ある憂鬱な真夜中 俺はクタクタで疲れ切ったこの男にラップをぶつけ 強弱格で首を絞め 流した涙でほほを濡らさせるのだ 貴様は分かっていない 俺が誰もを恐怖に陥れる文豪だということを 貴様が俺に 追いつくことなど出来るものか 貴様の物語に書かれる怖さは ビバリー・クリアリー並みだ ブラム・ストーカーもどきが 舞台は終わった 消えるがいい 貴様のフロウは未完成 ポーの詩は偽物に打ち勝つ 俺は洞穴の中で 怒りにむせび泣きながら物語を書いた 俺の告げ口心臓が墓場で脈打つ一方 執筆について語りたいのかい このゴス野郎 ホットトピックにでも行って上着を探してきなよ アル中の鬱病め 僕のラップは あんたのラップに圧勝するね ブスっとした詩人は ヤクに苦しむ