Howdy!マット・マレンウェッグです
State of the Word へようこそ
私は約17年前、イギリスのマイク・リトルという
男性と共に、現在 "WordPress" として知られている
プロジェクトを共同設立しました
WordPress は、ウェブを形作る
オープンソースソフトウェアです
これをよく、「無料かつ、プライスレス」
と呼んでいます
年に一度行う、この State of the Word は
アメリカ大統領が連邦議会で行う
State of the Union(一般教書演説)への
オマージュとして名付けたのですが、
通常は毎年行っている WordCamp US の
イベント内での基調講演として話しています
WordCamp US は年一度のイベントで、
WordPress の将来のバージョンについて話し合ったり
それを作ったりするために、
アメリカ中から人が集まります
今年はいろいろなことが起こっているので、
バーチャルイベントで講演することになりました
ご視聴ありがとうございます
WordPress のプロの皆さんであれ、
コミュニティに興味がある方であれ、
この講演から学ぶべきことがたくさんあり、
将来の行動や関わりに刺激になればと期待しています
2020年は、多くの人にとってそうであったように、
私たちにとっても非常にサプライズが多い年でした
2020年は、多くのことが最初に起こった年でもありました
COVID-19が発生しました
私が初めて経験した世界的パンデミックは、
まだ終わらないロックダウンと隔離をもたらし
年が進むに続くにつれて
本当に多くの人たちをすり減らしました
社会的な緊張の年でもありました
そして、バラバラになりながらも共に
働く方法を学ばなければならない年になりました
WordPress はいつも分散型開発を行ってきました
オープンソースであることから、
常に世界中に協力者がいました
しかし、世界的なパンデミックの間に
分散型かつ共に働くことは、
通常時にする共同作業とはとても違うものです
そして、多くのコントリビューターや
ボランティアの貢献できるキャパシティは、
パンデミックによって悪影響を受けました
にもかかわらず、とてもワクワクする、
すばらしいリリースを3回行うことができました
さて、リリースの話に入る前に、
Gutenberg(グーテンベルク)について
説明したいと思います
Gutenbergという言葉を何度も話しますが、
その意味が分からないと
これから話す意味が分からず
混乱してしまうからです
Gutenberg は、WordPress の17年の歴史の中で
私たちが行った最も野心的なプロジェクトです
本質的に、人々がウェブ上でどのように
コンテンツを書くかを再定義しようとしています
印刷されたページや、Microsoft Word のような
ものから継承した
ドキュメントベースのモデルから抜け出し
アトミック(原子の)ブロックへと移行します
基本的には、レイアウトされたページの代わりに、
これらの豊富なブロックが
豊富な機能を持つことができるという考えです
例えば YouTube のような
他のサイトから何かを埋め込んだり、
違ったレイアウトに配置したり、
お互いを入れ子にして重ねたりと
ブロックを使えば、想像できるものは
何でも作ることができます
2015年には、基調講演の「実際の」ステージ上から
WordPress コミュニティの人々に
「JavaScript を深く学ぶ」ことをお願いしました
なぜなら、WordPress コミュニティの最先端では、
WordPress が発展する未来がどのようなもの
になるのかが明らかになってきていたからです
2017年、Gutenberg プロジェクトを
公(おおやけ)に立ち上げました
この、先ほど説明した野心的な試みのことです
そして2018年の終わりに、WordPress 5.0で
Gutenberg エディターは WordPress 内の
デフォルトのエディターになりました
そのため、今では単に「WordPress エディター」
と呼ぶこともあります
Gutenberg が始まって以来、これまでに
コードベースには15,000回以上のコミットがありました
始まって以来、95回以上の公開リリースを行いました
平均隔週1回です
そのため、WordPress の年に3回の
リリースよりも素早く
Gutenberg のイテレーション(反復型開発)を
行って、リリースすることができました
これらパブリックリリースは、
大量のユーザーテストも可能にします
実際に動くコードをユーザーに使ってもらい、
また、Gutenberg ベータプラグインを実行している
何万人もの人たちから
フィードバックを得ることができます
すばらしいことでした
ここで、Gutenberg ロードマップの
4つのフェーズに改めて触れたいと思います
現在進行中のフェーズ1は、Gutenberg で使える
基本的な構築ブロックを作成することです
これまでの新ブロックの公開はこれにあたります
