1 00:00:01,274 --> 00:00:06,690 学習の未来は どうなっていくでしょうか 2 00:00:06,690 --> 00:00:08,970 私には考えがあります 3 00:00:08,970 --> 00:00:12,050 しかし その内容を説明するために 4 00:00:12,050 --> 00:00:15,020 まず 背景として 5 00:00:15,020 --> 00:00:17,866 こんなお話をしておきましょう 6 00:00:17,866 --> 00:00:19,653 私は学校で実施されている 学習の起源がどこにあるか 7 00:00:19,653 --> 00:00:23,060 私は学校で実施されている 学習の起源がどこにあるか 8 00:00:23,060 --> 00:00:25,330 探ってみました 9 00:00:25,330 --> 00:00:27,762 教育の歴史は長いですが 10 00:00:27,762 --> 00:00:31,575 現在 学校で行われていることの起源を 11 00:00:31,575 --> 00:00:35,277 突き止めるのは簡単です 12 00:00:35,277 --> 00:00:39,225 300年ほど前のこと 13 00:00:39,225 --> 00:00:41,442 地球上で最も強大だった― 14 00:00:41,442 --> 00:00:44,410 最後の帝国 大英帝国です 15 00:00:44,410 --> 00:00:46,755 想像してみてください 16 00:00:46,755 --> 00:00:49,163 コンピュータも電話もなく 17 00:00:49,163 --> 00:00:52,987 すべての情報は紙に手書きで 18 00:00:52,987 --> 00:00:57,119 交通手段は船という時代に 19 00:00:57,119 --> 00:01:00,669 地球征服を企てるのです 20 00:01:00,669 --> 00:01:02,823 ビクトリア時代の人々は 21 00:01:02,823 --> 00:01:05,991 それを見事に成し遂げたのです 22 00:01:05,991 --> 00:01:09,303 人間を部品にして 23 00:01:09,303 --> 00:01:12,359 世界規模のコンピュータを 作りました 24 00:01:12,359 --> 00:01:14,152 今でも使われてますよ 25 00:01:14,152 --> 00:01:20,131 「官僚行政マシン」という名前でね 26 00:01:20,131 --> 00:01:23,458 このマシンを機能させるためには 27 00:01:23,458 --> 00:01:26,659 大勢の人間が必要です 28 00:01:26,659 --> 00:01:31,018 そこで そのための人間を製造する 別のマシンが作られました 29 00:01:31,018 --> 00:01:33,914 それが「学校」です 30 00:01:33,914 --> 00:01:36,691 学校は官僚行政マシンの 31 00:01:36,691 --> 00:01:40,540 歯車になるような人間を 生産してきました 32 00:01:40,540 --> 00:01:43,925 歯車になるような人間を 生産してきました 33 00:01:43,925 --> 00:01:48,315 全員まったく同型の歯車に ならなければなりません 34 00:01:48,315 --> 00:01:50,472 歯車には 次の3つの条件があります 35 00:01:50,472 --> 00:01:53,512 字が上手であること 情報はすべて手書きですからね 36 00:01:53,512 --> 00:01:55,667 次に 字が読めること 37 00:01:55,667 --> 00:01:57,946 そして 四則演算が 暗算で出来ること 38 00:01:57,946 --> 00:02:01,609 そして 四則演算が 暗算で出来ること 39 00:02:01,609 --> 00:02:05,136 全員同型ですから たとえばニュージーランドから 40 00:02:05,136 --> 00:02:07,471 一人を選んでカナダへ送っても 41 00:02:07,471 --> 00:02:11,552 すぐに適応することができます 42 00:02:11,552 --> 00:02:14,421 ビクトリア時代の人々は 優れた技術者集団でした 43 00:02:14,421 --> 00:02:17,910 彼らが作ったシステムは 非常に堅牢でしたから 44 00:02:17,910 --> 00:02:20,365 マシンがなくなった今日も健在で 45 00:02:20,365 --> 00:02:24,341 マシンがなくなった今日も健在で 46 00:02:24,341 --> 00:02:29,157 同型の人間を いまだに生産し続けているのです 47 00:02:29,157 --> 00:02:32,085 帝国が滅亡した今 48 00:02:32,085 --> 00:02:34,989 同型の人間を生産し続ける このマシンを 49 00:02:34,989 --> 00:02:37,358 何のために使っていて 50 00:02:37,358 --> 00:02:40,261 将来的にマシンのデザインを 変えるとすれば 51 00:02:40,261 --> 00:02:44,181 どう変えればいいのでしょうか 52 00:02:44,181 --> 00:02:45,871 (学校は時代遅れ) 53 00:02:45,871 --> 00:02:47,763 インパクトのある発言ですね 54 00:02:47,763 --> 00:02:51,557 我々が知る「学校」というものは 時代遅れなのです 55 