --> 00:01:47.240 私達が鶏の前に10日ほど移動させた 00:01:47.240 --> 00:01:50.680 そして 彼らは草を約6インチまで食べます 00:01:50.680 --> 00:01:54.960 牛糞は鶏がそれらを食べる時までに 自然たんぱく質でいっぱいになっています 00:01:54.960 --> 00:01:58.640 それは天然タンパク質の観点から 鶏への飼料の代用となります 00:01:58.640 --> 00:02:01.360 鶏が地面を探してつつくことが できる天然たんぱく質として 00:02:01.360 --> 00:02:04.560 鶏の糞は私たちの土壌資源となります 00:02:04.560 --> 00:02:08.000 鶏の糞は窒素が多く土壌を肥やします 00:02:08.000 --> 00:02:11.080 私たちは生態系の健全性を 再構築しようとしています 00:02:11.080 --> 00:02:12.480 そしてそれは効果的です 00:02:12.480 --> 00:02:15.320 そして 鶏の後に羊がやってきます 00:02:15.320 --> 00:02:18.800 それらは維持していています 牧草地を 00:02:18.800 --> 00:02:20.520 ブロイラーのために必要な牧草地を 00:02:20.520 --> 00:02:23.200 他の家禽の飼育法では 糞処理は負担となります 00:02:23.200 --> 00:02:26.120 一方で私たちにとっては 土壌を再生するためのツールなのです 00:02:27.960 --> 00:02:30.320 私たちの農業のシステムは 自然を豊かにします 00:02:30.320 --> 00:02:32.800 私たちの農場を俯瞰した場合 00:02:32.800 --> 00:02:37.120 あなたは鶏の飼育エリアがどこにあったかを 正確に見ることができるでしょう 00:02:37.120 --> 00:02:40.240 その考え方は 土壌が健康であれば 00:02:40.240 --> 00:02:42.920 あなたの牧草地は健康で あなたの動物も健康です 00:02:42.920 --> 00:02:45.640 私たちも健康であり地球も健康 というものです 00:02:54.520 --> 00:02:59.200 アグロフォレストリーは 林業システムの農業への適用と 00:02:59.200 --> 00:03:01.360 また農業システムの林業への適用の両方です 00:03:01.360 --> 00:03:04.760 木と作物が同じ土地の同じ場所にあるために 00:03:04.760 --> 00:03:06.480 長期間です 00:03:06.480 --> 00:03:09.520 農民は多様な食品の品ぞろえを 生み出すことができます 00:03:09.520 --> 00:03:11.400 彼らがより多くの収入を 得ることができるように 00:03:11.400 --> 00:03:14.240 彼らが1つの作物や1つの企業だけに 依存していたときの様でなくてです 00:03:18.280 --> 00:03:19.479 ここに立っているのは 00:03:19.479 --> 00:03:21.680 実は花を育てるのに使われたトンネルです 00:03:21.680 --> 00:03:23.840 たった2年前はただの茂みでした 00:03:23.840 --> 00:03:26.640 たくさんの雑草が非常に生い茂り あまり多くの生き物がいませんでした 00:03:27.760 --> 00:03:31.600 2年以内にすべてを取り戻すことができるのは 驚くべきことです 00:03:32.960 --> 00:03:35.000 アグロフォレストリーを 設立することにしました 00:03:35.000 --> 00:03:36.920 食料生産システムが欲しかったからです 00:03:36.920 --> 00:03:39.080 優れた品質を生み出し 00:03:39.080 --> 00:03:42.480 土壌を強化し 可能な限り多くの炭素を閉じ込めます 00:03:42.480 --> 00:03:44.920 そしてもちろん生物多様性を高めます 00:03:50.040 --> 00:03:51.560 本当にその時でした 私たちが最初にブラジルに行って 00:03:51.560 --> 00:03:54.680 シントロピックアグロフォレストリー(飢餓を 無くす再生食品栽培法) の利点を発見したのは 00:03:54.680 --> 00:03:56.360 他のアグロフォレストリーに勝る 利点を持っている 00:03:56.360 --> 00:03:59.480 私達は気づきました 彼らがブラジルで使用している作物の多くは 00:03:59.480 --> 00:04:00.520 アフリカのものということを 00:04:00.520 --> 00:04:02.040 だから 私たちはここでそれができることを 知っていました 00:04:02.040 --> 00:04:04.320 ほんの少しだけ変更で 00:04:04.320 --> 00:04:05.960 それは地域の事情に合わせるためのものです 00:04:05.960 --> 00:04:07.920 ですから 自然林といことを想像できるなら 00:04:07.920 --> 