1 00:00:00,810 --> 00:00:03,369 ここでは帯分数から仮分数への変換, 2 00:00:03,369 --> 00:00:05,660 そしてその逆もやってみましょう. 3 00:00:05,670 --> 00:00:07,110 まずはちょっと言葉についてです. 4 00:00:07,120 --> 00:00:08,490 帯分数とは何でしょうか? 5 00:00:08,490 --> 00:00:10,340 多分,あなたは見たことがあるでしょうが, 6 00:00:10,340 --> 00:00:13,840 2 か 2分の1のようなものです. 7 00:00:13,840 --> 00:00:15,460 これは帯分数です. 8 00:00:15,470 --> 00:00:16,940 どうしてこれを帯分数というのでしょうか? 9 00:00:16,940 --> 00:00:21,848 ここには整数と分数があります. 10 00:00:21,848 --> 00:00:22,610 整数が一緒についてきている分数という意味です. 11 00:00:22,620 --> 00:00:24,500 分数が整数を帯びているから帯分数と言うのです. 12 00:00:24,510 --> 00:00:25,230 2 か 2分の 1. 13 00:00:25,230 --> 00:00:27,750 私はあなたには2か2分の1がどれ位なのか感じがあると思います. 14 00:00:27,760 --> 00:00:31,040 それは2 と 3 の真ん中の数でしょう. 15 00:00:31,050 --> 00:00:32,080 では,仮分数とは何でしょうか? 16 00:00:32,080 --> 00:00:33,681 仮分数というのは,分母よりも分子の方が大きな分数です. 17 00:00:33,681 --> 00:00:37,390 仮分数というのは,分母よりも分子の方が大きな分数です. 18 00:00:37,400 --> 00:00:39,320 では,仮分数の例をおみせしましょう. 19 00:00:39,320 --> 00:00:41,130 何か適当な数を選んでみます. 20 00:00:41,140 --> 00:00:47,750 5分の23があるとしましょう. 21 00:00:47,750 --> 00:00:49,380 これは仮分数です. 22 00:00:49,390 --> 00:00:50,090 なぜでしょうか? 23 00:00:50,090 --> 00:00:52,280 なぜなら 23 は 5 よりも大きな数だからです. 24 00:00:52,280 --> 00:00:54,020 簡単ですね. 25 00:00:54,030 --> 00:00:58,712 実は仮分数は帯分数に変換できます. 26 00:00:58,712 --> 00:01:01,350 あるいは帯分数は仮分数に変換できます. 27 00:01:01,350 --> 00:01:02,770 では,後のものからやってみましょう. 28 00:01:02,780 --> 00:01:06,591 帯分数を仮分数に直すにはどうするか学びます. 29 00:01:06,591 --> 00:01:11,395 まずは,機械的にする手順を見せましょう. 30 00:01:11,395 --> 00:01:12,549 この方法はいつも正しい答えがでます. 31 00:01:12,549 --> 00:01:15,100 そして次に,なぜそれが上手くいくのかについての直感について話しましょう. 32 00:01:15,100 --> 00:01:18,932 もし2か2分の1を仮分数に変換したい時, 33 00:01:18,932 --> 00:01:21,085 または帯分数でなくしたい時, 34 00:01:21,085 --> 00:01:28,335 分数の分母をとり,それを整数部分とかけ, 35 00:01:28,335 --> 00:01:30,120 分子とたすことだけをすればできます. 36 00:01:30,120 --> 00:01:31,120 ではやってみましょう. 37 00:01:31,120 --> 00:01:33,570 十分練習をつめば, 38 00:01:33,570 --> 00:01:34,580 パターンが見えてくるでしょう. 39 00:01:34,580 --> 00:01:40,330 2 かける 2 は 4 で,それに 1 をたせば 5 です. 40 00:01:40,330 --> 00:01:41,040 そう書いてみましょう. 41 00:01:41,040 --> 00:01:45,935 2 かける 2 たす 1 です. 42 00:01:45,935 --> 00:01:47,570 これが新しい分子になります. 43 00:01:47,570 --> 00:01:50,300 そして分母は古い分母のままです. 44 00:01:50,300 --> 00:01:55,130 すると2分の5に等しくなります. 