さらに、モバイルエディターにブロックを
移行することも含まれます
なぜなら、ウェブ上でスムーズに使えるブロックが
Android、iOS のオープンソース
WordPress モバイルアプリでは
ネイティブに実装されていないことに
不満を持つ人も多かったからです
ということで、フェーズ1は、投稿やページ内の
編集に関するすべてです
今やっているフェーズ2は、
投稿とページ以外の編集です
考え方はこうです。"FSC" とも呼ばれる
「フルサイト編集」機能で、
サイト全体を構成するためにブロックを
使えるようになります
これにより、テーマや他のすべてを
ゼロから再考することが可能になります
まだ始めていないフェーズ3は、
コラボレーション、ワークフロー、
リアルタイム共同編集に関するものです
考え方として一番いいのは、誰が何を
編集しているかリアルタイムで分かる、
Google Docs のすごくいい機能がありますよね
他の新しいウェブアプリでもよく見る機能です
これを WordPress コアにビルトインで備える予定です
webRTCのようなものを使って、
P2P(ピアトゥーピア)で
自分が編集している時に、他の人が何を
編集しているかも見られるようになります
そして、今のところ構想段階であるフェーズ4は、
2022年にかなり活発に進行中する可能性が高い
多言語化のフェーズです
WordPress 内で行うネイティブな方法となります
現在は多言語のウェブサイトを作成するために
プラグインが必要です
ということで、以上が Gutenberg の簡単な概要です
では、WordPress リリースの話に移りましょう
今年の最初のリリースは WordPress 5.4でした
ジャズトランペット奏者のナット・アダレイに
敬意を評して愛称を付けました
5.4では550人以上の貢献者が参加しました
新しく、見やすいウェルカムガイドを導入し
新しいユーザーが WordPress に慣れられて、
使い方を学べるようにしました
さらに、色に関する便利なツールや Gutenberg
ネイティブのソーシャルアイコンも追加しました
これによりクロスサイトトラッキング JavaScript を
使用せず、とても素早く読み込めます
さらに、サイトがプライバシーポリシーを
簡単に作成できるようにもしました
最後になりますが、とても気に入っているのは
パフォーマンスとコードの最適化に多くの投資を行い、
14%のスピードアップを実現しました
この種のことは常に重要で、
メジャーリリースの度に
WordPress のだいたい5~15%を
書き換えるように努力しています
それにより、長期的に見るとテセウスの船のように
常にすべてのパーツを交換していきます
年に数回のメジャーリリースを行っているのですが
大筋で言えば、2〜3年ごとにまったく新しい
WordPress を手に入れていることになります
次のステップは、伝説のボーカリスト、ビリー・エクスタインに
ちなんで名付けられた WordPress 5.5 です
パンデミックの真っ只中にあって、このリリースへの参加者は
800人を超え、これまでで最も多くの貢献者がいました
5.5では、私の今年のお気に入りの機能の一つである、
ブロックパターンが導入されました
Gutenberg のブロックの話をしましたが、
ブロックについて考え始めると、
ウェブ上のほとんどのサイトを見たときに
ネオがマトリックスの背後にあるコードを見たときのように
ボタンや画像、その他何もかもがブロックになると
想像できます
ブロックパターンができることは、基本的に言うと
共有ベストプラクティスへのショートカットを提供することです
例えば、3人の顔写真と引用文を含む
「お客様の声」セクションのようなものや
スクロールを追加するヒーロー画像など、
何でもいいのですが、簡単に追加できるように
パターンを作ることができます
これは、サイト作成を高速化する近道のようなもので
うまくいけば WordPress サイトをかなり高速に
作成することができるようになります。
WordPress のアイコンのブラッシュアップを含め
UI のクリーンアップに多くの力を注ぎました
そしてもう一つ、私のお気に入りの機能があります
多くの人にも人気です
集中執筆エディターモード。
WordPress や Gutenberg の表層を削り落とし
非常にクリーンで集中できる執筆環境を
提供してくれます
これは、特に何かを書きはじめる最初の時には
素晴らしいと思います
すべてのものを閉じて、
気が散るものをすべてオフにして、
ライティングのより重要な編集段階に入る前に、
できるだけ多くの言葉を
ページに載せようとすることができます
Gutenberg を使って投稿やページに何かを追加するとき、
サイトにはまだ存在しないブロック、
つまり使用中のプラグインや、コアが
サポートしていないブロックを
探すことがあるかもしれません
WordPress は、皆さんが意識しなくても
wordpress.org へアクセスし
お探しのものに一致するブロックが
