>ああ、
>まあ、あなた。見て、誰が来たか。息子のケンよ。
>そうだな、何度もそう頼んだよな。
>僕が会いにきて、うれしくないの、お父さん?
>もちろん、あなたに会えて嬉しいわよ。
>わかった、お前、わかったよ。口が戻ったから、私が話す。
ううん、、、お前のこぎれいなスーツが気に入ったよ。
それがヨークシャーで今、流行っているのかい?
>ただの普通のスーツだよ、お父さん、、。
オーバーオール以外に持っているのは、これだけだから。
>うまくやっている、私のかわいい息子、ケン?
>ああ、まあまあうまくやってるよ、ママ。
僕らは予備の採鉱現場での洗滌作業で、新しいタングステン炭化物ののドリルを使っているんだ。
>それは、いいわね。
>タングステン炭化物ドリル? 一体、タングステン炭化物ドリルってのはなんだい?
>炭鉱採掘に使うものだよ、お父さん。
>「炭鉱採掘に使うものだ、お父さん」だと!ロンドンに行ってから、随分しゃれた話し方をするようになったじゃないか。
>ああ、またそれは、よしてくれ。
>一日働いてきたんだから、あたな、、、。
明日、彼の新しい芝居が国際劇場で始まるわ。
>それはいい。
>いい!いいだって?何がわかってるんだ?
何が一体わかるって言うんだ。
パリに飛んでいくために朝の5時に起きて、
オールドビックで一杯やるために12時に戻り、
一日中、新聞インタビュー、
テレビインタビューに追い回され、10時にはここに戻って、
ホモ色情狂の麻薬中毒者が
有名なスコットランドのサッカー選手の殺害儀式に関わったなんていう問題に、取り掛からなくちゃならない。
それが本当の仕事ってもんだ、お前、忘れるな。
>ああ、この子にあたらないで、お父さん。
>ああ、お前にとっては十分じゃないってことだろう、え?
お前が、バンズリーをやっつけに行かなきゃならん。
お前と、お前の炭鉱友達のやろう。
炭鉱は、素晴らしい事だ、お父さん。
お父さんには、わかるはずがないけどね。
自分を見てみてよ。
>ああケン、気をつけて。わかっているでしょう、
彼が何冊かの小説の後、どうなるか。
>ああ、こい。さあ、かかって来い。
私がどうしたって?なんだっていうんだい。
>どこがおかしか言ってあげよう。
あなたの頭は、小説と詩で混乱している。
毎日、「シャトー ラ トア」か何かに操られながら、家に帰ってくるんだ。
>やめて、やめてちょうだい。
>お母さんに何をしたか見てみてよ。
映画スターに会って、表彰式に参加して、昼食会に追われ、、
>昼食会のどこが悪いって言うんだ、お前。
お前がすばらしいの夕食会に出席したよりたくさん、私は昼食会に出席している。
>お願い、やめて。
>あああ、あ。
>ああ、やめて。
>どうしたの?
>彼の作家のけいれんよ。
>こんなこと、僕には何も言わなかったじゃない。
>いいえ、言いたくなかったの、ケニー。
>大丈夫、大丈夫だ。彼をここから追い出してくれ。
>ああ、ケン。行った方がいいわ、、
>わかった。行くよ。
>所詮、彼とはおしまいなんだ。
>いつか、文化以外他の世界があることがわかるだろう。
ごみ、埃、そして正直者の汗があるんだ。
>出て行け。出て行け。お待って言うやつは、労働者のやろうが!
>なあ、さてと、お前さん、これはいい芝居だっただろう。
エージェントに電話をしてくれ。
>ええ、そうね、フランク、私達の年代の核心のテーマをついていると思うわ。
>ああ、そうだ。
>静かにしろ。
静かにしろ。
ああ、これでいい。
今度は、まったく別のことです、、、
お尻が3つある男が、、、
>もう、それはやった。
>わかった、わかった。
>ある男は
9本足を持っていて、
>彼は逃げた。
>ああ、なんてこった。ええと、、
馬に乗ったスコットランド人!
>ハロルド、戻って来い、ハロルド、ハロルド、
戻ってこいハロルド。おおー、ドッカーン!!