45 00:01:55,130 --> 00:02:01,122 2 か 2分の1は2分の5に等しいです. 46 00:02:01,122 --> 00:02:02,253 ではもう1つやってみましょう. 47 00:02:02,253 --> 00:02:08,040 4 か3分の2があるとします. 48 00:02:08,040 --> 00:02:11,940 これが等しいのは,-- これは 3 分の何かになります. 49 00:02:11,940 --> 00:02:13,480 分母はそのままにしておきます. 50 00:02:13,490 --> 00:02:18,170 そして新しい分子は3 かける 4 たす 2 になります. 51 00:02:18,180 --> 00:02:24,030 3 かける4を計算して,それに2をたします. 52 00:02:24,030 --> 00:02:25,538 それは,3かける4 -- 53 00:02:25,538 --> 00:02:27,566 演算の順序を思い出して下さい.かけ算がいつも先です. 54 00:02:27,566 --> 00:02:30,930 それが実際には私が言った順番です.-- とにかく,これを変換する方法です. 55 00:02:30,930 --> 00:02:34,230 3 かける4は12で,それに2をたすと14です. 56 00:02:34,240 --> 00:02:38,330 それは 3 分の 14 に等しいです. 57 00:02:38,340 --> 00:02:39,020 ではもう1つやってみましょう. 58 00:02:39,030 --> 00:02:48,710 6 か 18分の17があるとしましょう. 59 00:02:48,710 --> 00:02:50,520 自分で難しい問題を作ってしまいました. 60 00:02:50,520 --> 00:02:54,440 同じように,分母はそのままにしておきます. 61 00:02:54,440 --> 00:02:57,457 そして新しい分子は18かける6... 62 00:02:57,457 --> 00:03:03,950 または 6 かける 18 に 17 をたしたものです. 63 00:03:03,960 --> 00:03:05,190 6 かける18は, 64 00:03:05,190 --> 00:03:07,523 そうですね.これは60たす48ですから,108です. 65 00:03:07,523 --> 00:03:11,900 これは108たす17に等しいです. 66 00:03:11,900 --> 00:03:14,300 これら分子で,分母は18です. 67 00:03:14,310 --> 00:03:20,060 分子は108たす17は125で,分母は18です. 68 00:03:20,060 --> 00:03:29,140 6か18分の17は,18 分の 125 に等しい. 69 00:03:29,150 --> 00:03:30,090 もう2〜3解いてみましょう. 70 00:03:30,090 --> 00:03:33,477 2〜3分あとには,逆の方向, 71 00:03:33,477 --> 00:03:40,152 仮分数から帯分数へ変換する方法も考えましょう. 72 00:03:40,152 --> 00:03:44,836 そしてここではどうしてこれが上手くいくのかの直感について少し話しましょう. 73 00:03:44,836 --> 00:03:51,902 2か4分の1について考えましょう. 74 00:03:51,902 --> 00:03:55,617 もし,-- ここで見せた方法はあるシステムと呼んでも良いでしょう -- 75 00:03:55,617 --> 00:04:04,120 これは4かける2たす1が分子で分母は4です. 76 00:04:04,130 --> 00:04:09,710 すると4かける2は8で,それに1をたして9です.4分の9です. 77 00:04:09,710 --> 00:04:14,090 ではこれがなぜ上手くいくのかの直感です. 78 00:04:14,090 --> 00:04:16,771 2 か 4 分の1,これを実際に書いてみましょう. 79 00:04:16,771 --> 00:04:18,250 それはこんな感じです. 80 00:04:18,250 --> 00:04:22,190 これをパイのたとえに戻って考えましょう. 81 00:04:22,190 --> 00:04:26,120 これは1つのパイに等しい. 82 00:04:26,120 --> 00:04:28,030 2つのパイ. 83 00:04:28,040 --> 00:04:33,830 そして,4分の1のパイです.おっと失礼. 84 00:04:33,830 --> 00:04:38,275 4分の1はこんな感じです.4分の1のパイ,そうですね? 85 00:04:38,275 --> 00:04:41,559 2 か4分の1,そしてこれは無視して下さい.これは何でもありません. 