1 00:00:00,610 --> 00:00:06,430 マーク・ブラウンのGame Maker's Toolkitへようこそ ゲームデザインについてのシリーズだ 2 00:00:07,700 --> 00:00:14,160 ユーザー作成のコンテンツがあるゲームは デザイナー志望の人にとっていい力試しになりうる 3 00:00:14,169 --> 00:00:20,090 リトルビッグプラネットやDuke Nukem 3Dの 簡単なステージ作成エンジンBuild 4 00:00:20,090 --> 00:00:25,830 Trialsのトラックエディターやスカイリムの modツールなどを使えばデザインに挑戦できる 5 00:00:25,830 --> 00:00:29,010 UnityやXcodeなどを学ぶ必要もない 6 00:00:29,010 --> 00:00:34,750 だから僕はWii Uのスーパーマリオメーカーを 楽しみに待っていた 7 00:00:34,750 --> 00:00:39,870 自分でマリオの面を作れるゲームだ 僕が作りたいのは意地悪な面やネタ面ではない 8 00:00:39,870 --> 00:00:44,650 任天堂のデザイン哲学に従って 優れた面を作れるかどうかを試してみたいんだ 9 00:00:44,650 --> 00:00:48,630 マリオ作品の中にあってもおかしくないような面を 10 00:00:48,630 --> 00:00:53,350 でも、真っ白な画面とクリボーや土管の 入った箱を目の前にすると 11 00:00:53,350 --> 00:00:57,880 どこから始めればいいのかわからない 自分の動画「マリオ3Dの4段階式ステージデザイン」を 12 00:00:57,880 --> 00:01:02,440 思い返してみたのだが、それでも詰まってしまった 13 00:01:02,440 --> 00:01:06,560 幸運にも、このエディターには他の利点がある 参考にできる優れたアイデアとその実践が 14 00:01:06,560 --> 00:01:13,560 ゲームそれ自体の中にたくさんあるという点だ スーパーマリオメーカーの場合 15 00:01:13,560 --> 00:01:20,670 スーパーマリオ、マリオ3、スーパーマリオワールド 16 00:01:20,670 --> 00:01:22,350 そしてNewスーパーマリオUだ 17 00:01:22,350 --> 00:01:27,890 そのことを念頭に置きつつ、各ゲームから 1つずつ僕が気に入った面を分析して 18 00:01:27,890 --> 00:01:32,350 それらがどういう作りになっていて プレイヤーを試し、驚かせているかを突き止める 19 00:01:32,350 --> 00:01:36,200 そこから僕のステージのために拝借できる アイデアを探してみよう 20 00:01:36,200 --> 00:01:40,930 NewスーパーマリオUから始めよう 面はソーダジャングルの「どくぬまにうかぶシーソー丸太」だ 21 00:01:40,930 --> 00:01:41,930 22 00:01:41,930 --> 00:01:43,930 23 00:01:44,090 --> 00:01:49,330 このステージでまず目にするものは、実はちょっと変だ ブロックの上にハナチャンがいる 24 00:01:49,330 --> 00:01:54,119 特に危険ではない 倒すくらいしかやることはない やや難しめのステージなので 25 00:01:54,119 --> 00:01:56,479 最初に軽いご褒美を、ということだろうか 26 00:01:56,479 --> 00:02:01,119 ここでステージの主な仕掛けが導入される 自動で上下する橋だ 27 00:02:01,119 --> 00:02:06,780 感覚はここでつかめるが、危険はない 先端部分は水中に入りさえしない 28 00:02:06,780 --> 00:02:11,730 どこに立ってもマリオは安全 乗る際に小さいジャンプがあるだけだ 29 00:02:11,730 --> 00:02:12,950 30 00:02:12,950 --> 00:02:18,980 パワーアップのブロックがあり、ここで 2つのシーソーをまたぐ長めのジャンプがある 31 00:02:18,980 --> 00:02:21,540 コインの配置が理想的なジャンプのタイミングを示している 32 00:02:21,540 --> 00:02:27,540 このノコノコは危険な相手ではない 楽しい瞬間のための道具だ 33 00:02:27,540 --> 00:02:32,370 マリオ上級者はもう1体のノコノコに甲羅を投げるだろう ステージの配置のおかげで、ハナチャンを3体倒せる 34 00:02:32,370 --> 00:02:34,480 35 00:02:34,480 --> 00:02:38,680 先へ進む前に、このあまり隠れていない土管に 気づくかもしれない これに入ると 36 00:02:38,680 --> 00:02:43,780 このゲームの隠しアイテム、ビッグコインが手に入る ここはかなり難易度が高い 37 00:02:43,780 --> 00:02:47,209 この時点では出てきていない仕掛けを使った 上級者向けのセクションだ 38 00:02:47,209 --> 00:02:51,920 とにかく、地上に戻ろう 基本のシーソーの 仕掛けの難易度が上がっているのがわかる 39 00:02:51,920 --> 00:02:57,069 ギャップは大きくなり、足場は毒の池に触れている 40 00:02:57,069 --> 00:03:02,310 そしてここで初めて妨害する敵が出てくる こいつらは定期的に足場の間に現れる 41 00:03:02,310 --> 00:03:05,010 ジャンプと着地のタイミングを考慮させるためだ 42 00:03:05,010 --> 00:03:09,370 ジャンプがもう1か所と、また妨害の敵 今度は足場の上にハナチャンがいるので 43 00:03:09,370 --> 00:03:14,120 ジャンプで踏みつけて移動する必要がある 基本のジャンプに少し変化を加えている 44 00:03:14,120 --> 00:03:19,060 ここからだんだん難しくなってくる この橋は支点が1つしかなく、360度回転している 45 00:03:19,060 --> 00:03:23,989 2つの橋の回転は周期が合っていない 2つとも横に並ぶのを待っても無駄だ 46 00:03:23,989 --> 00:03:28,599 どうしても難しいジャンプを強いられる 47 00:03:28,599 --> 00:03:33,430 このブロックは興味深い マリオ作品はいつも難しい決断を迫ってくる 48 00:03:33,430 --> 00:03:37,800 怖いのでブロックを無視してもいいが 危険を冒して1UPキノコを狙ってもいい 49 00:03:37,800 --> 00:03:40,129 これは必須ではないので、どちらを選んでもいい 50 00:03:40,129 --> 00:03:44,769 ここは一見すると難しそうだが、実は お楽しみのための舞台だ 51 00:03:44,769 --> 00:03:48,510 マリオ作品は何といっても楽しいゲームだ プレイヤーのためにこういう瞬間を用意しているのだ 52 00:03:48,510 --> 00:03:52,739 それにここでミスすることはほぼない ノコノコとハナチャンの配置からして 53 00:03:52,739 --> 00:03:56,739 プレイヤーはまず間違いなく右に甲羅を投げるからだ 54 00:03:56,739 --> 00:04:01,370 この赤いリングは時限式のコインを出現させる これは重要なポイントだ 55 00:04:01,370 --> 00:04:07,299 マリオでスピードプレイをするのは楽しいが ゆっくり慎重に進んだ方が安全性は高い 56 00:04:07,299 --> 00:04:12,620 瞬間的に急がせることで、タイムアタック的な 楽しみを演出することができる 57 00:04:12,620 --> 00:04:16,799 想像してみてほしい この区間でトゲ球が落ちるのを いちいち待ちながら進んだら 58 00:04:16,799 --> 00:04:20,019 かなり退屈になっていただろう 59 00:04:20,019 --> 00:04:23,800 次は回転橋の変化形だ 長すぎるので、縦になっている時は 60 00:04:23,800 --> 00:04:27,740 反対側にジャンプできない が、コインの輪に誘われてミスをする可能性もある 61 00:04:27,740 --> 00:04:29,289 62 00:04:29,289 --> 00:04:34,749 安全地点までの距離が長くなっていることも 難易度上昇の一因だ 63 00:04:34,749 --> 00:04:39,159 この表の赤色は水に落ちる地点、緑は安全地帯だ 64 00:04:39,159 --> 00:04:43,229 ステージが進むにつれ、その場で判断しつつ 急いで動かなければならない期間が長くなる 65 00:04:43,229 --> 00:04:45,619 リラックスする暇がなくなってくるのだ 66 00:04:45,619 --> 00:04:49,800 ここでは次の安全地帯が見えない とにかく前進して、即興で対応しなければいけない 67 00:04:49,800 --> 00:04:55,020 ここを乗り越えると、ご褒美がある 楽に倒せるノコノコ3体だ 68 00:04:55,020 --> 00:04:55,860 69 00:04:55,860 --> 00:05:00,270 