[Script Info] Title: [Events] Format: Layer, Start, End, Style, Name, MarginL, MarginR, MarginV, Effect, Text Dialogue: 0,0:00:06.13,0:00:07.20,Default,,0000,0000,0000,,小学4年生になったとき Dialogue: 0,0:00:07.20,0:00:10.49,Default,,0000,0000,0000,,僕は「Peer Helpers」\N(助け合い計画)に参加しました Dialogue: 0,0:00:10.49,0:00:13.61,Default,,0000,0000,0000,,これは僕のような一般の生徒が\N身障者との統合教育である ― Dialogue: 0,0:00:13.61,0:00:16.57,Default,,0000,0000,0000,,「Special Education」の生徒達と\N交流できるプログラムです Dialogue: 0,0:00:16.57,0:00:19.99,Default,,0000,0000,0000,,参加したとき\N僕は何か新しいことを探していましたが Dialogue: 0,0:00:19.99,0:00:22.06,Default,,0000,0000,0000,,僕の小学校では Dialogue: 0,0:00:22.06,0:00:25.32,Default,,0000,0000,0000,,チェスクラブと \N助け合い計画しかなかったので Dialogue: 0,0:00:25.32,0:00:27.00,Default,,0000,0000,0000,,選択肢は すごく限られていました Dialogue: 0,0:00:27.00,0:00:30.89,Default,,0000,0000,0000,,でも 支援を受けている子供たちが\Nとても楽しそうに見えました Dialogue: 0,0:00:30.89,0:00:32.99,Default,,0000,0000,0000,,授業を抜け出したり Dialogue: 0,0:00:32.99,0:00:34.55,Default,,0000,0000,0000,,みんな一緒に座って お昼を食べたり Dialogue: 0,0:00:34.55,0:00:36.90,Default,,0000,0000,0000,,散歩に行ったりしていました Dialogue: 0,0:00:36.90,0:00:39.87,Default,,0000,0000,0000,,僕も仲間に加わりたくなったので\N参加しました Dialogue: 0,0:00:39.87,0:00:43.66,Default,,0000,0000,0000,,当時 全く想像もしていませんでしたが Dialogue: 0,0:00:43.66,0:00:46.04,Default,,0000,0000,0000,,親友の一人となる人物に\N出会うことになりました Dialogue: 0,0:00:46.04,0:00:47.81,Default,,0000,0000,0000,,ヘンリー・ヘイガーです Dialogue: 0,0:00:47.81,0:00:51.64,Default,,0000,0000,0000,,ヘンリーと彼の家族に初めて会った時は\N大変でした Dialogue: 0,0:00:51.64,0:00:54.47,Default,,0000,0000,0000,,初めて彼のお母さんと話した時のことを\Nはっきり覚えています Dialogue: 0,0:00:54.47,0:00:56.13,Default,,0000,0000,0000,,何て話すべきか分からず Dialogue: 0,0:00:56.13,0:00:58.04,Default,,0000,0000,0000,,こんなことを言ったと思います Dialogue: 0,0:00:58.04,0:01:03.47,Default,,0000,0000,0000,,「こんにちは ヘイガーさん \Nヘンリーのお手伝いに来ました」 Dialogue: 0,0:01:03.47,0:01:06.38,Default,,0000,0000,0000,,自己紹介が終わってようやく Dialogue: 0,0:01:06.38,0:01:08.58,Default,,0000,0000,0000,,お手伝いをする相手の\Nヘンリーと対面しました Dialogue: 0,0:01:08.58,0:01:11.76,Default,,0000,0000,0000,,初めは 何をすべきなのか\N何を言えばいいのか分かりませんでした Dialogue: 0,0:01:11.76,0:01:13.91,Default,,0000,0000,0000,,彼は重度の自閉症だし Dialogue: 