WEBVTT

00:00:16.876 --> 00:00:22.381
明日の朝６時までしか 生きられないとしたら
あなたは何をしますか？

00:00:24.042 --> 00:00:28.501
私が演出した
『THE WINDS OF GOD』という舞台で

00:00:28.542 --> 00:00:31.384
特攻隊員を演じた若い日本の役者たちには

00:00:31.792 --> 00:00:35.035
このような質問を投げかけました

00:00:36.083 --> 00:00:41.807
すると役者たちは 心の中を見つめ 
何が大切かを考え

00:00:42.626 --> 00:00:45.730
選択をし
行動を起こすよう迫られます

00:00:45.731 --> 00:00:49.751
私が役者に求めるのは
このようなことです

00:00:50.876 --> 00:00:53.308
役者は 時に―

00:00:53.315 --> 00:00:56.543
暗く傷つくかもしれない場所に
行かねばなりません

00:00:57.250 --> 00:01:02.942
私たちのような一般人は
行くのを躊躇することもあるでしょう

00:01:03.752 --> 00:01:08.940
だから役者に代わりに行ってもらい
表現したくてもできないことを

00:01:09.250 --> 00:01:11.709
代わりに表現してもらうのです

00:01:12.209 --> 00:01:15.751
だからたぶん役者は高い対価を得るのでしょう

00:01:16.918 --> 00:01:20.917
このようなことが
私のやってきた仕事です

00:01:20.918 --> 00:01:24.483
先ほどの作品では 役者さんたちと
色々なところに行きました

00:01:25.709 --> 00:01:29.543
オーストラリアやニュージーランド
ツアーで ロンドンにも行き

00:01:30.626 --> 00:01:34.626
アクターズ・スタジオや
国連にも招待されました

00:01:35.959 --> 00:01:41.001
公演のあと 一人の女性が
私に話しかけてきました

00:01:41.394 --> 00:01:45.705
「父に日本人は敵視するよう 
教えられてきましたが

00:01:46.250 --> 00:01:51.034
この作品を拝見して 特攻隊員が
我が子のように思えました」

00:01:51.918 --> 00:01:54.333
心に響く感想でした

00:01:54.334 --> 00:01:59.041
この仕事に携わることに 
大きな意義を感じました

00:01:59.042 --> 00:02:01.160
今日 私がお話しするのは

00:02:01.184 --> 00:02:04.530
芝居への愛と この仕事―

00:02:05.459 --> 00:02:11.402
つまりアーティストたちとともに
人を感動させ 生きる糧となる瞬間を

00:02:12.209 --> 00:02:15.648
ほんの僅かでも生み出すために
働くことについてお話しします

00:02:20.501 --> 00:02:23.751
また 私がキャスティングに関わる
きっかけとなった

00:02:23.752 --> 00:02:25.751
国際的な仕事についても
お話ししたいと思います

00:02:25.751 --> 00:02:30.543
これもまた 皆さんにお伝えしたい
とても素晴らしい仕事です

00:02:30.544 --> 00:02:32.751
なぜなら 配役を考えるときは

00:02:32.752 --> 00:02:37.202
脚本と その中の台詞

00:02:37.337 --> 00:02:38.940
それしか持ち合わせていません

00:02:38.940 --> 00:02:41.811
もちろん監督のビジョンも
自分の考えもあります

00:02:41.811 --> 00:02:43.752
それと同時に脚本もある中で

00:02:44.375 --> 00:02:50.000
役に合う実際の役者を
見つけなければならないのです

00:02:52.000 --> 00:02:54.501
それと同時に想像力を働かせて

00:02:54.501 --> 00:02:57.610
役者の可能性を見抜かなければなりません

00:02:59.209 --> 00:03:00.710
これらのピースを組み合わせると

00:03:00.751 --> 00:03:04.291
時々素晴らしいことが起こります