86 00:04:41,559 --> 00:04:43,138 これは小数点でもないです.-- 実は,消しておきましょう. 87 00:04:43,138 --> 00:04:51,854 これ以上混乱しないようにしたいと思います. 88 00:04:51,854 --> 00:04:53,923 では,パイのピースに戻ります. 89 00:04:53,930 --> 00:04:58,631 2 か 4 分の1のピースのパイです. 90 00:04:58,631 --> 00:05:04,955 そしてこれを単に書き直しましょう.全部でいくつの4分の1がありますか? 91 00:05:04,955 --> 00:05:07,868 これらのパイのそれぞれを-- 92 00:05:07,868 --> 00:05:09,985 おおっと! 色を変えなくてはいけませんでした-- 93 00:05:09,985 --> 00:05:12,605 もしこれらのパイのそれぞれを, 94 00:05:12,605 --> 00:05:15,108 4分の1づつに分けたら,数は4倍になるでしょう. 95 00:05:15,108 --> 00:05:19,050 すると全部でいくつの4分の1のパイになりますか? 96 00:05:19,060 --> 00:05:28,490 そうですね,1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8,9 個の4分の1があります. 97 00:05:28,490 --> 00:05:29,750 筋が通っていますね.そうでしょう? 98 00:05:29,750 --> 00:05:33,610 2 か 4 分の1は4分の9と同じことです. 99 00:05:33,620 --> 00:05:36,920 そしてこれはどんな分数でもこうなります. 100 00:05:36,920 --> 00:05:37,820 では,逆の方向について考えましょう. 101 00:05:37,820 --> 00:05:41,690 仮分数から帯分数に行くにはどうするのか 102 00:05:41,690 --> 00:05:43,685 考えてみましょう. 103 00:05:43,685 --> 00:05:49,250 5分の23があるとします. 104 00:05:49,250 --> 00:05:51,060 ここでは逆の方向に行きます. 105 00:05:51,070 --> 00:05:52,813 分母をとって, 106 00:05:52,813 --> 00:05:55,070 これは何回分子にあるでしょうか? 107 00:05:55,070 --> 00:05:57,630 そして余りを求めます. 108 00:05:57,640 --> 00:06:02,797 5 は23には-- 109 00:06:02,797 --> 00:06:05,390 そうですね.5は23には4回あります. 110 00:06:05,390 --> 00:06:08,880 4かける5は20 です. 111 00:06:08,880 --> 00:06:11,230 そして余りは 3 です. 112 00:06:11,240 --> 00:06:16,925 5分の23 は,4か -- 113 00:06:16,925 --> 00:06:19,960 余りの 3 が分子となり,分母は5です. 114 00:06:19,970 --> 00:06:25,419 つまり4か5分の3です. 115 00:06:25,419 --> 00:06:26,842 何をここでしたのかもう一度見てみましょう. 116 00:06:26,850 --> 00:06:28,405 単に分母をとって, 117 00:06:28,405 --> 00:06:30,130 それで分子を割ります. 118 00:06:30,130 --> 00:06:33,810 5 は 23 に 4 回あります. 119 00:06:33,820 --> 00:06:38,040 余りは 3 になります. 120 00:06:38,050 --> 00:06:41,920 すると 5 は 23 に 4 回で,それに3つの5分の1が残ります. 121 00:06:41,930 --> 00:06:46,240 他の言い方をすれば,それは5分の23は4か5分の3です. 122 00:06:46,240 --> 00:06:48,260 では同じような例をやってみましょう. 123 00:06:48,260 --> 00:06:51,809 8 分の 17 を考えましょう. 124 00:06:51,809 --> 00:06:53,649 これは帯分数でいくつになるでしょうか? 125 00:06:53,649 --> 00:06:54,908 実は頭の中だけですることもできますが, 126 00:06:54,908 --> 00:06:59,420 私が何をしているかわかるように書いてみます. 127 00:06:59,430 --> 00:07:04,540 8 は 17 に 2 回あります. 