あるかどうかを確認できます
そして、「挿入」をクリックすると、バックグラウンドで
プラグインがインストールされ、有効化され、
その場でブロックが挿入されます
そして、投稿やページ上でブロックが使えるようになります
このようなシームレスでオンデマンドなプラグインの
インストールは、
本当にとてもエキサイティングで、
将来的には WordPress コアでも
見習いたい様式でもあります
可能な限り簡単に、そしてシームレスに
ということです
そして最後に、作業を簡単でシームレスにするという
流れをくむもう一つの機能として
インライン画像編集に対応しました
画像編集用の別の画面やアプリなどに移動する必要なく
基本的ながらパワフルな画像編集を
投稿内で、Gutenberg をそのまま使って
インラインで行えるようになりました
ですから、5.5は本当に、先ほどにも触れたように
今年、いや、人類の歴史の中で私たちが直面した
最も困難な時期のひとつである中に
本当に、とても素晴らしい進歩を
Gutenberg と WordPress コアでの
エクスペリエンスの両方で達成することができました
WPTavern.com のジャーナリストである
サラ・グッディングはこれらの改善について
このように書いています「5.5のアップデートは、
不確実な時代における WordPress プロジェクトの
安定性を証明しました。また、
パンデミック特有の問題をよそに、
止まることなく目的を成し遂げることができた
分散型コントリビューターベースの証しでもあります」
チームがバージョン5.5で成し遂げたことを
本当に誇りに思います。それだけではなく
最近もうひとつのリリースもありました
伝説的なジャズ歌手ニーナ・シモンに捧げた
WordPress 5.6が今年を締めくくりました
600人以上の貢献者が集まって、WordPress のために
本当にワクワクする裏側の機能をいくつか実装しました
コアの自動更新を選択できるようにするなど、
WordPress が本質的に
セルフメンテナンスできるようにするという
目標に向けた第一歩です
バックグラウンドで自動更新され、
すべてのプラグインテーマとコアに対する
手間のかからない更新が行われるようになります
まずコアに対してこれを行っており、新しいサイトでは
デフォルトで有効化されていますが
古いサイトではオプトイン式です
しかし、時間が経つにつれて、
これをすべての人のために常に有効化できるほど
堅牢なものにしていきたいと考えています
そうすれば、二度と WordPress の更新を
心配する必要はありません
最新かつ最高の機能に加えて、
REST API にアプリケーションパスワードの
サポートを追加しました
これは、通常のユーザー名とパスワードを
再利用または共有することなく、
他のアプリケーションに
サイトへのアクセスを与えるより安全な方法です
今月初めにリリースされたばかりの PHP 8の
サポートも追加しました
PHP 8 は最近の他のリリースとは異なり、
多くのことが変更されています
そのため、私たちも他の PHP コミュニティも、
互換性を保つためにはたくさんの更新を行う必要があるでしょう
しかし、WordPress のコアにはすでに互換性があります
PHP 8 を採用できるサイトでは、
言語に追加された便利な新機能が使え、
多くのサイトでパフォーマンスが改善されます
ユーザーサイドの点としては
カバーブロックを更新しました
異なるブロックとカラムを変換できます
楽しい機能です
ボタンブロックの機能を少し更新しました
5.5で追加したブロックパターンの活用を本格的に
開始し、とても面白い新しいデフォルトテーマである
Twenty Twenty-One テーマにその良さを集めましたが、
デフォルトテーマについては後ほど少し詳しくお話します
2020年は初めて体験したことが多くありましたが、
WordPress コミュニティにとっても
良い初体験がいくつかありました
一つは、今皆さんが体験している、
この史上初のバーチャル State of the Word です
WordPress を使っているサイトが、
トップ1000万サイトの39%を超えた
初めての年でもありました
この統計情報によると、二番手の10倍以上の
市場シェアだそうです
今年、35%から39%へ、4%上昇しました
2011年に追跡調査が開始されて以来
最大の伸びを記録した年でした
今年の成長率は過去最高だったのです
これは、wordpress.org における
WordPress コミュニティの
努力の賜物だと思います
すばらしい開発者、エージェンシー、
プラグイン、テーマ、WordPress を本当に
動かすエコシステム全体のおかげでもあります
オンラインイベントやメンターシップでも
多くの初体験をしました
皆さんが離れ離れで家にいる間、対面での
イベントをオンラインの集まりに転換し
知識と情熱を共有しました
WPBlockTalk、WP Accessibility Day、