00:04:09.280 さまざまなレベルがあります 00:04:09.280 --> 00:04:12.280 あなたの地域に独自の森林内の作物があります その上に高い木が茂っています 00:04:12.280 --> 00:04:13.800 その下層の作物もあります 00:04:13.800 --> 00:04:15.320 そして地上にある作物もあります 00:04:15.320 --> 00:04:16.720 状況によっては 00:04:16.720 --> 00:04:18.399 地下で育っている食物もあります 00:04:18.399 --> 00:04:21.399 ここでの農法はこのようなシステムを 強く模倣しているものです 00:04:21.399 --> 00:04:24.840 シントロピックアグロフォレストリーでは すべてが同時に植えられます 00:04:24.840 --> 00:04:26.360 種子からであろうと苗からであろうと 00:04:26.360 --> 00:04:28.240 木や他の作物を植え始めます 00:04:28.240 --> 00:04:30.960 それはゆっくりと成長し始め 互いに助け合います 00:04:30.960 --> 00:04:33.720 早生植物はシステムを多様化し始めます 00:04:33.720 --> 00:04:37.120 システムの始まりに食物を生成します 00:04:37.120 --> 00:04:41.400 そのため継続的に自己増殖する 植物系となります 00:04:41.400 --> 00:04:42.880 それは土をも作ります 00:04:45.760 --> 00:04:48.920 タマルと隣の地域の違いは非常に明白です 00:04:48.920 --> 00:04:52.840 隣の地域の土地があるところは 土地はむき出しであるかずっと単作です 00:04:52.840 --> 00:04:55.440 乾季ならただ土地は乾いているだけです 00:04:55.440 --> 00:04:58.360 しかし私たちのシステムでは それは常に緑で常にふさふさしています 00:04:58.360 --> 00:05:00.960 タマルでは 私たちは食物の森に住んでいます 00:05:00.960 --> 00:05:03.840 普通のトマトを味わえば 00:05:03.840 --> 00:05:06.800 ジューシーなだけでなく風味もあります 00:05:06.800 --> 00:05:09.560 それが何であるかは本当に重要ではありません 00:05:09.560 --> 00:05:11.160 あなたがそれを味わうなら 00:05:12.480 --> 00:05:13.480 本当に美味しいです 00:05:18.400 --> 00:05:22.360 私たちは農場から非常に高品質の農産物を収穫してきました 00:05:22.360 --> 00:05:26.680 私たちは家族でそれを始めましたが 今はオンラインショップにいます 00:05:26.680 --> 00:05:30.240 地元のナンユキやナイロビの レストランにも販売しています 00:05:30.240 --> 00:05:34.560 またモンバサのショップにも 農産物を販売しています 00:05:38.840 --> 00:05:40.640 最終目標は一貫してできるようにすることです 00:05:40.640 --> 00:05:42.800 それらの大きな都市市場に供給し 00:05:42.800 --> 00:05:45.920 それがこの農場の循環ビジョンの一部だからです 00:05:52.440 --> 00:05:56.920 シェフとして生産者から材料を調達することは 私たちの義務です 00:05:56.920 --> 00:05:59.080 本当に環境の世話をしている人たちからです 00:05:59.080 --> 00:06:01.640 私はシェフの観点から言うことができます これは始まるところです 00:06:01.640 --> 00:06:03.400 ここが特色を作り始めるところです 00:06:03.400 --> 00:06:05.600 ますます目にするようになって来ています 顧客がこれまで以上に 00:06:05.600 --> 00:06:09.200 食物が責任ある生産者や生産地から来ることを 要求するのを 00:06:09.200 --> 00:06:11.480 未来には皆のための食物と飼料があります 00:06:11.480 --> 00:06:13.320 自分のことだけを考えるべきではありません 00:06:13.320 --> 00:06:14.480 私たちは自然の一部なのです 00:06:14.480 --> 00:06:16.840 安定した農業システムが必要です 00:06:16.840 --> 00:06:19.720 土壌にたくさんの炭素を 蓄えることができるものです 00:06:19.720 --> 00:06:22.040 健康的な食物を生産するために 人間のために また 00:06:22.040 --> 00:06:23.960 生態系の他の部分のためにです 00:06:23.960 --> 00:06:25.520 そのためには 歩みを進めましょう 成長にに向かって 00:06:25.520 --> 00:06:28.720 循環型社会のより広い概念に基づいた 成長に向かって歩みを進めましょう