そして最後の難関、回転橋の連続だ 70 00:05:00,270 --> 00:05:04,379 初めて登場する変化形が1つあり 次の安全地帯まで長い距離がある 71 00:05:04,379 --> 00:05:08,539 最後は開始地点を思い出させる、ハナチャンだ 危険はないが倒すしかない 72 00:05:10,940 --> 00:05:12,940 73 00:05:16,860 --> 00:05:21,420 マリオ3には優れた部分がたくさんあるが 今回プレイしていて、特に印象に残ったステージが1つある 74 00:05:21,430 --> 00:05:26,310 このステージには騙された まんまと引っかかってしまった 75 00:05:26,310 --> 00:05:31,020 それは4-6面 有名な巨大の国だ 76 00:05:31,029 --> 00:05:35,180 実はNewスーパーマリオUを思い出させる 部分がここにはある 77 00:05:35,180 --> 00:05:40,349 一切危険のないノコノコがいるのだ まあ倒すだろう 君はひどい奴だ 78 00:05:40,349 --> 00:05:44,270 このステージはギミックという感が強い 敵を巨大サイズと通常サイズで入れ替えられる 79 00:05:44,270 --> 00:05:48,939 この魔法のドアに入ればいい 大した違いはないが、選べるのは面白い 80 00:05:48,939 --> 00:05:52,860 いいアイデアだと思う 81 00:05:52,860 --> 00:05:57,009 さて、ここがいたずらの区間だ ノコノコを飛び越えて、この壁にぶつかる 82 00:05:57,009 --> 00:06:01,649 するとスターが出現する マリオをプレイしたことがない人に説明すると 83 00:06:01,649 --> 00:06:05,729 これを取ると短時間無敵になって 触れた敵を瞬殺することができる 84 00:06:05,729 --> 00:06:09,499 スターを取ったらまずこのクリボーを倒す 殺戮の衝動にかられて突き進み 85 00:06:09,499 --> 00:06:14,399 このノコノコも倒しに行く しかし脱出しようとすると 86 00:06:14,399 --> 00:06:18,929 隠しブロックが頭上に出現する そしてここにも、ここにもある! 87 00:06:18,929 --> 00:06:22,779 3つ目のブロックは1UPキノコを出すが 多分取れないだろう しかもスターは 88 00:06:22,779 --> 00:06:25,439 このノコノコたちに到達する頃には切れてしまう 89 00:06:25,439 --> 00:06:29,360 これはサプライズの瞬間だ 開発者とプレイヤーの間で交わされるジョークなのだ 90 00:06:29,360 --> 00:06:31,479 印象的な瞬間なのは間違いない 91 00:06:31,479 --> 00:06:35,800 ステージの残りの部分は普通だ 足場のジャンプがいくつかある 92 00:06:35,800 --> 00:06:39,999 ノコノコは特に倒しにくい敵ではないが 予測しやすい移動パターンのおかげで 93 00:06:39,999 --> 00:06:44,059 この区間のような単純な足場ジャンプに タイミングの要素を加えている 94 00:06:49,020 --> 00:06:54,400 スーパーマリオワールドでは チョコレーとう3を見ていく 95 00:06:54,409 --> 00:06:58,610 このステージの仕掛けはゲーム序盤 ドーナッツへいや3に出たものの高難度バージョンだ 96 00:06:58,610 --> 00:07:03,559 ここでは回転する足場には腕が1つしかない 97 00:07:03,559 --> 00:07:08,539 最初は基本通り、安全な環境でアイデアを試す 98 00:07:08,540 --> 00:07:13,500 乗るのは簡単だし、敵はいない 足場を1つ越えれば安全地帯だ 99 00:07:13,509 --> 00:07:18,429 すぐに追加要素が出てくる ここでは支点にノコノコがいる 100 00:07:18,429 --> 00:07:22,229 支点に乗りたければ、ノコノコに当たったり 踏んだ反動で落ちないようにする必要がある 101 00:07:22,229 --> 00:07:24,959 102 00:07:24,959 --> 00:07:29,709 ここは安全地帯までに3つの回転橋がある 103 00:07:29,709 --> 00:07:34,039 ここの足場間の距離は こちらより短い わずかな違いだが 104 00:07:34,039 --> 00:07:35,429 難易度は上昇している 105 00:07:35,429 --> 