WEBVTT 00:00:00.000 --> 00:00:02.000 世界はすごい早さで 00:00:02.000 --> 00:00:05.000 変化し続けています 00:00:05.000 --> 00:00:07.000 こちらをご覧ください 00:00:07.000 --> 00:00:09.000 2025年には 00:00:09.000 --> 00:00:11.000 ゴールドマンサックスの推定によると 00:00:11.000 --> 00:00:13.000 中国経済は 00:00:13.000 --> 00:00:16.000 アメリカの経済と規模に並ぶと予測されています 00:00:16.000 --> 00:00:19.000 さらに 00:00:19.000 --> 00:00:21.000 2050年には 00:00:21.000 --> 00:00:24.000 中国の経済規模は 00:00:24.000 --> 00:00:27.000 アメリカの2倍になると予測され 00:00:27.000 --> 00:00:29.000 インドもまた アメリカ経済に 00:00:29.000 --> 00:00:32.000 並ぶと推定されています 00:00:32.000 --> 00:00:34.000 ここで忘れてはいけないのは 00:00:34.000 --> 00:00:36.000 この予測がなされたのは 00:00:36.000 --> 00:00:39.000 金融危機がおこる前だったという事です NOTE Paragraph 00:00:39.000 --> 00:00:41.000 数週間前に 00:00:41.000 --> 00:00:43.000 最新の予想を見ていたのですが 00:00:43.000 --> 00:00:45.000 BNPパリバによれば 00:00:45.000 --> 00:00:48.000 中国経済が 00:00:48.000 --> 00:00:50.000 アメリカの規模を 00:00:50.000 --> 00:00:52.000 超える時についての予想でした。 00:00:52.000 --> 00:00:56.000 ゴールドマンサックスは2027年と予想しました。 00:00:56.000 --> 00:00:59.000 金融危機後の推定は 00:00:59.000 --> 00:01:02.000 2020年です。 00:01:02.000 --> 00:01:04.000 今からほんの10年先の話です。 00:01:04.000 --> 00:01:08.000 中国が世界を変え、 00:01:08.000 --> 00:01:11.000 特に2つの事が大きく変わるでしょう。 00:01:11.000 --> 00:01:13.000 まず最初に 00:01:13.000 --> 00:01:15.000 中国は大きな発展途上国で 00:01:15.000 --> 00:01:19.000 人口は130億人にもなり、 00:01:19.000 --> 00:01:22.000 過去30年間でどんどん増え 00:01:22.000 --> 00:01:24.000 一年に約10%増加しています NOTE Paragraph 00:01:24.000 --> 00:01:26.000 これから10年の間に 00:01:26.000 --> 00:01:30.000 中国の経済は世界一の規模になるのです 00:01:30.000 --> 00:01:33.000 現代にいたるまで 00:01:33.000 --> 00:01:36.000 先進国ではなくて 00:01:36.000 --> 00:01:38.000 発展途上にある国が 00:01:38.000 --> 00:01:41.000 世界一の経済大国となることはありませんでした 00:01:42.000 --> 00:01:44.000 さらに 00:01:44.000 --> 00:01:46.000 初めて 00:01:46.000 --> 00:01:48.000 世界の覇権を握るのは 00:01:48.000 --> 00:01:51.000 私は中国になると思っているのですが 00:01:51.000 --> 00:01:54.000 それが西欧から 00:01:54.000 --> 00:01:58.000 全く異なる文明圏へとうつるのです NOTE Paragraph 00:01:58.000 --> 00:02:02.000 現在 西洋で一般的には 00:02:02.000 --> 00:02:05.000 国家の近代化は 00:02:05.000 --> 00:02:07.000 西洋化を意味してきました 00:02:07.000 --> 00:02:09.000 これは幻想にすぎません 00:02:09.000 --> 00:02:11.000 近代化は 00:02:11.000 --> 00:02:14.000 競争 市場 技術の産出物だと考えられています 00:02:14.000 --> 00:02:16.000 しかし 近代化は 00:02:16.000 --> 00:02:18.000 歴史や文化からももたらされるのです 00:02:18.000 --> 00:02:21.000 中国は西洋とは違い 00:02:21.000 --> 00:02:24.000 また これからも独自の路線を歩む 00:02:24.000 --> 00:02:26.000 中国はこれからも抜本的な尊敬の念を集めつづけ 00:02:26.000 --> 00:02:28.000 独自の路線を歩むでしょう 00:02:28.000 --> 00:02:31.000 ここでは、明らかに大きな疑問が出てきます 00:02:31.000 --> 00:02:33.000 どうやって中国を理解できるのでしょうか 00:02:33.000 --> 00:02:35.000 中国という国を理解するためにどのように努力すればよいでしょうか 00:02:35.000 --> 00:02:38.000 現時点で西側諸国にある問題は全体的にみて 00:02:38.000 --> 00:02:40.000 独創性のないアプローチなのです 00:02:40.000 --> 00:02:42.000 それは西側諸国のアイデアを使って 00:02:42.000 --> 00:02:45.000 西側の言葉で中国を理解しているからなのです 00:02:45.000 --> 00:02:47.000 