WEBVTT 00:00:00.000 --> 00:00:03.000 エイズと鳥インフルエンザについての もっともな心配事については 00:00:03.000 --> 00:00:05.000 本日後ほどお話をいただきましょう 00:00:05.000 --> 00:00:07.000 ”ブリリアント”なブリリアント博士から。 00:00:07.000 --> 00:00:09.000 私はもうひとつの流行病について話したいと思います。 00:00:09.000 --> 00:00:12.000 心血管疾患、糖尿病、高血圧です 00:00:12.000 --> 00:00:15.000 これらの疾患は 全て完ぺきに防ぐことができます 00:00:15.000 --> 00:00:17.000 少なくとも95%の人々に関しては 00:00:17.000 --> 00:00:18.000 ただ食生活と生活習慣を改善するだけでいいのです。 NOTE Paragraph 00:00:18.000 --> 00:00:19.000 そして今なにが起こっているのかというと、 00:00:19.000 --> 00:00:21.000 病気のグローバリゼーションが進んでいて 00:00:21.000 --> 00:00:24.000 世界中の人々が私たちアメリカ人のような食事をとり、私たちのような生活を送り、そして 00:00:24.000 --> 00:00:27.000 私たちのように死んでいます。例えば 00:00:27.000 --> 00:00:29.000 アジアのかつて最低だった心臓病、肥満、糖尿病の水準は 00:00:29.000 --> 00:00:31.000 一世代にして失われ、今では世界的に見ても 00:00:31.000 --> 00:00:34.000 高い水準に達しています。次にアフリカでは、 00:00:34.000 --> 00:00:37.000 ほとんどの国で心血管疾患はHIVと 00:00:37.000 --> 00:00:38.000 エイズによる死亡に匹敵します 00:00:38.000 --> 00:00:40.000 私たちには大いなる機会が託されています。 00:00:40.000 --> 00:00:42.000 私たちは非常に多くの人々の生命に大きな影響を与え 00:00:42.000 --> 00:00:44.000 重要な差異を生み出すために 00:00:44.000 --> 00:00:46.000 世界規模で予防医学を 00:00:46.000 --> 00:00:47.000 実施しなければなりません。 NOTE Paragraph 00:00:47.000 --> 00:00:49.000 心血管疾患は依然として、この国だけでなく 00:00:49.000 --> 00:00:51.000 世界中で人々の命を奪っています その数は 00:00:51.000 --> 00:00:54.000 他の全ての原因で亡くなる人数の 合計以上です 00:00:54.000 --> 00:00:56.000 たいてい誰にとってもこの種の病は 予防可能なのです 00:00:57.000 --> 00:00:59.000 予防可能というだけでなく、実際 00:00:59.000 --> 00:01:01.000 健康な状態へ戻すことが可能なんです。 ここ大体29年で、 00:01:01.000 --> 00:01:03.000 私たちは単純に食生活と生活習慣を変えるという 00:01:03.000 --> 00:01:06.000 技術も要せず低コストな対策が、どれほどまでに効果的か 00:01:06.000 --> 00:01:08.000 ということを、これらのハイテクで高価な最先端機器を 00:01:08.000 --> 00:01:11.000 用いて証明してきました。 00:01:11.000 --> 00:01:13.000 どんな方法かと言うと 例えば介入前と一年後の 00:01:13.000 --> 00:01:15.000 定量的動脈造影法 そして 00:01:15.000 --> 00:01:16.000 心臓のPET検査です NOTE Paragraph 00:01:16.000 --> 00:01:18.000 私たちが数ヶ月前に発表した研究は、 00:01:18.000 --> 00:01:20.000 初めて、前立腺の癌の進行は食生活と 00:01:20.000 --> 00:01:22.000 生活習慣を変えることで食い止めたり 00:01:22.000 --> 00:01:25.000 逆戻りさせることができる ということを明らかにし 00:01:25.000 --> 00:01:29.000 対照群の9%という値に対して、 00:01:29.000 --> 00:01:31.000 腫瘍サイズ増大の70%減少 00:01:31.000 --> 00:01:32.000 または増殖抑制を確認したのです。 