0:00:01.257,0:00:03.709
Sprite Editor はアトラスやスプライトシートのように

0:00:03.709,0:00:07.689
複数の要素を持つ画像を取得して個別の

0:00:07.689,0:00:10.338
スプライトに分割するためのツールです

0:00:14.002,0:00:16.277
この時 画像の Sprite Mode は必ず Multiple（複数）に

0:00:16.277,0:00:18.277
指定しておきましょう

0:00:19.371,0:00:21.371
これを Single に設定してしまうと

0:00:21.371,0:00:24.443
Sprite Editor ウィンドウでは扱えなくなってしまいます

0:00:24.943,0:00:29.033
スプライト / スプライトモード / スプライトタイプの詳細については

0:00:29.033,0:00:31.033
下記リンク先の情報を参照してください

0:00:32.306,0:00:34.679
Sprite Mode が Multiple に指定されていると

0:00:34.679,0:00:37.000
Sprite Editor というボタンがインスペクターの

0:00:37.000,0:00:39.000
テクスチャインポーターに表示されます

0:00:40.011,0:00:43.300
このボタンをクリックして Sprite Editor を開きます

0:00:45.292,0:00:47.445
なお Sprite Editor はこの他に メニュー操作

0:00:47.445,0:00:50.452
Window > Sprite Editor でも開けます

0:00:52.665,0:00:55.568
Sprite Editor ウィンドウは標準の Unity ウィンドウなので

0:00:55.568,0:00:58.529
他のウィンドウと同様に扱ったりドッキングしたりできます

0:01:00.217,0:01:02.536
Sprite Editor では目的の要素を

0:01:02.536,0:01:04.673
クリック & ドラッグ操作で選択すると

0:01:04.673,0:01:06.423
スプライトを作成できます

0:01:06.785,0:01:10.531
ここで選択した矩形選択部分が独立したスプライトとして作成されます

0:01:11.445,0:01:13.445
矩形選択の形はその矩形を

0:01:13.445,0:01:15.445
クリック & ドラッグして自由に変更できます

0:01:16.567,0:01:19.856
句形の内側をドラッグすれば位置の調整が可能で

0:01:20.605,0:01:24.286
四隅をや四辺をドラッグすればサイズ変更が可能です

0:01:29.095,0:01:31.095
またピボットポイントギズモをドラッグすれば

0:01:31.095,0:01:33.318
スプライトのピボットポイントも変更できます

0:01:37.062,0:01:39.981
スプライトの選択中には Sprite Editor 右下に

0:01:39.981,0:01:41.981
Sprite パネルが表示され

0:01:41.981,0:01:44.607
詳細を確認することができます

0:01:45.614,0:01:47.614
Name はスプライトの名前

0:01:48.542,0:01:51.731
名前は元画像の名前と

0:01:51.731,0:01:54.364
スライスされた順番（0 スタート）を

0:01:54.364,0:01:55.944
組み合わせて作られます

0:01:56.615,0:01:58.203
Position は画像上でのスプライトの

0:01:58.203,0:02:00.203
位置をピクセルで表示します

0:02:00.924,0:02:04.153
X と Y はスプライトの始点を定義し

0:02:04.153,0:02:06.153
画像の左下からスプライトの左下までの

0:02:06.153,0:02:08.805
距離で示されます

0:02:09.606,0:02:11.955
W と H はスプライトの

0:02:11.955,0:02:13.955
始点からの幅と高さを示します

0:02:16.416,0:02:18.416
Trim ボタンは要素周辺の

0:02:18.416,0:02:20.306
余分なスペースを切り落とし

0:02:20.306,0:02:22.978
無駄のないきっちりとした矩形を作ります

0:02:25.334,0:02:27.334
Pivot はスプライトのピボットポイントを定義します

0:02:27.986,0:02:30.291
ドロップダウンには四隅や各四辺の中央が

0:02:30.291,0:02:32.995
既定の設定として用意されています

0:02:34.269,0:02:36.269
Custom はカスタムピボットポイントを

0:02:36.269,0:02:38.890
Custom Pivot で数値指定する時に使用します

0:02:40.496,0:02:42.300
Sprite Editor の上部にはこの他にも

0:02:42.300,0:02:43.859
次のようなツールが揃っています

0:02:44.552,0:02:46.203
Slice メニュー

0:02:46.896,0:02:48.896
Revert および Apply ボタン

0:02:49.672,0:02:51.672
RGB アルファトグルボタン

0:02:52.683,0:02:54.683
ズームスライダー

0:02:56.550,0:03:00.140
Slice メニューは画像から自動的にスプライトを

0:03:00.140,0:03:02.785
切り出して作成する時に使用します

0:03:03.731,0:03:07.018
種類は Automatic と Grid の 2 種類です

0:03:07.960,0:03:10.499
Automatic はアトラスのように 大きさの

0:03:10.499,0:03:12.499
異なる要素を切り出す時に最も有効です

0:03:13.648,0:03:15.648
画像中の要素検出は周囲の

0:03:15.648,0:03:17.939
空白スペースに基いて自動的に行われます

0:03:18.659,0:03:20.896
このため 各スプライトはトリムされた

0:03:20.896,0:03:22.146
状態となります

0:03:23.065,0:03:26.301
Automatic を選択した場合 Minimum Size は

