1 00:00:12,940 --> 00:00:14,580 (エイミー・セダリス) セットに不安があったら 2 00:00:14,580 --> 00:00:15,600 服装を見るといいわ 3 00:00:15,600 --> 00:00:17,380 大抵ボタンとかジッパーとか無いから 4 00:00:17,380 --> 00:00:19,500 お金ない人の服みたいなのよ 5 00:00:19,500 --> 00:00:22,160 まあ私はそっちのほうが 気に入ってるんだけどね 6 00:00:22,160 --> 00:00:23,120 (笑い) 7 00:00:23,120 --> 00:00:24,020 (マルセル・ザマ) どういう意味? 8 00:00:24,020 --> 00:00:25,460 これは僕の家の家宝だよ 9 00:00:25,460 --> 00:00:26,620 そうだったわね 10 00:00:26,620 --> 00:00:28,120 まあ父がそう言ってただけなんだけど 11 00:00:28,120 --> 00:00:29,800 (ザマとセダリス、ドラキュラの真似をして) ‐‐”ならばお前は病気ではない” 12 00:00:29,800 --> 00:00:31,680 (マルセル・ザマ: 友人達とエイミー・セダリスとのとの映画作り) 13 00:00:31,680 --> 00:00:32,680 (ザマ) ”さらばだわが友よ” 14 00:00:32,680 --> 00:00:33,960 (セダリス) ”さらばだわが友よ” 15 00:00:33,980 --> 00:00:34,700 オーケー 16 00:00:35,180 --> 00:00:35,739 (ザマ)よし 17 00:00:36,760 --> 00:00:37,760 アクション! 18 00:00:37,760 --> 00:00:39,460 (セダリス)次こそはランチにありつこう 19 00:00:39,460 --> 00:00:41,580 あのエンチラーダはやけに脂っこかったな 20 00:00:41,580 --> 00:00:42,380 さらばじゃ! 21 00:00:43,600 --> 00:00:45,160 (ザマ)映画作りは単なる口実なんだ 22 00:00:45,160 --> 00:00:50,240 本当は少しの間だけ人を集めて 家族になりたいだけなんだ 23 00:00:50,240 --> 00:00:51,150 ‐‐カット! 24 00:00:51,580 --> 00:00:52,600 ‐‐良かったよエイミー! 25 00:00:59,280 --> 00:01:03,780 (ザマ)昔はおもちゃのカメラで 映画を撮ってたんだ 26 00:01:03,780 --> 00:01:05,439 カセットテープを使ってね 27 00:01:05,700 --> 00:01:06,939 友達を招いて 28 00:01:06,939 --> 00:01:10,900 こんなちょっと変な映画とか 29 00:01:10,900 --> 00:01:13,560 ミュージックビデオなんかを作っていた 30 00:01:13,860 --> 00:01:15,520 (唸り声と叫び声) 31 00:01:32,380 --> 00:01:36,280 これはエイミー・セダリスとレイモンド・ペティボンと 一緒に作っている映画の 32 00:01:36,280 --> 00:01:37,560 3場面目なんだ 33 00:01:39,860 --> 00:01:41,160 彼らがチェスを始めると 34 00:01:41,170 --> 00:01:43,060 チェスの駒に命が宿って 35 00:01:43,060 --> 00:01:45,950 踊り始めるんだ 36 00:01:45,950 --> 00:01:49,080 あまりセリフはないんだ 踊りを見せるための場面だからね 37 00:01:50,140 --> 00:01:53,960 映画を撮るときは こういう下手くそな絵を描くんだ(笑い) 38 00:01:53,960 --> 00:01:56,740 どういう展開にするのかのね 39 00:01:57,640 --> 00:02:00,580 エイミーと仕事するときは 僕はただシナリオを設定するだけ 40 00:02:00,580 --> 00:02:03,020 あとは彼女の想像力にお任せするんだ 41 00:02:03,860 --> 00:02:05,880 (ザマ) ‐‐”私のつれを紹介します” 42 00:02:05,890 --> 00:02:08,899 ‐‐”私の愛しい妻 メアリー・シェリー・ベラトリクス” 43 00:02:08,899 --> 00:02:10,409 (セダリス) ‐‐つれに会っていただきたいんです 44 00:02:10,409 --> 00:02:11,800 ‐‐私の妻であり 45 00:02:12,740 --> 00:02:14,400 ‐‐わが子の母親 46 00:02:14,740 --> 00:02:15,620 ‐‐名前は? 47 00:02:16,260 --> 00:02:17,220 ‐‐シェリー… 48 00:02:21,140 --> 00:02:22,300 (ザマ) ‐‐アクション! 49 00:02:24,040 --> 00:02:25,620 (セダリス) ‐‐”吾輩は吸血鬼だ。吾輩は吸血鬼だ。” 50 00:02:25,620 --> 00:02:26,580 ‐‐これでいい? 