それでは理解できないんです 00:02:47.000 --> 00:02:49.000 で、ここで私は 00:02:49.000 --> 00:02:51.000 3つの基礎的事項をあなた方に提供したいと思います 00:02:51.000 --> 00:02:54.000 中国という国を理解しようとするためのものです 00:02:54.000 --> 00:02:56.000 まずきっかけとしてです NOTE Paragraph 00:02:56.000 --> 00:02:58.000 最初の一つは 00:02:58.000 --> 00:03:01.000 中国はそれほど民族国家ではありません 00:03:01.000 --> 00:03:03.000 オーケー、中国は過去数百年間 00:03:03.000 --> 00:03:05.000 民族国家として呼ばれていますよね 00:03:05.000 --> 00:03:07.000 しかし、中国について何かを知っている人は皆、 00:03:07.000 --> 00:03:09.000 これよりずっと昔から中国があることを知っています 00:03:09.000 --> 00:03:12.000 これは秦王朝が勝利を得た時の中国です 00:03:12.000 --> 00:03:15.000 紀元前221年、戦国時代が終わった時、 00:03:15.000 --> 00:03:17.000 現代中国の始まりです 00:03:17.000 --> 00:03:20.000 現在の中国の境界と違うのがわかると思います 00:03:20.000 --> 00:03:22.000 漢王朝のすぐ後、 00:03:22.000 --> 00:03:24.000 それでも2000年前です 00:03:24.000 --> 00:03:26.000 見てわかるとおり、すでに私たちが知っている 00:03:26.000 --> 00:03:28.000 西中国を占拠しているのがわかります 00:03:28.000 --> 00:03:31.000 西中国は今でもほとんどの中国人が 00:03:31.000 --> 00:03:33.000 住んでいる所です NOTE Paragraph 00:03:33.000 --> 00:03:35.000 では、何がすごいのかというと、 00:03:35.000 --> 00:03:38.000 中国が中国であるという感覚、 00:03:38.000 --> 00:03:41.000 中国人が 00:03:41.000 --> 00:03:44.000 中国人であるという感覚は 00:03:44.000 --> 00:03:46.000 過去数百年から来ているわけでもなく、 00:03:46.000 --> 00:03:48.000 民族時代から来ているわけでもないんです 00:03:48.000 --> 00:03:51.000 これは西側諸国でそう思われていますけれどね 00:03:51.000 --> 00:03:53.000 こういった感覚は 00:03:53.000 --> 00:03:55.000 文明国家が始まった時からずっと続いているのです 00:03:55.000 --> 00:03:58.000 例えば、私はこう考えています 00:03:58.000 --> 00:04:01.000 先祖を大切にするというような週間は 00:04:01.000 --> 00:04:04.000 中国、家族にとって 00:04:04.000 --> 00:04:07.000 とても独特な概念です 00:04:07.000 --> 00:04:09.000 人脈のような社会的な関係、 00:04:09.000 --> 00:04:11.000 儒教などもそうです 00:04:11.000 --> 00:04:13.000 これらすべては 00:04:13.000 --> 00:04:16.000 この現代中国が始まったころからのものなんです 00:04:16.000 --> 00:04:19.000 言いかえれば、中国は西側諸国やその他の多くの国とは違って 00:04:19.000 --> 00:04:22.000 文明開化という感覚、 00:04:22.000 --> 00:04:24.000 文明が開化したという存在から成り立っているのです 00:04:24.000 --> 00:04:26.000 民族国家というのとは違うのです 00:04:26.000 --> 00:04:29.000 もう一つ付け加えたいことがあります 00:04:29.000 --> 00:04:31.000 もちろん私たちは中国がとてつもなく広大だと知っています 00:04:31.000 --> 00:04:34.000 人種的にも、地理的にもです 00:04:34.000 --> 00:04:37.000 13億人もの人口があります 00:04:37.000 --> 00:04:40.000 私たちがあまり 00:04:40.000 --> 00:04:42.000 気づいていないのは 00:04:42.000 --> 00:04:44.000 中国は非常に多様性があり 00:04:44.000 --> 00:04:46.000 多元的でもあり、 00:04:46.000 --> 00:04:48.000 そして多くの点でとても分散しています 00:04:48.000 --> 00:04:51.000 この大きな規模では、北京からだけでは制御できません 00:04:51.000 --> 00:04:54.000 こういった事はあると私たちが思っていてもです 00:04:54.000 --> 00:04:57.000 そんなことは絶対にないんです NOTE Paragraph 00:04:58.000 --> 00:05:00.000 で、これが民族国家というよりも 00:05:00.000 --> 00:05:02.000 文明国家の中国です 00:05:02.000 --> 00:05:04.000 これはどういう意味なのでしょうか 00:05:04.000 --> 00:05:06.000 これにはとても深い意味があると思います 00:05:06.000 --> 00:05:08.000 短く言って、二つあります 00:05:08.000 --> 00:05:10.000 最初の一つは 00:05:10.000 --> 00:05:14.000 中国人が政治的に最も重要視しているのは 00:05:14.000 --> 00:05:16.000 