雑談をする集まり、ライブコーディングの
ストリーミングなど
そして、たくさんのオンラインミートアップ
や WordCamp を通したつながりなど
教育、革新、インスピレーションを与えるための
新しい方法を模索したり、
WordPress イベントに参加するための参入障壁を下げたり、
移動の必要性をなくしたりすることで、
WordPress コミュニティがこの時代にどのようにして
つながりを保つように適応していったのかを目にするのは
私にとってとても刺激的なことでした
私はいつも WordPress のイベントが大好きで、
今、皆さんと直接お会いできればいいのにと思っています
しかし、対面イベントは、何らかの理由で
平日や週末に都合がつかず、
その時その場所に行くことができない人たちを
排除するものであったことも、心重く感じていました
もう一つの初めての試み。WordPress に
おいてはもちろん、代表的な
オープンソースプロジェクトとしても初かもしれません
5.6 のリリースチーム(squad)は完全に
女性とノンバイナリーのメンバーで構成されていました
このリリースは40人以上がリードしましたが
ご覧の通り、とても素晴らしい結果となりました
それが、ニーナ・シモーネに敬意を表して
命名した理由のひとつです
もし、いつかあなたも WordPress の
リリースリーダーの一覧に掲載されたいと思っていたり、
WordPress の基礎知識を含め、ここで話したことについて
もっと知りたいと思っているのであれば、。
この機会に新しいサイト learn.wordpress.org
をご紹介したいと思います
これはコミュニティによる新しい取り組みで
チュートリアルやワークショップを作り、
完全にオンラインのディスカッショングループを
開催し、
私たちが今住むこの新しい世界をリードしています
これまでの対面ワークショップや
イベントのようなものの良いところを、
どの曜日でも、何時でも、オンラインで皆さんに
お届けできるようにしていきたいと思います
ここではたくさんの素晴らしいことが行われています
でも、実際には何が起こっているのでしょうか?
何事にも動じない表向きの姿?
それとも、最先端を称する人たちが
「WordPress はもう終わった」といつも言うように
新しい何かに置き換わるのでしょうか?
ではなぜ2020年に、いまだかつてなく速く成長したのか。
私の視点では、この現象の原因だと思う
3つのとても大きなトレンドを観察しました
第一に、ロックダウンでにオンラインで
つながるためのスペースと時間ができたのですが
多くの人が SNS 上で気持ちが暗くなるニュースを
読むのをやめたくて、より健全なスペースを求めていたこと
精神衛生上を保つのに、新しいツールは必要なかったのです
自分が熱中していることについてブログを書いたり、
自分と同じことに熱中している人のブログを見つけて読むことは、
インターネットの最も実りある活動の一つです。
そして、何でも自分でやる "Do It Yourself"
を志すブロガーにとって、
WordPress を使ってオンラインで人とつながりを
作ることは、これまで以上に簡単になっています
第二に、eコマースの大きなブーム。
皆さん、今年 EC が何年分も
前進したことを耳にしたと思います
WooCommerce と呼ばれる WordPress 用の
とても柔軟なECサイト向けプラグインがあります
WooCommerce は、今年はこれまでのところ
200億ドル以上の売上を手助けし、
前年の2倍以上になりました。
コマースとコンテンツの交差点は非常に広く、
成長している分野です。
eBay や Amazon、Shopify のような
独自の SaaS サービスを利用して
オンラインで物を売ることに慣れている人は、
それらのサービスの限界に達すると、
最高に柔軟性の高いものを探します
インターネット上で最も柔軟性の高いものは、
ほとんどの場合 WordPressになるでしょう
最後に、第三番目として、今年は
信じられないほどの経済的不確実性があり
多くの人が仕事を失い、多くの人が収入を
補う手段を探していました
それにより、驚くべきほどの起業家精神が
促進されました
そのため、人々は WordPress の使い方を
知っている人を探していました
そしてその反対側では、WordPress を
知っていたり、勉強している人たちはだんだんと
さらに多くの需要があることに気づきました
そのため、「Do It For Me(私のためにやる)」
という考え方を持っている人たちのために、
収入を補ったり、代用したりできるようになったのです
なので、サイト構築のために誰かを探している
人にとっては、学び、自分の WordPress スキルを
向上させるために投資するのに
今までになく最適な時期でした
ここでは、これらの3つのトレンドを
それぞれ説明するために、いい例をご紹介します
ジョージ・メイソン大学の2人の教授によって
2003年、WordPress と同じ年に設立された