128 00:07:04,540 --> 00:07:07,540 2 かける 8 は 16 です. 129 00:07:07,550 --> 00:07:09,370 17 ひく 16 は 1 です. 130 00:07:09,370 --> 00:07:10,800 1 が余りです. 131 00:07:10,810 --> 00:07:19,060 ですから,8 分の 17 は 2 に... それがこの2で,余りの8分の1です. 132 00:07:19,060 --> 00:07:22,610 いいでしょうか? 8 分の 1 は余りです. 133 00:07:22,610 --> 00:07:25,405 これをまた目で見えるように示してみましょう. 134 00:07:25,405 --> 00:07:28,570 そうすればこの変換がどうして上手くいくのか筋が通るでしょう. 135 00:07:28,580 --> 00:07:33,530 では5つの2分の1があるとしましょう. 136 00:07:33,540 --> 00:07:36,508 するとこれは5つの2分の1があると言うこともできるし, 137 00:07:36,508 --> 00:07:40,710 ビザやパイのたとえに戻れば, 138 00:07:40,710 --> 00:07:44,536 ちょっと2分の1のピザを5つ描いてみます. 139 00:07:44,536 --> 00:07:49,362 では2分の1のピザがここにあるとしましょう. 140 00:07:49,362 --> 00:07:51,745 そしてもう1つ2分の1のピザがあります. 141 00:07:51,745 --> 00:07:54,520 ひっくり返しただけで大きさは同じです. 142 00:07:54,520 --> 00:07:55,330 これで2つです. 143 00:07:55,330 --> 00:08:00,833 これは1 つの2分の1, 2つの2分の1. 144 00:08:00,833 --> 00:08:03,564 これで3つの2分の1です. 145 00:08:03,564 --> 00:08:05,539 さらに4つ目の2分の1がここにあります. 146 00:08:05,539 --> 00:08:07,198 これらは皆2分の1のピザです. 147 00:08:07,198 --> 00:08:10,650 そしてここに5つ目の2分の1を描きます. 148 00:08:10,660 --> 00:08:12,910 これで5つの2分の1です. 149 00:08:12,910 --> 00:08:17,140 では,ちょっとこれを見て下さい.これら2つの2分の1を組み合わせます. 150 00:08:17,140 --> 00:08:21,627 これは1つのパイと同じで,もう1つのパイがあります. 151 00:08:21,627 --> 00:08:23,910 そしてさらに2分の1のピースがありますね? 152 00:08:23,910 --> 00:08:31,320 これは2枚と半分のピザに等しいです. 153 00:08:31,320 --> 00:08:33,000 これでわかるといいですね. 154 00:08:33,000 --> 00:08:36,865 もしこれを機械的にする場合には, 155 00:08:36,865 --> 00:08:41,011 単に,2 は 5 に -- 156 00:08:41,011 --> 00:08:43,342 そうですね.2 は 5 に 2 回あると言います. 157 00:08:43,342 --> 00:08:46,550 するとその2はここになります. 158 00:08:46,550 --> 00:08:49,160 そして2かける2は 4です. 159 00:08:49,160 --> 00:08:51,716 5ひく4は 1で,余りは 1 です. 160 00:08:51,716 --> 00:08:54,040 その1がここになります. 161 00:08:54,040 --> 00:08:56,695 もちろん,分けかたは変えていないので分母は同じままです. 162 00:08:56,695 --> 00:08:59,080 すると,2分の5は2か2分の1です. 163 00:08:59,090 --> 00:09:03,766 これで,帯分数から仮分数,そしてその逆の変換についての感じがつかめると嬉しいです. 164 00:09:03,766 --> 00:09:04,555 これで,帯分数から仮分数,そしてその逆の変換についての感じがつかめると嬉しいです. 165 00:09:04,555 --> 00:09:07,510 これで,帯分数から仮分数,そしてその逆の変換についての感じがつかめると嬉しいです. 166 00:09:07,510 --> 00:09:09,204 もしまだ混乱するようでしたら,教えて下さい. 167 00:09:09,204 --> 00:09:11,650 もういくつかのモジュールを作るかもしれません. 168 00:09:11,650 --> 00:09:13,161 練習問題も楽しんで下さい!