0,0:01:13.91,0:01:16.50,Default,,0000,0000,0000,,彼のような人に\N接した経験がなかったのです Dialogue: 0,0:01:16.50,0:01:17.67,Default,,0000,0000,0000,,正直に言って Dialogue: 0,0:01:17.67,0:01:21.62,Default,,0000,0000,0000,,僕が 単にその場に行ったというよりは\N既に彼の一番のパートナーになっていたのです Dialogue: 0,0:01:21.62,0:01:24.46,Default,,0000,0000,0000,,僕は緊張していました\N彼を怒らせるんじゃないかとか Dialogue: 0,0:01:24.46,0:01:26.94,Default,,0000,0000,0000,,自分の行動が\N彼を動揺させるのではと Dialogue: 0,0:01:26.94,0:01:28.46,Default,,0000,0000,0000,,人間というものは正直なもので Dialogue: 0,0:01:28.46,0:01:32.16,Default,,0000,0000,0000,,僕が緊張していたのは 人の性分として\N自分と違う人が周りにいる中で Dialogue: 0,0:01:32.16,0:01:34.46,Default,,0000,0000,0000,,落ち着かなかったんです Dialogue: 0,0:01:34.46,0:01:36.49,Default,,0000,0000,0000,,それにも関わらず\Nその後3年以上もの間 Dialogue: 0,0:01:36.49,0:01:39.65,Default,,0000,0000,0000,,毎週水曜日 ヘンリーと一緒に\N放課後のプログラムに参加しました Dialogue: 0,0:01:39.65,0:01:41.91,Default,,0000,0000,0000,,社会生活や学問的なスキルを学びました Dialogue: 0,0:01:41.91,0:01:43.26,Default,,0000,0000,0000,,例えば組織について学んだり Dialogue: 0,0:01:43.26,0:01:44.23,Default,,0000,0000,0000,,宿題をしたり Dialogue: 0,0:01:44.23,0:01:45.88,Default,,0000,0000,0000,,運動したり\N気持ちを落ち着かせたり Dialogue: 0,0:01:45.88,0:01:47.76,Default,,0000,0000,0000,,その日の予定を理解してもらったり Dialogue: 0,0:01:47.76,0:01:49.88,Default,,0000,0000,0000,,思い通りにいかないときに\N文句をいわないこととか Dialogue: 0,0:01:49.88,0:01:51.82,Default,,0000,0000,0000,,たわいもない話をすることとかです Dialogue: 0,0:01:51.82,0:01:54.71,Default,,0000,0000,0000,,でも 僕の理解では\N彼がしたいのは Dialogue: 0,0:01:54.71,0:01:57.14,Default,,0000,0000,0000,,コンピューターゲームです Dialogue: 0,0:01:57.14,0:01:59.09,Default,,0000,0000,0000,,でも いつもできるわけではありません Dialogue: 0,0:01:59.09,0:02:01.95,Default,,0000,0000,0000,,だから僕は他にできることを提案します Dialogue: 0,0:02:01.95,0:02:03.30,Default,,0000,0000,0000,,たとえば 運動場を歩いたり Dialogue: 0,0:02:03.30,0:02:04.56,Default,,0000,0000,0000,,エアロバイクに乗ったり Dialogue: 0,0:02:04.56,0:02:05.98,Default,,0000,0000,0000,,バスケットボールをしたりとかです Dialogue: 0,0:02:05.98,0:02:07.43,Default,,0000,0000,0000,,彼は 同意したりしなかったり Dialogue: 0,0:02:07.43,0:02:08.83,Default,,0000,0000,0000,,時には 彼の方から Dialogue: 0,0:02:08.83,0:02:12.50,Default,,0000,0000,0000,,丁寧に 別の行動を提案してきます Dialogue: 0,0:02:12.50,0:02:15.83,Default,,0000,0000,0000,,何年か経つと 