0:03:26.301,0:03:29.123
各スプライトの最小サイズを定義します

0:03:30.051,0:03:32.697
この値を大きくしすぎると 最小サイズを満たさない

0:03:32.697,0:03:34.697
小さな要素が並んでいるような場合に

0:03:34.697,0:03:36.780
ひとつの大きなスプライトとして

0:03:36.780,0:03:38.780
検出されてしまう可能性があります

0:03:39.667,0:03:41.667
Pivot は画像からスライスされる

0:03:41.667,0:03:43.585
全スプライトのデフォルトピボットポイントを

0:03:43.585,0:03:45.115
設定します

0:03:46.085,0:03:49.644
Sprite パネルと同じくここでもドロップダウンから

0:03:49.644,0:03:52.683
四隅や各四辺の中央が既定値として用意されています

0:03:54.689,0:03:57.750
カスタムピボットポイントを設定する場合はスプライトのスライスが終わってから

0:03:57.750,0:03:59.750
スプライトを選択して Sprite パネルから

0:03:59.750,0:04:01.750
ピボットポイントを変更するか

0:04:01.750,0:04:04.054
エディター上で直接調節します

0:04:05.645,0:04:07.825
Method は既存のスプライトを Sprite Editor ウィンドウで

0:04:07.825,0:04:10.060
どう扱うかを指定するオプションです

0:04:10.988,0:04:13.334
Delete Existing は既存のスプライトをすべて

0:04:13.334,0:04:15.705
新規スプライトで置き換えます

0:04:16.649,0:04:18.842
Smart は既存のスプライトを保持・調整しながら

0:04:18.842,0:04:21.329
スプライトの新規作成を試行します

0:04:22.240,0:04:24.240
Safe は既存のスプライトに一切

0:04:24.240,0:04:26.685
変更を加えず 新規スプライトを作成します

0:04:28.909,0:04:31.944
各オプションを正しく設定したら Slice ボタンをクリックすると

0:04:31.944,0:04:34.695
画像が個別スプライトにスライスされます

0:04:35.963,0:04:39.232
スライスした後は各スプライトが個別に編集可能になります

0:04:41.486,0:04:44.094
なおスプライトシートは全要素が同一サイズであることを

0:04:44.094,0:04:46.784
前提として作成されているものなので

0:04:46.784,0:04:49.508
Slice Type を Automatic にしてしまうと

0:04:49.508,0:04:52.352
各スプライトの細かな差異と

0:04:52.352,0:04:54.352
周辺の空白スペースの変化により

0:04:54.352,0:04:57.161
スプライトが均一に切り出されない可能性があります

0:04:58.371,0:05:01.777
このため均一要素を含むスプライトシートの場合には

0:05:01.777,0:05:03.777
Slice Type を Grid にします

0:05:05.948,0:05:09.202
Pixel Size はグリッドの大きさをピクセル単位で指定します

0:05:10.489,0:05:13.151
Pivot は画像からスライスされる

0:05:13.151,0:05:16.136
全スプライトのデフォルトピボットポイントを指定します

0:05:16.136,0:05:19.235
カスタムピボットポイントを設定する場合はスプライトのスライスが終わってから

0:05:19.235,0:05:21.595
スプライトを選択して Sprite パネルから

0:05:21.595,0:05:24.956
ピボットポイントを変更するか エディター上で直接調節します

0:05:25.926,0:05:28.340
各オプションを正しく設定したら Slice ボタンをクリックすると

0:05:28.340,0:05:30.895
画像が個別スプライトにスライスされます

0:05:32.017,0:05:35.341
スライスした後は各スプライトが個別に編集可能になります

0:05:36.199,0:05:38.990
スライスを完了して内容を保存するには

0:05:38.990,0:05:40.990
Apply をクリックします

0:05:41.421,0:05:44.454
変更内容を破棄する場合には Revert をクリックします

0:05:46.487,0:05:48.487
RGB アルファトグルスイッチは Sprite Editor 上での

0:05:48.487,0:05:51.587
表示をカラー画像とアルファチャンネル表示で

0:05:51.587,0:05:54.146
切り替えることで細部を確認しやすくして

0:05:54.146,0:05:56.849
エッジの手動調整を支援します

0:05:57.929,0:06:01.418
ズームスライダーは画像のズーム制御に使用します

0:06:03.589,0:06:05.589
画像の編集が正常に完了して

0:06:05.589,0:06:07.589
変更が適用されると

0:06:08.089,0:06:10.494
Project ウィンドウでアセットが更新されます

0:06:12.164,0:06:14.566
その後は新しいスプライト / スプライト群は

0:06:14.566,0:06:17.082
画像の下に子 / 子のグループとして

0:06:17.082,0:06:18.579
表示されます

0:06:19.292,0:06:21.833
Project ビューでサムネイルを表示中に子項目を

0:06:21.833,0:06:24.676
表示したい時は下向き矢印をクリックしてください

0:06:26.639,0:06:30.136
子項目はそれぞれ画像の中の使用可能なスプライトを示します

0:06:30.981,0:06:32.662
これらスプライトはプロジェクト内で

0:06:32.662,0:06:35.459
個別に使用することも グループ化して

0:06:35.459,0:06:37.459
たとえばキャラクターを構成したり あるいは

0:06:38.139,0:06:40.776
アニメーションとして使ったりできます