51 00:02:26,580 --> 00:02:27,420 ‐‐これだけ? 52 00:02:27,450 --> 00:02:29,040 (ザマ) ‐‐それは彼がいなくなってから 53 00:02:29,560 --> 00:02:30,880 ‐‐よしエイミー、取って 54 00:02:31,660 --> 00:02:34,840 エイミー・セダリスと会ったのは 子供の誕生日パーティだった 55 00:02:34,840 --> 00:02:36,250 共通の友人の子供のね 56 00:02:36,250 --> 00:02:37,860 (セダリス) このひげ剃ったほうがいいと思うんだけど 57 00:02:37,860 --> 00:02:41,219 (ザマ) その子供の誕生日のためにこの絵を描いたんだけど 58 00:02:41,219 --> 00:02:43,200 それをエイミーがすごく気に入ったんだ 59 00:02:43,200 --> 00:02:47,129 彼女は、この絵はマルセル・ザマみたいだって 言ってたよ(笑い) 60 00:02:47,129 --> 00:02:48,599 (セダリス)彼はいつも作品をくれるんだけど 61 00:02:48,599 --> 00:02:50,469 大きすぎて家に飾るのこともできないの 62 00:02:50,469 --> 00:02:52,360 (ザマ)すぐに意気投合した 63 00:02:52,360 --> 00:02:54,520 (セダリス)色合いが大好き 絵自体も好きだし 64 00:02:54,520 --> 00:02:55,500 キャラクターや 65 00:02:55,500 --> 00:02:56,860 動物も、水玉模様も好き 66 00:02:56,860 --> 00:03:00,340 (ザマ)彼女のコメディの間が好きなんだ 67 00:03:00,340 --> 00:03:03,260 彼女の情熱もね 68 00:03:03,260 --> 00:03:05,720 (セダリス) ‐‐ここは私が瞑想の部屋って呼んでる場所 69 00:03:05,730 --> 00:03:07,109 ‐‐ここでチーズケーキ食べるの 70 00:03:07,109 --> 00:03:09,409 彼女のアドリブの方が 71 00:03:09,409 --> 00:03:11,430 ぼくの書く脚本より 72 00:03:11,430 --> 00:03:12,430 ずっとおもしろい 73 00:03:12,430 --> 00:03:13,950 (セダリス) ‐‐これは私が今執筆中のシリーズで 74 00:03:13,950 --> 00:03:17,040 ‐‐”私は白色シリーズ” 75 00:03:17,760 --> 00:03:20,080 ‐‐全部くすんだ白なの 76 00:03:20,680 --> 00:03:23,420 (ザマ)一緒に何か作ろうって話をして 77 00:03:23,420 --> 00:03:26,730 このチェスの試合の映画のアイデアが上がったんだ 78 00:03:26,730 --> 00:03:29,120 レイモンド・ペティボンと僕の勝負で 79 00:03:29,120 --> 00:03:31,519 僕の役をエイミー・セダリスがやる 80 00:03:31,519 --> 00:03:32,729 (セダリス)私の役が何かって? 81 00:03:32,729 --> 00:03:33,729 見当もつかないわ 82 00:03:33,729 --> 00:03:34,960 マルセルよ 83 00:03:34,960 --> 00:03:36,820 そんな質問なんて野暮よ 84 00:03:37,240 --> 00:03:38,680 (レイモンド・ペティボン) 見た目が最も多くを語っているんだ 85 00:03:38,680 --> 00:03:42,199 だって彼が僕に関心があったら こんな服着せないよ 86 00:03:42,200 --> 00:03:43,240 (笑い) 87 00:03:47,040 --> 00:03:48,280 (セダリス、ドラキュラっぽく) ‐‐こっちに来たまえ! 88 00:03:48,280 --> 00:03:49,500 ‐‐ダヴィド・Z、そうだ来るのだ 89 00:03:49,500 --> 00:03:50,620 ‐‐だんだん近づいてきたぞ 90 00:03:50,620 --> 00:03:52,160 これが監督の仕事? 91 00:03:52,160 --> 00:03:54,540 彼は7歳児の体に捕らわれてるのよ! 92 00:03:55,520 --> 00:03:57,440 だから彼と仕事するのは本当に楽しいの 93 00:03:57,449 --> 00:03:59,119 彼はなんていうか 94 00:03:59,119 --> 00:04:01,779 ”コスチューム着て楽しもうよ” 95 00:04:01,779 --> 00:04:02,779 ”遊ぼうよ”って感じ 96 00:04:02,779 --> 00:04:05,459 そうやって出来たものを編集して 形にしていくの 97 00:04:05,459 --> 00:04:06,459 彼はやんちゃで 98 00:04:06,459 --> 00:04:07,459 子供っぽいの 99 00:04:07,459 --> 00:04:09,809 (ザマ、ドラキュラっぽく) おお、愛しい人よ! 100 00:04:09,809 --> 00:04:11,620 いままでどこにいたんだい? 101 00:04:22,280 --> 00:04:24,040 (セダリス) ‐‐カット!カット!カット! 102 00:04:24,240 --> 00:04:25,170 ‐カット! 103 00:04:25,900 --> 00:04:27,920 ‐‐この照明はなんだ? 104 00:04:27,920 --> 00:04:29,120 ‐‐全然足りないぞ! 105 00:04:29,460 --> 00:04:31,300 煙たいな、なんでこんな煙が多いんだ? 106 00:04:31,300 --> 00:04:33,640 ‐‐ダンサーの股がほとんど見えないじゃないか 107 00:04:33,640 --> 00:04:35,280 ‐‐そんでそこの仮面のやつ 108 00:04:35,280 --> 00:04:36,100 ‐‐お前はカットだ 109 00:04:37,520 --> 00:04:38,700 ‐‐よし回せ! 110 00:04:39,000 --> 00:04:40,160 (音楽が始まる) 111 00:05:02,280 --> 00:05:05,060 (ザマ)この作品を作り終わると 112 00:05:05,080 --> 00:05:07,420 悲しいお別れが待ってる 113 00:05:11,680 --> 00:05:14,030 でもいつもは撮影が終わって 114 00:05:14,030 --> 00:05:18,000 一人で静かに作業するのが好きなんだ 115 00:05:23,080 --> 00:05:24,340 (セダリス) ‐‐これで終わり! 116 00:05:24,340 --> 00:05:25,120 ‐‐カット! 117 00:05:25,900 --> 00:05:26,640 ‐‐素晴らしい! 118 00:05:27,260 --> 00:05:28,020 ‐‐タクシー!