0:00:01.023,0:00:04.028 レベル4の線形方程式の講義にようこそ。 0:00:04.028,0:00:06.053 では早速、問題を始めましょう。 0:00:06.054,0:00:06.070 二組の問題を出していきたいと思います。 0:00:06.071,0:00:09.058 二組の問題を出していきたいと思います。 0:00:09.058,0:00:20.010 x分の3イコール5の問題を例題に挙げましょう。 0:00:20.010,0:00:23.017 この問題は今まで見た問題と少し違いますね。 0:00:23.017,0:00:24.025 この問題は今まで見た問題と少し違いますね。 0:00:24.026,0:00:26.094 なぜならここでは、xが分子にあるのではなく、分母にあるからです。 0:00:26.094,0:00:28.012 なぜならここでは、xが分子にあるのではなく、分母にあるからです。 0:00:28.014,0:00:31.026 個人的にはxが分母にあるのは好きではないので、 0:00:31.026,0:00:34.017 xを分母から分子へと移動させるか、もしくは 0:00:34.017,0:00:36.013 最低でもできるだけ分母からは取り除きたいですね。 0:00:36.014,0:00:36.092 最低でもできるだけ分母からは取り除きたいですね。 0:00:36.092,0:00:40.077 分母からxを消す方法の1つに、 0:00:40.078,0:00:45.056 両辺にxをかけるやり方があります。そうすると、 0:00:45.056,0:00:47.045 左辺にある2つのxは消えてしまいます。 0:00:47.046,0:00:48.089 左辺にある2つのxは消えてしまいます。 0:00:48.089,0:00:52.014 右辺は、5xとなります。 0:00:52.014,0:00:56.090 この式は、 --この2つのxは消えますね-- 0:00:56.092,0:01:00.088 3=5xとなります。 0:01:00.089,0:01:05.042 ここで、5x=3と書くこともできます。 0:01:05.042,0:01:07.081 そして、この問題を2通りの方法で考えることができます。 0:01:07.081,0:01:12.020 両辺に5分の1を掛けるか、または 0:01:12.020,0:01:14.021 両辺を5で割ります。 0:01:14.023,0:01:16.048 ここでは両辺に5分の1を掛けるやり方でやっていきます。 0:01:16.048,0:01:18.067 左辺はxになります。 0:01:18.068,0:01:23.073 そして右辺は、3掛ける5分の1なので、5分の3となります。 0:01:23.073,0:01:24.062 ここでは何をやりましたか? 0:01:24.064,0:01:26.084 この問題は実際に問題のレベル2、 0:01:26.084,0:01:28.065 もしくは、レベル1へと素早く変化しました。 0:01:28.067,0:01:29.048 もしくは、レベル1へと素早く変化しました。 0:01:29.048,0:01:31.098 やるべきことは、両辺にxを掛けることだけでした。 0:01:31.098,0:01:33.025 やるべきことは、両辺にxを掛けることだけでした。 0:01:33.026,0:01:35.045 そして、xを分母から消去しました。 0:01:35.045,0:01:36.034 では別の問題に移りましょう。 0:01:41.009,0:01:53.051 (x+2)/(x+1)=7を例題に挙げましょう。 0:01:53.053,0:01:58.079 (x+2)/(x+1)=7を例題に挙げましょう。 0:01:58.079,0:02:00.078 この問題では、分母にxだけがあるのではなく。 0:02:00.079,0:02:02.090 x+1が分母にあります。 0:02:02.092,0:02:04.098 しかし、同じように問題を解いていきます。 0:02:05.000,0:02:09.015 分母からx+1を消すために、両辺に 0:02:09.015,0:02:15.043 (x+1)/1を掛けます。 0:02:15.043,0:02:17.000 左辺に掛けたので、 0:02:17.000,0:02:19.062 右辺にも掛けます。つまり7分の1掛ける1分の(x+1)となります。 0:02:19.062,0:02:24.040 右辺にも掛けます。つまり7分の1掛ける1分の(x+1)となります。 