「for ループ ファン」を はじめましょう。 このレッスンでは、数字の列とサイコロでゲームをします。 サイコロを3回ふって、「始めの値」、 「終わりの値」、「間かく」を決めます。 「始めの値」にマルをつけます。マルをつけながら、 「間かく」と同じ数だけ進みます。 「終わりの値」をこえたら終わり。 数字を数えて、点数の高い人が勝ち。 forループは、さまざま場所でつかわれています。 気象学者も、forループをつかっています。 ベッキーです。Able Driller Renewable社の風の気象学者です。 風力発電所があるコロンビアのジョージ川エリアの風の状態を見ています。 私たちは、そこでどれくらい風が ふくのか知りたいのです。 そうすれば、どれだけ発電されるのか わかります。 発電量をリアルタイムでエネルギートレーダーに知らせます。 トレーダーは、私たちの情報をもとに、電気を売買します。 これで電力供給が安定しす。 こうやって、風力発電所のエネルギーを最大限に利用しています。 ポートランドのEber Troller Renewables社のコントールセンターにいます。 全国の発電所からのデータが集まってくるところです。 強力なコンピューターでも、すべての場所の風をシミュレーションできません。 コンピューターで風を計算する方法に、グリッドがあります。 グリッドは、緯度と経度をもったポイントです。 風の計算には、物理学をつかいます。 各グリットの風速、温度、気圧などを計算で求めるのです。 ものすごく たくさんのグリッドが あるので、 何百万回、何億回とループさせます。 つねにループにつかっています。 ほらね、ここにループが。 風を計算で求めるには、たくさんのパラメーターが必要です。 人が、机に座って、計算することはできません。 風に影響を与えるものは、たくさんあります。 それらは、コンピューターで風を計算するのに必要なものなのです。