00:02:51,557 --> 00:02:53,291 崩壊した訳ではありません 56 00:02:53,291 --> 00:02:56,288 「学校崩壊」というのが よく言われていますが 57 00:02:56,288 --> 00:02:59,939 崩壊はしていません 造りはちゃんとしています 58 00:02:59,939 --> 00:03:06,165 ただ もう古くて 使い物にならないのです 59 00:03:06,165 --> 00:03:08,572 昨今の職事情を 考えてみてください 60 00:03:08,572 --> 00:03:10,706 事務員はコンピュータに替わり 61 00:03:10,706 --> 00:03:13,237 どの職場にも 山ほど置いてあります 62 00:03:13,237 --> 00:03:16,442 コンピュータを操作する 人間はいますが 63 00:03:16,442 --> 00:03:18,919 コンピュータを操作する 人間はいますが 64 00:03:18,919 --> 00:03:22,183 別に字が上手くなくても 65 00:03:22,183 --> 00:03:25,215 暗算ができなくても平気です 66 00:03:25,215 --> 00:03:27,487 ただし 読む能力は 必須で― 67 00:03:27,487 --> 00:03:31,637 その上 鋭い読解力が 求められます 68 00:03:31,637 --> 00:03:34,744 まあ現在はそんなところですが 69 00:03:34,744 --> 00:03:37,303 未来の仕事はどうなるんでしょうね 70 00:03:37,303 --> 00:03:39,947 働く時間や場所を選ばず 71 00:03:39,947 --> 00:03:43,145 希望の働き方で 働けるようになるでしょう 72 00:03:43,145 --> 00:03:47,333 現在の学校は新しい時代の 仕事に対し どう準備するか 73 00:03:47,333 --> 00:03:49,876 私はそれを考えています 74 00:03:49,876 --> 00:03:54,924 きっかけは本当に偶然でした 14年前 私はニューデリーで 75 00:03:54,924 --> 00:03:57,556 コンピュータ・プログラムの書き方を 教えていました 76 00:03:57,556 --> 00:04:00,020 コンピュータ・プログラムの書き方を 教えていました 77 00:04:00,020 --> 00:04:03,777 職場のすぐ隣にあった スラム街を見て考えました 78 00:04:03,777 --> 00:04:06,364 「スラムの子どもは プログラムの書き方を 79 00:04:06,364 --> 00:04:08,884 習得することはあるのか? 80 00:04:08,884 --> 00:04:11,964 そもそも その必要はないのか?」 81 00:04:11,964 --> 00:04:14,581 その頃 コンピュータが買えるような 82 00:04:14,581 --> 00:04:17,012 お金持ちの親がたくさんいて 83 00:04:17,012 --> 00:04:20,143 「うちの息子はコンピュータで 84 00:04:20,143 --> 00:04:22,332 すごいことができるから 85 00:04:22,332 --> 00:04:25,206 きっと才能に恵まれているんです」とか 86 00:04:25,206 --> 00:04:29,182 「うちの娘は超優秀だ」とか 言っていました 87 00:04:29,182 --> 00:04:31,290 そこで考えました 88 00:04:31,290 --> 00:04:33,086 なぜ裕福な家の子は 89 00:04:33,086 --> 00:04:35,227 天才児ばっかりなんだ? 90 00:04:35,227 --> 00:04:37,142 (笑) 91 00:04:37,142 --> 00:04:39,966 貧乏人は何をしたんだ? 92 00:04:39,966 --> 00:04:42,969 職場の隣のスラム街に行き 壁に穴を開け 93 00:04:42,969 --> 00:04:45,001 そこへコンピュータをはめ込んで 何が起きるか試してみました 94 00:04:45,001 --> 00:04:47,745 そこへコンピュータをはめ込んで 何が起きるか試してみました 95 00:04:47,745 --> 00:04:50,729 コンピュータを触ったこともなく 96 00:04:50,729 --> 00:04:54,065 英語もインターネットも 知らない子たちです 97 00:04:54,065 --> 00:04:55,017 子どもたちが駆けてきて 「何これ?」と聞くので 98 00:04:55,017 --> 00:04:57,187 子どもたちが駆けてきて 「何これ?」と聞くので 99 00:04:57,187 --> 00:05:00,171 「わからないんだ」 と答えました 100 00:05:00,171 --> 00:05:02,387 (笑) 101 00:05:02,387 --> 00:05:04,943 「何故ここに置いたの?」 102 00:05:04,943 --> 00:05:06,158 「ただ置いただけ」 103 00:05:06,158 --> 00:05:09,167 「触っていい?」 「どうぞ」 104 00:05:09,167 --> 00:05:11,544 それで私は立ち去りました 105 00:05:11,544 --> 00:05:13,288 約8時間後には― 106 00:05:13,288 --> 00:05:16,243 ブラウザを使い 互いに教えあっていました 107 00:05:16,243 --> 00:05:18,740 「ありえない 何故そんなことが? 