「音楽」 私の母は7歳のときに ニューヨークに移住しました 私の母方の祖父は 大使館の職員で それでニューヨークに赴任することとなり 家族皆で移住しました それ以来母はずっとここにいます なので 40年ほどになるかと思います 父は大学に行くためにここに来て 今はサンノゼでエンジニアをしています 移住して大学で勉強した後 そのままここで暮らすことに決めたんです これが私のストーリーです 父が仕事で移住したのが始まりでした 2003年のことでした 父が僕と母をフィリピンに残して行った後 僕たちは2年ほどして移住し 父と一緒に暮らせるようになりました 前からここにいた祖父も一緒でしたが 祖父がいつ移住したのかはしりません それで 僕の家族は2005年以来ここにいます フィリピンで第二言語として 英語を学んでいたから 自分は アメリカに来ても 言葉に問題はないと思っていました でも実際はとても大変で 周りのみんなは 例外なしにみんな 英語が流暢で 僕はまだまだ いくつか単語がわかっても 何と言うか 自分の理解を超えていて とにかくみんなの話を 解読しようと必死でした そのプロセスは大変でした でも最終的に それにも折り合いをつけて 社会に適応できています 僕の両親は二人とも メキシコから移住して来ました 1990年代でした 二人の出会いは 移住してから4年後で 職場で知り合い 結婚して僕が生まれました 両親は二人ともエジプト出身で 大学に行くまで ずっとエジプトで生活していました エジプトで結婚した後 父のアイデアで アメリカに移住したのは アメリカには 夢やチャンスがあると思ったからでした 当たり前のことですが 母も父も 家族から離れることに迷いはありましたが 全てを投げ打ってここに来ました 僕と僕の兄弟の将来のためでした 私の両親は ベトナム戦争中にベトナムから移住しました 父はもともと中国出身で 香港の近くの広東省から来ました ベトナム戦争のときに 中国からベトナムを抜けて 舟こぎとしてマレーシアまで逃げ 家族とともに大変な経験をしました 4人の姉たち そして両親と一緒でした 父と父の姉たちは アメリカに行くことを決断しました 自分の子供たちに アメリカン・ドリームを与えたかったからです 父はアメリカに定住することに とにかくこだわっていました アメリカは父にとって チャンス溢れる素晴らしい国だったのです それで21歳の時に移住しました アメリカの高校に入るために 嘘をついて すぐ近くのサンノゼ高校に通い サンノゼ州立大学も卒業しました 父は学業に真剣に取り組みました 家族を養えるようになることが とても重要だったからです 色々とうまくいって 良い仕事にも就いた後 父はベトナムに戻り そこで母に会ったのです 母はベトナムの全てを捨てて アメリカに移住しました 今では子供を3人持ち 幸せな家庭を築いています