1 00:00:00,000 --> 00:00:00,980 私たちは、 2 00:00:00,980 --> 00:00:05,070 これらの点を含む線の傾きを聞かれています。 3 00:00:05,070 --> 00:00:07,440 一緒に傾きを求める前に動画を一時停止し 4 00:00:07,440 --> 00:00:10,060 自力で問題を解いてみてください。 5 00:00:10,060 --> 00:00:11,760 では、一緒に進めてみましょう。 6 00:00:11,760 --> 00:00:14,270 まず、傾きとは何かを思い出してみましょう。 7 00:00:14,270 --> 00:00:19,060 傾きとは、yの変化量 8 00:00:19,060 --> 00:00:21,090 これはギリシャ文字のデルタ 9 00:00:21,090 --> 00:00:21,980 三角形にも見えますね 10 00:00:21,980 --> 00:00:24,410 これはyの変化量を表しています 11 00:00:24,410 --> 00:00:27,370 これを、xの変化量で割ったものです。 12 00:00:27,370 --> 00:00:31,523 時々、y2-y1を 13 00:00:31,523 --> 00:00:34,810 x2-x1で割った式でも表されています。 14 00:00:34,810 --> 00:00:37,610 ここでの(x1、y1)は、前方の点 15 00:00:37,610 --> 00:00:40,862 (x2、 y2)は後方の点とも見れます。 16 00:00:40,862 --> 00:00:44,790 ここから二組の(x,y)を選んで、 17 00:00:44,790 --> 00:00:46,140 これらが線上に存在することがわかっていれば 18 00:00:46,140 --> 00:00:49,120 どれでも良いので選んでみましょう。 19 00:00:49,120 --> 00:00:51,100 なので、別に初めの二つを選んでも大丈夫です。 20 00:00:51,100 --> 00:00:52,890 これを前方の点 21 00:00:52,890 --> 00:00:54,332 これを後方の点としましょう。 22 00:00:54,332 --> 00:00:56,686 ここでのxの変化量はいくつでしょう? 23 00:00:56,686 --> 00:00:59,220 2から3に変化しています 24 00:00:59,220 --> 00:01:03,090 なので、xの変化量は3-2、 25 00:01:03,090 --> 00:01:03,950 つまり1です。 26 00:01:03,950 --> 00:01:05,550 2から3に変化するために 27 00:01:05,550 --> 00:01:06,740 1を足しているだけということがわかります。 28 00:01:06,740 --> 00:01:08,182 次に、yの変化量はなんでしょう。 29 00:01:08,182 --> 00:01:10,911 この時のyの変化量は、最後のyの1から 30 00:01:10,911 --> 00:01:15,000 初めのyの4を引いたもの、つまり-3となります。 31 00:01:15,000 --> 00:01:16,970 別にこれらの計算をしなくても、 32 00:01:16,970 --> 00:01:19,433 2から3に変化するには1増加する、 33 00:01:19,433 --> 00:01:21,110 また、4から1に変化するには 34 00:01:21,110 --> 00:01:22,602 3減少する、ということがわかったでしょう。 35 00:01:22,602 --> 00:01:25,050 これで、必要な情報は揃いました。 36 00:01:25,050 --> 00:01:27,802 yの変化量とxの変化量の商はなんでしょう? 37 00:01:27,802 --> 00:01:29,405 それは、 38 00:01:29,405 --> 00:01:31,560 yの変化量は-3 39 00:01:31,560 --> 00:01:33,080 xの変化量は1です。 40 00:01:33,080 --> 00:01:34,999 よって傾きは、-3を1で割ったもの 41 00:01:34,999 --> 00:01:37,007 つまり-3です。 42 00:01:37,007 --> 00:01:38,663 もう一問解いてみましょう。 43 00:01:39,930 --> 00:01:42,743 ここでは、これらの点を含む線の 44 00:01:42,743 --> 00:01:45,320 傾きを聞かれています。 45 00:01:45,320 --> 00:01:47,810 動画を一時停止して自力で解けるかどうか、 46 00:01:47,810 --> 00:01:50,720 もう一度一時停止して、 自力で挑戦してみてください。 47 00:01:50,720 --> 00:01:55,720 さて、傾きがyの変化量と 48 00:01:55,876 --> 00:01:57,610 xの変化量の商だということは覚えていますね。 49 00:01:57,610 --> 00:02:00,229 そして、ここからどの二つを選ぶことが、 50 00:02:00,229 --> 00:02:01,990 これらの点が線を表していることを わかっていれば 51 00:02:01,990 --> 00:02:03,511 可能なはずです。 52 00:02:03,511 --> 00:02:07,713 今回は、中心の二組を使いましょう。 53 00:02:07,713 --> 00:02:09,730 さて、xの変化量はなんでしょうか。 54 00:02:09,730 --> 00:02:12,260 1から5への変化には、4の増加があったと言えます。 55 00:02:12,260 --> 00:02:13,730 yの変化量はなんでしょう。 56 00:02:13,730 --> 00:02:16,920 7から13に増えるには、6増加したと言えます。 57 00:02:16,920 --> 00:02:22,610 よって、yの変化量は6、 xの変化量は4となります。 58 00:02:22,610 --> 00:02:25,970 ここではどちらも正しい記号は、正です。 59 00:02:25,970 --> 00:02:28,290 xが増加すれば、yも増加します。 60 00:02:28,290 --> 00:02:29,560 よって、傾きが4分の6、 61 00:02:29,560 --> 00:02:31,250 書き直せば、 62 00:02:31,250 --> 00:02:33,040 6と4はどちらとも2で割れるので、 63 00:02:33,040 --> 00:02:35,280 分母と分子をそれぞれ 64 00:02:35,280 --> 00:02:38,143 2で割って約分すれば2分の3となります。