108 00:05:18,740 --> 00:05:22,281 何も知らないのに」 と私が驚いていると 109 00:05:22,281 --> 00:05:25,145 同僚が言いました 「簡単なことさ」 110 00:05:25,145 --> 00:05:27,968 「君のとこの学生が通りかかって 111 00:05:27,968 --> 00:05:30,063 マウスの使い方を教えたんだろ」 112 00:05:30,063 --> 00:05:31,586 そうかもしれません 113 00:05:31,586 --> 00:05:34,645 そこで同じ実験を デリーから500キロの― 114 00:05:34,645 --> 00:05:36,636 人里離れた村で行いました 115 00:05:36,636 --> 00:05:40,428 ソフトウェア開発者が 偶然 通りかかったりなど 116 00:05:40,428 --> 00:05:44,844 しない所です (笑) 117 00:05:44,844 --> 00:05:47,507 そこで同じ実験をしました 泊まる所もないので 118 00:05:47,507 --> 00:05:49,794 コンピュータの設置だけして帰りました 119 00:05:49,794 --> 00:05:51,994 数ヶ月後に戻ってみると 子ども達は 120 00:05:51,994 --> 00:05:53,689 コンピュータでゲームの真っ最中 121 00:05:53,689 --> 00:05:54,640 私への注文は 122 00:05:54,640 --> 00:05:57,122 「もっと速いプロセッサと マウスに変えて」 123 00:05:57,122 --> 00:06:01,416 (笑) 124 00:06:01,416 --> 00:06:04,825 「一体どうやって やり方がわかったの?」と尋ねると 125 00:06:04,825 --> 00:06:07,280 大変興味深い答えが 返ってきました 126 00:06:07,280 --> 00:06:08,945 不機嫌な口調で 127 00:06:08,945 --> 00:06:11,498 「このマシンが 英語でしか動かないから 128 00:06:11,498 --> 00:06:17,583 仕方なく独学で英語を覚えたよ」 (笑) 129 00:06:17,583 --> 00:06:19,560 教師として あんなに平然と 130 00:06:19,560 --> 00:06:24,651 「独学」なんて言われたのは 初めてでした 131 00:06:24,651 --> 00:06:28,253 その頃の映像です 132 00:06:28,253 --> 00:06:30,900 コンピュータを設置した 初日の様子です 133 00:06:30,900 --> 00:06:33,138 右側にいるのは8歳の子 134 00:06:33,138 --> 00:06:38,858 左側はその教え子で6歳 135 00:06:38,858 --> 00:06:42,455 ブラウザの使い方を教えています 136 00:06:42,455 --> 00:06:45,741 この実験をインド国内の各地で 137 00:06:45,741 --> 00:06:48,024 何度も繰り返しました 138 00:06:48,024 --> 00:06:51,469 何度やっても結果は同じでした 139 00:06:51,469 --> 00:06:55,396 (1999年撮影) 140 00:06:55,396 --> 00:06:59,661 8歳の男の子が お姉ちゃんに教えています 141 00:07:04,460 --> 00:07:10,017 お姉ちゃんもマラーティー語で 説明しています 142 00:07:10,017 --> 00:07:14,266 「中にプロセッサが 入ってるんだよ」 143 00:07:14,266 --> 00:07:16,759 私は詳細に記録した調査結果を 144 00:07:16,759 --> 00:07:19,314 論文にまとめ あちこちで発表しました 145 00:07:19,314 --> 00:07:21,516 子どもたちに9ヶ月間 146 00:07:21,516 --> 00:07:24,214 コンピュータを与えると 使用言語に関わらず 147 00:07:24,214 --> 00:07:28,729 西洋の事務員レベルに到達すると 結論付けました 148 00:07:28,729 --> 00:07:33,489 それを何度も目撃しましたからね 149 00:07:33,489 --> 00:07:36,221 子どもたちが こんなにできるのなら 150 00:07:36,221 --> 00:07:38,461 他のことはどうだろうと思い 151 00:07:38,461 --> 00:07:40,989 テーマを変えてみました 152 00:07:40,989 --> 00:07:43,957 たとえば発音です 153 00:07:43,957 --> 00:07:46,405 南インドのある集落の子どもたちは 154 00:07:46,405 --> 00:07:49,173 英語の発音が 非常に悪かったため 155 00:07:49,173 --> 00:07:52,693 発音を改善しないと 良い仕事には就けませんでした 156 00:07:52,693 --> 00:07:56,771 そこで 音声テキスト化機能の 付いたコンピュータを与え 157 00:07:56,771 --> 00:08:00,045 「言った通りタイプされるまで 続けてね」と頼みました 158 00:08:00,045 --> 00:08:04,677 (笑) 159 00:08:04,677 --> 00:08:09,861 子どもたちはちゃんとやりました これをご覧ください 