彼はちょっとした会話を\Nとても上手できるようになりました Dialogue: 0,0:02:15.83,0:02:17.26,Default,,0000,0000,0000,,それは 私とだけではなく Dialogue: 0,0:02:17.26,0:02:19.24,Default,,0000,0000,0000,,誰に対してもできるようになりました Dialogue: 0,0:02:19.24,0:02:21.46,Default,,0000,0000,0000,,これは統合教育の目標のひとつです Dialogue: 0,0:02:21.46,0:02:24.64,Default,,0000,0000,0000,,統合教育には 利点があります\N友情を育んだり Dialogue: 0,0:02:24.64,0:02:27.24,Default,,0000,0000,0000,,「個別教育計画」の目標達成度を高めたり Dialogue: 0,0:02:27.24,0:02:30.49,Default,,0000,0000,0000,,そして学習効果を高める\Nより大切な機会が形成されるからです Dialogue: 0,0:02:30.49,0:02:33.63,Default,,0000,0000,0000,,でも そんなことを別にしても\N色んな場所に行って楽しめます Dialogue: 0,0:02:33.63,0:02:36.84,Default,,0000,0000,0000,,ヘンリーと僕が バーミンガムの下町にある\Nマックウェン科学センターに Dialogue: 0,0:02:36.84,0:02:38.74,Default,,0000,0000,0000,,行った時のことを覚えています Dialogue: 0,0:02:38.74,0:02:41.45,Default,,0000,0000,0000,,僕たちは魚やアカエイやサメを見て\N楽しんでいました Dialogue: 0,0:02:41.45,0:02:43.58,Default,,0000,0000,0000,,でも 想像してみてください\N科学センターで Dialogue: 0,0:02:43.58,0:02:47.86,Default,,0000,0000,0000,,10代の少年2人が意味もなく\Nクスクス笑い合っているのを Dialogue: 0,0:02:47.86,0:02:50.04,Default,,0000,0000,0000,,ヘンリーと僕は\Nただのクスクス笑いの後に Dialogue: 0,0:02:50.04,0:02:51.59,Default,,0000,0000,0000,,大笑いを始めたのです Dialogue: 0,0:02:51.59,0:02:53.64,Default,,0000,0000,0000,,彼と一緒にいるとき\N最高に楽しいですし Dialogue: 0,0:02:53.64,0:02:56.11,Default,,0000,0000,0000,,彼と一緒に過ごす時間を\Nいつも楽しみにしていますが Dialogue: 0,0:02:56.11,0:02:58.70,Default,,0000,0000,0000,,「助け合い計画」の相手としての\N外出ではありませんでした Dialogue: 0,0:02:58.70,0:03:01.53,Default,,0000,0000,0000,,親友である2人が出かけ\Nサメを見ていただけです Dialogue: 0,0:03:01.53,0:03:04.42,Default,,0000,0000,0000,,ヘンリーと過ごし\N彼に何をしてあげたかをお話しできますが Dialogue: 0,0:03:04.42,0:03:08.01,Default,,0000,0000,0000,,みなさんに聞いてほしいこと\Nめったに話題にならないこと ― Dialogue: 0,0:03:08.01,0:03:10.84,Default,,0000,0000,0000,,それは ヘンリーもまた\N僕を助けてくれたということです Dialogue: 0,0:03:10.84,0:03:13.01,Default,,0000,0000,0000,,彼は 僕を我慢強くしてくれましたし Dialogue: 0,0:03:13.01,0:03:15.88,Default,,0000,0000,0000,,障害のある子どもへの接し方が\N上手になりました Dialogue: 0,0:03:15.88,0:03:18.29,Default,,0000,0000,0000,,そして自分とは違う人々に対しての Dialogue: 0,0:03:18.29,0:03:20.20,Default,,0000,0000,0000,,思いやりの気持ちが高まったと思います Dialogue: 0,0:03:20.20,0:03:23.57,Default,,0000,0000,0000,,彼と接する中で\N我慢強くなったといえます