マージナル・レボリューション・ブログの
例が大好きです
幸運にも共同創設者の一人であるタイラー・
コーウェン氏と、テキサス州ダラスで開催された、
連邦準備制度理事会主催の、ミルトン・フリードマンを
称えるための無名の経済学会議で会うことができました
その時、彼は私に、文章力を向上させるためにできる
最高のことは、毎日書くことだと言いました
タイラーとアレックスはそれに従うことで、
経済学の言語を通してつながりを見つける人々の
本当に豊かなコミュニティに
自分たちのブログを成長させました
それだけではなく、そのコミュニティによって
2012年にマージナル・レボリューション大学という
サイトが誕生しました
無料の経済学教育動画の最大のオンラインライブラリを
収容する学習サイトで、誰でも利用できる
900以上の動画があります
eコマースの面では、Tonal というすてきな
商品をご紹介します
Tonal.comは、筋力トレーニングにおける
eloton バイクのようなものです
ご存知のように、パンデミックの副作用として、
個人の健康促進の場が家庭に移ってきています
Total は、仮想フィットネスコーチの必要性を予測し、
非常に革新的な鏡のインターフェースとAIを組み合わせました
鏡にはスクリーンが埋め込まれていて、レジスタンス運動
を提供する滑車のようなものがついています
90kgくらいまでの抵抗がつけられるはずです
家にいながら、優れたワークアウトを提供してくれます
彼らは売上を公表していませんが、
数ヶ月前の9月に、
1億1千万ドルの資金調達ラウンドがあったので
規模感が想像できると思います
投資家の一人は実は
NBA バスケットボールのゴールデンステート・ウォリアーズ
の選手であるステフィン・カリーで、
彼はどうやら数年前から偽名で使っていたようです
単にサイトから購入したそうです
昨年調達ラウンドを行った際の情報によると
収益は12倍に成長していることを開示しています
これは WordPress と WooCommerce で
構築されたもので、規模が大きく、
本当にクールな新製品やサービスを
WooCommerce 上で構築できることを示していて
とてもエキサイティングです。
最後に、WordPress のスキルを学び、向上させ、
そのスキルを必要とする多くの需要につながり、
彼らの人生を変えることができた人を紹介します。
WordPress は、世界中のどこにいても WordPress
フリーランス開発者を見つけることができる
Codeable のようなベンチャー企業
でも使われています
デボラ・バトラーは、南アフリカのケープタウンに住む
Codeable 認定フリーランス開発者です
デボラの WordPress のスキルは、
COVID-19 の危機に対応する NGO や中小企業を
サポートしています。Children's Radio Foundation の
COVID-19の情報ページで
彼女の仕事が見られます
これらは、私たちがしていること、
つまり自己表現、どう生きるか、
どう働くかのすべてがオンライン化されたことを示す
3つの例にすぎません。そして、オンラインが唯一の選択肢で
あるならば、WordPress は最高の選択肢となるでしょう
5.6について話していたとき言及したように
おしゃれな何色ものパステルから最近生まれた
Twenty Twenty-Oneと呼んでいる素晴らしい
新しいデフォルトのテーマがあります
もちろん、このテーマ内で使われている
かっこいいブロックパターンの見るために
お好きな色にカスタマイズすることができます
そして、コアと WordPress.org を横断するような、
ヘレン・ホーサンディが推進を手伝った
すばらしい新機能として、スターターコンテンツと
テーマの改善があります
これにより、テーマのデモでは、あまり
役に立たないこともあるボートの画像を表示する代わりに、
これまで WordPress と同梱されてきたすべての
デフォルトテーマが有効化されている場合に
すべてのスターターコンテンツを
表示できるようになりました。
WordPress.org の他のテーマに対しても
今後これを有効化します
これで、すてきなデモコンテンツを見ることができ、
どのテーマが自分に適しているかを
選べるようになります
Twenty Twenty-One で、ウェブ上でサイトを公開することが
これまで以上に簡単になります
ここで、Gutenberg に今後含まれるものの
いくつかをこっそり覗いてみたいと思います
ヨエンが、サイトエディターのベータ版をご紹介します
このデモでは、新しい Gutenberg サイトエディター
について説明します
サイトエディターでは、記事の内容以外にも
テーマテンプレートを編集することができ、
クエリーループのようないくつかの
新しいブロックが導入されています
レイアウトを設定することができ、
簡単な微調整を行うと、
すべての投稿に展開されます
タイトルの上に画像を表示したい場合は、
