WEBVTT 00:00:12.473 --> 00:00:15.580 これは2歳の 素晴らしい私です 00:00:15.580 --> 00:00:17.660 (笑) 00:00:17.660 --> 00:00:19.800 こっちは4歳の時 00:00:19.800 --> 00:00:21.600 そうは見えないかもしれないし 00:00:21.600 --> 00:00:23.440 分からないかもしれませんけど 00:00:23.440 --> 00:00:25.600 私は素晴らしいんです 00:00:25.600 --> 00:00:27.140 私たちはみんな 素晴らしいんです 00:00:27.140 --> 00:00:29.380 みんなそう 生まれついているんです 00:00:30.072 --> 00:00:32.006 これは今年行われた 00:00:32.006 --> 00:00:34.012 世界最大のバレエ・コンクール 00:00:34.012 --> 00:00:35.837 ユース・アメリカ・ グランプリの時の写真です 00:00:36.603 --> 00:00:38.400 そこで金メダルを取り 00:00:38.400 --> 00:00:41.873 おかげでニューヨークのリンカーンセンターで ソロを踊ることになりました 00:00:41.873 --> 00:00:43.220 (拍手) 00:00:43.220 --> 00:00:44.015 どうも 00:00:44.030 --> 00:00:47.640 (拍手) 00:00:47.640 --> 00:00:49.960 夢が叶った瞬間でした 00:00:50.180 --> 00:00:53.321 これは舞台に上がる直前に 父に送ったメッセージです 00:00:53.321 --> 00:00:56.300 [今日は 素晴らしくあることを 自分に認めてあげるわ パパ!] (笑) 00:00:56.300 --> 00:00:58.179 うちの家族では 素晴らしいことや 00:00:58.179 --> 00:01:00.424 最高のものについて よく話します 00:01:00.424 --> 00:01:03.086 それに競技会や 00:01:03.086 --> 00:01:05.282 演技やダンスのこと 00:01:05.282 --> 00:01:09.900 テクニックや 栄養 それにレッスンについてすごくたくさん 00:01:11.260 --> 00:01:13.189 母が私のコーチです 00:01:15.100 --> 00:01:19.280 レッスンがいつも 楽しいわけではありません 00:01:19.280 --> 00:01:22.300 指導がいつも 気に入るわけではありません 00:01:22.300 --> 00:01:25.800 でも演技することは いつも楽しいので 00:01:25.800 --> 00:01:28.689 レッスンは入場料みたいなものだと 思っています 00:01:30.040 --> 00:01:33.340 2年前 地区準決勝の前に 00:01:33.340 --> 00:01:35.490 自分にすごく厳しく 当たっていました 00:01:35.490 --> 00:01:37.120 すると両親が言ったんです 00:01:37.120 --> 00:01:39.140 「競うのは止めるときだ」 00:01:40.160 --> 00:01:42.260 私は驚きました 00:01:42.260 --> 00:01:46.060 準決勝が近づいていて 競うことしか考えていなかったからです 00:01:46.060 --> 00:01:49.100 でも両親は「もういい」 と言うのです 00:01:49.100 --> 00:01:52.380 「あとはただ踊ればいい 00:01:52.380 --> 00:01:55.700 ただ楽しんで演技をすればいい 00:01:55.700 --> 00:01:57.840 競技に参加はしているけど 00:01:57.860 --> 00:02:00.640 踊ることだけ 考えていればいい」 00:02:00.860 --> 00:02:02.800 続けて言いました 00:02:02.800 --> 00:02:06.040 「自分を評価したり判断したりするのは 止める時だ 00:02:06.050 --> 00:02:08.160 それはお前の仕事じゃない 00:02:08.160 --> 00:02:09.758 他の人はみんな 00:02:09.758 --> 00:02:12.660 お前を評価し 判断し続けるだろう 00:02:12.660 --> 00:02:16.120 それがみんなの 特に審判のすることだから 00:02:16.120 --> 00:02:17.604 それが彼らの仕事だ 00:02:18.560 --> 00:02:23.080 でもお前が素晴らしくなることを 許可できるのは お前しかいない 00:02:23.080 --> 00:02:27.140 お前の素晴らしさを持てる者は お前しかいない 00:02:27.140 --> 00:02:29.340 それがお前の仕事だ」 00:02:29.340 --> 00:02:32.580 それで理解するようになりました 00:02:32.580 --> 00:02:34.680 私はダンスが好きだけど 00:02:34.680 --> 00:02:38.700 絵が好きだったら 絵を描けばいいんだし 00:02:39.040 --> 00:02:42.660 科学が好きなら 実験をすればいい 00:02:42.660 --> 00:02:45.620 好きなことが歌なら 思いっきり歌えばいい 00:02:45.620 --> 00:02:48.500 自分自身でいて 素晴らしくあること 00:02:48.780 --> 00:02:52.277 私たちはみんな 上を目指すゲームに忙しくて 00:02:52.277 --> 00:02:53.780 そのことを忘れています 00:02:53.780 --> 00:02:56.280 私たちはみんな優れた者として 生まれついているんです 00:02:56.280 --> 00:02:59.500 望むことを達成するために 努力するのは大切だけど 00:02:59.500 --> 00:03:03.400 優れていることと素晴らしいこととは 同じではありません 00:03:03.400 --> 00:03:07.160 赤が決して 青にはならないように 00:03:08.880 --> 00:03:13.280 私たちの満足は 達成やご褒美を気にかけません 00:03:13.280 --> 00:03:15.500 楽しいにはしても 00:03:15.500 --> 00:03:18.560 本当の満足は 自分が何者か 覚えていることにあるんです 00:03:18.560 --> 00:03:20.360 つながるときに 00:03:20.360 --> 00:03:23.040 互いに見つめ合うときに 00:03:23.040 --> 00:03:25.431 自分たちが何者かを 思い出すときに 00:03:26.420 --> 00:03:29.780 今日の最後の言葉として こう言いたいです 00:03:29.780 --> 00:03:32.860 前へ進んで 自分が何者かを自覚しましょう 00:03:33.500 --> 00:03:36.580 そして自分は素晴らしいんだと 知ってください 00:03:36.580 --> 00:03:39.360 (拍手) 00:03:40.200 --> 00:03:43.460 (音楽) 00:06:03.140 --> 00:06:06.420 (拍手)