[ ニューヨーク・クローズアップ ] じっと耳をすまして静かにすればーー 少しずつ現れるの 掘り出し物みたいよ ガラクタに命が宿ったみたい [ アビゲイル・デビル と 歴史 ] [ ピール博物館 ザ・コンテンポラリ (ボルチモア) ] 私が選んだ素材は話すーー 心と”会話” してる 歴史って深いし 暗い 全てに影響を及ぼす この瞬間もね ロックみたい 材料に少し ひねりを効かせる 空間も同じ ”歴史は勝利の話でしょ?”って 実はゴミよ ゴミの山 ワシントン大統領の ”木の歯” は 奴隷の歯 本当よ 気持ち悪いわ 知りたくない事実なの [ 猟人形館 (ボルチモア)] まずは残虐よ 誰も知りたくない 隠蔽されるべき事実 隠蔽されるのは 奴隷制が廃止できないから でも 事実は同じ それをアートにすることで 物体の ”声” を生かせる 人間は複雑 歴史も同じ だから私のアートも複雑 政府の重圧を考えたりーー 失われた声を考えたり つらいことは記録されない でも 偉人は違うの 全ての過程に関わりーー 国家と神話の形成を作った人々よ アフリカン・アメリカンの良さはーー 享楽と我慢強さの象徴であること 見えにくいけど ”当たり前” とは反対の作品 が良いの