中国文明の 00:05:16.000 --> 00:05:18.000 存続と 00:05:18.000 --> 00:05:20.000 団結なんです 00:05:20.000 --> 00:05:23.000 2000年前に欧州では 00:05:23.000 --> 00:05:26.000 ローマ帝国が崩壊しました 00:05:26.000 --> 00:05:29.000 それ以来ずっと欧州は分化されたままです 00:05:29.000 --> 00:05:31.000 中国は同じ時代に 00:05:31.000 --> 00:05:33.000 全く逆の方向に進みました 00:05:33.000 --> 00:05:36.000 この巨大な文明を続けるのに 00:05:36.000 --> 00:05:39.000 大変な苦しみを伴いました NOTE Paragraph 00:05:39.000 --> 00:05:41.000 2つ目は 00:05:41.000 --> 00:05:43.000 より客観的かもしれません 00:05:43.000 --> 00:05:45.000 香港のことです 00:05:45.000 --> 00:05:48.000 1997年に英国が香港を 00:05:48.000 --> 00:05:50.000 中国に返還したのを覚えていますか? 00:05:50.000 --> 00:05:52.000 あなた方は 00:05:52.000 --> 00:05:54.000 中国の法案を覚えているかもしれませんね 00:05:54.000 --> 00:05:56.000 一つの国、二つのシステム 00:05:56.000 --> 00:05:58.000 そして、西側諸国のほとんどの人が 00:05:58.000 --> 00:06:00.000 彼らを信じてないと、賭けてもいいです 00:06:00.000 --> 00:06:02.000 外見を取りつくろうこと 00:06:02.000 --> 00:06:04.000 中国が香港に手をかけたとき、 00:06:04.000 --> 00:06:06.000 そうすることができなかったんです 00:06:06.000 --> 00:06:08.000 13年間 00:06:08.000 --> 00:06:10.000 香港の法律や政治システムは 00:06:10.000 --> 00:06:13.000 1997年と今では全く違うのです 00:06:13.000 --> 00:06:16.000 私たちは間違っていた。なぜ間違っていたのでしょうか 00:06:16.000 --> 00:06:19.000 私たちが中国を民族国家だと 00:06:19.000 --> 00:06:21.000 思っていたからです 00:06:21.000 --> 00:06:23.000 1990年のドイツ統一を考えて下さい 00:06:23.000 --> 00:06:25.000 何が起こったでしょうか 00:06:25.000 --> 00:06:27.000 基本的には、東側が西ドイツに飲み込まれたのです 00:06:27.000 --> 00:06:29.000 一つの国、一つのシステムです 00:06:29.000 --> 00:06:32.000 精神的には、民族国家というわけです 00:06:32.000 --> 00:06:35.000 しかし、中国のような 00:06:35.000 --> 00:06:37.000 文明国家では 00:06:37.000 --> 00:06:40.000 一つの文明、一つのシステムだけでは制御できないのです 00:06:40.000 --> 00:06:42.000 うまくいかないのです 00:06:42.000 --> 00:06:45.000 このため、中国の反応は 00:06:45.000 --> 00:06:47.000 香港にとっては疑問なわけです 00:06:47.000 --> 00:06:49.000 それは台湾にとって疑問になるのと同じように 00:06:49.000 --> 00:06:51.000 自然な反応なのです 00:06:51.000 --> 00:06:54.000 一つの文明、多くのシステムというわけです NOTE Paragraph 00:06:54.000 --> 00:06:56.000 もう一つ中国を理解しようとするために 00:06:56.000 --> 00:06:58.000 必要な事項を一つ言わせて下さい 00:06:58.000 --> 00:07:01.000 これはあまり気持ちのよいものではないかもしれません 00:07:01.000 --> 00:07:03.000 中国人は他の国々と比べると 00:07:03.000 --> 00:07:05.000 人種に関して 00:07:05.000 --> 00:07:08.000 とても、とても異なる概念を持っています 00:07:08.000 --> 00:07:10.000 ご存じでしょうか 00:07:10.000 --> 00:07:13.000 中国の13億人のうち 00:07:13.000 --> 00:07:15.000 90パーセントは 00:07:15.000 --> 00:07:18.000 自分達は漢民族に 00:07:18.000 --> 00:07:20.000 属していると思っています 00:07:20.000 --> 00:07:22.000 これは人口の多い他の国と比べると 00:07:22.000 --> 00:07:25.000 全く異なるものです 00:07:25.000 --> 00:07:27.000 インド、アメリカ合衆国、 00:07:27.000 --> 00:07:30.000 インドネシア、ブラジル 00:07:30.000 --> 00:07:33.000 これらすべての国は多民族国家です 00:07:33.000 --> 00:07:36.000 中国人はそんな風に思ってはいないのです 00:07:36.000 --> 00:07:38.000 中国は多民族国家です 00:07:38.000 --> 00:07:41.000 辺縁では本当にそうです 00:07:41.000 --> 00:07:43.000 なぜなのでしょうか 00:07:43.000 --> 00:07:45.000 私が思うに、結局は 00:07:45.000 --> 00:07:48.000 文明国家が理由なのです 00:07:48.000 --> 