レベル4の線形方程式の講義にようこそ。 では早速、問題を始めましょう。 二組の問題を出していきたいと思います。 二組の問題を出していきたいと思います。 x分の3イコール5の問題を例題に挙げましょう。 この問題は今まで見た問題と少し違いますね。 この問題は今まで見た問題と少し違いますね。 なぜならここでは、xが分子にあるのではなく、分母にあるからです。 なぜならここでは、xが分子にあるのではなく、分母にあるからです。 個人的にはxが分母にあるのは好きではないので、 xを分母から分子へと移動させるか、もしくは 最低でもできるだけ分母からは取り除きたいですね。 最低でもできるだけ分母からは取り除きたいですね。 分母からxを消す方法の1つに、 両辺にxをかけるやり方があります。そうすると、 左辺にある2つのxは消えてしまいます。 左辺にある2つのxは消えてしまいます。 右辺は、5xとなります。 この式は、 --この2つのxは消えますね-- 3=5xとなります。 ここで、5x=3と書くこともできます。 そして、この問題を2通りの方法で考えることができます。 両辺に5分の1を掛けるか、または 両辺を5で割ります。 ここでは両辺に5分の1を掛けるやり方でやっていきます。 左辺はxになります。 そして右辺は、3掛ける5分の1なので、5分の3となります。 ここでは何をやりましたか? この問題は実際に問題のレベル2、 もしくは、レベル1へと素早く変化しました。 もしくは、レベル1へと素早く変化しました。 やるべきことは、両辺にxを掛けることだけでした。 やるべきことは、両辺にxを掛けることだけでした。 そして、xを分母から消去しました。 では別の問題に移りましょう。 (x+2)/(x+1)=7を例題に挙げましょう。 (x+2)/(x+1)=7を例題に挙げましょう。 この問題では、分母にxだけがあるのではなく。 x+1が分母にあります。 しかし、同じように問題を解いていきます。 分母からx+1を消すために、両辺に (x+1)/1を掛けます。 左辺に掛けたので、 右辺にも掛けます。つまり7分の1掛ける1分の(x+1)となります。 右辺にも掛けます。つまり7分の1掛ける1分の(x+1)となります。 左辺のx+1は消えます。 すると、x+2だけが残ります。 この「◯分の1」の部分は無くても構いません。 ですので、これは7掛ける(x+1)となりますね。 x+2も同じようにします。 ここで思い出してください。7は(x+1)の全てに係っています。 ですので、分配則を使わなければなりません。 ゆえに、7x+7となります。 これはレベル3に当たると思います。 これはレベル3に当たると思います。 さて次にすべきことは、どちらか片方の辺にxを集めることです。 さて次にすべきことは、どちらか片方の辺にxを集めることです。 では、2や7のような定数項を片方に移動させましょう。 では、2や7のような定数項を片方に移動させましょう。 xは左辺に集めたいと思います。 では、7xを左辺に移動させましょう。 両辺から7xを引けばよいです。 −7x+、と。 右辺は、これらの7xは消えます。 左辺は、−7x+xとなりました。 −6x+2は右辺の7だけと等しくなりました。 −6x+2は右辺の7だけと等しくなりました。 では、この2を消します。 両辺から2ずつ引けばよいだけです。 −6x=6となりました。 これはレベル1の問題ですね。 両辺に左辺の係数の逆数を掛け算しなければなりません。 両辺に左辺の係数の逆数を掛け算しなければなりません。 係数は−6なので、 両辺にマイナス6分の1を掛けます。 マイナス6分の1です。 左辺は(−1/6)・−6となります。 この結果は1ですね。 つまり、x=5・(−1/6)となります。 これは−5/6ですね。 できました。 もしこの答えが正解かどうかを確かめたければ、 x=−5/6を一番初めの式に代入してください。 x=−5/6を一番初めの式に代入してください。 では別の問題に挑戦してみましょう。 すぐに消してしまってごめんなさいね。 さて次は、 3/(x+5)=8/(x+2)を例題に挙げましょう。 この問題でもやることは同じです。 分母から取り除く作業が2回ありますが。 分母から取り除く作業が2回ありますが。 x+5とx+2を消していきたいと思います。 x+5とx+2を消していきたいと思います。 x+5からやっていきましょう。 前回やったように、両辺にx+5を掛け算します。 前回やったように、両辺にx+5を掛け算します。 (x+5)/1とも言えます。 (x+5)/1を掛けます。 左辺のこれらは消えます。 3=8・(x+5)/(x+2)となりました。 3=8・(x+5)/(x+2)となりました。 では単純化すべく、8・(x+5)を分解します。 では単純化すべく、8・(x+5)を分解します。 これは(8x+40)/(x+2)となります。 では次に、x+2を消去したいと思います。 同じようにやっていきます。 両辺に(x+2)を掛けていきます。 両辺に(x+2)を掛けていきます。 x+2。 両辺に(x+2)を掛けていきます。 両辺に(x+2)を掛けていきます。 この1はあまり必要ありません。 左辺は3x+6となりました。 思い出してください。この3は括弧内のすべてに掛けます。 思い出してください。この3は括弧内のすべてに掛けます。 x+2。 右辺は、 このx+2とこのx+2は消えてしまいます。 8x+40が残ります。 これはレベル3の問題です。 もし、両辺から8xずつ引けば… ちょっとスペースが足りませんね。 −8x。 右辺の8xは消えました。 左辺の−5x+6は右辺に残った40と等しくなります。 左辺の−5x+6は右辺に残った40と等しくなります。 両辺から6を引き算します。 ここに書きますね。 −6+6。 見失わないように上に持って行きますよ。 見失わないように上に持って行きますよ。 両辺から6を引いたら、 −5x=34となりました。 −5x=34となりました。 これはレベル1の問題です。 単純に−1/5を両辺に掛け算しましょう。 −1/5 左辺はxだけになりました。 右辺は、−4/5です。 ケアレスミスをしていない限り、この答えは正解のはずです。 ここで行ったことを理解したのであれば、 レベル4の一次方程式の問題に挑戦できる準備は完了です。 楽しんでね。