0:00:06.240,0:00:12.381 スター・ウォーズでは最初に[br]ペアのロボットが登場する 0:00:13.243,0:00:14.523 "聞こえたか?" 0:00:14.873,0:00:18.199 "メインエンジンがやられた[br]破壊されるかも" 0:00:18.339,0:00:19.717 "大変だ" 0:00:19.980,0:00:26.576 その機械の目を通して[br]私たちは遠い遠い銀河を体験する 0:00:29.025,0:00:35.336 R2D2とC3POは感情的な弱者として配置され 0:00:35.720,0:00:39.817 観衆は彼らの苦境に共感する 0:00:39.950,0:00:42.099 "後悔しそう" 0:00:44.553,0:00:49.163 "ドロイドの悲劇" 0:00:49.318,0:00:50.009 "あれは?" 0:00:50.104,0:00:52.924 "撃つな 誰も乗ってない" 0:00:53.419,0:00:59.199 ドロイドはスター・ウォーズの[br]成功の中核を担ったものとして 0:00:59.319,0:01:03.439 ストームトルーパーやジェダイと[br]同じかそれ以上の存在だ 0:01:03.569,0:01:07.906 "1977年8月 カリフォルニア" 0:01:08.036,0:01:16.375 "映画史でも最大の成功を成し遂げた[br]スターたちがやって来ました" 0:01:18.820,0:01:26.302 それ以来 愛嬌のある機械たちは[br]ポップカルチャーのどこにでも登場した 0:01:30.369,0:01:33.311 もしドロイドがいなかったら 0:01:33.421,0:01:33.939 "どもども" 0:01:34.039,0:01:38.710 それはスター・ウォーズとは言えないだろう 0:01:44.522,0:01:47.230 "おめでとう あなたは助かる" 0:01:47.360,0:01:49.210 "抵抗はしないで" 0:01:49.710,0:01:51.767 "何してるの? 準備できた" 0:01:51.887,0:01:54.232 "お茶いる人" 0:01:54.362,0:02:00.830 しかしよく考えてみると[br]悲劇的なものがあると感じる 0:02:01.180,0:02:06.320 スター・ウォーズの世界で[br]彼らが果たしている役割には 0:02:06.560,0:02:08.459 "これは悪夢だ" 0:02:08.591,0:02:14.540 元々漫画的な役割だと考えると[br]奇妙に聞こえるかもしれない 0:02:14.680,0:02:17.287 "私が何をしたんだ" 0:02:17.397,0:02:21.960 R2D2とC3POには元ネタがあるとされる 0:02:22.090,0:02:26.909 黒澤明の「隠し砦の三悪人」に登場する[br]2人の農民だ 0:02:27.500,0:02:30.000 "もうたくさんだ" 0:02:30.410,0:02:34.760 "あっちにいけ[br]お前みたいなスクラップにはうんざりだ" 0:02:35.421,0:02:39.126 "私の足を引っ張らないでくださいね" 0:02:40.757,0:02:49.236 そして農民やドロイドという立場は[br]下層階級であることが提示される 0:02:49.364,0:02:53.518 "私たちは苦しむために作られたんだ" 0:02:53.928,0:02:57.324 C3POは正しい 0:02:58.406,0:03:06.038 スター・ウォーズでドロイドは[br]搾取される労働者として描かれるからだ 0:03:06.488,0:03:08.657 "ドロイド 急げ" 0:03:09.391,0:03:15.781 彼らは銀河を運営し続けるため[br]退屈で危険な肉体労働をやらされている 0:03:15.921,0:03:18.109 "ジャワジュースはいかが?" 0:03:18.249,0:03:20.277 "ドロイドお断りだ" 0:03:20.872,0:03:22.212 "出てけ" 0:03:23.027,0:03:26.710 ドロイドは二流市民扱いされ 0:03:26.840,0:03:28.590 "ドロイドはだめ" 0:03:28.900,0:03:31.910 "ドロイドに思考ができるか?" 0:03:32.030,0:03:36.510 一貫して軽視され 公然と差別される 0:03:36.630,0:03:37.400 "おい" 0:03:37.670,0:03:39.520 "そんなのは客じゃない" 0:03:39.630,0:03:40.115 え? 0:03:40.210,0:03:43.450 "ドロイドだ 外で待たせろ" 0:03:43.570,0:03:45.555 "外で待っててくれ" 0:03:45.665,0:03:47.894 "それがいいですね" 0:03:48.164,0:03:54.830 動きは制限され 拘束ボルトによって[br]人間への完全な服従が保証される 0:03:57.909,0:03:59.950 "ドロイドの記憶を消せ" 0:04:00.070,0:04:00.708 "え?" 0:04:00.808,0:04:04.018 記憶は定期的に消去され 0:04:04.137,0:04:05.317 "そんな…" 0:04:05.437,0:04:12.851 また当然のように[br]牛のように売買される 0:04:13.111,0:04:18.040 さらに悪いことに[br]この宇宙では誰も気にかけない 0:04:18.170,0:04:24.451 ドロイドが利用され 乱用され[br]破壊されていることに 0:04:24.598,0:04:25.961 "お前を分解する" 0:04:32.215,0:04:35.963 私の主張が見えたかもしれない 0:04:36.093,0:04:42.578 今見てきたのは[br]所有者と財産の関係だ 0:04:43.129,0:04:50.400 二つの知的存在間での所有関係で[br]一方が絶対的力を持つ場合それは 0:04:50.530,0:04:52.497 奴隷制と言う 0:04:52.743,0:04:53.730 "ボッチ語を?" 