00:07:39,979 ここでも、ノコノコを相手にしてブロックを取るか 無視して上を進むかの選択肢がある 106 00:07:39,979 --> 00:07:41,819 107 00:07:41,819 --> 00:07:46,110 ここの2つの回転橋は周期が合わない これもわずかな違いだが 108 00:07:46,110 --> 00:07:50,819 仕組みを変化させて、乗り越えるべき 障害を増やしている 109 00:07:50,819 --> 00:07:53,319 ここでも土管に入るかどうかを選べる 110 00:07:53,319 --> 00:07:58,199 入った場合、いいご褒美がもらえる 楽しく爽快なミニゲームでコインを集められる 111 00:07:58,199 --> 00:08:02,360 マリオのステージは危険と楽しさのバランスを 上手く取ることが肝心だ 112 00:08:02,360 --> 00:08:07,149 リスクの多い部分にはそれに見合うご褒美を用意すること 113 00:08:07,149 --> 00:08:10,669 気づかないかもしれないが、実のところここは リスクの方が大きい このルートに行くと 114 00:08:10,669 --> 00:08:11,739 中間地点を逃してしまう 115 00:08:11,739 --> 00:08:16,379 そして中間地点は生意気にも空中に浮かんでいる 116 00:08:16,379 --> 00:08:19,989 危険な上ルートを通り、小さな足場に着地 しなければならないのだ 117 00:08:19,989 --> 00:08:24,539 さらにいくつか足場を越えたら、変化形が出てくる 118 00:08:24,539 --> 00:08:28,709 支点はノコノコではなく、チョロボンに守られている 踏めないし、下まで来るので 119 00:08:28,709 --> 00:08:33,209 足場が下にある時はしゃがまなければいけない 120 00:08:33,209 --> 00:08:34,879 古典的な妨害もある 121 00:08:34,879 --> 00:08:40,209 そしてフィナーレだ 安全地帯までに6つの足場 そのいくつかは周期がずれている 122 00:08:40,209 --> 00:08:44,199 ほぼ全ての支点にチョロボンがいる ハテナブロック1つ、ノコノココイン1つがあるのは 123 00:08:44,199 --> 00:08:47,550 リスクを取らせるためだ パタパタの妨害もある 124 00:08:47,550 --> 00:08:52,950 そしてツタ、それにステージの仕掛けの 象徴が最後に登場して、終了だ 125 00:09:02,400 --> 00:09:08,019 最後はスーパーマリオだ このゲームのステージは 他よりもややシンプルだ 126 00:09:08,019 --> 00:09:12,310 この頃任天堂はまだ地位を確立していなかったし 初代ということもあって 127 00:09:12,310 --> 00:09:15,840 パックンフラワーなどの敵や障害は 今のプレイヤーにとってもう新鮮ではない 128 00:09:15,840 --> 00:09:20,360 それでも学べることは多い ゲーム史上最も分析されている1-1面だけじゃない 129 00:09:20,360 --> 00:09:25,209 ここでは8-2面で僕が好きな部分と そうでない部分を見せよう 130 00:09:25,209 --> 00:09:28,310 131 00:09:28,310 --> 00:09:33,470 この面では再びジュゲムが出現し、開幕から パイポを投げて攻撃してくる 132 00:09:33,470 --> 00:09:39,440 それに壊れた階段でパタパタも避ける必要がある 容赦のない面だ 133 00:09:39,440 --> 00:09:44,560 だがここはジュゲムを安全確実に倒せる 位置に移動できる 134 00:09:44,560 --> 00:09:48,889 以前の面でプレイヤーを苦しめた敵を倒せるのだ 135 00:09:48,889 --> 00:09:52,240 ハーフライフ2でヘリに追い回された末に ようやく撃破できた時を思い出す 136 00:09:52,240 --> 00:09:56,750 僕の印象に残ったのはここだ このバネに乗るのだが 137 00:09:56,750 --> 00:10:01,170 すると1UPキノコが出る しかし取れないので 急いで先へ進まなければならない 138 00:10:01,170 --> 00:10:05,730 上のキノコに目をやりつつ、下の穴や敵にも気を配る 139 00:10:05,730 --> 00:10:09,779 これもまたプレイヤーにタイムアタックを 促している一例だ 140 00:10:09,779 --> 