0:02:24.040,0:02:27.071 左辺のx+1は消えます。 0:02:27.071,0:02:31.009 すると、x+2だけが残ります。 0:02:31.011,0:02:33.028 この「◯分の1」の部分は無くても構いません。 0:02:33.030,0:02:39.025 ですので、これは7掛ける(x+1)となりますね。 0:02:39.025,0:02:41.091 x+2も同じようにします。 0:02:41.093,0:02:45.071 ここで思い出してください。7は(x+1)の全てに係っています。 0:02:45.071,0:02:47.077 ですので、分配則を使わなければなりません。 0:02:47.078,0:02:54.038 ゆえに、7x+7となります。 0:02:54.040,0:02:57.018 これはレベル3に当たると思います。 0:02:57.018,0:02:58.078 これはレベル3に当たると思います。 0:02:58.078,0:03:02.003 さて次にすべきことは、どちらか片方の辺にxを集めることです。 0:03:02.005,0:03:02.096 さて次にすべきことは、どちらか片方の辺にxを集めることです。 0:03:02.096,0:03:05.056 では、2や7のような定数項を片方に移動させましょう。 0:03:05.056,0:03:07.009 では、2や7のような定数項を片方に移動させましょう。 0:03:07.009,0:03:08.087 xは左辺に集めたいと思います。 0:03:08.087,0:03:10.097 では、7xを左辺に移動させましょう。 0:03:10.099,0:03:14.043 両辺から7xを引けばよいです。 0:03:14.043,0:03:19.043 −7x+、と。 0:03:19.043,0:03:22.078 右辺は、これらの7xは消えます。 0:03:22.080,0:03:26.040 左辺は、−7x+xとなりました。 0:03:26.040,0:03:32.083 −6x+2は右辺の7だけと等しくなりました。 0:03:32.084,0:03:35.008 −6x+2は右辺の7だけと等しくなりました。 0:03:35.008,0:03:36.046 では、この2を消します。 0:03:36.046,0:03:41.034 両辺から2ずつ引けばよいだけです。 0:03:41.036,0:03:47.099 −6x=6となりました。 0:03:48.000,0:03:49.021 これはレベル1の問題ですね。 0:03:49.021,0:03:52.038 両辺に左辺の係数の逆数を掛け算しなければなりません。 0:03:52.040,0:03:54.018 両辺に左辺の係数の逆数を掛け算しなければなりません。 0:03:54.018,0:03:56.013 係数は−6なので、 0:03:56.015,0:03:59.061 両辺にマイナス6分の1を掛けます。 0:04:02.053,0:04:05.059 マイナス6分の1です。 0:04:05.061,0:04:08.087 左辺は(−1/6)・−6となります。 0:04:08.087,0:04:10.018 この結果は1ですね。 0:04:10.018,0:04:16.011 つまり、x=5・(−1/6)となります。 0:04:16.012,0:04:19.024 これは−5/6ですね。 0:04:22.025,0:04:23.018 できました。 0:04:23.019,0:04:25.069 もしこの答えが正解かどうかを確かめたければ、 0:04:25.069,0:04:28.093 x=−5/6を一番初めの式に代入してください。 0:04:28.093,0:04:30.056 x=−5/6を一番初めの式に代入してください。 0:04:30.056,0:04:31.031 では別の問題に挑戦してみましょう。 0:04:34.061,0:04:37.093 すぐに消してしまってごめんなさいね。 0:04:37.093,0:04:40.000 さて次は、 0:04:40.000,0:04:51.000 3/(x+5)=8/(x+2)を例題に挙げましょう。 0:04:51.000,0:04:52.073 この問題でもやることは同じです。 0:04:52.074,0:04:55.093 分母から取り除く作業が2回ありますが。 0:04:55.093,0:04:56.067 分母から取り除く作業が2回ありますが。 0:04:56.068,0:04:58.086 x+5とx+2を消していきたいと思います。 0:04:58.087,0:05:00.000 x+5とx+2を消していきたいと思います。 