WEBVTT 00:00:00.262 --> 00:00:02.612 皆さんに 少し考えてみてほしいのですが 00:00:02.636 --> 00:00:04.736 あなたは 今 何を着ているでしょうか 00:00:05.675 --> 00:00:08.547 深く哲学的な質問をさせてください 00:00:09.079 --> 00:00:11.761 皆さんが今 快適なパジャマを 着ていないのは何故ですか? NOTE Paragraph 00:00:11.785 --> 00:00:12.785 (笑) NOTE Paragraph 00:00:12.809 --> 00:00:14.197 私は心理学者であって 00:00:14.207 --> 00:00:17.743 多くの人の期待に反して 心を読むことはできません 00:00:18.069 --> 00:00:21.736 でも 皆さんの答えは 間違いなくこんな感じでしょう 00:00:21.760 --> 00:00:24.434 「パジャマは人前で着るものじゃない」 00:00:24.458 --> 00:00:27.256 あるいは 「だらしのない人間だと思われたくない」 00:00:27.665 --> 00:00:31.716 どちらにせよ 私たち全員が お気に入りのスウェットではなく 00:00:31.740 --> 00:00:33.891 ビジネスカジュアルな服装を 選んだという事実は 00:00:33.915 --> 00:00:36.005 単なる偶然ではありません 00:00:36.311 --> 00:00:40.208 むしろ 2つの典型的な 人間の特徴を表しています NOTE Paragraph 00:00:40.704 --> 00:00:44.299 1つ目は 私たちは他者の価値観を 認識しているということです 00:00:44.323 --> 00:00:46.950 他者が何を好ましく思い 何を好ましくないと思うか ― 00:00:46.974 --> 00:00:50.210 例えば このような状況では パジャマを着ないといったことです 00:00:50.490 --> 00:00:54.204 2つ目は 私たちはこの情報を 直ちに 行動の指針として利用していることです 00:00:55.149 --> 00:00:56.848 他の多くの種とは異なり 00:00:56.872 --> 00:00:58.684 人間は 承認を得るために 00:00:58.684 --> 00:01:02.315 他者の前では 自分の行動を調整する傾向があります 00:01:02.766 --> 00:01:05.084 私たちは貴重な時間を費やして メイクしたり 00:01:05.108 --> 00:01:08.012 うってつけの写真と インスタグラムのフィルターを選んだり 00:01:08.036 --> 00:01:10.798 世界を変えること間違いなしの アイデアを 00:01:10.822 --> 00:01:13.105 140文字以内で作成したりします 00:01:13.561 --> 00:01:16.585 明らかに 他者が自分をどう評価するかを 気にすることは 00:01:16.609 --> 00:01:19.112 人間であることの重要な要素です 00:01:19.530 --> 00:01:22.220 このことは人間の 大きな特徴であるにもかかわらず 00:01:22.244 --> 00:01:26.114 いつ どのようにして 他者の意見を気にするようになるのかは 00:01:26.114 --> 00:01:27.598 あまり分かっていません NOTE Paragraph 00:01:27.649 --> 00:01:30.849 これは多くの研究を必要とする 手ごわい問題ですが 00:01:31.269 --> 00:01:33.570 解明する第一歩としては 00:01:33.594 --> 00:01:35.769 私たちが他者の評価に敏感になるのが 00:01:35.793 --> 00:01:38.750 発育過程のいつ頃なのかを 調査することです 00:01:39.245 --> 00:01:42.125 私は ここ4年間を エモリー大学で過ごし 00:01:42.149 --> 00:01:44.236 小さな幼児が 00:01:44.260 --> 00:01:48.546 かつてはスーパーをロンパース姿で 歩いても気にしなかったのに 00:01:48.570 --> 00:01:51.461 マイナス評価されるのを恐れて 人前で話せない大人へ 00:01:51.481 --> 00:01:53.486 成長する過程を調査しました NOTE Paragraph 00:01:54.472 --> 00:01:56.109 (笑) NOTE Paragraph 00:01:56.133 --> 00:01:58.474 人によくこんな質問をされます 00:01:58.498 --> 00:02:01.077 「具体的にどうやって調査するんですか? 