WEBVTT 00:00:00.000 --> 00:00:03.000 私がアフガニスタンへ旅に 00:00:03.000 --> 00:00:06.000 出始めたのはもうずっと昔のことです 00:00:06.000 --> 00:00:09.000 私の国、ポーランドの 00:00:09.000 --> 00:00:12.000 東側の国境にある国です 00:00:12.000 --> 00:00:14.000 私は祖母がするおとぎ話の 00:00:14.000 --> 00:00:18.000 森の中を歩いていました 00:00:18.000 --> 00:00:23.000 どこの土を踏んでもその下には墓があり 00:00:23.000 --> 00:00:25.000 何百万人もの人が 00:00:25.000 --> 00:00:28.000 追放され殺された場所 00:00:28.000 --> 00:00:31.000 20世紀にです NOTE Paragraph 00:00:31.000 --> 00:00:33.000 破壊の影に 00:00:33.000 --> 00:00:36.000 私は魂の場所を見つけました 00:00:36.000 --> 00:00:38.000 つつましく生活する人達に会いました 00:00:38.000 --> 00:00:40.000 彼らの祈りを聞きました 00:00:40.000 --> 00:00:42.000 彼らと一緒に生活しました 00:00:42.000 --> 00:00:47.000 そして20年間、東側諸国を歩き続けました 00:00:47.000 --> 00:00:50.000 東ヨーロッパから中央アジア、 00:00:50.000 --> 00:00:52.000 コーカサス山脈、 00:00:52.000 --> 00:00:54.000 中東 00:00:54.000 --> 00:00:56.000 北アフリカ 00:00:56.000 --> 00:00:58.000 ロシアと 00:00:58.000 --> 00:01:02.000 でもこれほどまでに謙虚な人達には会ったことがない 00:01:02.000 --> 00:01:05.000 彼らと祈り、食事を共にしました 00:01:05.000 --> 00:01:08.000 だから私はアフガニスタンに行ったんです NOTE Paragraph 00:01:08.000 --> 00:01:12.000 ある日、オクサス川にかかる 00:01:12.000 --> 00:01:14.000 橋を渡っていました 00:01:14.000 --> 00:01:16.000 私は1人で歩いていました 00:01:16.000 --> 00:01:18.000 アフガンの戦士は私を見てすごく驚いていました 00:01:18.000 --> 00:01:21.000 私のパスポートにスタンプするのを忘れていたんです 00:01:21.000 --> 00:01:23.000 でも、彼はお茶をくれた 00:01:23.000 --> 00:01:25.000 で、私はわかったんです 00:01:25.000 --> 00:01:28.000 彼の驚きは安全の証拠だったって NOTE Paragraph 00:01:28.000 --> 00:01:31.000 で、私は旅を続けました 00:01:31.000 --> 00:01:34.000 馬、ヤク、トラック、ヒッチハイキングしながら 00:01:34.000 --> 00:01:36.000 イランの国境から 00:01:36.000 --> 00:01:41.000 下まで。ワハーン回廊の端までです 00:01:41.000 --> 00:01:43.000 ここに行く途中で 00:01:43.000 --> 00:01:50.000 ノア、アフガニスタンの隠れた光を見つけたんです 00:01:50.000 --> 00:01:52.000 私の唯一の武器は 00:01:52.000 --> 00:01:57.000 私のノートとライカでした 00:01:57.000 --> 00:01:59.000 私はスーフィ教のお祈りを聞きました 00:01:59.000 --> 00:02:01.000 つつましいムスリム教の人達 00:02:01.000 --> 00:02:03.000 タリバンから嫌われている人達です 00:02:03.000 --> 00:02:05.000 この隠れた川は 00:02:05.000 --> 00:02:07.000 ジブラルタルからインドまでの 00:02:07.000 --> 00:02:10.000 神秘主義とつながっています 00:02:10.000 --> 00:02:15.000 礼儀正しい外国人を 00:02:15.000 --> 00:02:17.000 涙とともに祝福してくれ 00:02:17.000 --> 00:02:20.000 プレゼントとして私を受け入れてくれた 00:02:20.000 --> 00:02:24.000 モスクです NOTE Paragraph 00:02:24.000 --> 00:02:26.000 私たちが知っているのは 00:02:26.000 --> 00:02:28.000 私たちが守っていると見せかけている 00:02:28.000 --> 00:02:31.000 この国と人々、 00:02:31.000 --> 00:02:34.000 村です 00:02:34.000 --> 00:02:36.000 痛みと空腹を癒す 00:02:36.000 --> 00:02:38.000 唯一の薬は 00:02:38.000 --> 00:02:40.000 アヘンでしょうか? 00:02:40.000 --> 00:02:43.000 この人達はアヘン中毒で、 00:02:43.000 --> 00:02:46.000 カブールにある家の屋根の上に乗っています 00:02:46.000 --> 00:02:50.000 戦争が始まった10年後です 00:02:50.000 --> 00:02:53.000 これは遊牧民の女の子たちです 00:02:53.000 --> 00:02:57.000 アフガンのビジネスマン達の娼婦になりました NOTE Paragraph 00:02:57.000 --> 00:02:59.000 戦争が終わった10年後のこれらの 00:02:59.000 --> 00:03:01.000 女性たちについて私たちは何を知っていますか 00:03:01.000 --> 00:03:03.000 このナイロンバック製の服を着て 00:03:03.000 --> 00:03:05.000 中国製です 00:03:05.000 --> 00:03:09.000 ブルカという名前です 00:03:09.000 --> 00:03:11.000 ある日、 00:03:11.000 --> 00:03:14.000 アフガニスタンで最大の学校で 00:03:14.000 --> 00:03:16.000 女学校です 00:03:16.000 --> 00:03:19.000 1万3000人の女の子が 00:03:19.000 --> 00:03:23.000 ここで勉強しています 00:03:23.000 --> 00:03:26.000 地下の教室は 00:03:26.000 --> 00:03:29.000 さそりだらけです 00:03:29.000 --> 00:03:32.000 彼女たちの勉強に対する愛が 00:03:32.000 --> 00:03:37.000 とても強くて私は泣きました NOTE Paragraph 00:03:37.000 --> 00:03:39.000 タリバンの死の警告について 00:03:39.000 --> 00:03:42.000 私たちは何を知っているのでしょうか 00:03:42.000 --> 00:03:44.000 ドアは釘で閉められている家が多い中 00:03:44.000 --> 00:03:50.000 誰が自分の娘をあえて学校に行かせるのでしょう 00:03:50.000 --> 00:03:53.000 この地域は危険で、タリバンだらけです 00:03:53.000 --> 00:03:55.000 でも、あえて彼らはそうした NOTE Paragraph 00:03:55.000 --> 00:03:57.000 私のねらいは、声を持たない人達に 00:03:57.000 --> 00:04:00.000 声を与えること 00:04:00.000 --> 00:04:04.000 隠れた光を見せること 00:04:04.000 --> 00:04:07.000 駆け引きの裏に隠され 00:04:07.000 --> 00:04:10.000 メディアに無視された小さな世界 00:04:10.000 --> 00:04:12.000 地球規模の紛争の未来です NOTE Paragraph 00:04:12.000 --> 00:04:14.000 ありがとう NOTE Paragraph 00:04:14.000 --> 00:04:23.000 (拍手)