0:05:00.000,0:05:01.066 x+5からやっていきましょう。 0:05:01.067,0:05:03.062 前回やったように、両辺にx+5を掛け算します。 0:05:03.062,0:05:05.056 前回やったように、両辺にx+5を掛け算します。 0:05:05.056,0:05:07.062 (x+5)/1とも言えます。 0:05:07.062,0:05:12.067 (x+5)/1を掛けます。 0:05:12.068,0:05:15.006 左辺のこれらは消えます。 0:05:15.006,0:05:24.022 3=8・(x+5)/(x+2)となりました。 0:05:24.023,0:05:28.075 3=8・(x+5)/(x+2)となりました。 0:05:28.075,0:05:31.081 では単純化すべく、8・(x+5)を分解します。 0:05:31.081,0:05:34.041 では単純化すべく、8・(x+5)を分解します。 0:05:34.042,0:05:41.085 これは(8x+40)/(x+2)となります。 0:05:41.086,0:05:43.049 では次に、x+2を消去したいと思います。 0:05:43.050,0:05:44.050 同じようにやっていきます。 0:05:44.050,0:05:46.049 両辺に(x+2)を掛けていきます。 0:05:46.050,0:05:50.088 両辺に(x+2)を掛けていきます。 0:05:50.089,0:05:52.056 x+2。 0:05:52.056,0:05:53.068 両辺に(x+2)を掛けていきます。 0:05:53.068,0:05:54.041 両辺に(x+2)を掛けていきます。 0:05:54.042,0:05:56.062 この1はあまり必要ありません。 0:05:56.062,0:06:02.089 左辺は3x+6となりました。 0:06:02.091,0:06:05.006 思い出してください。この3は括弧内のすべてに掛けます。 0:06:05.006,0:06:07.000 思い出してください。この3は括弧内のすべてに掛けます。 0:06:07.001,0:06:08.052 x+2。 0:06:08.054,0:06:09.085 右辺は、 0:06:09.086,0:06:13.061 このx+2とこのx+2は消えてしまいます。 0:06:13.062,0:06:16.037 8x+40が残ります。 0:06:16.037,0:06:19.031 これはレベル3の問題です。 0:06:19.032,0:06:25.037 もし、両辺から8xずつ引けば… 0:06:25.037,0:06:26.095 ちょっとスペースが足りませんね。 0:06:26.097,0:06:28.047 −8x。 0:06:28.047,0:06:31.027 右辺の8xは消えました。 0:06:31.029,0:06:38.061 左辺の−5x+6は右辺に残った40と等しくなります。 0:06:38.062,0:06:42.031 左辺の−5x+6は右辺に残った40と等しくなります。 0:06:42.031,0:06:45.037 両辺から6を引き算します。 0:06:45.037,0:06:46.037 ここに書きますね。 0:06:46.037,0:06:49.049 −6+6。 0:06:49.050,0:06:51.045 見失わないように上に持って行きますよ。 0:06:51.047,0:06:53.014 見失わないように上に持って行きますよ。 0:06:55.072,0:06:58.039 両辺から6を引いたら、 0:06:58.041,0:07:05.026 −5x=34となりました。 0:07:05.026,0:07:08.076 −5x=34となりました。 0:07:08.076,0:07:09.087 これはレベル1の問題です。 0:07:09.087,0:07:12.075 単純に−1/5を両辺に掛け算しましょう。 0:07:16.050,0:07:18.035 −1/5 0:07:18.036,0:07:21.012 左辺はxだけになりました。 0:07:21.012,0:07:27.012 右辺は、−4/5です。 0:07:27.012,0:07:29.062 ケアレスミスをしていない限り、この答えは正解のはずです。 0:07:29.062,0:07:33.018 ここで行ったことを理解したのであれば、 0:07:33.018,0:07:36.075 レベル4の一次方程式の問題に挑戦できる準備は完了です。 0:07:36.076,0:07:38.027 楽しんでね。