00:10:13,149 たった数秒でも、プレイヤーは 勢いとスピードの興奮を味わうことができる 141 00:10:13,149 --> 00:10:17,589 次の区間ではキラーに囲まれる しかしジャンプに慣れていれば 142 00:10:17,589 --> 00:10:22,589 上の足場をキープすることで 全ての敵を回避することができる 143 00:10:22,589 --> 00:10:25,360 ただしこいつが出てくるまでの話だ 144 00:10:25,360 --> 00:10:30,220 さて、この部分はいまいちだ ただの大ジャンプ区間で、残機を消耗する 145 00:10:30,220 --> 00:10:33,870 難しいが面白くない ジャンプの距離を長くしすぎると 146 00:10:33,870 --> 00:10:36,940 理不尽で楽しくないものになってしまう 147 00:10:36,940 --> 00:10:41,460 その後の区間は難しいが、障害物はシンプルだ 148 00:10:41,470 --> 00:10:46,029 敵は前にも出た奴らだが、ジャンプの タイミングに注意させる配置になっている 149 00:10:46,029 --> 00:10:50,809 最初に出たものと似た、より穴の多い 階段を越えて、ステージクリアだ 150 00:10:58,520 --> 00:11:05,420 さて、僕の初めてのマリオメーカー面を作るにあたって これまでの発見を振り返ろう 151 00:11:05,420 --> 00:11:10,759 典型的なマリオの面は1つか2つだけのアイデアで 構成され、それを繰り返して徐々に難易度を上げていく 152 00:11:10,759 --> 00:11:11,490 153 00:11:11,490 --> 00:11:16,519 ジャンプの穴を広げることもあるし タイミングを難しくすることもある 154 00:11:16,519 --> 00:11:20,569 タイミングは安全地帯までの距離を長くしたり 155 00:11:20,569 --> 00:11:25,470 敵を障害物として配置することで難しくできる 156 00:11:25,470 --> 00:11:29,329 仕組みを完全に変えたり、より複雑にしたり セーフティネットをなくしたり、ということもある 157 00:11:29,329 --> 00:11:33,439 コインを使えばプレイヤーを誘導できる 隠し要素を使えばリスクの大きいプレイを誘える 158 00:11:33,439 --> 00:11:37,629 時限式のイベントで一時的に急がせることもできる 159 00:11:37,629 --> 00:11:42,060 また、ご褒美や敵を一掃できる機会を用意することで 160 00:11:42,060 --> 00:11:45,579 楽しく爽快な瞬間を演出できる 161 00:11:45,579 --> 00:11:49,639 そして僕が作ったのがこれだ しかしマリオメーカー最大の制限はおそらく 162 00:11:49,639 --> 00:11:53,459 独自のギミックを作れないという点だろう 道具箱に入っているものを使うしかない 163 00:11:53,459 --> 00:11:59,379 だから線上を移動する足場は特に新しくはないが この基本的要素を活用して 164 00:11:59,379 --> 00:12:01,430 何とか新しいものを作ってみよう 165 00:12:01,430 --> 00:12:06,009 面の開始直後は、安全なエリアで足場の 仕組みを見ることができる 166 00:12:06,009 --> 00:12:11,069 失敗してもセーフティネットがあるので再挑戦できる キノコを入手して 167 00:12:11,069 --> 00:12:12,759 先に出るもののヒントも見える 168 00:12:12,759 --> 00:12:17,170 繰り返しの最初は、邪魔するパタパタを越えて 2つの足場間をジャンプすること 169 00:12:17,170 --> 00:12:21,629 それからクリボーが音符ブロックで跳ねる場面がある 170 00:12:21,629 --> 00:12:25,649 正直これは無意味だが、偶然起こって 気に入ったので残してある 171 00:12:25,649 --> 00:12:30,279 次は3つの移動する足場だ ここでプレイヤーは選択できる 172 00:12:30,279 --> 00:12:34,230 そのまま移動して安全に行くか トゲをすり抜けて上に行く危険を冒すか 173 00:12:34,230 --> 00:12:35,499 174 00:12:35,499 --> 00:12:40,540 上に行くと、ちょっとした難関が待っている キラーと落ちる足場、それにトゲだ 175 00:12:40,540 --> 