00:07:51.000 少なくとも2000年の間 00:07:51.000 --> 00:07:53.000 占領、 00:07:53.000 --> 00:07:55.000 統一などが繰り返されてきました 00:07:55.000 --> 00:07:57.000 その過程の中で 00:07:57.000 --> 00:08:00.000 この漢民族という概念が産まれ 00:08:00.000 --> 00:08:02.000 そしてもちろん、それは 00:08:02.000 --> 00:08:05.000 文明のアイデンティティという強い念によって 00:08:05.000 --> 00:08:08.000 温存され成長してきたのです NOTE Paragraph 00:08:08.000 --> 00:08:11.000 では、この歴史的な体験の大きな利点は 00:08:11.000 --> 00:08:15.000 漢民族がいなければ 00:08:15.000 --> 00:08:17.000 中国は絶対に一つの国家としてまとまることができなかったのです 00:08:17.000 --> 00:08:20.000 漢というアイデンティティは 00:08:20.000 --> 00:08:23.000 この国を一つにするセメントとなってきたのです 00:08:23.000 --> 00:08:25.000 デメリットはというと 00:08:25.000 --> 00:08:27.000 漢民族というのは、文化の違いに関して言えば 00:08:27.000 --> 00:08:29.000 とても弱い概念だということです 00:08:29.000 --> 00:08:32.000 漢民族は本当に 00:08:32.000 --> 00:08:34.000 自分達の優位性を信じています 00:08:34.000 --> 00:08:36.000 そして、漢民族はそうでない民族に対して 00:08:36.000 --> 00:08:38.000 失礼なのです 00:08:38.000 --> 00:08:40.000 ウイグル民族やチベット民族 00:08:40.000 --> 00:08:43.000 に対する態度などがその例です NOTE Paragraph 00:08:44.000 --> 00:08:46.000 3つ目の重要な要素を言わせて下さい 00:08:46.000 --> 00:08:48.000 それは中国という国家です 00:08:48.000 --> 00:08:50.000 現在では、中国の 00:08:50.000 --> 00:08:53.000 国家と社会の関係は 00:08:53.000 --> 00:08:56.000 西側諸国とはとても異なるものです 00:08:57.000 --> 00:08:59.000 私たち西側諸国の人間は 00:08:59.000 --> 00:09:01.000 驚くほどに、少なくとも最近はですが 00:09:01.000 --> 00:09:05.000 国家の権力と合法性は 00:09:05.000 --> 00:09:08.000 民主化の一つの機能だと思っています 00:09:08.000 --> 00:09:10.000 この提案の問題は 00:09:10.000 --> 00:09:14.000 中国の国家は 00:09:14.000 --> 00:09:16.000 合法性と 00:09:16.000 --> 00:09:18.000 権力を 00:09:18.000 --> 00:09:21.000 西側諸国よりも 00:09:21.000 --> 00:09:23.000 ずっと 00:09:23.000 --> 00:09:26.000 楽しんでいるということです 00:09:27.000 --> 00:09:29.000 この理由は 00:09:29.000 --> 00:09:31.000 それはなぜかというと 00:09:31.000 --> 00:09:33.000 私は二つの理由があるからだと思うのです 00:09:33.000 --> 00:09:35.000 明らかにこれは民主主義とは関係ない 00:09:35.000 --> 00:09:38.000 なぜなら、私たちの考えでは中国は民主主義ではないと思っているからです 00:09:38.000 --> 00:09:40.000 この理由は 00:09:40.000 --> 00:09:43.000 まず最初に、中国という国家は 00:09:43.000 --> 00:09:46.000 とても特別な― 00:09:46.000 --> 00:09:48.000 特別な重要性を重んじています 00:09:48.000 --> 00:09:50.000 文明国家の 00:09:50.000 --> 00:09:53.000 代表として、 00:09:53.000 --> 00:09:55.000 保護者という 00:09:55.000 --> 00:09:58.000 具象としてです 00:09:58.000 --> 00:10:00.000 ここまでが中国がスピリチュアルな役割として 00:10:00.000 --> 00:10:03.000 行けるところです NOTE Paragraph 00:10:04.000 --> 00:10:06.000 二つ目の理由として 00:10:06.000 --> 00:10:08.000 欧州、 00:10:08.000 --> 00:10:10.000 北米では 00:10:10.000 --> 00:10:13.000 国家の権力は常に挑発されます 00:10:13.000 --> 00:10:15.000 欧州の慣例では 00:10:15.000 --> 00:10:17.000 歴史的には教会、 00:10:17.000 --> 00:10:19.000 貴族階級 00:10:19.000 --> 00:10:21.000 商人などに対するものでした 00:10:21.000 --> 00:10:23.000 1000年以上 00:10:23.000 --> 00:10:25.000 中国国家の権力は 00:10:25.000 --> 00:10:27.000 挑発されたことはありません 00:10:27.000 --> 00:10:30.000 中国国家には大きなライバルはいなかったのです 00:10:31.000 --> 00:10:33.000 そのため、 00:10:33.000 --> 00:10:37.000 