00:02:01.101 --> 00:02:02.901 幼児は話せませんよね?」 00:02:03.530 --> 00:02:05.680 もし 今ここに私の夫がいれば 00:02:05.704 --> 00:02:08.371 妻は赤ちゃんにインタビューするんだと 答えるでしょう 00:02:08.395 --> 00:02:12.827 自分の妻が子供を実験台にしているとは 言いたくないでしょうからね NOTE Paragraph 00:02:12.851 --> 00:02:15.403 (笑) NOTE Paragraph 00:02:15.427 --> 00:02:18.658 実際には 子供向けの実験は 00:02:18.682 --> 00:02:20.616 通常 ゲーム形式でデザインしています 00:02:21.269 --> 00:02:24.014 発達心理学者のフィリップ・ロシャ博士と私は 00:02:24.038 --> 00:02:27.149 「ロボットタスク」という 「ゲーム」をデザインし 00:02:27.173 --> 00:02:29.816 子供が他者の評価を 気にし始める時期を 00:02:29.840 --> 00:02:31.707 探りました 00:02:32.442 --> 00:02:36.934 具体的には ロボットタスクで 子供が大人と同じように 00:02:36.958 --> 00:02:40.093 他者が見ている際に 自分の行動を 戦略的に修正する様子を捉えます 00:02:41.030 --> 00:02:44.244 これを行うために 私たちは 生後14ヶ月から24ヶ月の幼児に 00:02:44.268 --> 00:02:46.443 ロボット玩具の 起動方法を見せました 00:02:46.467 --> 00:02:48.950 重要なのは リモコンを押した後に 00:02:48.974 --> 00:02:51.220 「わぁ すごい!」と 正の価値か 00:02:51.244 --> 00:02:53.918 「おっと あらら まさか」と 負の価値の 00:02:53.942 --> 00:02:55.676 どちらかを割り当てたことです 00:02:56.220 --> 00:02:57.797 おもちゃのデモンストレーションの後 00:02:57.821 --> 00:03:00.369 幼児に このリモコンで 遊んでもらいました 00:03:00.393 --> 00:03:01.815 私たちは 彼らを観察するか 00:03:01.839 --> 00:03:04.656 あるいは 後ろを向いて 雑誌を読むフリをしました NOTE Paragraph 00:03:05.212 --> 00:03:07.641 もし 生後24ヶ月までに 00:03:07.665 --> 00:03:10.942 子供が他者の評価に 本当に敏感になっているのであれば 00:03:10.966 --> 00:03:13.641 彼らがリモコンのボタンを 押すかどうかは 00:03:13.665 --> 00:03:16.046 人に見られているかどうかだけでなく 00:03:16.070 --> 00:03:18.760 実験者がリモコンを押すことに対して 示した価値観によっても 00:03:18.784 --> 00:03:20.769 影響を受けるはずだと考えました 00:03:21.173 --> 00:03:22.379 例えば 00:03:22.403 --> 00:03:25.558 私たちの予想では 子供は 観察されている間は 00:03:25.558 --> 00:03:27.420 正のリモコンで 著しく多く遊びますが 00:03:27.444 --> 00:03:31.458 いったん誰も見ていないとなると 負のリモコンで遊ぶと予測しました NOTE Paragraph 00:03:31.952 --> 00:03:35.412 この現象を確実に捉えるために 3種類の実験を実施しました 00:03:35.871 --> 00:03:39.220 実験1では 価値観や指示が与えられない場合に 00:03:39.244 --> 00:03:41.847 幼児がこの見たことのないおもちゃを どう扱うかを探りました 00:03:41.871 --> 00:03:44.357 幼児には ロボット玩具の 起動方法を見せただけで 00:03:44.357 --> 00:03:46.212 何の価値も割り当てませんでした 00:03:46.236 --> 00:03:48.797 さらに リモコンで 遊んでよいことも伝えず 00:03:48.797 --> 00:03:51.234 非常に曖昧な状況にしました NOTE Paragraph 00:03:51.958 --> 00:03:53.141 実験2では 00:03:53.165 --> 00:03:57.760 