160 00:08:09,861 --> 00:08:15,373 「初めまして」 161 00:08:15,373 --> 00:08:17,644 この子の顔で止めたのは 162 00:08:17,644 --> 00:08:21,461 皆さんが彼女を ご存じなんじゃないかと思って 163 00:08:21,461 --> 00:08:24,957 現在はハイデラバードの コールセンターに就職して 164 00:08:24,957 --> 00:08:29,679 クレジットカードの督促を やっているんです 165 00:08:29,679 --> 00:08:34,452 英語の発音はとっても明瞭ですよ 166 00:08:34,452 --> 00:08:38,829 実験を続けていると 周囲から この方法はどこまで応用可能か 167 00:08:38,829 --> 00:08:40,399 聞かれるようになりました 168 00:08:40,399 --> 00:08:43,762 そこで私は ある非常識な提案をすることで 169 00:08:43,762 --> 00:08:46,266 自ら持論を否定しようと 考えました 170 00:08:46,266 --> 00:08:50,154 バカバカしい仮説を立てたんです それは 171 00:08:50,154 --> 00:08:51,958 「インド南部の村に住む タミル語話者の子どもたちは 172 00:08:51,958 --> 00:08:54,603 「インド南部の村に住む タミル語話者の子どもたちは 173 00:08:54,603 --> 00:08:58,108 コンピュータを置いておくだけで DNA複製の生命工学を 174 00:08:58,108 --> 00:09:00,355 英語で学ぶだろうか?」 175 00:09:00,355 --> 00:09:02,540 結果は0点と予想していました 176 00:09:02,540 --> 00:09:05,594 数ヶ月間コンピュータを 置いておこうとも 177 00:09:05,594 --> 00:09:07,898 どうせまた0点だろうから 178 00:09:07,898 --> 00:09:12,254 研究室へ戻り「やはり教員が必要だ」と 述べるつもりでした 179 00:09:12,254 --> 00:09:16,317 インド南部のカリクパムという村に 180 00:09:16,317 --> 00:09:18,994 コンピュータを設置しました 181 00:09:18,994 --> 00:09:22,681 DNA複製に関する様々な情報を ダウンロードしておきました 182 00:09:22,681 --> 00:09:25,986 私も ほとんど理解できない内容でした 183 00:09:25,986 --> 00:09:28,963 子どもたちが駆け寄ってきて 「何これ?」 184 00:09:28,963 --> 00:09:33,971 「大事な面白い内容だよ でも全部英語なんだ」 185 00:09:33,971 --> 00:09:37,325 「英語の難しい言葉や図や 化学を 186 00:09:37,325 --> 00:09:39,403 どうやったら理解できるの?」 187 00:09:39,403 --> 00:09:42,227 私は新しい教授法を 開発済みでしたから 188 00:09:42,227 --> 00:09:45,111 それを踏まえて こう言いました 「見当も付かないよ」 189 00:09:45,111 --> 00:09:48,306 (笑) 190 00:09:48,306 --> 00:09:51,256 「じゃ もう行くね」 191 00:09:51,256 --> 00:09:55,624 (笑) 192 00:09:55,624 --> 00:09:59,213 数ヶ月そのままにして 193 00:09:59,213 --> 00:10:01,848 テストをしたところ0点でした 194 00:10:01,848 --> 00:10:02,772 その2ヶ月後も 子どもたちは 「何にもわからない」と言いました 195 00:10:02,772 --> 00:10:06,432 その2ヶ月後も 子どもたちは 「何にもわからない」と言いました 196 00:10:06,432 --> 00:10:08,507 「まあ無理だろうね」 197 00:10:08,507 --> 00:10:12,592 「でも 何もわからないと思うまで 198 00:10:12,592 --> 00:10:15,353 何日ぐらい頑張ったの?」と聞くと 199 00:10:15,353 --> 00:10:17,301 「あきらめてないよ 200 00:10:17,301 --> 00:10:19,277 毎日見てる」と言うのです 201 00:10:19,277 --> 00:10:21,742 「2ヶ月かけて何もわからないのに 202 00:10:21,742 --> 00:10:24,446 何故まだ見てるの?」 203 00:10:24,446 --> 00:10:26,959 すると先程の女の子が手を挙げて 204 00:10:26,959 --> 00:10:29,691 つたないタミル語と英語混じりで 答えました 205 00:10:29,691 --> 00:10:31,888 「DNA分子の不適切な複製で 206 00:10:31,888 --> 00:10:35,039 疾患が起きること以外は 207 00:10:35,039 --> 00:10:37,560 何もわからないの」 208 00:10:37,560 --> 00:10:43,272 (笑)(拍手) 209 00:10:43,272 --> 00:10:47,392 そこでテストをしてみました 210 00:10:47,392 --> 00:10:50,664 教育的に考えられない結果でした 0点から30点へ向上 211 00:10:50,664 --> 00:10:52,968 猛暑の熱帯地域で木の下に 212 00:10:52,968 --> 00:10:56,408 コンピュータを2ヶ月置いただけ 知らない言語で 213 00:10:56,408 --> 00:10:59,480 10年先に習うような内容を 学習してしまう 214 00:10:59,480 --> 00:11:04,857 とんでもないことです しかしビクトリア時代の基準では 215 00:11:04,857 --> 00:11:08,257 30点では落第です 216 00:11:08,257 --> 00:11:11,193 合格まで上げるには あと20点必要です 217 00:11:11,193 --> 00:11:16,030 教師がいなかったので代わりに 子どもたちの遊び相手の 218 00:11:16,030 --> 00:11:18,416 22歳の女性会計士に 頼みました 219 00:11:18,416 --> 00:11:20,864 22歳の女性会計士に 頼みました 220 00:11:20,864 --> 00:11:22,985 手伝ってやってほしいと言うと 221 00:11:22,985 --> 00:11:25,256 彼女は「お断り」と答えました 222 00:11:25,256 --> 00:11:28,333 「理科は習ったことがないし 子どもたちが― 223 00:11:28,333 --> 00:11:32,862 あの木の下で1日中 何をやってるのか わからないから」 224 00:11:32,862 --> 00:11:37,393 私はこう言いました 「お婆ちゃんになればいい」 225 00:11:37,393 --> 00:11:38,723 「どういうこと?」 226 00:11:38,723 --> 00:11:40,110 「後ろに立って 227 00:11:40,110 --> 00:11:41,716 子どもたちが何をやっても 228 00:11:41,732 --> 00:11:44,513 『うわーすごい どうやったの? 次は?』 229 00:11:44,529 --> 00:11:47,625 『私が皆ぐらいの頃は そんなのできなかったわ』 230 00:11:47,625 --> 00:11:50,547 お婆ちゃんが言うようにね」 231 00:11:50,547 --> 00:11:52,721 それを2ヶ月続けてもらったところ 232 00:11:52,721 --> 00:11:55,635 成績は50点に跳ね上がりました 233 00:11:55,635 --> 00:11:57,289 カリクパムの子どもたちは ニューデリーの 234 00:11:57,289 --> 00:11:59,167 カリクパムの子どもたちは ニューデリーの 235 00:11:59,167 --> 00:12:03,303 生命工学の先生がいる 裕福な 私立学校の生徒に並びました 236 00:12:03,303 --> 00:12:08,140 この結果を受け 私は 条件を公平にできると思いました 237 00:12:08,140 --> 00:12:10,236 こちらはカリクパム 238 00:12:10,236 --> 00:12:18,431 (子どもたちの声) ニューロン... 伝達 239 00:12:18,431 --> 00:12:22,122 カメラの角度が悪いのですが 240 00:12:22,122 --> 00:12:24,618 皆さんお分かりの通り この子は 241 00:12:24,618 --> 00:12:27,025 手をこうしながら 242 00:12:27,025 --> 00:12:30,581 ニューロン間の伝達について 話しています 243 00:12:30,581 --> 00:12:33,925 12歳ですよ 244 00:12:33,925 --> 00:12:37,135 未来の職事情は どうなるのでしょう? 245 00:12:37,135 --> 00:12:39,426 現在の状況はわかっています 246 00:12:39,426 --> 00:12:41,764 未来の学習は? 現在の状況はこうです 247 00:12:41,764 --> 00:12:44,817 子どもの片手には携帯電話 248 00:12:44,817 --> 00:12:48,590 もう一方の手に本を持ち しぶしぶ学校へ 249 00:12:48,590 --> 00:12:52,549 未来の学校はどうなるのでしょう 250 00:12:52,549 --> 00:12:57,449 学校に行く必要は なくなるのでしょうか 251 00:12:57,449 --> 00:13:00,989 知りたいと思ったら 何でも 252 00:13:00,989 --> 00:13:04,309 2分で調べがつくように なるのでしょうか 253 00:13:04,309 --> 00:13:08,414 最悪の場合― 254 00:13:08,414 --> 00:13:11,206 ニコラス・ネグロポンテからの 質問ですが 255 00:13:11,206 --> 00:13:14,245 「知」そのものが時代遅れになる そんな日が来るのか 256 00:13:14,245 --> 00:13:17,605 あるいは 既に来ているのでしょうか? 