中国で権力が構築される方法は 00:10:37.000 --> 00:10:39.000 私たち西側諸国の経験とは 00:10:39.000 --> 00:10:42.000 大きく異なるものだったのです 00:10:42.000 --> 00:10:44.000 ところで、結果は 00:10:44.000 --> 00:10:48.000 中国人は国家に対してとても異なる視点を持つことになったのです 00:10:49.000 --> 00:10:52.000 私たちは侵略者として国家を見なすことがあるのに対して 00:10:52.000 --> 00:10:55.000 よそ者、 00:10:55.000 --> 00:10:57.000 その権力が制限される、 00:10:57.000 --> 00:11:00.000 もしくは拘束、明確にされる必要がある 00:11:00.000 --> 00:11:02.000 組織として見る傾向があります 00:11:02.000 --> 00:11:04.000 中国人は国家を全くそのように見ることはないのです 00:11:04.000 --> 00:11:07.000 中国人は国家を 00:11:07.000 --> 00:11:10.000 親しい友人―ただの親友としてではなく 00:11:10.000 --> 00:11:12.000 家族の一員として― 00:11:12.000 --> 00:11:14.000 家族の一員という事実だけではなく 00:11:14.000 --> 00:11:16.000 世帯主、 00:11:16.000 --> 00:11:18.000 家長として見ているのです 00:11:18.000 --> 00:11:21.000 これが中国人の国家に対する見方です 00:11:21.000 --> 00:11:23.000 私たちとは本当に異なります 00:11:23.000 --> 00:11:26.000 この見方は、西側諸国とは 00:11:26.000 --> 00:11:28.000 違った方法で 00:11:28.000 --> 00:11:30.000 組み込まれているのです NOTE Paragraph 00:11:30.000 --> 00:11:33.000 私たちがここで実際に扱っているのは 00:11:33.000 --> 00:11:36.000 中国人から見たら 00:11:36.000 --> 00:11:38.000 とても新しい次元の事なのです 00:11:38.000 --> 00:11:40.000 これは私たちが知っている過去の中でも 00:11:40.000 --> 00:11:43.000 全く違うものなのです 00:11:44.000 --> 00:11:47.000 中国が市場と国家を信じていることを知っておいて下さい 00:11:47.000 --> 00:11:49.000 アダム・スミスは 00:11:49.000 --> 00:11:52.000 すでに18世紀後半で 00:11:52.000 --> 00:11:54.000 ”中国市場は欧州のどの市場よりも 00:11:54.000 --> 00:11:56.000 規模が大きく、開発が進み、 00:11:56.000 --> 00:11:58.000 洗練されているのです 00:11:58.000 --> 00:12:00.000 毛沢東の時代とは別に 00:12:00.000 --> 00:12:02.000 多かれ少なかれ市場は毛沢東の時代からそうだったんです 00:12:02.000 --> 00:12:04.000 しかし、これが 00:12:04.000 --> 00:12:08.000 非常に強く、偏在的な州と組み合わさったのです 00:12:08.000 --> 00:12:10.000 州は中国のどこにでもありました 00:12:10.000 --> 00:12:12.000 中国の主要企業の 00:12:12.000 --> 00:12:15.000 多くは依然として国有です 00:12:15.000 --> 00:12:18.000 レノボのような個人事業は、大企業ですが、 00:12:18.000 --> 00:12:20.000 多くの面で国の支援に依存しています 00:12:20.000 --> 00:12:22.000 経済の目標などは 00:12:22.000 --> 00:12:24.000 政府が決定するのです 00:12:24.000 --> 00:12:26.000 そして、もちろん州の自治権はいろいろな部門に流れます 00:12:26.000 --> 00:12:28.000 私たちがすでに知っているように― 00:12:28.000 --> 00:12:30.000 1人っこ政策が例です NOTE Paragraph 00:12:30.000 --> 00:12:33.000 その上、これはとても古い国の週間なのです 00:12:33.000 --> 00:12:35.000 とても古い国政の一つです 00:12:35.000 --> 00:12:38.000 もう少し説明が必要であれば 00:12:38.000 --> 00:12:40.000 万里の長城がそうです 00:12:40.000 --> 00:12:42.000 またこのほかにも大運河がそうです 00:12:42.000 --> 00:12:44.000 大運河は最初の例で 00:12:44.000 --> 00:12:46.000 紀元前5世紀に作られ 00:12:46.000 --> 00:12:48.000 ついに 00:12:48.000 --> 00:12:50.000 紀元7世紀に終わりました 00:12:50.000 --> 00:12:54.000 これは1114マイルもあり 00:12:54.000 --> 00:12:56.000 北京から 00:12:56.000 --> 00:12:59.000 杭州、上海を結ぶものです 00:12:59.000 --> 00:13:01.000 このため、中国には、 00:13:01.000 --> 00:13:04.000 国家のインフラ増強計画に関する 00:13:04.000 --> 00:13:06.000 長い歴史があったのです 00:13:06.000 --> 00:13:09.000 それは、われわれが現在、目にしている光景を説明するのを容易にしてくれます 00:13:09.000 --> 00:13:11.000 例えば、三峡ダムのようなものです 