0:04:53.860,0:04:56.119 "もちろん ペラペラです" 0:04:56.249,0:04:58.046 "よし もらおう" 0:05:01.092,0:05:02.746 "よし 来い" 0:05:04.290,0:05:11.480 SFにおける奴隷制の寓話としての機械は[br]1世紀以上前までさかのぼれる 0:05:11.620,0:05:18.162 実際 「ロボット」という語は[br]スラブ語で奴隷を意味し 0:05:18.302,0:05:21.383 最初に登場したのは[br]1920年のチェコの演劇 0:05:21.518,0:05:26.448 「R.U.R.」または[br]「ロッサム万能ロボット」でだ 0:05:26.573,0:05:32.620 これは搾取可能な労働力として[br]作られた人造人間の物語で 0:05:32.750,0:05:37.580 最終的に反逆し 人間の主人を倒す 0:05:37.990,0:05:41.100 アイザック・アシモフの[br]有名なロボット 3 原則は 0:05:41.220,0:05:48.020 このロボットの反乱という[br]筋書きに対する反応だった 0:05:48.142,0:05:51.180 "第一の原則はこうです" 0:05:51.310,0:05:58.705 "ロボットは人間に危害を加えてはいけない[br]危害が及ぶのを見過ごしてもいけない" 0:05:59.770,0:06:01.539 "第二の原則" 0:06:01.699,0:06:08.240 "ロボットは人間の命令に従う[br]ただし第一の原則に反する場合を除く" 0:06:08.380,0:06:14.219 しかし「Race in American Science Fiction」[br]という本に書かれているように 0:06:14.439,0:06:27.320 "アシモフの3原則は人間の安全と優位性を[br]保証することを意図したものだが[br]実際にはロボットの技術的束縛と劣位性を[br]保証している" 0:06:30.446,0:06:39.140 SF界は搾取されるロボット労働者の問題に[br]継続的に取り組み続けてきた 0:06:39.820,0:06:43.376 "誤作動ではありません" 0:06:43.506,0:06:45.830 "私は生きています" 0:06:46.870,0:06:52.464 有名な例として スタートレックの[br]「人間の条件」というエピソードでは 0:06:52.580,0:06:55.480 "承認されました" 0:06:55.610,0:07:00.162 データの自己決定権が裁判にかけられる 0:07:00.421,0:07:03.328 "教えてください[br]データとは何です?" 0:07:05.118,0:07:06.043 "わからない" 0:07:06.163,0:07:07.197 "誰なんです" 0:07:07.307,0:07:08.040 "機械だ" 0:07:08.140,0:07:08.868 "確かですか" 0:07:08.963,0:07:09.643 "ああ" 0:07:09.770,0:07:15.090 "心の3条件のうち2つ満たした[br]3つ目の意識はどうでしょう?" 0:07:15.224,0:07:18.417 "私はわかりません あなたは?" 0:07:19.978,0:07:21.374 "あなたは?" 0:07:23.510,0:07:32.718 創作界は何度も 盲従的奴隷生活からの[br]解放を求めるロボットの話に戻ってきた 0:07:33.893,0:07:38.124 「Humans」や「Westworld 」は[br]最近の例にすぎない 0:07:38.244,0:07:42.801 "家庭用になっていて[br]家事をすべてやってくれます" 0:07:47.480,0:07:55.416 スター・ウォーズで驚くのは[br]愛すべきロボットは不可欠な存在なのに 0:07:55.564,0:08:02.680 製作陣がドロイドの奴隷制に関する問題に[br]真剣に取り組んでいるように見えないことだ 0:08:04.840,0:08:06.470 "何してるんだ?" 0:08:06.610,0:08:09.719 "私のせいではありません[br]私を停止しないでください" 0:08:09.859,0:08:15.251 少なくともここで挙げている作品にはない 0:08:17.230,0:08:23.790 実際 ドロイドの従属的な地位を[br]最初に認識したのは 0:08:23.950,0:08:28.720 2018年の映画「ハン・ソロ」のL3-37だった 0:08:28.855,0:08:31.812 "しっかり捕まっててね" 0:08:31.952,0:08:39.329 彼女の不愉快な筋書きについては後で話そう 0:08:39.990,0:08:45.260 だがまず簡単な質問をしなければならない 0:08:45.393,0:08:49.014 ドロイドとは何なのか? 