あるバスケットボールチームの統計家が ある 1 回の試合における チームの12 人の選手の得点の統計を取りました そして,調べたデータを幹葉表示(みきはひょうじ)で表しました または,かんようひょうじ,と呼ばれることもあります さて,このチームは,どれだけ得点したでしょうか? もしこの図を見るのが初めてだとしたら ちょっと理解するのが難しいかもしれません 幹とされる欄に 0 1 2 とあって こちらには様々な数字が並んでいます この表は,チームのそれぞれの選手の得点と どのように関係しているのでしょうか 幹葉表示の読み方はですね, 葉は, --少なくともこの統計家が用いた表示方法によれば-- 葉は,それぞれの選手の得点の 最も低い位の数, または,一の位の数を表しています そして,幹は, 十の位の数を示しています 慣習では,葉が最も低い位の数,または,一の位の数を そして,幹は, それ以外の桁を表します そして,この表の便利なところは, 得点数に応じた選手の分布を可視化していることです 多くの選手の得点の十の位が 0 で,つまり 得点が一桁であったことが一目でわかります そして,十の位が 1 つまり 10 点台の選手, そして,十の位が 2 つまり 20 点台の得点をした選手は一人だけだった ということが読み取れます では,これらのデータを, 私たちが見慣れているやり方で 表示してみようと思います