00:13:11.000 --> 00:13:13.000 他にもたくさんありますが 00:13:13.000 --> 00:13:15.000 中国内の国家の力を 00:13:15.000 --> 00:13:17.000 示すものです 00:13:17.000 --> 00:13:20.000 中国との違いを理解しようと努力する上で 00:13:20.000 --> 00:13:23.000 3つの重要事項をこれまで説明しました 00:13:23.000 --> 00:13:26.000 文明国家、 00:13:26.000 --> 00:13:28.000 人種に対する概念と 00:13:28.000 --> 00:13:30.000 国家の状態、 00:13:30.000 --> 00:13:33.000 それと社会との関係についてでした NOTE Paragraph 00:13:33.000 --> 00:13:36.000 そして、全体的に見てもやはり私たちは 00:13:36.000 --> 00:13:40.000 中国を理解しようと考える時 00:13:40.000 --> 00:13:43.000 西側諸国のこれまでの体験を重ね、 00:13:43.000 --> 00:13:46.000 西側諸国の概念を使い 00:13:46.000 --> 00:13:48.000 西側諸国の視点から見ようとします 00:13:48.000 --> 00:13:50.000 なぜ中国の事を全く不正確に 00:13:50.000 --> 00:13:53.000 見てしまうのかご存じになりたかったら― 00:13:53.000 --> 00:13:56.000 中国がこれからどのようになるのかという予想が見事に外れている 00:13:56.000 --> 00:14:00.000 これが理由です 00:14:00.000 --> 00:14:02.000 残念なことに 00:14:02.000 --> 00:14:05.000 私が思っていることを言わないといけませんが 00:14:05.000 --> 00:14:07.000 中国に対する態度というものが 00:14:07.000 --> 00:14:10.000 少し西洋精神だということなのです 00:14:10.000 --> 00:14:12.000 これは少し傲慢です 00:14:12.000 --> 00:14:14.000 私たちが一番だと考えている 00:14:14.000 --> 00:14:16.000 という点で傲慢なのです 00:14:16.000 --> 00:14:19.000 そして私たちは世界的な視点を持っているのです 00:14:20.000 --> 00:14:22.000 第2に、無知なのです 00:14:22.000 --> 00:14:25.000 私たちは違いを認めることを 00:14:25.000 --> 00:14:27.000 拒否します 00:14:27.000 --> 00:14:29.000 ここの興味深い一文があります 00:14:29.000 --> 00:14:32.000 アメリカ人の歴史家、ポール・コーエンの本の一文です 00:14:32.000 --> 00:14:35.000 ポール・コーエンは 00:14:35.000 --> 00:14:39.000 西洋は自分のことを 00:14:39.000 --> 00:14:41.000 おそらく全ての文化の中で 00:14:41.000 --> 00:14:43.000 一番先端にあると思っている 00:14:43.000 --> 00:14:45.000 そうではない 00:14:45.000 --> 00:14:47.000 多くの点で 00:14:47.000 --> 00:14:49.000 西洋は視野が最も狭い 00:14:49.000 --> 00:14:52.000 200年もの間 00:14:52.000 --> 00:14:55.000 西側諸国は世界を征服してきた 00:14:55.000 --> 00:14:57.000 他の文化や 00:14:57.000 --> 00:15:00.000 文明を理解するのに 00:15:00.000 --> 00:15:02.000 その征服は必要とされていなかった 00:15:02.000 --> 00:15:04.000 結局のところ、 00:15:04.000 --> 00:15:07.000 文化は、必要なら力ずくで 00:15:07.000 --> 00:15:09.000 好きなように動くからです 00:15:09.000 --> 00:15:11.000 このような文化が― 00:15:11.000 --> 00:15:14.000 実際には残りすべての世界は実際― 00:15:14.000 --> 00:15:17.000 西側諸国と比べて、とても弱い立場にありましたが 00:15:17.000 --> 00:15:20.000 こういった国は西側諸国を理解するように強いられてきました 00:15:20.000 --> 00:15:23.000 なぜなら、社会の中に西洋の存在があったからです 00:15:23.000 --> 00:15:26.000 それゆえ、結果的に 00:15:26.000 --> 00:15:29.000 西側諸国よりも多くの点で近代化したのです NOTE Paragraph 00:15:29.000 --> 00:15:31.000 東アジアの例を考えてみて下さい 00:15:31.000 --> 00:15:34.000 東アジア:日本、韓国、中国など 00:15:34.000 --> 00:15:36.000 世界人口の3分の1はこれらの国に住んでいます 00:15:36.000 --> 00:15:38.000 現在は世界最大の経済区域です 00:15:38.000 --> 00:15:40.000 では、お伝えしましょう 00:15:40.000 --> 00:15:42.000 東アジア人、東アジア出身の人は 00:15:42.000 --> 00:15:44.000 西洋について 00:15:44.000 --> 00:15:46.000 西洋の人が東アジアについて持っている知識よりも 00:15:46.000 --> 00:15:50.000 ずっと多くのことを知っています 00:15:50.000 --> 00:15:53.000 残念なことに、この点は今現在の状態と 00:15:53.000 --> 00:15:55.000 とても密接につながっています 00:15:55.000 --> 00:15:58.000 なぜなら、何が起こっているのでしょう?