257 00:13:17,605 --> 00:13:20,138 ひどいですね 「知」こそが 258 00:13:20,138 --> 00:13:24,055 我々ホモサピエンスと 他の類人猿との違いなのに 259 00:13:24,055 --> 00:13:25,832 しかし 考えてみてください 260 00:13:25,832 --> 00:13:28,378 自然界で猿が直立し 261 00:13:28,378 --> 00:13:30,514 ホモサピエンスになるまで 262 00:13:30,514 --> 00:13:32,698 1億年かかりました 263 00:13:32,698 --> 00:13:36,394 知が時代遅れになるのに 1万年しかかかりませんでした 264 00:13:36,394 --> 00:13:38,576 大したものです 265 00:13:38,576 --> 00:13:42,603 我々は将来に向けて 備えなくてはなりません 266 00:13:42,603 --> 00:13:45,562 「励まし」は鍵になりそうです 267 00:13:45,562 --> 00:13:46,772 クパムの例でも 268 00:13:46,772 --> 00:13:49,586 私の実験の例でも 269 00:13:49,586 --> 00:13:56,721 「すごい」と褒めるだけで 効果がありました 270 00:13:56,721 --> 00:13:59,115 脳科学からも立証できます 271 00:13:59,115 --> 00:14:02,317 脳の中央にある 爬虫類脳という部分は 272 00:14:02,317 --> 00:14:06,053 恐れを感知すると 機能しなくなります 273 00:14:06,053 --> 00:14:09,731 前頭前皮質という 学習に関わる部分が 274 00:14:09,731 --> 00:14:12,475 機能を停止するのです 275 00:14:12,475 --> 00:14:16,623 懲罰や試験は 「恐れ」と認知されますから 276 00:14:16,623 --> 00:14:20,248 子どもたちの 脳の機能を止めさせて 277 00:14:20,248 --> 00:14:22,944 「やれ」と言っているわけです 278 00:14:22,944 --> 00:14:26,425 何故こんなシステムを 作ってしまったかと言えば 279 00:14:26,425 --> 00:14:28,071 必要だったからです 280 00:14:28,071 --> 00:14:30,656 帝国時代には 281 00:14:30,656 --> 00:14:34,926 恐れにさらされた状態でも 生き抜く人間が必要でした 282 00:14:34,926 --> 00:14:37,193 前線で一人ぼっちでも 283 00:14:37,193 --> 00:14:41,224 生き残ったら合格 284 00:14:41,224 --> 00:14:44,197 ダメなら不合格 285 00:14:44,197 --> 00:14:46,853 しかし帝国時代は終わったのです 286 00:14:46,853 --> 00:14:50,491 現代の創造力を生かし 287 00:14:50,491 --> 00:14:53,506 恐れから喜びへと 288 00:14:53,506 --> 00:14:56,915 力関係を変えていく 必要があります 289 00:14:56,915 --> 00:15:00,867 私はイギリスへ戻り お婆ちゃん役を募集しました 290 00:15:00,867 --> 00:15:03,884 広告を出して こう呼びかけました 291 00:15:03,884 --> 00:15:07,304 「ネット環境とウェブカメラを お持ちの方 292 00:15:07,304 --> 00:15:10,531 週1時間のボランティアを お願いします」 293 00:15:10,531 --> 00:15:12,643 2週間で200人が集まりました 294 00:15:12,643 --> 00:15:17,551 私ほど多くイギリスのお婆ちゃんを 知る人物はいません(笑) 295 00:15:17,551 --> 00:15:21,366 「お婆ちゃんネット」です 296 00:15:21,366 --> 00:15:23,096 お婆ちゃんたちはネット上にいて 297 00:15:23,096 --> 00:15:27,470 子どもは困った時に お婆ちゃんを呼び出します 298 00:15:27,470 --> 00:15:31,039 お婆ちゃんはスカイプ越しに 問題を解決してくれます 299 00:15:31,039 --> 00:15:34,658 イギリス北西部の ディグルスという村と 300 00:15:34,658 --> 00:15:36,703 そこから1万キロ離れた 301 00:15:36,703 --> 00:15:40,007 インドのタミル・ナードゥ州の 奥地の村が 302 00:15:40,007 --> 00:15:42,247 つながります 303 00:15:42,247 --> 00:15:45,823 お婆ちゃんがするのは 昔ながらの このジェスチャー 304 00:15:45,823 --> 00:15:47,538 「しーっ」 305 00:15:47,538 --> 00:15:50,263 これだけです 306 00:15:50,263 --> 00:15:51,799 ご覧ください 307 00:15:51,799 --> 00:15:56,055 「『僕を捕まえることはできないさ』 繰り返してね」 308 00:15:56,055 --> 00:15:59,823 「僕を捕まえることはできないさ」 309 00:15:59,823 --> 00:16:02,791 「僕を捕まえることはできないさ」 310 00:16:02,791 --> 00:16:08,373 「僕はジンジャーブレッドマンだ」 「僕はジンジャーブレッドマンだ」 311 00:16:08,373 --> 00:16:12,963 「上手 よくできました」 312 00:16:12,963 --> 00:16:15,421 さて これは何を示すのでしょう 313 00:16:15,421 --> 00:16:17,265 我々が注目すべきは 314 00:16:17,265 --> 00:16:19,646 教育的な自己管理の結果としての 315 00:16:19,646 --> 