Dialogue: 0,0:03:23.57,0:03:26.89,Default,,0000,0000,0000,,例えば ヘンリーは\N概念を学ぶこととか Dialogue: 0,0:03:26.89,0:03:28.05,Default,,0000,0000,0000,,学校の課題をすることとか Dialogue: 0,0:03:28.05,0:03:30.00,Default,,0000,0000,0000,,質問への返事に\N時間がかかることがあります Dialogue: 0,0:03:30.00,0:03:33.29,Default,,0000,0000,0000,,だから いらいらせずに\N質問を繰り返すことや Dialogue: 0,0:03:33.29,0:03:36.22,Default,,0000,0000,0000,,少なくとも いらいらの気持ちを\N顔に出さないことを学びました Dialogue: 0,0:03:36.22,0:03:40.10,Default,,0000,0000,0000,,そんな僕のことを 僕の母親に\N伝えてやって下さい Dialogue: 0,0:03:40.10,0:03:41.63,Default,,0000,0000,0000,,誤解のないように言っておくと Dialogue: 0,0:03:41.63,0:03:45.53,Default,,0000,0000,0000,,何度もいらいらしましたが\N彼に当たることはできないのです Dialogue: 0,0:03:45.53,0:03:48.18,Default,,0000,0000,0000,,彼はわざと困らせようと\Nしてはいないのですから Dialogue: 0,0:03:48.18,0:03:51.28,Default,,0000,0000,0000,,彼は時間をかけて\N自分なりのベストの方法でやるべきことを Dialogue: 0,0:03:51.28,0:03:52.62,Default,,0000,0000,0000,,こなしているんです Dialogue: 0,0:03:52.62,0:03:55.10,Default,,0000,0000,0000,,これを理解することで\N人生のあらゆる面で Dialogue: 0,0:03:55.10,0:03:57.10,Default,,0000,0000,0000,,自分の忍耐強さが増しました Dialogue: 0,0:03:57.10,0:03:58.89,Default,,0000,0000,0000,,そして忍耐強さの他にも Dialogue: 0,0:03:58.89,0:04:01.96,Default,,0000,0000,0000,,特別支援が必要な子どもたちと\N接することがうまくなりました Dialogue: 0,0:04:01.96,0:04:03.24,Default,,0000,0000,0000,,日々の学校生活で Dialogue: 0,0:04:03.24,0:04:06.80,Default,,0000,0000,0000,,多くの生徒たちは 特別支援学級に\N生徒がいないかのように Dialogue: 0,0:04:06.80,0:04:08.41,Default,,0000,0000,0000,,振舞っています Dialogue: 0,0:04:08.41,0:04:09.88,Default,,0000,0000,0000,,そういう生徒は廊下を通るときに Dialogue: 0,0:04:09.88,0:04:11.15,Default,,0000,0000,0000,,友達に話しかけても Dialogue: 0,0:04:11.15,0:04:13.27,Default,,0000,0000,0000,,支援が必要な生徒のことは\N無視しているのです Dialogue: 0,0:04:13.27,0:04:17.20,Default,,0000,0000,0000,,彼らと 前向きに かつ助けになる方法で\N関わっている人はそうはいません Dialogue: 0,0:04:17.20,0:04:20.49,Default,,0000,0000,0000,,でも僕はヘンリーのような生徒と\N接する中で学んだことは Dialogue: 0,0:04:20.49,0:04:22.78,Default,,0000,0000,0000,,皆さんが 支援が必要な生徒を\N無視することで Dialogue: 0,0:04:22.78,0:04:25.25,Default,,0000,0000,0000,,大切な機会を逃しているということです Dialogue: 0,0:04:25.25,0:04:28.83,Default,,0000,0000,0000,,小学4年生から中学1年生まで\N僕はヘンリーだけを手伝い Dialogue: 