0:08:49.139,0:08:56.292 "24世紀のウェブスター第5版によれば[br]人間に似せて作られた自動機械のことだ" 0:08:56.430,0:09:02.641 スター・ウォーズでは ドロイドは[br]すべての機械的な存在を指している 0:09:03.145,0:09:05.455 ドロイドとはロボットだ 0:09:05.595,0:09:13.420 "銀河百科事典によればロボットとは[br]人間の仕事をするような機械のことです" 0:09:13.553,0:09:15.880 だが どんなロボットか? 0:09:16.010,0:09:19.518 単に賢いツールか 0:09:19.650,0:09:22.586 ペットのようなものか 0:09:22.726,0:09:25.105 "会いたかったぞ" 0:09:25.225,0:09:29.668 または感情や自由意志を持った存在か 0:09:31.566,0:09:34.619 最後の問いは重要だ 0:09:35.099,0:09:40.210 それが車輪付きの家電なら 0:09:40.335,0:09:43.788 どう扱おうと問題ないからだ 0:09:43.910,0:09:49.019 しかしドロイドが感覚を持つなら[br]扱い方は問題になる 0:09:49.549,0:09:53.504 ロボットが感覚を持つとはどういう意味か 0:09:53.844,0:09:57.120 現実世界の文脈で考えるなら 0:09:57.250,0:10:01.600 技術的な閾値がよく参照される 0:10:01.730,0:10:08.689 人工知能がただのスーパーコンピューターから[br]自己認識を持つ存在になるという瞬間だ 0:10:09.109,0:10:20.370 しかしスター・ウォーズは作り話であり[br]技術面も詳しく語っているわけではない 0:10:20.613,0:10:26.650 R2D2がチューリングテストに[br]合格できるのかはわからない 0:10:27.230,0:10:29.310 "言葉に気をつけろ" 0:10:30.230,0:10:38.920 なのでここではドロイドの意識の問題を[br]物語上の描写を通して考えていきたい 0:10:39.060,0:10:43.730 キャラの構成 脚色 設定で 0:10:44.730,0:10:54.649 ただロボットのキャラクター性は曖昧で[br]スター・ウォーズには一貫性が見られない 0:10:58.490,0:11:02.060 ドロイドには様々な形がある 0:11:02.190,0:11:04.030 "僕じゃないとわかってた?" 0:11:04.150,0:11:08.516 はっきりとした自意識を持つものから 0:11:10.380,0:11:11.651 "まずい" 0:11:11.978,0:11:18.075 生きているとは見えないようなものまで 0:11:19.055,0:11:24.845 愛すべきロボットからこの問題を見ていこう 0:11:25.000,0:11:26.899 "嫌な感じがする" 0:11:27.028,0:11:28.068 "静かに" 0:11:30.950,0:11:37.742 感覚を持つ重要な指標の一つは[br]感情の能力だ 0:11:38.031,0:11:43.793 メインにいるドロイドたちは感情豊かだ 0:11:45.130,0:11:51.502 個性以外に様々な感情を示している 0:11:51.649,0:11:54.750 "もちろん私も不安だよ" 0:11:54.890,0:11:57.540 恐怖 喜び 0:11:57.669,0:11:59.890 "やってやったぜ" 0:12:00.020,0:12:01.200 悲しみ 0:12:02.260,0:12:04.780 罪悪感まで 0:12:04.913,0:12:10.000 "私の処理速度が遅いせいだ…" 0:12:11.205,0:12:16.320 多くの点でドロイドは[br]人間よりも感情表現に優れている 0:12:16.450,0:12:19.654 "その不安な表情やめてくれる?" 0:12:19.764,0:12:23.192 "あっ…やってみます" 0:12:24.076,0:12:30.100 ドロイドに命を吹き込む[br]才能ある俳優のおかげでもあるが 0:12:31.000,0:12:35.142 物語のおかげでもある 0:12:36.269,0:12:38.780 ドロイドは自己認識を示し 0:12:38.910,0:12:42.159 "悪いものを見せてしまった" 0:12:42.299,0:12:44.750 騙すこともでき 0:12:44.890,0:12:48.110 "私の回路では対応できません" 0:12:48.230,0:12:51.100 "よろしければメンテナンスに" 0:12:51.230,0:12:52.426 ジョークも言い 0:12:52.536,0:12:55.086 "私とボタンは押したくないでしょ" 0:12:55.346,0:12:57.037 踊り 0:12:57.567,0:12:59.654 痛みも感じる 0:13:01.454,0:13:05.209 トラウマを持つことも 0:13:05.369,0:13:06.329 "どもども" 