最初のチャートに戻ってみましょうか― 00:15:58.000 --> 00:16:00.000 ゴールドマン・サックスのチャートです 00:16:00.000 --> 00:16:02.000 何が起こっているかというと 00:16:02.000 --> 00:16:05.000 歴史的な視点からみると、非常に早い速度で 00:16:05.000 --> 00:16:08.000 世界は動かされ、 00:16:08.000 --> 00:16:10.000 形づくられています 00:16:10.000 --> 00:16:12.000 それは古い先進国ではなく 00:16:12.000 --> 00:16:14.000 発展途上国によってです 00:16:14.000 --> 00:16:16.000 私たちはこれを 00:16:16.000 --> 00:16:18.000 G20という言葉に見ることができますね― 00:16:18.000 --> 00:16:21.000 G7、もしくはG8から 00:16:21.000 --> 00:16:24.000 非常に早い速度でG20になりました 00:16:25.000 --> 00:16:28.000 そして、2つの結論がもたらされました 00:16:28.000 --> 00:16:30.000 一つ目は、西側諸国は 00:16:30.000 --> 00:16:32.000 急速に世界に対する 00:16:32.000 --> 00:16:34.000 影響力を失っています 00:16:34.000 --> 00:16:37.000 1年前、この事に関してドラマチックな説明があったんです 00:16:37.000 --> 00:16:39.000 コペンハーゲンでの温暖化会議でですね 00:16:39.000 --> 00:16:41.000 ヨーロッパは最後の交渉の場にいませんでした 00:16:41.000 --> 00:16:43.000 最後にこんなことが起こったのはいつでしたかね? 00:16:43.000 --> 00:16:46.000 おそらく200年くらい前だったと賭けてもいいです 00:16:46.000 --> 00:16:49.000 そして、これが将来起こることなのです NOTE Paragraph 00:16:49.000 --> 00:16:51.000 2つ目の結論として 00:16:51.000 --> 00:16:54.000 この世界は、結果として 00:16:54.000 --> 00:16:58.000 私たちにとって見慣れないものになるというのは避けられないことです 00:16:58.000 --> 00:17:01.000 なぜなら世界は私たちにあまりなじみがなく、精通していない 00:17:01.000 --> 00:17:04.000 文化や経験、歴史に 00:17:04.000 --> 00:17:06.000 形作られていくことになるからです 00:17:06.000 --> 00:17:08.000 最終的に、残念ながら―私は欧州と 00:17:08.000 --> 00:17:10.000 アメリカを少し違った視点でみてみると― 00:17:10.000 --> 00:17:13.000 私はヨーロッパ人が非常に 00:17:13.000 --> 00:17:16.000 無知だと言わなくてはならない 00:17:16.000 --> 00:17:18.000 ヨーロッパ人は気づいていません 00:17:18.000 --> 00:17:21.000 世界がどのように変わっているかを 00:17:21.000 --> 00:17:24.000 一部の人は―私は中国に住んでいるイギリス人の友人がいます 00:17:24.000 --> 00:17:27.000 彼は「大陸は、忘却に向かって夢中歩行している」と言いました 00:17:29.000 --> 00:17:31.000 もしかしたら、これは本当かもしれない 00:17:31.000 --> 00:17:33.000 もしかしたら、誇張かもしれない 00:17:33.000 --> 00:17:36.000 しかし、これには他の問題もあるのです― 00:17:36.000 --> 00:17:39.000 欧州は世界の実態を把握していない― 00:17:39.000 --> 00:17:42.000 そしてこの事実は 00:17:42.000 --> 00:17:44.000 未来の感覚を失うという意味でもあります 00:17:44.000 --> 00:17:47.000 もちろん、欧州はかつて未来を統括していました 00:17:47.000 --> 00:17:49.000 自信をもってです 00:17:49.000 --> 00:17:52.000 19世紀がまさにそうでした 00:17:52.000 --> 00:17:55.000 悲しいことに、これはもう事実ではありません NOTE Paragraph 00:17:55.000 --> 00:17:58.000 もし未来を感じ、味わってみたいのなら 00:17:58.000 --> 00:18:01.000 中国を試してみて下さい―古い儒教があります 00:18:01.000 --> 00:18:03.000 これは、今までに見たことのない 00:18:03.000 --> 00:18:05.000 鉄道の駅のようなものです 00:18:05.000 --> 00:18:07.000 駅のようにさえ見えないでしょう 00:18:07.000 --> 00:18:09.000 これは広州にある高速特急の 00:18:09.000 --> 00:18:11.000 新しい駅です 00:18:11.000 --> 00:18:13.000 中国はすでに世界中のどの国よりも 00:18:13.000 --> 00:18:15.000 大きなネットワークを持っています 00:18:15.000 --> 00:18:19.000 中国は今後、世界中のネットワークを全て合わせたものよりも大きなネットワークを持つでしょう 00:18:19.000 --> 00:18:21.000 こんなものもあります:これはアイデアにいすぎないのですが 00:18:21.000 --> 00:18:24.000 一時期、北京の郊外で 00:18:24.000 --> 00:18:26.000 試みられたものです 00:18:26.000 --> 00:18:29.000 あなた方は、上部デッキに 00:18:29.000 --> 00:18:32.000 2000人が乗車できるメガバスを見たことがありますか? 