このビデオでは、三角法の基本について
学びましょう。
なんだか難しそうな感じがしますが
三角法は、単に三角形の辺の比率の学習
だということを、これからお見せしましょう。
「三角法(Trignometry)」の「三角(Trig)」は文字通り
三角形のことです。「法(metry)」は測定法を意味しています。
一緒に例を見ていくと
分かりやすいと思います。
直角三角形を描いてみますね。
はい、直角三角形です。
なぜ直角三角形と言うのでしょう。
それは角の一つが90°だからです。
この部分が直角になっていますね。
つまり90°です。
他の角の大きさを表す方法も
この先々のビデオの中で一緒に見ていきましょう。
ここが90°の角なので、
これは直角三角形ですね。それぞれの辺の長さを
決めましょう。こちらの辺の高さは3です。
こちらの底辺は4かな。
ならば、こちらの三角形の斜辺は5ですね。
「斜辺」とは直角三角形のみに使用される辺の呼び名です。
「斜辺」は直角の反対の位置にある、三角形で一番長い辺のことです。
この辺が斜辺です。
多分図形のクラスで学習済みかと思います。
この直角三角形を検証しましょう。辺の関係は、
三平方の定理から、
3²+4²は一番長い辺、つまり斜辺の長さの二乗と同じなので、
5²となり、
三角形が成り立っていること、
三平方の定理を満たしていることが検証できます。
さて、いよいよ三角法に入りましょう。
まずは三角法の核となる三角関数から
その意味を学んでいきましょう。
まずはサイン(正弦)関数があります。
コサイン(余弦)関数、そしてタンジェント(正接)関数。
書き方は短縮してsinもしくはS-I-N、C-O-S、そしてtanと表します。