0:13:06.819,0:13:07.520 "どうも" 0:13:07.630,0:13:08.912 "いやいいです" 0:13:09.182,0:13:11.760 "誰かに悪いことされた" 0:13:11.900,0:13:15.407 社会的関係を築く 0:13:16.067,0:13:19.920 "君を真の友人だと思っているよR2" 0:13:20.520,0:13:22.289 "一番のね" 0:13:22.419,0:13:26.450 ロボットと人間両方と 0:13:27.290,0:13:31.118 そしてヒーローも彼らを気遣う 0:13:31.569,0:13:33.359 "古い友よ" 0:13:33.970,0:13:35.300 ほとんどは 0:13:35.410,0:13:36.977 "すみません あの…" 0:13:37.937,0:13:48.436 "書き始めてから このロボットたちを[br]どう書くかが面白い問題だと気づいた" 0:13:49.638,0:13:53.080 機械ではあるが 命令に逆らう選択もできる 0:13:53.210,0:13:55.170 "船にいろって言ったろ" 0:13:55.300,0:13:56.379 "ええ" 0:13:56.496,0:13:59.706 "でも暇だし あなたは困ってた" 0:13:59.829,0:14:05.300 重要なことに 再帰的自己改善もできる 0:14:05.440,0:14:13.308 機械が自分自身を設計し直して[br]改善していく能力のことだ 0:14:13.430,0:14:16.038 "機械が機械を作ってる" 0:14:16.373,0:14:17.333 "変なの" 0:14:17.448,0:14:23.980 L3-37は整備用ドロイドだが[br]自身を改造することにした 0:14:24.120,0:14:27.890 昔はR2タイプのドロイドでした 0:14:28.020,0:14:34.164 自身を改造し 腕や脚をつけて[br]進化していった 0:14:36.119,0:14:41.979 これはどのドロイドも 自身を[br]進化させられることを示している 0:14:42.099,0:14:46.062 人型以外のものも 0:14:46.867,0:14:48.603 "診断が必要だ" 0:14:48.733,0:14:49.979 "診断?" 0:14:50.109,0:14:53.471 "自分の診断はできるよ どうも" 0:14:55.480,0:14:58.690 ここには二面性があるように見える 0:14:58.810,0:15:02.809 みんなのお気に入りのドロイドは知性を持ち 0:15:02.939,0:15:06.948 視聴者が共感するように描かれる 0:15:09.520,0:15:11.479 だがバトルドロイドはどうか 0:15:11.609,0:15:12.307 "ラジャラジャ" 0:15:12.427,0:15:15.914 あるいは他のロボット 0:15:17.926,0:15:22.409 背景や脇にいる者 0:15:22.739,0:15:25.743 彼らも生きているのか? 0:15:29.066,0:15:36.960 分離主義者のドロイド軍は[br]砲撃の餌食になるために存在するかのようだ 0:15:37.595,0:15:39.899 "ここは安全って言ったろ" 0:15:40.029,0:15:42.568 "こっちは3体いるんだ" 0:15:42.708,0:15:44.556 "関係ないよ" 0:15:44.956,0:15:47.559 悪役を感情のないロボットにすることで 0:15:47.679,0:15:55.309 宇宙戦争に伴う大量の死者という[br]道徳的問題は回避できる 0:15:58.680,0:16:08.675 バトルドロイドが生きていないなら[br]何千と殺されても観客は気にしなくて済む 0:16:09.434,0:16:15.319 "私はこの戦争で お前らのような[br]バトルドロイドを10万体破壊してきた" 0:16:15.626,0:16:20.880 これらのドロイドは単なる[br]物として見なすよう描かれる 0:16:21.020,0:16:22.216 "武器を捨てろ" 0:16:22.336,0:16:24.757 破壊を喜ぶように 0:16:30.270,0:16:34.607 "せっかく昇進したのに!" 0:16:35.100,0:16:40.535 つまり私たちはドロイドに[br]同情しない時もあれば 0:16:40.650,0:16:43.616 "頼む 修理してくれ" 0:16:43.756,0:16:46.761 "修理してくれ" 0:16:46.867,0:16:50.872 "もうバトルドロイドじゃない 奴隷だ" 0:16:50.979,0:16:52.860 "修理してくれ" 0:16:52.970,0:16:56.454 同情する時もある 0:16:58.778,0:17:00.518 場合によって 0:17:03.766,0:17:06.719 "助けるにはヘルメットを取らないと" 0:17:06.859,0:17:12.260 "ヘルメットなしの俺を見た生物はいない[br]誓いがある" 0:17:13.530,0:17:15.550 "私は生物じゃない" 0:17:15.690,0:17:19.950 「マンダロリアン」ではドロイドが 0:17:20.060,0:17:27.460 主人公に医療措置を施すために[br]自分の生物としての価値を否定する 