「正」と「負」という 2つの価値を取り入れました 00:03:58.609 --> 00:04:01.878 実験3では 実験者2名とリモコン1台を用意しました 00:04:02.196 --> 00:04:05.625 実験者1は リモコンを押すと 「ゲッ おもちゃが動いた」と言って 00:04:05.649 --> 00:04:07.156 負の価値観を示し 00:04:07.180 --> 00:04:10.197 実験者2は 「わーい おもちゃが動いた」と言って 00:04:10.221 --> 00:04:11.771 正の価値観を示します NOTE Paragraph 00:04:11.927 --> 00:04:15.458 これら3つの異なるシナリオに対する 子供の反応はこうです 00:04:15.482 --> 00:04:18.322 実験1 曖昧な状況です 00:04:18.346 --> 00:04:20.757 只今 観察中です 00:04:20.781 --> 00:04:23.780 この子はリモコンを押すことに あまり興味がないようですが 00:04:24.622 --> 00:04:26.495 いったん私が背を向けると 00:04:27.061 --> 00:04:28.672 さぁ遊ぶ気満々です NOTE Paragraph 00:04:28.696 --> 00:04:29.846 (笑) NOTE Paragraph 00:04:31.903 --> 00:04:33.338 只今 観察していません 00:04:33.338 --> 00:04:34.852 とても集中していますね 00:04:34.902 --> 00:04:36.052 振り向きます NOTE Paragraph 00:04:37.588 --> 00:04:38.620 (笑) NOTE Paragraph 00:04:38.644 --> 00:04:40.844 何もしていませんでしたよね? NOTE Paragraph 00:04:43.596 --> 00:04:45.347 実験2は リモコン2台です 00:04:45.371 --> 00:04:47.568 1台は 正のリモコンで もう1台は 負のリモコンです 00:04:47.602 --> 00:04:49.269 只今 観察中です 00:04:49.633 --> 00:04:52.249 オレンジ色のリモコンは 負のリモコンです 00:04:53.259 --> 00:04:56.430 この子は ただ周りを見回したり 私を見たりして過ごしています 00:04:56.494 --> 00:04:57.761 そして 背を向けると… NOTE Paragraph 00:05:00.081 --> 00:05:01.231 (笑) NOTE Paragraph 00:05:03.072 --> 00:05:05.149 お目当てはそっちですね 00:05:07.875 --> 00:05:09.412 観察していません 00:05:09.436 --> 00:05:11.680 ママにロボットで 遊んでほしそうですよね? 00:05:11.704 --> 00:05:12.971 無難な選択です 00:05:13.736 --> 00:05:14.886 私が振り向くと… NOTE Paragraph 00:05:16.093 --> 00:05:17.760 (笑) NOTE Paragraph 00:05:17.784 --> 00:05:19.984 何もしてなかったフリをしています 00:05:24.371 --> 00:05:25.903 そう 気まずいんですね NOTE Paragraph 00:05:25.927 --> 00:05:26.934 (笑) NOTE Paragraph 00:05:26.958 --> 00:05:29.337 横目でチラッと見る気持ちが 分かりますよね? NOTE Paragraph 00:05:29.807 --> 00:05:32.268 実験3は 実験者2名とリモコン1台です 00:05:32.292 --> 00:05:35.553 リモコンを押して 否定的な反応を示した実験者が 00:05:35.577 --> 00:05:37.204 只今 観察中です 00:05:37.228 --> 00:05:41.402 ちょっと気まずくて どうしてよいか分からず ママに頼っています 00:05:44.307 --> 00:05:46.728 それから 実験者は背を向け 00:05:46.752 --> 00:05:50.219 肯定的な反応を示した 別の実験者が見ています 00:05:52.109 --> 00:05:54.339 今がチャンスです 遊ぶ準備万端です NOTE Paragraph 00:05:54.363 --> 00:05:55.426 (笑) NOTE Paragraph 00:05:55.450 --> 00:05:57.355 データが示している通り 00:05:57.379 --> 00:05:59.712 子供がボタンを押すという行動は 00:05:59.736 --> 00:06:04.545 実験者の価値観と指示に 確かに影響を受けることが分かりました 00:06:04.934 --> 00:06:07.885 実験1では 子供は 何が肯定的または否定的に 00:06:07.899 --> 00:06:10.387 評価されるかを知らなかったため 00:06:10.411 --> 00:06:12.355 最も無難な方法をとり 00:06:12.379 --> 00:06:15.059 私が背を向けるのを待ってから リモコンを押す傾向がありました NOTE Paragraph 00:06:15.083 --> 00:06:16.471 実験2の子供は 00:06:16.495 --> 00:06:20.297 私が見ている間は 正のリモコンを 著しく多く押しましたが 00:06:20.321 --> 00:06:21.892 いったん私が背を向けると 00:06:21.916 --> 00:06:25.339 すぐに負のリモコンを取って 遊び始めました NOTE Paragraph 00:06:25.363 --> 00:06:27.077 重要なのは 対照研究では 00:06:27.077 --> 00:06:29.918 それぞれのリモコンの価値をなくし ― 00:06:29.942 --> 00:06:33.180 どちらのリモコンを押しても 単に「おぉ わぁ」と言うだけです ― 00:06:33.204 --> 00:06:36.655 子供たちがボタンを押す行動は もはや条件に左右されませんでした 00:06:36.679 --> 00:06:40.410 つまり 先の実験で 実際に行動を促したのは 00:06:40.434 --> 00:06:43.164 2台のリモコンに与えた 価値であることを示唆しています NOTE Paragraph 00:06:43.188 --> 00:06:44.356 最後になりましたが 00:06:44.380 --> 00:06:48.180 実験3の子供は 正の価値観を示した実験者が見ている際に 00:06:48.204 --> 00:06:51.514 著しく多く リモコンを押すことを選び 00:06:51.538 --> 00:06:54.805 これは 負の価値観を示した 実験者のときとは対照的でした 00:06:55.553 --> 00:06:56.831 偶然ではなく 00:06:56.855 --> 00:07:00.498 マイナス評価を 引き出す可能性のある状況で 00:07:00.522 --> 00:07:03.515 子供が恥ずかしさを表し始めるのも このくらいの年齢です 00:07:03.539 --> 00:07:07.131 例えば 鏡を見て 鼻の汚れに気付く といった状況です 00:07:07.145 --> 00:07:10.055 歯の隙間のほうれん草に気付いた 大人と同じです NOTE Paragraph 00:07:10.079 --> 00:07:11.253 (笑) NOTE Paragraph 00:07:11.277 --> 00:07:14.325 では これらの結果から どんなことが言えるでしょうか? 00:07:14.349 --> 00:07:17.801 赤ちゃんが実はとってもずる賢い ということじゃないですよ NOTE Paragraph 00:07:17.825 --> 00:07:18.881 (笑) NOTE Paragraph 00:07:18.905 --> 00:07:22.198 子供は非常に早い段階から 大人と同じように 00:07:22.222 --> 00:07:25.949 物や行動に置かれた 価値に対して敏感です 00:07:26.354 --> 00:07:29.871 そして重要なのは これらの価値観を 行動の指針にしているということです 00:07:30.425 --> 00:07:32.132 意識していようがいまいが 00:07:32.156 --> 00:07:35.166 私たちは 常に 周囲の人に価値観を伝えています 00:07:35.522 --> 00:07:37.116 ここでいう価値観とは 00:07:37.120 --> 00:07:40.811 「人に優しく」とか「盗みはするな」 といったものではありません 00:07:41.450 --> 00:07:45.053 つまり 私たちは常に 他者や 特に自分の子供に 00:07:45.077 --> 00:07:49.055 何が好ましく 大切で 称賛に値するのか また何がそうでないのかを示しています 00:07:49.307 --> 00:07:50.483 そして多くの場合 00:07:50.507 --> 00:07:53.103 実際 これを無意識のうちに行っています 00:07:53.601 --> 00:07:57.449 心理学者が 心の内を探るために 行動を研究するのは 