0,0:04:28.83,0:04:31.05,Default,,0000,0000,0000,,そこで築いた\Nパートナーシップや友情は Dialogue: 0,0:04:31.05,0:04:33.99,Default,,0000,0000,0000,,僕が得ることのできた\N最高のものです Dialogue: 0,0:04:33.99,0:04:35.76,Default,,0000,0000,0000,,ヘンリーを手伝うことが本当に好きで Dialogue: 0,0:04:35.76,0:04:40.06,Default,,0000,0000,0000,,助け合いパートナーになったことは\N人生で最高の決断でした Dialogue: 0,0:04:40.06,0:04:43.47,Default,,0000,0000,0000,,でも残念なことに 全ての生徒には\Nこの機会が与えられていません Dialogue: 0,0:04:43.47,0:04:48.16,Default,,0000,0000,0000,,調べてみたところ ショックを受けました Dialogue: 0,0:04:48.16,0:04:52.29,Default,,0000,0000,0000,,助け合いパートナーがいる学校でも\Nその数は不十分で Dialogue: 0,0:04:52.29,0:04:56.04,Default,,0000,0000,0000,,さらに困ったことに \N特別支援学級で働く先生の人数や Dialogue: 0,0:04:56.04,0:04:58.15,Default,,0000,0000,0000,,支援が不足している学校もあるんです Dialogue: 0,0:04:58.15,0:05:00.06,Default,,0000,0000,0000,,では これについて 考えてみましょう Dialogue: 0,0:05:00.06,0:05:03.57,Default,,0000,0000,0000,,特別支援学級にいる多くの生徒は Dialogue: 0,0:05:03.57,0:05:07.30,Default,,0000,0000,0000,,必要とするサービスを\N十分には受けていません Dialogue: 0,0:05:07.30,0:05:10.95,Default,,0000,0000,0000,,しかも 彼らに十分なサービスを\N提供していない学校に Dialogue: 0,0:05:10.95,0:05:12.60,Default,,0000,0000,0000,,最も共通している理由は Dialogue: 0,0:05:12.60,0:05:15.04,Default,,0000,0000,0000,,資金やスタッフが不足していることだと\N私は思います Dialogue: 0,0:05:15.04,0:05:19.25,Default,,0000,0000,0000,,でも 標準に達していない学校で\N苦しんでいるのは生徒たちです Dialogue: 0,0:05:19.25,0:05:22.15,Default,,0000,0000,0000,,考えてみてください\N学習障害を抱える全ての子どもたちのことを Dialogue: 0,0:05:22.15,0:05:24.88,Default,,0000,0000,0000,,どれほど学習の上で\N助けを必要としているかを Dialogue: 0,0:05:24.88,0:05:27.37,Default,,0000,0000,0000,,学び無くては\N職には付けないかもしれないし Dialogue: 0,0:05:27.37,0:05:29.08,Default,,0000,0000,0000,,今の世の中で\N生きぬくために必要な Dialogue: 0,0:05:29.08,0:05:31.50,Default,,0000,0000,0000,,社会的スキルを\N学べないかもしれないし Dialogue: 0,0:05:31.50,0:05:33.01,Default,,0000,0000,0000,,自律性も育たないだろうし Dialogue: 0,0:05:33.01,0:05:35.83,Default,,0000,0000,0000,,豊かな人間関係も育まれないでしょう Dialogue: 0,0:05:35.83,0:05:38.36,Default,,0000,0000,0000,,これらの要素は\N全て互いに関係しており Dialogue: 0,0:05:38.36,0:05:40.88,Default,,0000,0000,0000,,僕がヘンリーと関わる中で\N改善していったことです Dialogue: 0,0:05:40.88,0:05:43.12,Default,,0000,0000,0000,,何年もの年月を経て\N彼の人との接し方は Dialogue: 0,0:05:43.12,0:05:45.60,Default,,0000,0000,0000,,大きく改善したといえます