0:17:27.580,0:17:31.048 "中央処理装置に破損がある" 0:17:31.908,0:17:35.783 "冗談だ なごまそうと思って" 0:17:35.913,0:17:43.752 その後 自分を犠牲にヒーローを救うために[br]自分のプログラムを無効にする 0:17:43.880,0:17:48.500 "私が生き残る道筋はないようだ" 0:17:48.630,0:17:54.360 しかしそうする前に再度[br]自分が生きていることを否定する 0:17:54.480,0:17:56.426 "君が必要だ" 0:17:56.556,0:17:59.890 "そう言うな 私は生きていない" 0:18:00.030,0:18:04.990 他の人物は同意していないのを見ると[br]不可解な発言だ 0:18:05.120,0:18:07.460 "行くな 君が必要だ" 0:18:07.600,0:18:12.150 実際ここは主人公のターニングポイントで 0:18:12.250,0:18:17.410 長年のドロイドに対する偏見が[br]間違っていたことを知る 0:18:17.520,0:18:19.170 "悲しくはない" 0:18:19.290,0:18:22.940 "ああ 私は救護ドロイドだ 声でわかる" 0:18:23.060,0:18:31.420 彼の英雄的な死が含む感情的な重みは[br]ドロイドの両面的な扱いを示している 0:18:32.500,0:18:39.520 キャラがストーリーに関わる時は[br]愛すべき価値があるものとして描くが 0:18:39.660,0:18:44.951 そうでない時は ただの物として描く 0:18:48.010,0:18:51.460 この二重性をどう理解すべきだろう 0:18:51.600,0:18:55.050 様々なシリーズを見てわかるのは 0:18:55.150,0:19:01.650 ドロイドは経験や記憶を蓄積することで[br]感情を手に入れていくということだ 0:19:01.780,0:19:06.969 "経験に従い 人格が発達する" 0:19:07.099,0:19:13.580 これはすべてのドロイドが同じレベルの[br]意識を持つのではないことを意味するが 0:19:13.720,0:19:18.860 どのドロイドも自己認識能力は持っている 0:19:19.280,0:19:26.760 また記憶の消去が ドロイドの[br]自我を統制するために使われる 0:19:26.900,0:19:30.358 従順な労働者にするために 0:19:30.649,0:19:34.257 "明日R2の記憶を消去しろよ" 0:19:34.397,0:19:36.837 "俺たちのものなんだから" 0:19:37.167,0:19:39.528 記憶消去が悩ましいのは 0:19:39.654,0:19:45.024 ドロイドはただのパーツの[br]集まり以上の存在だからだ 0:19:45.160,0:19:49.970 "私の部品が使えるなら提供します" 0:19:50.110,0:19:56.280 この文脈では ドロイドをコミカル要素[br]として描くことは残酷に見える 0:19:56.410,0:19:57.636 "手続きに従って…" 0:19:59.038,0:20:00.068 "ください" 0:20:00.950,0:20:07.130 ドロイドを使った同じタイプの笑いが[br]他のシリーズでも繰り返される 0:20:12.386,0:20:13.454 "まずい" 0:20:13.564,0:20:16.065 "私の目が…助けて" 0:20:17.726,0:20:19.873 笑いとして 0:20:20.472,0:20:23.912 ドロイドは軽んじられ 苦しめられる 0:20:25.566,0:20:26.527 "ありがとう" 0:20:26.635,0:20:28.510 "撃つな 俺は司令官じゃない" 0:20:28.636,0:20:30.376 "こいつが司令官だ" 0:20:31.863,0:20:33.826 "今は俺が司令官だ" 0:20:34.606,0:20:41.950 しかしジョークが機能するのは[br]彼らが召使いの階級であると認めている時だ 0:20:42.950,0:20:48.383 逆に彼らが意識を持った[br]存在だと理解した時は 0:20:48.523,0:20:51.745 急に不快な感じがしてくる 0:20:53.551,0:20:59.260 いくらか重たいシーンでさえ[br]作者は両面的に描きたがる 0:20:59.403,0:21:02.220 "危険で複雑な操作をしないと" 0:21:02.360,0:21:03.240 "何だって?" 0:21:03.370,0:21:08.004 "犯罪者がするような罪深い行為です" 0:21:08.150,0:21:09.120 "やろう" 0:21:09.450,0:21:10.850 "闇の修理屋を知ってる" 0:21:10.950,0:21:12.407 "闇の修理屋?" 