00:12:45,350 その後は1UPキノコを追いかける区間 これは完全にマリオ1のパクリだが 176 00:12:45,350 --> 00:12:49,279 ノコギリがあるので面の残りの部分と調和はしている 177 00:12:49,279 --> 00:12:52,410 素早ければ1UPを取れるが、取れないと このトゲの上に落ちてしまう 178 00:12:52,410 --> 00:12:54,009 いずれにしろ、ドアに入れば戻れる 179 00:12:54,009 --> 00:12:58,120 ドアを上空に配置したのはマリオUSAへのオマージュだ 180 00:12:58,120 --> 00:13:00,470 マリオメーカーにないのが可哀想だったのでね 181 00:13:00,470 --> 00:13:04,660 とにかくここに戻ると、小さい足場にノコノコがいる 182 00:13:04,660 --> 00:13:09,259 ところで僕はこのキノコ型足場を使っている 機能的には普通の足場と全く同じなのだが 183 00:13:09,259 --> 00:13:13,100 こっちの方が安全でない感じがするのだ 考えすぎかもしれないが 184 00:13:13,100 --> 00:13:17,220 次は火炎放射器を越えて進む あえて下降するように線を引いている 185 00:13:17,220 --> 00:13:21,689 火炎放射器のパターンを観察する時間を与えるためだ 186 00:13:21,689 --> 00:13:25,629 それから回避することになる ここは上に逃げれば安全だが 187 00:13:25,629 --> 00:13:28,230 そうするとハテナブロックの中身がわからない 188 00:13:28,230 --> 00:13:29,610 ちなみに羽根だ 189 00:13:29,610 --> 00:13:34,410 ここで1つ安全地帯、そして―― 何とまあ、これは予想外の出来事だ 190 00:13:34,410 --> 00:13:38,399 だが面白いし、低確率でランダムに起きるというのもいい これは残しておこう 191 00:13:38,399 --> 00:13:43,550 次の部分は準備段階で、警告の役目を果たしているが ジャンプしない限り危険はない 192 00:13:43,550 --> 00:13:48,519 しかしこの足場から見える次のバージョンは危険だ 193 00:13:48,519 --> 00:13:52,399 乗っている間にどうすべきか考えられる また難関の前には 194 00:13:52,399 --> 00:13:54,220 爽快な瞬間がある 195 00:13:54,220 --> 00:13:58,499 さて、ここの解法はもちろん、音符ブロックを 使ってノコギリを飛び越えることだが 196 00:13:58,499 --> 00:14:01,439 足場とタイミングを合わせるのは難易度が高めだ 197 00:14:01,439 --> 00:14:06,620 取れないコインはちょっと意地悪だ しかし本当のご褒美は甲羅で 198 00:14:06,620 --> 00:14:11,439 階段に向かって投げれば トゲゾーの群れを倒して残機をいくつか増やせる 199 00:14:11,439 --> 00:14:15,959 壁の中のノコギリは開始地点のエコーだ ブックエンドみたいなものだ 200 00:14:15,959 --> 00:14:20,939 そして最後の選択肢がある 楽な足場でゴールに向かうか 201 00:14:20,939 --> 00:14:26,239 上に乗ってノコギリを避け、残機アップを狙うか 202 00:14:27,800 --> 00:14:32,839 ふう!まあこんなところか 僕の初めてのマリオメーカー面だ 出来には満足している 203 00:14:32,839 --> 00:14:38,050 完璧ではない ちょっと簡単かもしれない 音符ブロックのジャンプはもう少し難しくてもよかった 204 00:14:38,050 --> 00:14:41,720 1UPを追いかけるのはまず失敗しない キラーは意外と遅いのだ 205 00:14:41,720 --> 00:14:46,180 でも全体として見れば、初めてにしてはなかなかだ それも主に分析から見つけた原則のおかげだ 206 00:14:46,180 --> 00:14:47,749 207 00:14:47,749 --> 00:14:51,819 では、君の考えを聞かせてほしい マリオメーカーが発売されたら 208 00:14:51,819 --> 00:14:55,649 コメント欄に君の面コードを載せてくれ 「いいね!」とチャンネル登録をよろしく 209 00:14:55,649 --> 00:14:59,560 PatreonでGame Maker's Toolkitを支援することも 考えてみてほしい