0:00:00.520,0:00:03.542 皆さんこんにちは [br]ラングフォーカス チャンネルへようこそ 0:00:03.542,0:00:05.017 ポールです 0:00:05.017,0:00:07.342 今日のトピックは 言語の消滅です 0:00:07.342,0:00:10.202 このチャンネルで[br]いつも話しているのは 0:00:10.202,0:00:12.065 生きている言語についてです 0:00:12.065,0:00:14.770 今現在母国語として話されていて 0:00:14.770,0:00:17.200 成長し続け 進化している言語についてです 0:00:17.200,0:00:21.089 でも 消滅した言語[br]または絶滅した言語もあります 0:00:21.089,0:00:24.833 だれも話す人がいなくなった時[br]その言語は消滅したと言えます 0:00:24.833,0:00:27.760 どうにかして使い続けられていたとしても 0:00:27.760,0:00:29.509 例えば ラテン語は[br]消滅しましたが 0:00:29.509,0:00:32.009 宗教の目的では 引き続き[br]使われています 0:00:32.009,0:00:34.769 バチカン共和国では[br]実務的な使い方で 0:00:35.640,0:00:39.079 話す人もいますが[br]母国語のようには話せません 0:00:39.079,0:00:41.629 また母国語のように[br]引き継がれるものでもありません 0:00:41.629,0:00:43.490 ヘブライ語も良い例です 0:00:43.490,0:00:46.017 現代のようなヘブライ語の形で[br]復活される前 0:00:46.017,0:00:47.920 消滅した言語でした 0:00:47.920,0:00:50.220 長い間 母国語として[br]話す人はいませんでした 0:00:50.220,0:00:53.019 宗教的な目的で[br]引き続き使われ 0:00:53.019,0:00:55.279 書き言葉として使われました 0:00:55.279,0:00:58.070 反対に誰も話す人がいなければ 0:00:58.070,0:01:00.220 言葉は絶滅したとみなされます 0:01:00.220,0:01:02.520 例えば 最後に残った[br]アメリカ語を話す人が 0:01:02.520,0:01:04.575 死んだとして 0:01:04.575,0:01:06.935 誰も第2言語として[br]習っていなければ 0:01:06.941,0:01:09.084 その言語は絶滅します 0:01:09.084,0:01:12.504 同様に ソマリアンのような[br]古代の言語も絶滅しています 0:01:12.511,0:01:15.749 何人かは古代の言語で書かれた[br]文書を読むことはできても 0:01:15.749,0:01:17.749 現代では誰も使わないので 0:01:17.749,0:01:20.216 言語の死の結果として 0:01:20.216,0:01:21.946 その言語は消滅または絶滅します 0:01:22.730,0:01:24.514 言語の死には 0:01:24.514,0:01:26.740 言語は同じ形で死ぬわけでは[br]ありません 0:01:26.740,0:01:29.121 様々な形態があります 0:01:29.121,0:01:31.367 一般的なのは言葉が[br]だんだんと消えていって 0:01:31.367,0:01:33.250 最後になくなってしまう[br]ことです 0:01:33.250,0:01:35.850 これは通常ある言語を話す人達が 0:09:27.800,0:09:30.663 より評判の良い言語や 0:09:31.282,0:09:37.242 より勢力のある人達が[br]話す言語に触れ合った時 0:09:37.242,0:09:43.202 彼らは当分の間[br]バイリンガルとなりますが 0:09:43.202,0:09:49.202 その後に続く世代では 0:09:49.202,0:09:50.820 しだいに伝統的な言語は[br]話されなくなり 9:59:59.000,9:59:59.000 正確性でなくなっていき 9:59:59.000,9:59:59.000 代わりに評判の良い言語を[br]使うことを選ぶのです 9:59:59.000,9:59:59.000 そして 彼らの伝統的な言語は[br]だれも話さなくなります 9:59:59.000,9:59:59.000 コーニッシュが例です 9:59:59.000,9:59:59.000 19世紀の終わりには[br]誰も話さなくなりました 9:59:59.000,9:59:59.000 英語に影響を受けた事も[br]ありますが 9:59:59.000,9:59:59.000 コーニッシュがその時代に[br]話される言語のなかでも 9:59:59.000,9:59:59.000 低い階層の人達の間で[br]話される言語だったからです 9:59:59.000,9:59:59.000 コーニッシュは完全に[br]絶滅したわけではありません 9:59:59.000,9:59:59.000 復活に向けて努力され 