00:07:57.473 --> 00:07:59.403 私たちの行動が しばしば 00:07:59.431 --> 00:08:02.812 信念、価値観 そして欲求を 反映しているからです NOTE Paragraph 00:08:03.471 --> 00:08:06.129 ここアトランタでは 私たちは皆 あることを信じています 00:08:06.963 --> 00:08:08.701 コカ・コーラは ペプシよりも美味しいと NOTE Paragraph 00:08:08.725 --> 00:08:10.519 (拍手) NOTE Paragraph 00:08:10.543 --> 00:08:15.283 これはコカ・コーラがアトランタで 発明されたことと関係があるかもしれません 00:08:15.307 --> 00:08:16.481 しかし とにかく 00:08:16.505 --> 00:08:20.792 この信念は 大半の人がコカ・コーラを選ぶ という事実に表れています 00:08:21.323 --> 00:08:22.695 同様に 00:08:22.719 --> 00:08:24.587 私たちは 大抵 00:08:24.611 --> 00:08:28.664 女の子には綺麗な髪やドレスを 男の子には知性を 誉めるとき 00:08:28.688 --> 00:08:31.077 価値観を伝えています 00:08:31.101 --> 00:08:34.844 あるいは 良い行いへの報酬に 栄養価の高い食べ物ではなく 00:08:34.868 --> 00:08:37.228 甘いお菓子を与えるときも そうです 00:08:37.466 --> 00:08:40.208 大人も子供も このような些細な行動から 00:08:40.232 --> 00:08:42.940 価値観を捉えることに 驚くべき能力を発揮します 00:08:43.061 --> 00:08:46.716 そして その結果 自分自身の行動が形成されるのです NOTE Paragraph 00:08:47.196 --> 00:08:49.434 今日 皆さんにお話しした研究では 00:08:49.458 --> 00:08:52.998 この能力が現れるのは 成長過程の 非常に早い時期であることが示唆されています 00:08:53.022 --> 00:08:55.077 完全な文章が話せたり 00:08:55.101 --> 00:08:56.802 トイレトレーニングよりも前です 00:08:57.014 --> 00:09:00.299 そしてそれは 私たちが成長する上で 不可欠な要素になります NOTE Paragraph 00:09:00.942 --> 00:09:02.498 では 締めくくる前に 00:09:02.522 --> 00:09:05.395 皆さんに じっくり考えてもらいたいと思います 00:09:05.419 --> 00:09:08.080 日々のやり取りの中で 私たちが広める価値観について 00:09:08.125 --> 00:09:11.753 そして これらの価値観が周囲の人々の行動を いかに形作るかについてです 00:09:12.222 --> 00:09:15.297 例えば 誰かと一緒に 笑い合うよりも多くの時間を 00:09:15.321 --> 00:09:18.064 スマホを見て笑うことに費やしていたら 00:09:18.088 --> 00:09:20.410 どのような価値観が伝わるでしょう? 00:09:20.683 --> 00:09:24.638 同様に 周囲の人々によって 自分の行動がどのように形作られたのかを 00:09:24.662 --> 00:09:27.060 これまで考えもしなかった方法で よく考えてみてください 00:09:27.543 --> 00:09:29.630 シンプルな実例に戻りますが 00:09:29.654 --> 00:09:32.026 本当に ペプシよりも コカ・コーラが好きですか? 00:09:32.050 --> 00:09:35.836 それとも 単に周囲の人の評価に 流されていただけですか? 00:09:36.461 --> 00:09:39.215 親や教師は 子供の行動を形成する特権を 00:09:39.239 --> 00:09:41.173 確かに持っていますが 00:09:41.977 --> 00:09:44.168 忘れてはならないのは 00:09:44.192 --> 00:09:48.451 私たちは 日々の単純なやり取りの中で 伝えている価値観を通じて 00:09:48.475 --> 00:09:51.879 周囲の人々の行動を形成する力を 持っているということです NOTE Paragraph 00:09:52.451 --> 00:09:53.602 ありがとうございました NOTE Paragraph 00:09:53.626 --> 00:09:57.841 (拍手)