おなじみのブロック操作を利用できます
ヘッダーは別のテンプレート部分ですが、
シームレスに編集できます
すべてがブロックです。ナビゲーション、
サイトタイトル、キャッチフレーズ、
何でも簡単に編集でき、提供されているすべての
ブロックツールを利用できます
ブロック一覧表示では、ヘッダーやフッターのような
異なるエリアがすべて表示され、素早くアクセスできます
すべてがブロックで作成されているので、
編集も簡単です。サイトエディターエンジンは、
すべての変更を追跡し、何が変更されたかの
明確な概要をユーザーに提供します
サイトタイトル、ヘッダーエリアなど。
他のコンテンツのように、
変更済みの404テンプレートを開けます
WordPress にブロックパターンが導入されたことで、
テーマはいくつものデザインを提供できるようになり、
デモサイトを複製するための近道を提供したり、
ユーザーが気に入らない部分を
別のものと入れ替えたりできるようになります
これは、WordPress のカスタマイズの
可能性を向上させ、拡張するための
いくつかの継続的なプロジェクトの集大成です
テンプレートと通常のページの両方を
サイトエディターで編集できます
異なるテンプレートにカーソルを合わせると、
小さなプレビューを見ることができます
スタイルのカスタマイズパネルでは、テキスト、リンク、
背景色などのグローバルな変更を行うことができます
これらの変更は、サイト内の異なるページに対して
すぐにチェックできます
ページテンプレートのような
サイトの任意のテンプレートをカスタマイズできます
ページタイトルをカバーブロックにドラッグ & ドロップすると、
そのページにグラデーションを使用できます
可能性は無限大です。
これを使ってみなさんが何を作るのか楽しみです
ご覧のように、Gutenberg は皆さんがご存知かもしれない
最初のバージョンから
長い道のりを歩んできました
もし最近試してみていないのであれば、
Gutenberg をチェックしてみることをお勧めします
すべてのテーマやプラグインが構築できる
共通のフレームワークを作ることで、
WordPress 内の問題を様々な方法で
解決している方たちによる
取り組みの分裂を減らすことができます。そして、
私達が次の10年間の WordPress の成長の基礎になると
信じているものを提供していきます
10年のプロジェクトのうち約2年で、
Gutenberg のフェーズ1とフェーズ2のかなりの部分が
完了しています。投稿やページの編集、
そしてサイト全体の編集です
2021年にこれらの作業を続けて、フェーズ3と4の作業を
始めたいと思っています
もし WordPress によって助けられたり、
WordPress を他の人を助けるために使ったことがあるなら
ぜひ WordPress プロジェクトについて
もっと学んでください
WordPress プロジェクトは、専門家やアマチュア、
愛好家のグローバルなコミュニティであり、
ソフトウェアを維持、改善するために協力しています
そして、あなたを技術の壁に閉じ込めないために
手を尽くしています
WordPress はどうやって燃え尽き症候群や
コモンズの悲劇、あるいは他のオープンソース
プロジェクトをよく悩ますようなことを避けてきたのか、と
よく聞かれます。そしてその成功の多くは、
文化的な寛大さによるものだと思っています
Five for the Future と呼ばれるこのプログラム。
これは、ビジネスや、多くの従業員や、
フリーランスの仕事など
WordPress があなたのすることを
サポートしている時間の5%を使って
あなたが情熱を傾けていることで WordPress
コミュニティのためにボランティア活動をすることで
コミュニティに出会った時よりも
少しだけより良い状態にするという考えです
企業によっては、フルタイムで貢献している人も
いますし、
個人の場合の5%は、週に4時間や
2時間程度の貢献になるかもしれません
その5%があなたにとって何を意味するのかを
考えてみてください
これは比喩的なもので、人によって意味が違います
もし所属組織が参加しているのであれば、リストに参加して
wordpress.org の Five for the Future の
ページで何をしているのか表明することで
良い手本となるようにしてください。
というわけで、今回の
State of the Word はこれで終わりにします
フォローしてくださるなら、Twitter、Tumblr、Instagram で
@photomatt というハンドルでやっています
distributed.blog ではポッドキャスト、
ma.ttとmatt.blogでは自分のブログを運営しています
もちろん全部 WordPress です
というわけで、ぜひチェックしてみてください
お話は終わりで、分散型 Q&A (質疑応答)
の配信に行きましょう
私や WordPress コミュニティ内の他の人たちも、
これらの質問に全力で答えていきます
それでは。