Dialogue: 0,0:05:45.60,0:05:48.61,Default,,0000,0000,0000,,それは 彼が運に恵まれていたおかげです Dialogue: 0,0:05:48.61,0:05:51.13,Default,,0000,0000,0000,,多くのスタッフに支えられた\N優れた統合教育計画と Dialogue: 0,0:05:51.13,0:05:54.52,Default,,0000,0000,0000,,助け合い計画が盛んな地域に\N住んでいたのですから Dialogue: 0,0:05:54.52,0:05:58.93,Default,,0000,0000,0000,,でも 先ほど申し上げたように 全ての学校が\Nいや実際には大半の学校が Dialogue: 0,0:05:58.93,0:06:01.75,Default,,0000,0000,0000,,特別支援教育を十分に\Nサポートしていないために Dialogue: 0,0:06:01.75,0:06:03.73,Default,,0000,0000,0000,,支援を必要とする子供たちにとって Dialogue: 0,0:06:03.73,0:06:06.49,Default,,0000,0000,0000,,自らを最大限 成長させることを\N困難にしています Dialogue: 0,0:06:06.49,0:06:08.73,Default,,0000,0000,0000,,でも今 学校が\N支援が必要な子どもたちに対する Dialogue: 0,0:06:08.73,0:06:10.93,Default,,0000,0000,0000,,サポートを提供し始め Dialogue: 0,0:06:10.93,0:06:13.42,Default,,0000,0000,0000,,彼らが成長しているとしましょう Dialogue: 0,0:06:13.42,0:06:15.01,Default,,0000,0000,0000,,彼らの可能性について話しています Dialogue: 0,0:06:15.01,0:06:16.85,Default,,0000,0000,0000,,社会人となる準備が整い Dialogue: 0,0:06:16.85,0:06:18.92,Default,,0000,0000,0000,,より堅固な社会的スキルを\N学んでいるとしましょう Dialogue: 0,0:06:18.92,0:06:22.26,Default,,0000,0000,0000,,もし学校が十分な数の教師や\N教師によるサポートを Dialogue: 0,0:06:22.26,0:06:24.27,Default,,0000,0000,0000,,特別支援学級の生徒に\N与えていないなら Dialogue: 0,0:06:24.27,0:06:27.75,Default,,0000,0000,0000,,その役割は\N僕たち生徒たちに託されればいいのです Dialogue: 0,0:06:27.75,0:06:31.67,Default,,0000,0000,0000,,生徒たちはステップアップして\N仲間のクラスメートを支援すべきです Dialogue: 0,0:06:31.67,0:06:34.31,Default,,0000,0000,0000,,ここにいる全ての生徒が\N手助けできる力があるのです Dialogue: 0,0:06:34.31,0:06:38.91,Default,,0000,0000,0000,,問題が起きた時の対応が最も難しいものの\N誰にでもできると思います Dialogue: 0,0:06:38.91,0:06:43.12,Default,,0000,0000,0000,,皆さんが特別支援学級を支援する\N最善かつ最も効率的な方法のひとつは Dialogue: 0,0:06:43.12,0:06:45.66,Default,,0000,0000,0000,,助け合い計画を作ったり\N参加したりすることです Dialogue: 0,0:06:45.66,0:06:48.99,Default,,0000,0000,0000,,参加すればすぐに\N自分が違う人間になったように感じるでしょう Dialogue: 0,0:06:48.99,0:06:52.54,Default,,0000,0000,0000,,それは 他者にどれほど影響を与えたを\N理解するからです Dialogue: 0,0:06:52.54,0:06:54.32,Default,,0000,0000,0000,,他者への支援が\N自分にも影響を与えるので Dialogue: 0,0:06:54.32,0:06:56.88,Default,,0000,0000,0000,,「いくらか貢献できた」と\N感じることになり Dialogue: 0,0:06:56.88,0:07:00.57,Default,,0000,0000,0000,,大事なことは 