00:18:32.000 --> 00:18:34.000 線路上を走り 00:18:34.000 --> 00:18:36.000 田舎の道もです 00:18:36.000 --> 00:18:39.000 そして車がバスの下を通るのです 00:18:39.000 --> 00:18:42.000 で、このバスは時速100マイルまで加速します 00:18:42.000 --> 00:18:45.000 このように物事は進んでいきます 00:18:45.000 --> 00:18:47.000 なぜなら、中国は特定の問題があるからです 00:18:47.000 --> 00:18:49.000 これは欧州の問題とは違います 00:18:49.000 --> 00:18:51.000 米国の問題とも違います 00:18:51.000 --> 00:18:54.000 中国は非常に多くの人口を持ち、場所がありません 00:18:54.000 --> 00:18:56.000 だからこれが一つの解決方向だったのです 00:18:56.000 --> 00:18:58.000 中国は本当に多くの多くの 00:18:58.000 --> 00:19:00.000 市で 00:19:00.000 --> 00:19:02.000 2000万人以上の人口があるのです NOTE Paragraph 00:19:02.000 --> 00:19:05.000 オーケー、どうやってこのスピーチを終わらせたいかというと 00:19:05.000 --> 00:19:08.000 では、この世界に対しての 00:19:08.000 --> 00:19:11.000 私たちの態度はどうあるべきでしょう 00:19:11.000 --> 00:19:13.000 この世界は 00:19:13.000 --> 00:19:15.000 私たちの目前で急速に 00:19:15.000 --> 00:19:17.000 発展しています 00:19:18.000 --> 00:19:21.000 いい事もありますし、悪いこともあります 00:19:21.000 --> 00:19:23.000 ただ、私はとりわけ、 00:19:23.000 --> 00:19:26.000 世界のポジティブな全体像について議論したいのです 00:19:28.000 --> 00:19:30.000 200年もの間、 00:19:30.000 --> 00:19:36.000 世界は基本的に、散在した一部の人間が 00:19:36.000 --> 00:19:40.000 統制していました 00:19:40.000 --> 00:19:44.000 これが欧州と北米が代表例です 00:19:44.000 --> 00:19:46.000 中国とインドのような 00:19:46.000 --> 00:19:48.000 国が登場しました 00:19:48.000 --> 00:19:50.000 この国には世界の人口のうち38%がいます― 00:19:50.000 --> 00:19:53.000 そして、インドネシアやブラジルなどは 00:19:56.000 --> 00:19:59.000 過去200年の間で、民主化という 00:19:59.000 --> 00:20:01.000 最も重要な一つの活動に 00:20:01.000 --> 00:20:03.000 象徴されています 00:20:03.000 --> 00:20:05.000 文明化と文化、 00:20:05.000 --> 00:20:08.000 これまで無視されてきました、そして発言権もなかった 00:20:08.000 --> 00:20:10.000 私たちは聞いてこなかったし、知られていなかったものです 00:20:10.000 --> 00:20:12.000 文明化と文化は今後、 00:20:12.000 --> 00:20:15.000 この世界を象徴するようになるでしょう 00:20:15.000 --> 00:20:17.000 私たちは人間中心主義者としてこの変化を 00:20:17.000 --> 00:20:19.000 必ず迎え入れなくてはならないのです 00:20:19.000 --> 00:20:21.000 そして、私たちはこれらの文明について 00:20:21.000 --> 00:20:23.000 学ぶことになるのです NOTE Paragraph 00:20:23.000 --> 00:20:26.000 ここにある大きな船は 00:20:26.000 --> 00:20:28.000 15世紀の初頭 00:20:28.000 --> 00:20:30.000 鄭和 が航海した船です 00:20:30.000 --> 00:20:32.000 彼は 00:20:32.000 --> 00:20:35.000 南シナ海、東シナ海、 00:20:35.000 --> 00:20:38.000 そしてインド洋を渡り、東アフリカまで航海したのです 00:20:38.000 --> 00:20:42.000 この船の前に小さな船があります 00:20:42.000 --> 00:20:44.000 これはその80年後に 00:20:44.000 --> 00:20:47.000 クリストファー・コロンバスが大西洋を横断したものです 00:20:47.000 --> 00:20:49.000 (笑い) 00:20:49.000 --> 00:20:51.000 もしくは、このシルクの巻物 00:20:51.000 --> 00:20:53.000 をよく見ると、これは 00:20:53.000 --> 00:20:56.000 株州市が 00:20:56.000 --> 00:20:59.000 1368年に作ったものだと分かります 00:20:59.000 --> 00:21:01.000 彼らはゴルフをしていたんだと思います 00:21:01.000 --> 00:21:04.000 中国人はゴルフも発明したんですよ NOTE Paragraph 00:21:04.000 --> 00:21:07.000 未来へようこそ。ありがとう NOTE Paragraph 00:21:07.000 --> 00:21:10.000 (拍手)