00:16:24,234 学習ではないでしょうか 316 00:16:24,234 --> 00:16:27,079 教育のプロセスを 生徒の自己管理に任せれば 317 00:16:27,079 --> 00:16:29,570 学習は自然に生まれるという 実例です 318 00:16:29,570 --> 00:16:31,963 強制しなくても 319 00:16:31,963 --> 00:16:34,179 自然に起きるのです 320 00:16:34,179 --> 00:16:37,452 教師はお膳立てをしたら 321 00:16:37,452 --> 00:16:40,171 後ろに下がって 学習が生まれる様子を 322 00:16:40,171 --> 00:16:42,539 感心しながら見ていれば いいのです 323 00:16:42,539 --> 00:16:45,492 これが示しているのは そういうことでしょう 324 00:16:45,492 --> 00:16:48,244 それを実証する方法として 325 00:16:48,244 --> 00:16:49,919 私は自己学習環境 SOLE を 作ろうと考えています 326 00:16:49,919 --> 00:16:53,220 私は自己学習環境 SOLE を 作ろうと考えています 327 00:16:53,220 --> 00:16:56,905 要するにネットを通じて 共同作業を行い 328 00:16:56,905 --> 00:16:59,298 励ましを提供する場です 329 00:16:59,298 --> 00:17:01,004 世界中の数多くの学校で 試しました 330 00:17:01,004 --> 00:17:03,539 世界中の数多くの学校で 試しました 331 00:17:03,539 --> 00:17:07,165 先生方は後ろに立ち 「ひとりでに起きるの?」 332 00:17:07,165 --> 00:17:10,282 「ええ、ひとりでに」 「何故そう言えるの?」 333 00:17:10,282 --> 00:17:13,775 私はこう答えます 「様々な場所で 334 00:17:13,775 --> 00:17:16,703 子どもたちが 証明してくれましたから」 335 00:17:16,703 --> 00:17:19,447 実際のSOLEの様子です 336 00:17:19,447 --> 00:17:25,556 (子どもたちの話し声) 337 00:17:25,556 --> 00:17:31,845 こちらはイギリス 338 00:17:31,845 --> 00:17:35,611 この子が仲間をまとめています 339 00:17:35,611 --> 00:17:44,126 傍に先生はいないですからね 340 00:17:46,096 --> 00:17:49,999 「電子と陽子の数は一致しません」 オーストラリアです 341 00:17:49,999 --> 00:17:56,734 「正電荷と負電荷の 正味の電荷量によるからです 342 00:17:56,734 --> 00:18:00,318 イオンの持つ正味の電荷量は イオンから 343 00:18:00,318 --> 00:18:03,611 電子の数を引いた中の 陽子の数と一致します」 344 00:18:03,611 --> 00:18:06,660 年齢より うんと先を行っています 345 00:18:06,660 --> 00:18:10,263 SOLEでは大きな疑問に基づく 教育課程が必要です 346 00:18:10,263 --> 00:18:12,469 お分かりでしょう 347 00:18:12,469 --> 00:18:15,870 石器時代の男女が 348 00:18:15,870 --> 00:18:17,974 空を見上げて言いました 349 00:18:17,974 --> 00:18:20,453 「あのピカピカしてるのは何だ?」 350 00:18:20,453 --> 00:18:25,247 教育課程の源となる このような 疑問を 現代人は見失いました 351 00:18:25,247 --> 00:18:29,377 そこで「三角関数」で 手を打つことにしました 352 00:18:29,377 --> 00:18:33,085 そのままでは面白くありません 353 00:18:33,085 --> 00:18:36,046 9歳の子に伝えるなら こうしましょう 354 00:18:36,046 --> 00:18:39,199 「隕石が落ちてきたとして それが― 355 00:18:39,199 --> 00:18:42,597 地球に当たるかどうか どうやって調べる?」 356 00:18:42,597 --> 00:18:45,157 子どもが興味を示したら 357 00:18:45,157 --> 00:18:48,142 「ヒントは魔法の言葉『三角関数』だよ」 と言えば 358 00:18:48,142 --> 00:18:51,013 あとは子どもが勝手に解きます 359 00:18:51,013 --> 00:18:55,471 SOLEの写真です 360 00:18:55,471 --> 00:19:01,060 とんでもない疑問を 投げかけてみました 361 00:19:01,060 --> 00:19:05,348 「世界はいつ始まったのか? いつ終わるのか?」 