インターネット
IPアドレス(アイ ピー アドレス) と ―
DNS(ディー エヌ エス)
ハイ!名前は パオラ、
マイクロソフトの ソフトウェア エンジニア です
インターネットが
どのように動くのかお話します
わたしの仕事は、ネットワークで
だれかと話しができるようにすること
でも1970年代には
スタンダードは、ありませんでした
ヴィントン・サーフとロバート・カーンは
インターネット プロトコルを発明し
コミュニケーションが
できるようになりました
これが、インターネットになりました
ヴィントン
インターネットの父
インターネットは、ネットワークのネットワークで
世界中の100億(おく)をこえるデバイスをつなぎます
パソコンやスマホを
WiFiにつなげると
WiFiはインターネット・サービス・プロバイダ ISPにつながり
ISPは世界中の
たくさんのネットワークにつながり ―
そこから
すべてのデバイスにつながります
インターネットはデザイン哲学であり
プロトコル集合で表現されたアーキテクチャなのです
プロトコルは、ルールと
スタンダードの集まりです
すべての人が合意して
問題なくコミュニケートできます
インターネットが物理的にどう動くかより
このデザインにより ―
インターネットを使う
新しいテクノロジーは
ただ、どのプロトコルを使うかを
決めれば、よいのです
インターネットでは
すべてのデバイスが、べつべつのアドレスをもちます
アドレスは住所の意味ですが
じっさいは電話番号のような、数字です
コンピュータやデバイスごとに
ちがう番号です
家と会社では、住所がちがいます
これと同じですね
手紙を送るときも、相手がどんな人かよりも
相手のアドレスが大切です
行き先のアドレスを
キチンと書く事が大切です
コンピュータのアドレスも同じです
インターネットでアドレスを決めるのが
インターネット プロトコル = IP です
コンピュータのアドレスは
IP アドレスと言います
ウェブサイトをみるとき、あなたのコンピュータは
相手のコンピュータにインフォメーションを求めます
このメッセージを、相手のIPアドレスに送り
返事のために、自分の IP アドレスを付けておくのです
IP アドレスを見ましたか?
数字が、ならんでましたね
これらの数字は
住所のように意味を持っています
住所の、国、都県
市町村、番地に、にています
デジタルデータなので
これらはビットで表されます
それぞれが8ビット
全体で32 ビットの長さです
さいしょは国
そして地方のネットワーク
サブネットワーク
さいごにデバイスを表します
このバージョンの IP アドレスを
IPv4 と、よびます
1973年につくられ、1980年代には
40億(おく)のデバイスがインターネットに、つながりました
ところが、インターネットは、
開発者が考えたよりも、大きくなったので
40億で、アドレスが足りなくなってきました
これから数年をかけ
長い IP アドレスに、かえていく所です
IPv6 です
128ビットの長さで―
340澗(かん)のアドレスが作れます
地球上の砂粒(すなつぶ)
ぜんぶよりも多い数です
ほとんどの人は、IP アドレスを
見たことがありませんが ―
ドメイン・ネーム・システム = DNS が
たとえば www.example.com と言う名前を IP アドレスに、かえます
コンピュータは、ドメイン名をみつけるため DNSを使います
あなたのコンピュータと、他のコンピュータをつなぐための
IP アドレスを教えてくれます
こんな感じに・・・
あのー、ぼく www.code.org へ行きたいんですが
えー、シラナイな、そのIPアドレスは・・・
ホカのひとにキイてみよう・・・ヘイ、code.org をシッテる?
わしは知ってる
そりゃ、174.129.14.120 だ
アリガトウ。今後のために、メモってオクよ
キミキミ、アドレスわかったよ、IP アドレス。
どうも、ありがとう!
何十億ものデバイスと、何十億ものウェブサイトは
どのように動いているでしょうか?
もしもDNSが1つだったら
何十億のデバイスに、答えられません
たくさんのDNSのサーバーたちが
階層的(かいそうてき)に分散(ぶんさん)して ―
ゾーンにわかれて、仕事をします
それらは .org, .com, .net などです
DNSは、オープンで
パブリックなプロトコルとして作られました
DNSは、そのオープンさから
サイバーアタックが行われやすいものです
たとえば、DNSの「なりすまし」です
ハッカーは DNS サーバーに、ニセのIPアドレスを送り
ドメイン名とIPアドレスを書きかえます
これにより、悪者が作った
ニセのウェブサイトを見ることになるのです
これは、本当にあぶないことです
ニセ物のウェブサイトを、本物だとおもって使ってしまうからです
インターネットは、巨大で
毎日、大きくなっています
しかし、DNSとIPは
これに対応(たいおう)できます
どれほどインターネットが
大きくなっても