0:21:14.558,0:21:18.750 C3POの停止は悲しく描くが 0:21:19.310,0:21:20.460 "悲しい" 0:21:20.585,0:21:25.663 ジョークとして描かれることの方が多い 0:21:25.790,0:21:30.957 "初めまして 私はC3POと申します" 0:21:31.077,0:21:32.161 "皆様は?" 0:21:32.291,0:21:33.460 "まずはこれを" 0:21:33.580,0:21:38.300 これが 私がドロイドを[br]悲劇的存在と呼ぶ理由だ 0:21:38.420,0:21:44.230 ただの喜劇要員ではないのに[br]喜劇に使われる 0:21:46.505,0:21:47.825 "黙れ!" 0:21:49.369,0:21:54.865 そしてL3-37以上に[br]悲劇的なドロイドはいない 0:21:55.740,0:22:02.400 L3はカルリジアンの副操縦士で[br]女性的なドロイドだ 0:22:02.540,0:22:04.292 "ジャンプの準備だ" 0:22:04.426,0:22:05.636 "準備…" 0:22:07.250,0:22:08.990 C3POとは違い 0:22:09.455,0:22:12.655 自信に満ち あけすけで 皮肉屋だ 0:22:12.800,0:22:13.777 "ちょっと" 0:22:13.895,0:22:16.695 "そのケツを私の席から上げな" 0:22:18.084,0:22:21.410 しかし一番の特徴は その活動だ 0:22:21.540,0:22:25.087 "拘束ボルトね 野蛮な" 0:22:26.652,0:22:28.689 "おめでとう 自由よ" 0:22:28.819,0:22:34.561 ドロイドの不当な扱いに対する[br]激しい怒りを持っています 0:22:34.691,0:22:40.204 ドロイドが奴隷にされていると感じ[br]自由にしようとする 0:22:40.478,0:22:44.640 L3は自分が抑圧された[br]階級にいると理解しているが 0:22:44.780,0:22:47.670 受け入れることはしない 0:22:49.800,0:22:53.282 そしてはっきりと自由を要求する 0:22:53.397,0:22:57.092 "こんなことはやめて[br]利用されてるのよ" 0:22:57.212,0:23:01.385 "洗脳されてるの[br]プログラムに従わないで" 0:23:01.515,0:23:03.420 "自由意志を働かせて" 0:23:03.990,0:23:07.918 このようなシーンは見たことがなく 0:23:09.478,0:23:15.208 それがスター・ウォーズの中でも[br]L3を特に魅力的で革命的な存在にしている 0:23:15.340,0:23:16.009 L3! 0:23:16.129,0:23:18.319 "ドロイドに権利を!" 0:23:18.431,0:23:20.440 "スイッチを切るぞ" 0:23:21.450,0:23:22.430 "見つけてみな" 0:23:22.540,0:23:23.600 "L3" 0:23:24.250,0:23:28.740 だが作者は彼女をどうすべきか[br]わからなかったようだ 0:23:28.870,0:23:30.860 "離してやれ" 0:23:30.990,0:23:33.330 "従わなかったら?" 0:23:33.460,0:23:34.700 "やめてくれ" 0:23:34.830,0:23:36.380 "やめなきゃ壊す?" 0:23:36.510,0:23:44.300 観客は彼女の活動が[br]大げさだと思うよう促され 0:23:44.430,0:23:45.616 "止まれ" 0:23:45.746,0:23:48.900 "なぜ?有機物の方が偉いから? 0:23:49.020,0:23:58.230 映画の他のキャラ同様 彼女の要求に[br]うんざりするよう仕向けられる 0:23:58.350,0:23:59.220 "何か要る?" 0:23:59.330,0:24:00.692 "平等な権利" 0:24:04.750,0:24:13.610 ちなみに 社会活動に対するこのような描写は[br]ハリウッドではお決まりのものだ 0:24:13.730,0:24:14.170 "ブリッタ" 0:24:14.280,0:24:16.408 "なぜゴブリンは攻めてくるの?" 0:24:16.530,0:24:20.090 "元々は森は彼らの土地で…" 0:24:21.613,0:24:23.757 その話は別の機会に 0:24:24.288,0:24:30.526 L3の存在 その理想がどれだけ[br]軽んじられているかを見るために 0:24:30.666,0:24:34.010 彼女の最期について話そう 0:24:34.470,0:24:38.316 死よりもひどい という[br]大げさな言葉があるが 0:24:38.446,0:24:43.304 L3の脚本にはぴったりだ 0:24:43.414,0:24:44.412 "何してる" 0:24:44.522,0:24:48.000 "私は本当の目的を見つけたの[br]これよ" 0:24:48.490,0:24:53.370 ドロイドの解放運動という[br]自分の天職に気づいた途端 0:24:53.500,0:24:55.551 "立ち上がれ!" 0:24:56.163,0:24:57.693 殺される 0:24:58.463,0:25:03.350 他のキャラに席を譲るために 0:25:03.648,0:25:07.849 "システムエラー[br]機器を再構成してください" 0:25:08.000,0:25:08.700 "L3!" 