00:03:04.292 --> 00:03:05.793
まるで魔法です

00:03:05.794 --> 00:03:09.373
役がカリスマ性を放ち

00:03:09.751 --> 00:03:12.543
役者もさらにカリスマ的になります

00:03:14.250 --> 00:03:18.715
これらは私が携わった映画の例です

00:03:21.751 --> 00:03:24.793
是非お見せしたかったのは
先ほどお話しした特攻隊の作品

00:03:25.669 --> 00:03:27.525
私の手がけた作品です

00:03:29.209 --> 00:03:33.213
『ラスト・サムライ』には
まるまる２年関わりました

00:03:33.755 --> 00:03:35.752
とても素晴らしい経験でした

00:03:38.250 --> 00:03:41.542
渡辺謙は
実際にオーディションを受け

00:03:41.542 --> 00:03:46.820
他にも400人近い
日本の役者さんたちがいました

00:03:48.709 --> 00:03:50.541
『SAYURI』

00:03:50.542 --> 00:03:55.750
さゆりを演じた少女は
写真を見た瞬間―

00:03:55.751 --> 00:03:58.043
「この子だわ」と思いました

00:03:58.044 --> 00:04:00.960
私は ほとんど写真だけで選んだのです

00:04:02.751 --> 00:04:09.190
『バベル』の菊地凛子は
張り詰めた感じが

00:04:09.501 --> 00:04:13.351
他の役者さんから際立っていました

00:04:16.250 --> 00:04:19.416
他にも現在いくつか手がけていますが

00:04:19.875 --> 00:04:24.208
『Unbroken』は
まだ日本で公開されていません

00:04:24.209 --> 00:04:27.501
この作品には素晴らしいパフォーマー
Miyaviが登場します

00:04:27.501 --> 00:04:30.374
これは『終戦のエンペラー』で

00:04:30.375 --> 00:04:35.927
ゲイリーと 私の息子である野村祐人と
共同製作した作品です

00:04:38.501 --> 00:04:42.835
この作品を製作するのには
大きな意味があり

00:04:42.836 --> 00:04:45.335
できるだけ多くの人に
見てほしいと思っています

00:04:47.501 --> 00:04:50.252
キャスティングを除けば

00:04:50.959 --> 00:04:56.734
私の仕事は 指導 演出 コーチング
そしてキャスティングなどですが

00:04:58.751 --> 00:05:02.333
芝居の要素は 次の３つの事柄―

00:05:02.334 --> 00:05:05.791
いわば３本の柱に
尽きるのではと思います

00:05:05.792 --> 00:05:08.001
これらは役者の内に
私が見出そうとし

00:05:08.002 --> 00:05:13.527
演技をより良くするための
拠り所となるものです

00:05:17.819 --> 00:05:20.835
１つ目の柱は 自分に向き合うこと

00:05:22.501 --> 00:05:24.249
これはそう簡単ではありません

00:05:24.250 --> 00:05:27.999
私たちはみな
人には良く思われたいですし

00:05:28.000 --> 00:05:31.616
欠点を見られたくありません

00:05:33.501 --> 00:05:36.252
でも 役者は自分の全てを
使わなければ

00:05:36.253 --> 00:05:39.466
観客に訴える力強さが伴いません

00:05:40.459 --> 00:05:44.458
だから役者は
隠しておきたいような欠点も含めて

00:05:44.459 --> 00:05:49.284
自分の全てを受け入れなければならないのです

00:05:49.542 --> 00:05:52.892
これはアップルパイのようなものです

00:05:53.209 --> 00:05:56.292
パイのある一部分を捨て去ろうしても
無理なのです

00:05:56.293 --> 00:05:58.043
だってそれはあなたの一部なのだから

00:05:58.044 --> 00:06:02.215
だからまず自分自身の全てを
受け入れる努力をします