9:59:59.000,9:59:59.000 その言語を使い続けるよう[br]働きかけたからです 9:59:59.000,9:59:59.000 次は 言語の死のすべて 9:59:59.000,9:59:59.000 言語の死のすべて 9:59:59.000,9:59:59.000 言語はオリジナル言語として 9:59:59.000,9:59:59.000 ある状況では引き続き[br]使われるものです 9:59:59.000,9:59:59.000 通常は 宗教的なものや[br]セレモニーなどで使われます 9:59:59.000,9:59:59.000 または文学などで使われます 9:59:59.000,9:59:59.000 言語が次第に消滅するというのは 9:59:59.000,9:59:59.000 通常は 最初に 正式な場面で[br]言語が使われなくなります 9:59:59.000,9:59:59.000 より評判の良い言語に[br]代わりますが 9:59:59.000,9:59:59.000 カジュアルな場面では[br]引き続き使われます 9:59:59.000,9:59:59.000 反対に 9:59:59.000,9:59:59.000 まず 一番低い層から言語が[br]使われなくなります 9:59:59.000,9:59:59.000 つまり カジュアルな場面です 9:59:59.000,9:59:59.000 しかし 正式な場面では[br]引き続き使われます 9:59:59.000,9:59:59.000 例えばラテン語は 9:59:59.000,9:59:59.000 宗教以外では使われません 9:59:59.000,9:59:59.000 また セレモニーや文学[br]以外では使われません 9:59:59.000,9:59:59.000 次は 言語の突然死です 9:59:59.000,9:59:59.000 言語の突然死は 9:59:59.000,9:59:59.000 その言語を話す人のほとんどが 9:59:59.000,9:59:59.000 災害や暴動によって[br]突然死んでしまう結果として起こります 9:59:59.000,9:59:59.000 これは1830年にタスマニアで[br]起こりました 9:59:59.000,9:59:59.000 その島の住民全員が 9:59:59.000,9:59:59.000 「黒い戦争」の間に[br]殺されてしまったからです 9:59:59.000,9:59:59.000 次は 急激な言語の死 9:59:59.000,9:59:59.000 言語の突然死と似ていますが 9:59:59.000,9:59:59.000 急激な言語の死は[br]通常とても急激に起こります 9:59:59.000,9:59:59.000 そして政治的な圧力に[br]よって起こります 9:59:59.000,9:59:59.000 暴力による脅しによって 9:59:59.000,9:59:59.000 違いはその言語を話す人達が[br]殺されたわけではないということです 9:59:59.000,9:59:59.000 突然 自身の言語を使わなくなるのは 9:59:59.000,9:59:59.000 迫害を避けるためです 9:59:59.000,9:59:59.000 エルサルバドルで 9:59:59.000,9:59:59.000 1930年代に起こりました 9:59:59.000,9:59:59.000 多くの先住民は母国語を[br]話さなくなりました 9:59:59.000,9:59:59.000 先住民と分かって 9:59:59.000,9:59:59.000 殺されないようにする為です 9:59:59.000,9:59:59.000 二つの言語は突然死にました 9:59:59.000,9:59:59.000 レンカ語とカカオペラ語です 9:59:59.000,9:59:59.000 ケーススタディです 9:59:59.000,9:59:59.000 既に死滅している[br]いくつかの言語を見てみましょうj 9:59:59.000,9:59:59.000 そしてどのように話されなくなったか 9:59:59.000,9:59:59.000 古代教会スロベニア語です 9:59:59.000,9:59:59.000 古代教会スロベニア語は[br]最初の正式なスロベニア語です 9:59:59.000,9:59:59.000 9世紀から11世紀の間に[br]話されて書かれた言語です 9:59:59.000,9:59:59.000 様々なスラブ語を標準化した[br]言語です 9:59:59.000,9:59:59.000 その時代の様々なスラブ語の[br]方言で 9:59:59.000,9:59:59.000 話し言葉として理解されました 9:59:59.000,9:59:59.000 今現在もそれぞれ似ています 9:59:59.000,9:59:59.000 スロベニア語の方言は 9:59:59.000,9:59:59.000 基本的に同じ言語の[br]口語体でした 9:59:59.000,9:59:59.000 次第に今日のような[br]スロベニア語になりました 9:59:59.000,9:59:59.000 今もいくつかの教会では[br]宗教的な目的で使われています 9:59:59.000,9:59:59.000