362 00:19:05,348 --> 00:19:07,293 相手は9歳の子です 363 00:19:07,293 --> 00:19:10,269 こちらは 呼吸と空気の流れについて 364 00:19:10,269 --> 00:19:15,227 先生の助けを借りず 子どもたちだけで仕上げました 365 00:19:15,227 --> 00:19:17,611 先生は疑問を投げかけるだけ 366 00:19:17,611 --> 00:19:21,275 あとは後ろに立って 子どもたちの答えを褒めるのです 367 00:19:21,275 --> 00:19:25,011 私には望みがあります 368 00:19:25,011 --> 00:19:27,227 それは― 369 00:19:27,227 --> 00:19:31,541 学習の未来をデザインすることです 370 00:19:31,541 --> 00:19:33,507 人間を社会のスペア部品に 371 00:19:33,507 --> 00:19:35,899 してはいけません 372 00:19:35,899 --> 00:19:39,555 学習の未来を創るのです 373 00:19:39,555 --> 00:19:41,191 少々お待ちを 374 00:19:41,191 --> 00:19:43,891 これは非常に重要なことですから 375 00:19:43,891 --> 00:19:46,535 正確にお伝えしたいんです 376 00:19:46,535 --> 00:19:48,851 私の望みは 世界中の子どもたちの 377 00:19:48,851 --> 00:19:51,085 ワクワクさせ 仲間との協力を促して 378 00:19:51,085 --> 00:19:54,131 学習の未来を創ることです 379 00:19:54,131 --> 00:19:56,363 ご支援をお願いします 380 00:19:56,363 --> 00:19:59,699 「クラウド上の学校」という名前です 381 00:19:59,699 --> 00:20:04,772 まとめ役が提示した 大きな疑問をきっかけに 382 00:20:04,772 --> 00:20:08,629 子どもたちが知的冒険の旅に出る そんな学校です 383 00:20:08,629 --> 00:20:10,900 私はこの学校を 384 00:20:10,900 --> 00:20:15,260 私が研究できる場所に作りたいと 考えています 385 00:20:15,260 --> 00:20:18,060 この学校は事実上 無人です 386 00:20:18,060 --> 00:20:19,827 お婆ちゃんが一人いて 387 00:20:19,827 --> 00:20:22,268 子どもの健康と安全を 管理する以外は 388 00:20:22,268 --> 00:20:23,701 全てクラウドです 389 00:20:23,701 --> 00:20:25,616 部屋の明かりの管理から何から 全てクラウド上でできます 390 00:20:25,616 --> 00:20:27,644 部屋の明かりの管理から何から 全てクラウド上でできます 391 00:20:27,644 --> 00:20:30,869 ご支援いただきたいことが もう一つあります 392 00:20:30,869 --> 00:20:33,628 この自己学習環境は 393 00:20:33,628 --> 00:20:38,644 自宅や学校やクラブなどで 簡単に作ることができます 394 00:20:38,644 --> 00:20:40,772 TEDが作成した解説書に SOLEの作り方が載っています 395 00:20:40,772 --> 00:20:42,660 TEDが作成した解説書に SOLEの作り方が載っています 396 00:20:42,660 --> 00:20:46,036 ぜひ作ってみてください 397 00:20:46,036 --> 00:20:48,401 そして五大陸のあらゆる場所から 398 00:20:48,401 --> 00:20:50,612 私にデータを送ってください 399 00:20:50,612 --> 00:20:54,116 私がまとめて 「クラウド上の学校」に取り入れ 400 00:20:54,116 --> 00:20:57,380 学習の未来を創ります 401 00:20:57,380 --> 00:20:59,172 それが私の望みです 402 00:20:59,172 --> 00:21:00,595 最後にもう一つ 403 00:21:00,595 --> 00:21:03,188 ヒマラヤ山脈へお連れしましょう 404 00:21:03,188 --> 00:21:06,491 標高3600メートル 空気の薄い所です 405 00:21:06,491 --> 00:21:09,476 2箇所に コンピュータを設置しました 406 00:21:09,476 --> 00:21:10,931 子どもたちの中に 407 00:21:10,931 --> 00:21:13,828 私の後をついてくる 小さな女の子に尋ねました 408 00:21:13,828 --> 00:21:18,544 「皆に1台ずつ コンピュータをあげたいんだけど 409 00:21:18,544 --> 00:21:20,945 どうしたらできるかな?」 410 00:21:20,945 --> 00:21:24,976 その子の写真を撮ろうとした時 411 00:21:24,976 --> 00:21:29,032 急にこんな風に手を挙げて その子はこう言いました 412 00:21:29,032 --> 00:21:30,921 「早くちょうだい」 413 00:21:30,921 --> 00:21:42,785 (笑)(拍手) 414 00:21:42,785 --> 00:21:44,646 良いアドバイスですよね 415 00:21:44,646 --> 00:21:46,714 黙って従うことにしましょう 416 00:21:46,714 --> 00:21:50,704 ありがとうございました 417 00:21:50,704 --> 00:21:54,455 (拍手) 418 00:21:54,455 --> 00:22:02,779 ありがとう (拍手) 419 00:22:02,779 --> 00:22:09,194 どうもありがとうございます (拍手)