00:06:02.417 --> 00:06:04.959
一度やると 少しずつ楽になっていきます

00:06:04.960 --> 00:06:09.504
正直になることであり
真実に近づくことですから

00:06:10.250 --> 00:06:14.213
これは私がとても大切に思っていることです

00:06:14.792 --> 00:06:17.917
特に現在の日本の若い人には

00:06:17.959 --> 00:06:21.249
私はこう言います
「あなたと同じDNAを持つ人も

00:06:21.250 --> 00:06:24.168
同じ指紋を持つ人もいない
あなたは唯一の存在なの

00:06:26.042 --> 00:06:28.084
あなたはそのままで完璧なのよ」

00:06:28.542 --> 00:06:30.376
役者にとって

00:06:31.000 --> 00:06:33.459
自分を他人と比べて

00:06:33.459 --> 00:06:36.181
相手の方が役者として
優れているなどと考えるよりも

00:06:36.181 --> 00:06:40.250
自分が持っている全てを出し切って
役を演じたほうがいいのです

00:06:41.751 --> 00:06:45.106
ジェームス・ディーンの作品を監督し

00:06:45.375 --> 00:06:49.458
役者の教典ともいうべきものを著した

00:06:49.459 --> 00:06:52.839
伝説的な映画監督エリア・カザンの言葉を
引用したいと思います

00:06:54.501 --> 00:06:58.291
「心をひらく 傷つく覚悟で

00:06:58.292 --> 00:07:01.681
私が最も欲しているのは ただひとつ
自分自身であること」

00:07:02.918 --> 00:07:04.544
これはとても大切です

00:07:04.545 --> 00:07:07.449
そして２本目の柱は

00:07:10.280 --> 00:07:12.833
目的ある行動というべきものです

00:07:12.834 --> 00:07:14.626
例えば 芝居を見ているときに

00:07:14.627 --> 00:07:19.460
惹きつけられるのは
様々な障害に立ち向かい

00:07:19.472 --> 00:07:21.421
求めるものを手に入れようとする人です

00:07:21.422 --> 00:07:23.500
これこそが 芝居の全てです

00:07:23.501 --> 00:07:28.541
つまり ある素晴らしい目的や心
願望 欲望があり

00:07:28.542 --> 00:07:34.188
役者はそこに到達するために
様々な困難を乗り越えます

00:07:36.751 --> 00:07:39.460
そして役者が自分の中に
見つけなければならないのは

00:07:39.461 --> 00:07:41.500
自身の欲求・目的なのです

00:07:41.501 --> 00:07:44.249
そのためには本当に努力が必要で

00:07:44.250 --> 00:07:47.917
何度か失敗したとしても
それは問題ありません

00:07:47.918 --> 00:07:51.085
目的に到達したいという情熱と
目的意識があるのですから

00:07:53.250 --> 00:07:59.775
例えば 私の場合 どうしても
スティーヴィー・ワンダーに作曲して欲しいと思いました

00:08:00.501 --> 00:08:03.521
私は作詞をするのですが

00:08:03.834 --> 00:08:07.876
ちょうど作詞していたミュージカル用に
曲をつけてほしいと思ったのです

00:08:07.876 --> 00:08:10.710
もちろん それは難しくて
５年かかりました

00:08:10.711 --> 00:08:15.612
詐欺師みたいな人もいますし
問題は山積していました

00:08:16.250 --> 00:08:20.895
でも途中でオノヨーコに出会い
それも良かったのですが

00:08:21.173 --> 00:08:23.249
５年後

00:08:23.250 --> 00:08:25.709
スティーヴィー・ワンダーが
ホテルの部屋から出てきて

00:08:25.709 --> 00:08:29.999
弟さんにピアノへと導かれ 
私の隣に座ったのです

00:08:30.000 --> 00:08:35.491
彼は曲を演奏し始めました
私はとても心打たれ

