予定通り 血の誓いの 魔導書を持ち 星の光が 頭上を通り過ぎる 私が磨いた 技術を糧として 私は守護者 古代の儀式を 見守る者 しかし私は その道を離れている まばゆい月光の下で 抱かせてくれ 側にいて欲しい 君の声が聴きたい だが 親愛なる者よ よく分かっているよ この選択を 君に与えねば 君の望む物は 全て与えられる それとも私の嘆きを 聴いてくれるかい? ただ私の方を 見ておくれ ただ私を見ておくれ 私の知らない事情が あるのだろうか 言ってくれないのか 互いが冷めきるまで ただ言ってくれ 側にいて… 見て欲しいと… これは暗黙の契約 互いの利益のための 偽りの行為 もし そうなら 君がいない時の この胸の奥の痛みは 何だろう 君の身分なんて 気にしないよ 私の暗い衝動を 満たすものでも なぜ理解してくれない? 説明させてくれ! 私は怖くて 泣いているんだ この思いを 実現したくて 何も残らない 心は張り裂け 君が去ってしまったら 私では… この世の何を 与えようとも 足りないのか 君が人生で築いた 壁を取り除くには これが君の気持ちか? 理解の及ばぬ 領域に苛まれて 自分が分からない だから この繋がりに 慈悲を与え 私達の魂に 終止符を打とう 私は償おう 君を目的のための 手段にした だから 私を見ておくれ 頼むから 私を見ておくれ 私の知らない事情が あるのか? 互いを救おう 冷めきる前に 君が側にいて 言っておくれ 見て欲しいと