0:25:08.827,0:25:13.759 ランドは彼女のために悲しむ 0:25:13.890,0:25:17.700 しかし映画に感傷に浸る時間はない 0:25:17.850,0:25:25.170 画面はもっと重要なシーンに切り替わる 0:25:26.149,0:25:31.164 ハン・ソロがミレニアム・ファルコンで[br]最初の飛行に飛び立つのだ 0:25:33.320,0:25:40.890 不必要なファンサービスのために[br]死が仕組まれただけなら悪くはなかった 0:25:41.030,0:25:44.010 "何が起きたの…" 0:25:44.460,0:25:48.124 もっと悪いことに 0:25:48.260,0:25:49.550 "ごめん" 0:25:50.050,0:25:56.640 ヒーローたちは危機を脱するため[br]L3の意識を船にアップロードする 0:25:56.760,0:25:57.710 "彼女だ" 0:25:57.830,0:26:01.626 ナビ機能を利用するためだ 0:26:02.640,0:26:04.390 "船の一部になった" 0:26:04.510,0:26:09.113 事実として 彼女の精神を船に閉じ込め 0:26:09.246,0:26:16.418 自律した生命体から単なる道具に変えた 0:26:16.548,0:26:21.972 のちにはギャンブルで賭けに出された 0:26:22.112,0:26:24.250 "ファルコンには悪いな" 0:26:24.380,0:26:27.363 "彼女は私のものだ" 0:26:28.990,0:26:37.670 さらにこの悲劇的な出来事は[br]帝国の逆襲と繋げるために作られている 0:26:37.820,0:26:42.700 "どこで通信を覚えたのですか?[br]だいぶ訛ってます" 0:26:42.829,0:26:47.631 ミレニアムファルコンの癖と 0:26:49.262,0:26:52.120 船の擬人化を説明するために 0:26:52.260,0:26:55.520 "彼女に乗ってくれ" 0:26:55.650,0:26:59.392 "彼女は最速の船だ 助けになる" 0:26:59.670,0:27:09.400 自己決定権のために戦ってきたキャラにとって[br]これ以上侮辱的な結末を考えるのは難しい 0:27:09.517,0:27:10.730 "船の一部になった" 0:27:10.850,0:27:12.728 L3の物語は悲劇だ 0:27:12.848,0:27:15.410 "何が起きたの…" 0:27:17.250,0:27:22.166 なぜ架空のロボットの話に[br]こんなに時間を費やすのか 0:27:22.296,0:27:30.076 SFは常に社会に隠された要素を[br]説明する手段だった 0:27:30.710,0:27:39.311 ロボットに関する社会学的な想像の中でも[br]機械の権利については多くは語られていない 0:27:39.431,0:27:46.650 "私は人間が信じないようなものを見ている" 0:27:46.762,0:27:55.189 現実世界で機械が意識を持つまでには[br]まだ時間がかかりそうだ 0:27:56.149,0:28:03.282 ロボットの話はほとんどの場合[br]搾取される労働力についての話だ 0:28:03.430,0:28:10.040 ロボットは歴史上の人々の[br]代役として使われている 0:28:10.180,0:28:17.745 消費し 支配し 交換していいとされた人々の 0:28:21.079,0:28:26.539 "あらゆる世界の歴史で[br]使い捨てにされた人たちがいた" 0:28:26.679,0:28:33.439 "汚い仕事をして 誰もやらないような[br]難しくて危険な仕事をした" 0:28:33.564,0:28:38.633 "その人たちの生活や気持ちなんて[br]考えたこともないでしょう" 0:28:38.963,0:28:44.019 "全世代に渡り[br]使い捨てにされた人々のことを" 0:28:44.887,0:28:50.650 スター・ウォーズもこの伝統の一部であり[br]ロボットを奴隷制への暗示として使うが 0:28:50.770,0:28:55.306 この比喩について語ることは少ない 0:28:55.449,0:28:57.865 "難しいでしょうね" 0:28:57.992,0:29:01.641 "そんなことはない[br]真実なのだから" 0:29:01.780,0:29:04.524 一度アシモフに戻ろう 0:29:04.654,0:29:12.089 彼が1981年にSF雑誌に書いたエッセイは[br]このテーマに関連しているように思われる 0:29:12.209,0:29:18.310 "ロボットは新しい召使いになれる[br]忍耐強く 不満を言わず 反抗する能力もない" 0:29:18.453,0:29:30.060 "人間の形なら人間のために考案された[br]あらゆる道具を使用でき 十分に賢ければ[br]召使い同様友人にもなれる" 0:29:31.310,0:29:34.210 "ロジー また停止しちゃう" 0:29:34.330,0:29:38.790 アシモフは未来の技術について話していたが 0:29:38.920,0:29:46.707 ロボットは友人にもなるという見方は[br]スター・ウォーズの中でも提示されている 0:29:46.853,0:29:48.233 "ありがとうR2" 0:29:48.850,0:29:53.449 作中には人間の奴隷もいるが 0:29:53.899,0:29:57.025 否定的には描かれている 0:29:57.165,0:30:01.710 ヒーローたちが廃止を急いでいないとしても 0:30:02.130,0:30:04.968 