支援を必要とする人と\N強固な友情が築かれることです Dialogue: 0,0:07:00.57,0:07:05.03,Default,,0000,0000,0000,,だから支援への参加は 昼食を別として\N学校生活の中で最高に素晴しいことなのです Dialogue: 0,0:07:05.03,0:07:09.27,Default,,0000,0000,0000,,勉強を楽しんでいる人も\N支援の順番が来るまで待ちましょう Dialogue: 0,0:07:09.27,0:07:11.51,Default,,0000,0000,0000,,僕は 毎週火曜日と一部の木曜日に\N支援していて Dialogue: 0,0:07:11.51,0:07:13.25,Default,,0000,0000,0000,,学校に着くと すごくわくわくします Dialogue: 0,0:07:13.25,0:07:15.97,Default,,0000,0000,0000,,教室に入る時間が来ると\Nわくわくしてきて Dialogue: 0,0:07:15.97,0:07:18.49,Default,,0000,0000,0000,,楽しみである支援相手の仲間みんなに\N挨拶するんです Dialogue: 0,0:07:18.49,0:07:21.10,Default,,0000,0000,0000,,助け合いパートナーになることは\N特権だと考えるべきです Dialogue: 0,0:07:21.10,0:07:24.36,Default,,0000,0000,0000,,皆さんが仲間に\Nポジティブな影響を与えられるだけでなく Dialogue: 0,0:07:24.36,0:07:26.64,Default,,0000,0000,0000,,彼らも 皆さんを助けてくれるし Dialogue: 0,0:07:26.64,0:07:29.68,Default,,0000,0000,0000,,それによって\N長く続く友情を築けるからです Dialogue: 0,0:07:29.68,0:07:33.22,Default,,0000,0000,0000,,時に大変なこともあるし\N良き助け合いパートナーとして Dialogue: 0,0:07:33.22,0:07:34.99,Default,,0000,0000,0000,,表彰されることも 決してありません Dialogue: 0,0:07:34.99,0:07:38.13,Default,,0000,0000,0000,,でも 友達作りに\N表彰される必要ありませんね? Dialogue: 0,0:07:38.13,0:07:39.78,Default,,0000,0000,0000,,友だちこそが最高のご褒美なんです Dialogue: 0,0:07:39.78,0:07:43.04,Default,,0000,0000,0000,,助け合いパートナーになることで\N自分が一人の人間であり Dialogue: 0,0:07:43.04,0:07:46.43,Default,,0000,0000,0000,,人生の目的は 自分の人生だけでなく\N他人の人生にもあると気づかせてくれました Dialogue: 0,0:07:46.43,0:07:48.78,Default,,0000,0000,0000,,だから ここにいる生徒の皆さんには Dialogue: 0,0:07:48.78,0:07:51.28,Default,,0000,0000,0000,,助け合いパートナーに\Nなって欲しいと訴えるんです Dialogue: 0,0:07:51.28,0:07:52.51,Default,,0000,0000,0000,,きっと気に入りますよ! Dialogue: 0,0:07:52.51,0:07:55.94,Default,,0000,0000,0000,,皆さんの学校に支援プログラムがない場合は\N校長先生や教育委員会に相談して Dialogue: 0,0:07:55.94,0:07:58.78,Default,,0000,0000,0000,,プログラムを作りましょう\N彼らは本当に必要としているのですから Dialogue: 0,0:07:58.78,0:08:00.25,Default,,0000,0000,0000,,そちらでお聴きの保護者の方々 Dialogue: 0,0:08:00.25,0:08:03.52,Default,,0000,0000,0000,,息子さんや娘さんに\N助け合いプログラムへの参加を勧めてください Dialogue: 0,0:08:03.52,0:08:07.37,Default,,0000,0000,0000,,たった8語の言葉が\N皆さんと人生と他人の人生を変えるのだから Dialogue: 0,0:08:07.37,0:08:09.84,Default,,0000,0000,0000,,「私は支援メンバーになりたいんです」