00:01:32.000 --> 00:01:34.000 ここにMRIとMRの画像がありますが 00:01:34.000 --> 00:01:36.000 前立腺癌の活動は赤色で示してあります。 00:01:36.000 --> 00:01:38.000 一年後には減少しているのがわかりますね NOTE Paragraph 00:01:38.000 --> 00:01:41.000 現在 肥満が増加しています 成人の2/3 00:01:41.000 --> 00:01:44.000 子供の15%に上ります。私にとって本当に 00:01:44.000 --> 00:01:47.000 気になるのは ここ10年で糖尿病が70%も 00:01:47.000 --> 00:01:49.000 増加したということです 00:01:49.000 --> 00:01:51.000 私たちの子供は 親よりも短い人生を 00:01:51.000 --> 00:01:53.000 送ることになる初めての世代に なるかもしれません 00:01:53.000 --> 00:01:54.000 残念です、これは予防可能なわけですから。 00:01:54.000 --> 00:01:57.000 見てください これは選挙結果ではありませんよ 00:01:57.000 --> 00:01:59.000 これは各州の肥満の人の割合を色で示しています。 00:01:59.000 --> 00:02:03.000 1985年に始まり、'86年、’87年。CDCの 00:02:03.000 --> 00:02:07.000 ホームページから引用しました。'88年、'89年、'90年、'91年 00:02:07.000 --> 00:02:11.000 ここから新しい色が出てきます。'92年、'93年、'94年、'95年、'96年 00:02:11.000 --> 00:02:16.000 97年、'98年、'99年、2000年そして2001年、事態はさらに悪化します。 00:02:16.000 --> 00:02:17.000 なんだか私たちは退化してるみたいですね。 NOTE Paragraph 00:02:21.000 --> 00:02:24.000 そこで今私たちには何ができるのでしょうか?そう、 00:02:24.000 --> 00:02:25.000 私たちが発見した心臓病や癌を治す力を秘めている食事というのは 00:02:25.000 --> 00:02:27.000 アジアの食なんですが 00:02:27.000 --> 00:02:29.000 アジアの人々が逆に 欧米人のような食生活を始めています 00:02:29.000 --> 00:02:30.000 これが私たちのように 00:02:30.000 --> 00:02:31.000 不健康になりだした原因です。 00:02:31.000 --> 00:02:33.000 そこで私は数々の食の大企業と取り組んできました。 00:02:33.000 --> 00:02:35.000 彼らなら健康的な食べ物を 楽しく、セクシーで、 00:02:35.000 --> 00:02:37.000 カッコよく、環境に良く、便利にできます。 00:02:37.000 --> 00:02:40.000 私はマクドナルド、ペプシ、コンアグラ 00:02:40.000 --> 00:02:42.000 セーフウェイの諮問委員会 委員長を務めさせていただき 00:02:42.000 --> 00:02:44.000 今後はデルモンテにも行くんですが、彼らにも 00:02:44.000 --> 00:02:45.000 よいビジネスチャンスだと理解いただけています。 00:02:45.000 --> 00:02:46.000 マクドナルドで売られているサラダは 00:02:46.000 --> 00:02:48.000 この試みで誕生したもので、彼らは 00:02:48.000 --> 00:02:50.000 アジア風サラダを展開することになっています ペプシでは収入成長の2/3は 00:02:50.000 --> 00:02:51.000 健康的な食品から生まれています。 NOTE Paragraph 00:02:51.000 --> 00:02:53.000 つまり、もし食生活の改善を達成できれば、 00:02:53.000 --> 00:02:56.000 資金をエイズやHIV、マラリアの治療のために 00:02:56.000 --> 00:02:59.000 本当に必要な薬品の購入、もしくは 00:02:59.000 --> 00:03:00.000 鳥インフルエンザの予防に回すことができるのです。ありがとう。