00:08:38.457 --> 00:08:42.210
思わず涙がこぼれました
音を立てずに流した涙でしたが

00:08:42.211 --> 00:08:44.785
彼には私の涙が聞こえたのです

00:08:45.007 --> 00:08:47.291
彼は途中で演奏をやめ

00:08:47.292 --> 00:08:52.402
その大きな手で私の涙をぬぐいました

00:08:53.959 --> 00:08:59.784
そう 信じ 求めれば
手に入れることができるのです

00:09:00.751 --> 00:09:04.023
だから 目的を 大切にしたいのです

00:09:04.292 --> 00:09:06.542
まず 目的は前向きでなければなりません

00:09:07.209 --> 00:09:09.501
ネガティブなものに対して
行動は起こせません

00:09:09.542 --> 00:09:11.632
「逃げ出したい」のを目的に据えるのは

00:09:11.632 --> 00:09:13.026
少し難しくても

00:09:13.026 --> 00:09:14.964
代わりに「あそこに行きたい」と言えば

00:09:14.964 --> 00:09:16.710
それが行動の源となるのです

00:09:16.711 --> 00:09:19.501
また前向きであると同時に

00:09:19.502 --> 00:09:23.663
自分がやりたいことに信念をもつことが
とても大切です

00:09:24.792 --> 00:09:28.209
私のように
スティーヴィーに曲を作ってほしいとか

00:09:28.250 --> 00:09:30.333
映画を作りたいとか 何でもいいのです

00:09:34.501 --> 00:09:39.046
次に引用するのは
トニー賞を受賞した劇作家―

00:09:41.959 --> 00:09:47.270
サイモン・スティーヴンズの言葉です
とても感銘を受けました

00:09:48.250 --> 00:09:50.249
「劇作家の仕事とは

00:09:50.250 --> 00:09:54.848
思考と感情の宇宙を
行為を通じて解き放つことだ」

00:09:55.667 --> 00:09:58.084
例えば「OK」というたった一語が

00:09:58.085 --> 00:10:01.501
劇中で最も面白い言葉だとも
言っています

00:10:01.542 --> 00:10:04.043
つまり言葉単独で面白いのではなく

00:10:04.044 --> 00:10:06.376
ふるまいや行為によって面白くなるのです

00:10:10.250 --> 00:10:12.250
さて３本目の柱についてですが

00:10:12.251 --> 00:10:16.723
これは言うのはとても簡単ですが
実行するのはとても難しいものです

00:10:17.209 --> 00:10:22.271
それは心から語り 聞くことです

00:10:22.876 --> 00:10:27.322
心から耳を傾けられるのは
特殊な技能だと思います

00:10:27.626 --> 00:10:32.291
私たちは 何かを伝達しているつもりで
話していながらも

00:10:32.292 --> 00:10:34.417
他のことが気になっていたり

00:10:34.459 --> 00:10:36.960
相手が別のことを考えていることがあります

00:10:36.961 --> 00:10:39.333
そういう場合は

00:10:39.334 --> 00:10:44.379
真に完全で生き生きとした 
今を感じられる瞬間とは言えません

00:10:44.792 --> 00:10:49.612
幸運なことに私はこのような瞬間を
数多く目にしてきました

00:10:49.959 --> 00:10:53.959
それこそ 私が作中で
生みだそうとしている瞬間なのです

00:10:55.250 --> 00:10:59.215
ここでお見せするのは

00:11:01.584 --> 00:11:05.806
私の教え子たちが真に話し
耳を傾けている瞬間を

00:11:06.125 --> 00:11:08.709
捉えたものです

00:11:09.417 --> 00:11:11.626
ちょっといいかしら
パトリック 来てる？

00:11:11.626 --> 00:11:14.377
ちょっとだけ来てもらえるかしら

00:11:14.378 --> 00:11:16.041
（男性の声）

00:11:16.042 --> 00:11:18.793