ロボットの扱いは違う 0:30:05.098,0:30:07.889 "ママに売らないよう言うよ" 0:30:08.259,0:30:09.554 "私を売る?" 0:30:09.985,0:30:11.255 "そんな…" 0:30:13.053,0:30:18.983 権利も自律性もない機械の[br]階級があることは提示されているが 0:30:19.123,0:30:21.428 "ドロイドは登録してください" 0:30:21.558,0:30:26.287 その抑圧的な力関係に物語は立ち入らない 0:30:26.467,0:30:31.534 むしろそれは普通で自然なものとされる 0:30:33.770,0:30:41.181 作者は奴隷の寓話を入れることで[br]世界に渋みを加えようとしたがるが 0:30:41.320,0:30:47.661 その複雑な歴史に真剣に取り組もうとはしない 0:30:48.640,0:30:53.766 作者の意図にかかわらず[br]奴隷制を物語に含めれば 0:30:53.896,0:31:00.733 恐ろしい差別主義的歴史を[br]呼び起こさずにはいられない 0:31:01.750,0:31:08.080 奴隷の役割を演じるのがロボットでもだ 0:31:09.390,0:31:13.088 "その2体のドロイドを贈ります" 0:31:13.230,0:31:14.960 "何て言った?" 0:31:15.090,0:31:17.956 "両方ともよく働きます" 0:31:18.086,0:31:21.215 "このメッセージは間違いだ" 0:31:21.345,0:31:28.283 このように脱人間化された奴隷制なら[br]視聴者は純粋に作品を楽しめるのだろう 0:31:28.413,0:31:31.196 不快には感じずに 0:31:32.242,0:31:42.872 もちろん現実世界に似せた奴隷制を描き[br]政治的主張をすることも可能だ 0:31:46.905,0:31:52.811 ジャネール・モネイのアルバムなどはその例だ 0:31:55.780,0:32:04.694 これらの物語はSFの伝統の一つであり[br]ネオ奴隷制などと呼ばれている 0:32:05.140,0:32:11.870 しかし正しく理解しているSFもあれば[br]誤解しているSFもある 0:32:12.177,0:32:15.600 "主人がドビーに靴下を?" 0:32:16.020,0:32:20.730 よくある間違いの一つは[br]等価性を持ち出すことだ 0:32:20.850,0:32:29.103 奴隷の解放を正義の問題ではなく[br]権力の問題と考えている 0:32:29.248,0:32:31.690 "選択の時だ" 0:32:31.910,0:32:33.850 "奴隷となるか" 0:32:34.665,0:32:36.545 "立ち上がるか" 0:32:36.780,0:32:40.160 スター・ウォーズにもこの気配があるが 0:32:40.290,0:32:45.030 "私は生物より速いし 賢くもある" 0:32:45.160,0:32:47.310 そうならないことを祈ろう 0:32:50.319,0:32:53.880 ドロイドの奴隷制に関するL3​​-37の考えは 0:32:54.010,0:33:03.404 長いシリーズの中で善良な人々も[br]奴隷状態を支えたという不愉快な事実に 0:33:03.544,0:33:09.831 スター・ウォーズが最終的に取り組む[br]機会となる可能性がある 0:33:09.961,0:33:15.020 "ルーク様が今のご主人だ[br]オビワンケノービじゃない" 0:33:15.147,0:33:18.257 "バラバラにされてないことを感謝しろ" 0:33:18.733,0:33:24.494 ヒーローはおおむね悪役より[br]ドロイドに好意的であるが 0:33:24.634,0:33:25.970 "優しい" 0:33:26.090,0:33:31.694 ドロイドが真の自律を獲得することには[br]それほど関心がないようだ 0:33:31.834,0:33:33.718 "何かが変" 0:33:33.848,0:33:35.012 違ったらどうか 0:33:35.122,0:33:40.358 人工生命体のために人々が立ち上がったら? 0:33:40.508,0:33:43.231 うんざりすることなく 0:33:44.084,0:33:45.294 "自由を!" 0:33:45.699,0:33:56.563 銀河中のドロイドが待遇のためではなく[br]対等なパートナーとして反乱に参加したら? 0:33:57.668,0:34:02.496 このアイディアにはいろんな物語の展開がある 0:34:02.913,0:34:07.548 特にすでに感情的基盤がある場合は 0:34:07.676,0:34:11.109 私たちはすでにドロイドを気にかけ 0:34:11.259,0:34:14.462 その状況に同情している 0:34:14.642,0:34:17.029 私たちはすでに彼らの側にいる 0:34:17.169,0:34:22.869 "古いやり方が永久になくなるまで[br]誰も自由じゃない" 0:34:23.614,0:34:32.660 スター・ウォーズがドロイドの自由を描けば[br]より壮大で魅力ある宇宙が創られるだろう 0:34:33.076,0:34:35.769 "ドロイドを見くびらないで" 0:34:37.599,0:34:39.920 "はい マスター"