本当？えっ わかったわ

00:11:19.579 --> 00:11:21.323
（パトリック）もちろん

00:11:21.324 --> 00:11:23.242
（奈良橋）時間 押してる？

00:11:23.242 --> 00:11:25.819
（パトリック）いや 大丈夫
（奈良橋）そう？　わかったわ

00:11:25.819 --> 00:11:28.246
私が彼に頼もうとしているのは―

00:11:28.247 --> 00:11:30.506
（パトリック）どんな役をやるんだい？

00:11:31.250 --> 00:11:34.625
（奈良橋）次の映画 大作よ
（パトリック）OK

00:11:34.626 --> 00:11:36.374
分かった　いつでもいいよ

00:11:36.375 --> 00:11:40.001
（奈良橋）何でもいいわ 言ってみて

00:11:41.083 --> 00:11:43.792
（パトリック）Flow （流れ）
（奈良橋）フロー 分かったわ 言ってみて

00:11:44.473 --> 00:11:45.727
（パトリック）フロー

00:11:46.250 --> 00:11:48.584
（奈良橋）わかったわ
何か想いがあるわよね？

00:11:48.584 --> 00:11:51.436
今は言葉を投げ合っているだけですが

00:11:51.437 --> 00:11:54.537
今度は 私を見て

00:11:54.542 --> 00:11:57.667
私はどんな状況にいるか

00:11:57.668 --> 00:11:59.750
私がどんな所にいるかを見て

00:11:59.751 --> 00:12:03.126
その単語を使って

00:12:03.150 --> 00:12:06.505
私に何かを伝えてみてくれる？

00:12:06.506 --> 00:12:09.436
その言葉で私に
想起してもらいたいことがある？

00:12:10.873 --> 00:12:12.108
（パトリック）フロー

00:12:12.125 --> 00:12:17.458
（奈良橋）わぁ （笑）　フロー
素敵ね　ありがとう　（拍手）

00:12:17.459 --> 00:12:19.918
とても素敵でした ありがとう

00:12:19.918 --> 00:12:22.917
（パトリック）「愛」を伝えたかったんですよ
（奈良橋）あら まぁ！

00:12:22.918 --> 00:12:25.293
言葉の裏で
「愛」を伝えようとしたそうです

00:12:25.334 --> 00:12:27.709
確かに感じたわ
どうもありがとう

00:12:27.710 --> 00:12:29.795
私の仕事はこんな感じです

00:12:31.250 --> 00:12:32.542
最後にご紹介したいのは―

00:12:32.542 --> 00:12:37.043
あ！　ここにそういう瞬間の
もうひとつの例があります

00:12:37.722 --> 00:12:39.757
キリンとダチョウです

00:12:41.167 --> 00:12:44.833
最後にもう１つ引用をして
終わりたいと思います

00:12:44.991 --> 00:12:48.293
というのもこの方よりも
上手い表現ができないからです

00:12:48.294 --> 00:12:52.303
常に平和を望んでいた
スペインのチェロ奏者です

00:12:52.792 --> 00:12:55.625
お芝居のどんな仕事をしているときでも

00:12:55.626 --> 00:12:58.293
これが私の想いを最もよく表しています

00:12:59.542 --> 00:13:02.293
「そうだ　君は奇跡なのだ

00:13:02.334 --> 00:13:06.132
だから大人になったとき　
君と同じように奇跡である他人を

00:13:06.133 --> 00:13:08.752
傷つけることができるだろうか
君たちは―われわれも皆―

00:13:09.751 --> 00:13:12.750
この世界を　子供たちが
住むにふさわしい場所にするために

00:13:12.751 --> 00:13:16.286
働かねばならないのだ」
（吉田秀和訳『パブロ・カザルス 喜びと悲しみ』）

00:13:16.752 --> 00:13:18.221
パブロ・カザルスの言葉です

00:13:18.222 --> 00:13:19.506
ありがとうございました

00:13:19.507 --> 00:13:21.018
（拍手）